ちなみに将来有望だったサッカー選手がブルーロックのキャラに憑依・転生するという話をふと思いついたのですが需要ってありますかね?
試合を前日に控えた俺たちはミーティングルームでそれぞれのMATCH UP相手について、俺から改めて映像を見せながら簡単に説明していた。
潔くんのスキルは俺たちならだれでも問題なく対応できる。ただ彼は試合中に成長することが多いからそこが要注意ポイント。
蜂楽は自由な発想と確かなテクニックに裏付けされたドリブルとパスが最大の特徴。ただし自分からゴールを狙ってくることは少ないからしっかりとシュートコースをケアしておけばパス優先のプレイが多くなると思う。
凪に関してはドリブルに関しては素人だけど、自由な発想を生かした天才的なトラップが最大の武器で、ゴール前ではポストプレーやシュートなどゴールに直結する動きが多い要注意人物。ただ彼も発展途上だから試合中に成長する可能性が高い。
「…こんな感じかな?こう考えると相手のキーマンは蜂楽だと思う。彼のゲームメイクからの攻撃が一番攻撃力を発揮できる形なんじゃないかな?」
「なるほど…それなら僕のMATCH UPは潔くんやな。体格差がある凪くんは高さ勝負には分が悪いし、蜂楽くんのオリジナリティによっては対応するのに時間かかりそうやからね」
「凪誠士郎は俺がやる。吉良が天才とまで評した人間に興味がある」
「じゃあ、俺が蜂楽ね」
ホワイトボードに守備時のMATCH UP相手を記入していく。その上で攻撃の基本形について話し合う。
「攻撃に関しては氷織がアンカーで俺と凛が前線のトライアングルが基本形かな?」
「そいつのキックセンスと視野の広さは練習で確認した。俺と吉良にボールを繋げばそれでいい」
「僕には異論ないよ。正直、先の練習の感じだと二人にボールを繋ぐのが一杯一杯や…」
「氷織の場合、スキルがあるからもっと練習すればバリエーションは増えると思うけど、すぐに試合だからしょうがない部分もあるよ」
そこまで確認したところで解散の音頭をとる。あとは風呂に入り、寝ることにする。あんまり根詰めすぎてもいいことはないからね。
翌日、ウォーミングアップを込めて最終調整をした後に待合室に移動する。どうやら潔くんたちは先に来ていたみたいだ。昨日より人が増えた待合室の中で静かに闘志を高ぶらせている。
…いい顔つきだ。これなら一方的な展開にはならないかもしれない。そう考えながら目の前の三人に声をかける。
「お待たせ。待たしちゃってたらごめんね」
「…いや、時間通りだよ。吉良くん」
合流した俺たちは扉の前の認証キーで認証するとフィールドに足を踏み入れた。
試合会場は大分小さい印象を受けたけど、その理由もアナウンスによって説明されていく。そして試合会場の片隅にビブスが運び込まれてので着込んで予定通りのポジションについて準備する。
キックオフは白チームからか…
KICK OFF!
5点先取した方が勝ち上がりだから先制点は大きな意味を持つ。俺はすかさず蜂楽にプレスをかけながら周囲の状況を取り込んでいく。
「お?吉良が俺のマークなんだ…手加減しないからね?」
「悪いけど…今の俺は前とはだいぶ違うよ」
ここで飛び込んで数的不利を作るのは悪手。だからこそ蜂楽のドリブルに飛び込まないで一定の距離を保ちながら蜂楽の知ってる情報をインプットしていく。
蜂楽のドリブルは例えるならアドリブの連続で奏でる即興セッション。その基本になるのはリズムを作り出すシザースドリブル!
(なんかむしろ俺のリズムを盗まれてるみたいでやりづらいな…それなら!)
深めのフェイクステップ!吉良は…動かない。ならエッジターンからのルーレット…って距離を潰された!?
「にゃろう…」
「読んでるよ!」
ハンドワークで半身をねじ込まれる…力つよ!?なんとかボールキープしようとするけど体勢が不利だったこともあるからボールを奪われる。
「ごめん!カウンター警戒!!」
プレスバックしながら声をかけるけど、吉良の選択肢はドリブル。爆発的な加速力を生かして中央突破を仕掛けてくる。カバーに入った潔は相手の27番…氷織とのワンツーとオフザボールの動きでかわされる。
何とかPA手前で吉良に追いつくけど、それに呼応するように1番…凜が凪を振り切ってノーマークになる動き出しを見せる。凪が何とか凜に食らいついてるけど、蜂楽の意識が凛と吉良の二人に分散されたのを見逃さずに、吉良のチームVとの試合で見せた早い振りからのシュートがゴールに突き刺さった。
GOAL!
チームレッド先制
お気に入り登録1000人突破ありがとうございます㎜
最近返せてませんが感想等には全部目を通しています。
いつか閑話かIFストーリーも展開していきたい所存です
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