本作はこちらのお気に入りのアニメを中心にオリ主を加えた思い付き短編作品となっております。

気分転換程度の投稿の為、更新日は不定期です。

原作キャラの設定は基本的に原作通りですが、こちらの力不足で少し異なる場合があります。

リクエストは受け付けておりませんので御了承下さい。

それでも良いという心の広い方は、ごゆっくりお楽しみください。

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主人公設定

近城 つよき(こんじょう つよき)

友引高校に通う男子高校生で地球を賭けた「鬼ごっこ」に参加した地球人代表の一人。

面倒くさがりな性格だが、女たらしのあたるにツッコミをいれる常識人で、ラムからの頼みを“可能な範囲”なら聞き入れる優しさを持っている。
ラム以外の一部の女性からも、その優しさに惹かれて好意を受ける事もある。

家族は両親の二人。
父親は筋肉質で無口に近い性格だが、家族想いの凄腕のバイクの修理屋。
母親は面倒見のいい性格で、つよき見守り、彼の背中を後押ししてくれる専業主婦。

スペックは本人曰く大した戦闘力はないと主張しているが、あたる達の話では喧嘩の経験があるほど極めて高い可能性があり、料理もある程度なら作れる。

知能に関しては成績は普通だが、危機的な状況を脱する方法を思い付くほどの知恵を持っている。

ラムとの鬼ごっこに勝利したものの、一緒に参加していたあたるの発言による誤解からあたる共々ラムからの求愛を受けながら学校生活を送っている。



うる星やつら
ラム編


「ダーリィ~ン♪︎」

 

 

 

好きな相手の名前を呼びながら抱き付くラム。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ラム。君のダーリンはあたるであって、俺じゃないはずだが……」

 

 

 

しかし、その相手は諸星あたるではなく、同じクラスメートの近城(こんじょう)つよきである。

 

そのつよきは読んでいた雑誌を置いて、抱き付いているラムを呆れたような表情で見ながらもそっと引き離す。

 

 

 

「ダーリンもダーリンだけど、つよきの方が優しいからもっと好きだっちゃ」

 

「………」

 

 

 

嬉しそうに再び抱き付いてくるラム。

 

そんなラムを見たつよきは、それって二股じゃねぇ?と心の中で思いながらため息を吐く。

 

つよきは友引高校に通う高校生だが、地球侵略の為に宇宙から親と一緒にやって来たラムとの鬼ごっこに地球人代表の一人として参加した事がある。

 

本来は鬼ごっこに参加する地球人代表はあたる一人なのだが、鬼族の宇宙船のコンピューターの誤作動によってつよきも参加する羽目になった……

 

 

 

 

 

つまり、偶然巻き込まれた被害者という事になる。

 

これに対してつよきは抗議をしたが……

 

 

 

「地球人が一人増えたくらいで遅れを取るほどウチは弱くないっちゃよ?」

 

 

 

 

 

……と余裕を見せながら言うラム本人の発言によって一蹴され、2対1という本来とは異なる形で地球を賭けた鬼ごっこは開始された。

 

当初はラムと互角だったが、彼女の飛行能力に徐々に追い詰められてしまう……

 

 

 

 

 

しかし、最終日でのあたるとの共闘によってラムを捕まえて勝利し、地球の危機を救ったのは良かったが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「結婚じゃあああ~~~!」

 

 

 

鬼ごっこの最中にあたるが発した言葉によってつよきの人生は大きく変わった……

 

ラムはあたるの言葉を自分に対するプロポーズと勘違いしてしまい、彼だけでなく、つよきにも好意を寄せてしまった。

 

何故こうなったか気にしながらも一度は断るつよきだが……

 

 

 

 

 

「お前もこの男と一緒に鬼ごっこに参加してウチに勝ったから拒否権は無いっちゃ」

 

 

 

……という身勝手で理不尽なラムの発言で再び一蹴されてしまった……。

 

 

 

 

 

それから数日後、“あたるの友人達”が起こした事件に巻き込まれ、それを解決させる為に地球にやって来たラムと再会をする。

 

そしてラムから地球を救う条件として……

 

 

 

「ダーリンとつよきの家に半月ずつ交代で泊めるっちゃ」

 

 

 

……などと条件を出され、最初はどちらの家に泊めるかのじゃんけん勝負でつよきが勝ち、負けたあたるからラムを泊める事で話は纏まった。

 

その時のあたるは人生が終わったような絶望的な顔をしていたが、つよきは関係無いような感じでスルーし、地球の危機兼ラムの再来の原因を作り、それに自分を巻き込んだあたるの友人達をボコボコに叩きのめしたのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……それから色々とありながらも今に至り、現在はつよきの自宅である近城家にラムを泊めている。

 

そのラムはつよきのあぐらの上にふわっと降りて、彼の顔をジーッと見たり、読んでいる雑誌を一緒に見ている。

 

 

 

「……ラム。さっきから俺に抱き付いたり、俺の顔をずっと見たり、俺が読んでる雑誌を一緒に見てるけど、楽しいか?」

 

「うん。楽しいっちゃ」

 

 

 

笑顔で答えるラムをつよきは呆れたような表情で見るが、無理に引き離す事もせず、彼女を乗せたまま再び雑誌を読み始める。

 

ラムもつよきから離れず、嬉しそうにつよきと一緒に雑誌を読んだり、自分から一方的な感じでつよきに話しかけたりする。

 

適当にラムの相手をするあたるとは違い、つよきは彼女の要望に応えたり、悩み事を聞いたり、デートに付き合う事もある。

 

そしてあたると痴話喧嘩をした後に諸星家を飛び出し、近城家の前で落ち込んでいるラムを、泊める日でもないのに家に泊めたりもしている。

 

面倒くさがりな性格でありながら、たまに優しくしてくれるつよきをラムは心から信頼しているのだ。

 

 

 

 

 

その優しさに、ずっと甘えていたいほどに……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……つよき」

 

「ん?なんだ……」

 

 

 

ラムに呼ばれ、彼女の方を向いたつよきの口に柔らかい感触がして、その感触がした方を見ると、ラムが頬を赤くしながらつよきを見ていた。

 

シンプルに言うなら、つよきはラムにキスをされたのだ。

 

 

 

「っ!?」

 

「………///」

 

 

 

キスされた事に気付いて口を手で抑えながら驚いているつよきをラムは頬を赤くしたまま嬉しそうに見つめている。

 

 

 

「つよき、愛してるっちゃ」

 

 

 

いつもの明るい笑顔ではなく、切なそうな微笑みを見せるラムを一瞬だけ魅力的で美しく見えた。

 

 

 

 

 

「……俺も、嫌いじゃねぇ」

 

 

 

自分なりに応えるつよきを見て、ラムは彼の頬をいつもの明るく、そして嬉しそうな笑顔でツンツンと優しく突っつく。

 

 

 

「ふふっ。つよき、可愛いっちゃ♪︎」

 

「……可愛くねぇし」

 

 

 

こんないつものやり取りにもう慣れたつよきは、甘えてくるラムの相手をしながら再び雑誌に目を通す。

 

しかし、その時のつよきの口元は、少しだけ嬉しそうに笑っているように見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

 

 

 

あれから半月後……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ダーリンのバカァァァ~!!」

 

「ぎえあああ~~~っ!!」

 

 

 

 

 

ラムが近城家から諸星家に移ってから半月が経ち、二階からとてつもなく大きな雷音と悲鳴が響いてくる。

 

懲りずにガールハントをしているあたるに怒ったラムが制裁の電撃を与えているのだろう。

 

 

 

 

 

「……アホかあいつ」

 

 

 

休日を利用して外でランニングをしている途中、偶然諸星家の前を通りかかったつよきは、ため息を吐きながらあたるの愚行に呆れている。

 

 

 

その後、まだ鳴り止まない雷鳴と怒鳴り声をスルーしてランニングを再開したつよきが、しばらくしてあたるへのお仕置きを終えて外出したラムに呼び止められ、彼女の気晴らしデートに付き合わされたのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




うる星はリメイク版も旧作版もどちらも最高!

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