五人目のモアモアジャンプ!   作:アッシュクフォルダー

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第二十五話 モモジャンの配信

宮益坂女子学園 屋上 放課後にて。

 

5人で撮影をしていた。

 

「みんな、今日は見てくれて、ありがとう!

次が最後のコーナーだよ!」

 

「次は…モモジャン、コメント返しコーナーよ!」

 

「みんなのコメントに出来る限り、答えたい!

でも、配信中には、答えられなかった、

コメントもいっぱいあると思うの!」

 

「だから、前の動画を見返して、

気になったコメントを観てみる!

っていう、コーナーだよ!」

 

「それじゃあ、早速、どのコメントにしようかな…?」

 

「もう一回、遥ちゃんのライブが観たいなー」

 

「それは、みのりの願望でしょう?

それに、配信する側でしょう!」

 

と、愛莉が言いだす。

 

「そうだけど~!」

 

「ゆめも、観たかったなー」

 

「ゆめも、便乗しないの!」

 

「はいっ!」

 

「ファンを大切にしている様だし、

ある意味、良いかもしれないわ。

それじゃあ、次の配信もお楽しみに!」

 

と、動画の配信が終わった。

 

「今日の配信も、無事に終わったね」

 

「えぇ、楽しかったわ!」

 

「それにしても、遥ちゃんのソロライブ。

ゆめちゃんとみのりちゃんが、とっても、応援していたわ!」

 

「そうだね。動画を配信するたびに、コメントも多くなってきたと思う」

 

「何か、少し照れちゃうね…」

 

「だって、本当にすごかったよ!

あの時の遥ちゃん!すっごく…その…いい香りがした!」

 

「ゆめは、遥ちゃんのソロライブを見て、癒されたよー!」

 

「何で、こういう時に限って、ファン目線なのよ…まぁ、いいわ」

 

「みのりもゆめも、早くここまで来てね?」

 

「はいっ!遥ちゃん!」

 

と、みのりとゆめが敬礼した。

 

ゆめとみのりは、同じ事を思っていた。

 

(もし、ソロステージになった時、ちゃんと、歌って踊れるかな…?)

 

と、少し疑問を抱いていた。

 

翌日。

みのりは少し落ち込んでいた。

 

「はぁ…」

 

「どうかしたの?みのりちゃん?」

 

「あっ、ゆめちゃん!

それに、一歌ちゃんにこはねちゃん!」

 

「あっ、ごめんね!ついつい、ぼんやりしちゃった…」

 

「本当に大丈夫?」

 

「だ、大丈夫だから!」

 

「何かあると思う」

 

「こはね?」

 

「う、うん…実は最近、アイドルをしている仲間に。

追いついていないなって、思っちゃって…」

 

「そうなの…?」

 

「みんなは、一人でステージに立ったことがあって、

ファンが沢山いて、大切にしているけど、

わたしは全然だなって…」

 

「ゆめも、ゆめ自身もだよ…」

 

「ゆめちゃんもだけど、

前よりも話せるようになったし、

練習で、いっぱい踊れるようになったけど、

ステージ上では、みんなに支えてもらってばかりで…」

 

「ゆめも、そう思う!」

 

「歌もダンスもまだまだだから、

皆に早く追いつきたいなって思ったんだ」

 

「みのりちゃん…ゆめちゃん…わかるかも。

私もチームの中では、歌や音楽の経験が無かったから。

みんなの足を引っ張っているかもしれないから、

だから、練習しているよ」

 

「そうだったんだ…」

 

「私も、みのりとゆめの気持ち、わかるな。

最近、初めて、ライブをしたんだけど、

全然、思ったより盛り上げられなくて、

まだまだって、思っちゃったよ…

だから、上手くなりたいって気持ち。

本当にわかるよ」

 

「こはねちゃん…」

 

「一歌ちゃん…」

 

「悩んでいるのって、わたしとゆめちゃんだけじゃないんだね」

 

「そうだね。意外と同じことを考えているかもしれないね」

 

「だから、どうすればいいのか、一緒に考えてみようよ」

 

「うんっ!ありがとう!」

 

「あっ、こはねちゃんと一歌ちゃんは、

普段、どんな練習をしているの?」

 

「私は少し前まで、ライブハウスとか、

路上で、一人で歌ったり、杏ちゃんと一緒に歌っていたよ」

 

「えっ!?一人でもやっていたの?す、すごい!」

 

「最初は凄く緊張したけど、でも、一番経験が少ないから、

練習を重ねて、頑張れたんだ。

一日も早くみんなと同じステージに立ちたいから、

がむしゃらに練習をしていたんだ」

 

「そうだったんだ…一歌ちゃんは?」

 

「私は咲希と一緒にやったり、一人でやったことがあるよ?

最初は、必死で喰らいついて、練習していて、

早く上手くなりたい気持ちがあったな…

人前で歌うにも、それでしか、得られない事があったから、

すごく大事だと思ったよ」

 

「そうなんだ…二人共、すごいなー…」

 

「みのりちゃん!ゆめと一緒にやってみようよ!」

 

「そうだけど…どこでやったら良いんだろう…?」

 

と、ゆめとみのりは、考え込むのだった。

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