吉良涼介のブルーロック(仮)   作:たかみね

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予約投稿機能を初めて使ってみました


おかず争奪戦ミニゲームを開催してみた

入寮テストの"オニごっこ"を終えた俺たちは、絵心から「体力テスト」とだけ伝えられ、ランニングテスト、ジャンピングテスト等々の指定された体力テストを分刻みでスケジュールされ、実施していた。

その結果を観察することで各選手の特徴が大分つかめてきた。

 

雷市はスタミナが突出した選手

我牙丸は瞬発力が突出した選手

イガグリは全部のトレーニングで最下位。

 

そんな感じでフィジカル的な長所がある選手はわかりやすいけど、技術やサッカーIQといった技術的な面は未知数だ。

こいつらと試合をする可能性がある以上、知りたい部分なんだけどな…

ちなみに自主練でボールを使うのを禁止されているわけではない。なので就寝時刻となっている時間にミニゲームで気分転換でもどうだろうと声をかければ、文句をいうやつもいたけど、全員参加してくれたので、皆サッカーに飢えていたことがわかるものである。

 

5VS5(一人審判役)のミニゲームでは、千切以外がFWを希望したので、急遽フットサル形式に切り替えたのは、ご愛嬌だろう。たぶん…

 

おかず争奪戦ミニゲーム

【味方】【敵】
GK:伊右衛門GK:我牙丸
DF:五十嵐DF:久遠
MF:吉良、潔MF:今村、國神
FW:蜂楽FW:雷市

審判:千切

 

「やっぱり、雷市の鬼プレスはすごいね」

「クソが…他がヘボすぎるんだよ!!(ボールが取れねえ!)」

「まあ、俺だけマークしても、しょうがないけどね…潔!蜂楽!」

「OK!」「う、うん!」

 

國神を抜いたところで、プレスに来た雷市を片手で抑えながら左足で潔にパス。そして前方のスペースに向かいダッシュ。

潔が蜂楽の足元にパスをすれば、蜂楽がドリブルで久遠と今村を翻弄。

その隙に俺と潔が蜂楽のパスを受けれる場所に移動すれば、あとはパスされた方がシュートするだけである。今回は潔の番らしい。

蜂楽のスルーパスに抜け出した潔がトラップしてシュート。

これは決まっただろうと思えるコースだったが、我牙丸が渾身のシュートストップ。

「イガグリ、國神をマーク!!潔、蜂楽、戻れ!!」

 

止められたと認識した瞬間に指示しながら雷市のマークに移動。

我牙丸からのロングスローを國神がトラップしたところを、イガグリが前は向かせんとばかりの密着マーク。國神は周りの押上げを期待してか強引な突破ではなくキープドリブルに移行。

「伊右衛門、國神にはミドルあるぞ!」「おう!」

「國神!寄越せ!!!」

 

先ほどまでハーフラインまで、俺をプレスしていたとは思えないスピードとスタミナで雷市が國神からパスを受けれる位置に移動。位置の関係で雷市にパスされるのは止められない…ここは雷市のドリブルを警戒した位置に移動する!

國神から雷市へパスまでは読み通りだった。でもまさか雷市が國神にリターンパス!?

意表を突かれた俺を雷市がブロック。そして完全にイガグリが抜かれ、あとは國神が迷わずに左足でミドルシュート。

 

ゴール!!!

 

千切に時間を確認するとそろそろ当初の予定終了時間らしい。明日も体力テストがあるかもしれない以上、続行は難しいだろう。今回はここまでということで、終了宣言。

「…というわけで、今回のおかず争奪戦は、3-1で蜂楽チームの勝ち!明日の朝飯のおかずを分けることを忘れないように!!」

 

雷市が勝ち逃げはするなと怒っているが、明日から体力テストではなく、ブルーロックの選抜があるかもしれないからと言えば、流石に許してくれた。

 


 

部屋の片づけが終わって、シャワーを浴びて寝るかと部屋を出るときに蜂楽と潔に自主練に付き合ってほしいと声をかけられた。15分でいいからと言われると断り切れずOKの返事を返す。

練習は攻撃側が2名(ただし1名はパスしかできない)、守備側1名の変則的な2VS1。

潔から気になる点はバンバン指摘してほしいとのことで俺が守備に入る形で、しばらく練習してると潔が蜂楽に入寮テストのときのことを聞いていた。

「"オニごっこ"のとき…お前、俺にパスしたじゃん」

「うん」

「俺が吉良くんを狙うと思ったからって言ってたけど…なんでそう思ったの?」

「…俺の中の"かいぶつ"がパスを出せ。あいつらの中にも"かいぶつ"がいるって言ったんだ」

「"かいぶつ"?」

「直感ってやつだよ。俺はそれに耳をすませてサッカーをする。潔も吉良も"かいぶつ"の声が聞こえるでしょう?」

「吉良くんも!?」

「そうだよ。」

 

潔と蜂楽が動きを止めて俺に目を向けてくる。半信半疑という様子の潔とそうだよね?という感じの蜂楽。

「もしかして今日のミニゲームでチームメイトに俺を選んだのはそれが理由?」

「うん!」

 

なるほど。だから最初の二人に俺と潔を選んだのか…

「心当たりは……ある」

 

ひどく驚いた様子の潔とやっぱりという顔で笑う蜂楽。蜂楽は二人に会えたからブルーロックにやってきてよかったと言いながら嬉しそうにしていた。

そして、彼の中で何かが固まったのだろう。良い顔つきになった潔くんが練習をを再開しようとしたその時だった。

 

ピンポンパンポーン♪

 

それは俺たちを新たな戦いのステージへ誘う始まりの鐘の音だった。

ライバルリーバトルの最後の相棒

  • 蟻生十兵衛
  • 時光青志
  • 黒名蘭世
  • 剣城斬鉄
  • 氷織羊
  • 西岡初
  • 二子一揮
  • その他(活動報告へ)
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