みのりちゃんは、ゆめのことを、
目一杯、褒めてくれた。とても、嬉しかった。
こんな、ゆめを沢山褒めてくれるなんて…
思わず、浮かれてしまった。
「サイズもぴったり見たい!」
「ふふ、どうかな?」
くるんと、ターンなんかしちゃったりして、
アイドルらしく、ポーズも取ってみる。
「えええ~!ゆめちゃん、最高!」
「えへへ、みのりちゃんに喜んで貰えるなんて、嬉しいな」
くるくると回ってみせると、
きゃっきゃっと、まるで、
アイドルのライブに来たように、
黄色い歓声を上げてくれた。
無邪気にはしゃいでいる、みのりちゃんが、
可愛かった。
「ねぇ、ゆめちゃん、ちゃんと鏡見た?」
「えっ?ちゃんと、見たよ?」
「もっと、見た方がいいよ~!
だって、ゆめちゃん、本当に可愛いし!」
「わかった」
自分でも見てほしい!って、みのりちゃんが、言ったから、
ゆめは、もう一度、試着室の鏡の中に向き直ることにした。
「わ…!」
鏡の中の私は、思っていたより、
何倍もキレイな格好をしていて、表情も顔の色も明るく、
いつもより、可愛く見えた。
好きな人が選んでくれただけで、
こんなに変われるものなのかな?
神秘的な出来事に遭遇しちゃったみたいに、
なんだか、ドキドキする。
すっかり、この服を気に入った、ゆめとみのりちゃんは、
店員さんに勧められるままに、
この服に似合う、スカートや靴、靴下を選んでもらった。
ゆめのトータルコーディネートを選んでくれた、
みのりちゃんは、本当に天使みたいで、
温かい気持ちになる。
そして、このトータルコーディネートを購入した。
「みのりちゃん、本当に可愛い」
「え~!ゆめちゃんの方が可愛いよ~!」
新しい服を着たゆめを見た、みのりちゃんが、
じっと、ゆめをみて、みのりちゃんは、
恥ずかしそうに、そう言った。
「お腹すいちゃったな…」
「あっ、カフェに行かない?」
「うん!そこで、昼食にする?」
「うんっ!」
ゆめとみのりは、カフェに来店した。
「う~ん…ゆめはココアにするね!」
「じゃあ…私はカプチーノで!
あっ、タマゴサンドイッチも食べない?」
「うんっ!」
ゆめはココア、みのりちゃんはカプチーノを頼んだ。
そして、タマゴのサンドイッチが二個、テーブルに置かれた。
「じゃあ、食べようっか!」
「いただきまーす!」
ゆめとみのりは、昼食をとった。
支払いを済ませて、カフェから出て、公園にやって来た。
「今日は本当にありがとう!
みのりちゃんとの、ショッピングデート、
とっても、楽しかったよ!」
「こちらこそ、今日はありがとう!
ゆめちゃん、私の選んでくれた、お洋服を沢山着たから、
すっごく、楽しかったよ!」
えへへ、と、笑う、みのりちゃんが凄く可愛くて、
ゆめは思わず、みのりちゃんを抱きしめた。
「も~!ゆめちゃんは、天使だよ!エンジェルだよ!
もう~可愛すぎる~!」
「え~!みのりちゃんの方が可愛いよ~!」
みのりちゃんは、仕返し!と、言って、
チュッと、ゆめのほっぺたにキスをした。
突然のキスに、ゆめは、驚いた。
「ほら、ゆめちゃんの方が可愛い!」
「う、うん…ずるいよ…みのりちゃん…」
そう言うしか出来なかった。