一学期が終わり、宮益坂女子学園高等部は、夏休みに入っていた。
「ねぇねぇ、プールに行こうよ!
10代にしか、着れない水着が着たいよ~!
女子高生だよ!華の女子高生だよ!女子校に通っているんだよ!」
「うんうん!ゆめちゃんの言う通りだよ!」
「私もみんなでプールに行きたいわ」
と、ゆめとみのりと雫が、瞳をキラキラと輝かせて、
愛莉と遥に直談判していた。
「しょうがないわね…」
「たまには、いいかもね」
「やったー!」
「わーい!」
「楽しみだわ!水着を買いに行きましょう!」
「うん!ゆめも水着を買いたい!」
「わたしも!わたしも!」
こうして、ゆめとみのりと雫は水着を買いに行った。
愛莉と遥は二人で別の水着ショップに買いに行っている。
「どの水着にしようかしら…?
みのりちゃんも、ゆめちゃんも、可愛いから、
どんな水着でも似合いそうだわ!」
「そ、そんなぁ~照れちゃうよ~
あっ、ゆめちゃん!この水着はどう?」
「この水着は、どうかしら?」
と、みのりと雫が着せ替え人形のように、
ゆめに様々な水着を、勧めていった。
「ゆめはこの水着にする!」
「まぁ、とっても、カワイイわ!
お姫様みたいだわ!」
「ここにお嬢様がいるって感じ!」
と、ゆめが選んだのは、ホワイトのレースやリボンが、
沢山彩られた、カワイイ水着。
ゆめちゃんに似合う!
と、雫とみのりが、納得したのだった。
海原家。ゆめの部屋にて。
みのりと雫に、水着をお披露目した。
「超かわいすぎる!」
「とっても、カワイイわ!ゆめちゃん!」
「えへへ~ビキニ初挑戦なんだ!
おなかがすーすーするし、
みんなにおへそを見られるなんて、
は、恥ずかしい…なの…」
「でも!ゆめちゃん!自信を持ってよ!
キラキラしているよ!」
「遥ちゃんと愛莉ちゃんが、見たら、
きっと、驚くわ!」
「あっ、雫ちゃん!わたし達も、水着に着替えないと!」
「そうね!」
と、みのりと雫も、水着になった。
みのりは、元気がはじけそうな、
オレンジのビキニ。
雫はパレオを腰に巻いて、
白とパステルグリーンの水着を着ていた。
「ヘソ出しってなれないな…」
「私もあんまり、へそ出しを着たこと無いけど、
でも、みのりちゃん、似合っているわよ?」
「ありがとう!雫ちゃん!」
「みんな、カワイイな…」
「ゆめちゃんの部屋って、ぬいぐるみがいっぱいだわ!」
「あっ、みんなで、ぬいぐるみで遊ぼうよ!」
「いいわね!ゆめちゃんも遊びましょう!」
「うん!ゆめは、このクマさんで!」
「じゃあ、わたしはウサギさん!」
「それじゃあ…わたしは、ネコさんにしようかしら?」
と、水着姿で、みのりとゆめと雫の三人は、
ぬいぐるみで遊んでいた。
プールは数日後に行く予定。