かぐや様を語られる   作:ノリと勢い

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どうも。



貴方は貧乳、虚乳、巨乳………何が好きだい?
言ってごら………おっと、誰か来たようだ。

特に!世の中には崖が好きな人間も一定数居るということは肝に命じうわなにをするやめ





TG部は遊びたい

 

 

 

 

 

「……はぁ…………」

 

 

 

 説明は省くがとても面倒な事になった。

 

 

 それは────────

 

 

 

 

「四の五の言わずに始めましょ!!」

 

「せぇーのっ!!」

 

「「「グルグルパッゲーム〜!!!」」」

 

「いぇーい……」

 

「どぉしたんです?始めますよー?

 テンションもっと高く高くー!!」

 

 

 

 いぇーい。

 じゃねえんだわ。なぁ。おい。

 

 訳が分からねぇ……

 俺はさっきまで真面目に仕事をやっていた筈なのに、気付けばマス部室の中に進軍してきたTG(テーブルゲーム)部に占拠され謎のゲームが始まろうとしていた。

 

 は?意味わからん。

 

 ほぼほぼ終わっているとはいえ、明々後日に提出する筈の仕事が、3日前提出を心がけているというのにまだ終わっていないのだ。

 

 言い訳をしよう。あの二人(味噌とカプ厨)のせいです。

 

 しかもその二人はもう逃げている。

 きっと今はマス部に管理を任されている空きの教室に入り談笑している事だろう。

 というか今になって思えばだ。

 元々一緒に仕事をしていたのに急に二人が焦ったように席を立った時点で気づけば良かった。

 

 焦りが判断を鈍らせるとは良く言ったものだ。

 まさにその通りだった。

 肝に命じておかねばなるまい。

 

 さらに、よりによって今日はマス部の部室長の当番が、()と、()()()と、()()()の日である。なのであの二人はその当番をすっぽかしているともとれるのでもう何らかの罰を与えても良いと思う。

 

 一応あの二人のために弁解しておくと、いつもこんな不真面目な感じなのではない。TG部が来たから逃げたのだ。……と思うことにしよう。うん。

 

 

 さて、今俺の目の前でふざけ合っている仲良し三人組はマッキー先ハイとやらとメガ子だかギガ子だかテラ子だか知らんがそんな感じの奴。と、同部で活動している我等が藤原千花である。

 

 【藤原千花】の名の通り、頭の中が謎解きと恋バナとその他諸々のハッピーに包まれている不思議ちゃんな脳内花畑女である。

 簡潔に言って脳カラ大食い系女子。

 

 またの名を脳内ピンクとも言う。髪色が既にピンクだって?ははっこりゃ1本取られたよ。やかましいわ。

 

 

 して、そんな三人はうちの部室へ遊びに来たらしい。つくづく思って申し訳ないが、真面目に他の人が担当している日に来れなかったのか。

 

 来てほしくなかった……

 

 

「ほらほら〜!もっとえ・が・お!!

 ですよ〜副・部・長!!」

 

 

 言い忘れていたが、俺は2年生の身でありながらも、一応副部長をやらせてもらっている。

 

 それはまぁ、別に良い。

 副部長の名に期待し面倒事を押し付けてくる輩が居なければの話ではあるが。

 

 

 ちなみに今副部長と呼んだのは恐らくマッキー先ハイだと思われる奴だが、こいつがとても馴れ馴れしい。俺らほぼ初対面だろ。

 というか俺の方が学年上なんだが?

 せめて最低限の節度を保て。ここは秀知院ぞ。

 

 おい。頬を引き伸ばすな。「思ったより伸びる〜」じゃねぇんだわ。地味に痛いの腹立つなぁこいつなぁ…

 でもエリかれに比べたら………まぁ……うん……

 相手すんのは楽かなぁ………

 

 

 

「では説明です!!

 このゲームは2人ずつに別れて行います!

何組でやるかにもよりますが、まぁ今回は2チームなので問題無いですね。」

 

 

 唐突だなぁ……(白目)

 

 

「そして、2人組を作ったら、両手を正面から繋いで一緒に回ります〜!勢いがついたまま手を放して、一番ふっ飛ばなかった人が他の人達に命令できる、というゲームです。」

 

「勿論、えっちなのは駄目ですよ〜?」

 

 

 ………………チッ…

 

 しっかし…よくもこんなクソゲー臭がするものを毎度作ってこれるな。流石はTG部。

 ぶっちぎりでイカれた女達だ。面構えが違う。

 

 さらに因むとこれは俺達の学年が2年生になってから4回目の進軍である。来すぎじゃね?

 

 

「それでは、チーム分けくじ、スタート〜!!」

 

 

「やった〜」

 

「コロンビアぁぁー!!」

 

「うっ…私が別ですか、…良いでしょう!」

 

 

 即 オ チ 2 コ マ

 

 

ってか今「うっ」って言ったか?

今「うっ」って言ったんか?おぉ?

自分らから来た癖にどうも偉そうだのぉ?

 

 

「……さっさと始めてくれ。」

 

「おっと?やっっっっとやる気を出してくれたみたいですね………正直遅いですよ?」

 

「ノリが悪いぞ先ぱーい」

 

 

 ……なんだろう、すげぇイラつく。

 前世なら美少女三人とゲームするってだけでかなり陽キャの部類に入るのに、なんだろう、これ。

 全くドキドキしない。股間じゃなくて頭に血が集まってきた気がする。

 

 ………さて。

 女性への暴力はしない主義である俺が完膚無きまでにこいつらの精神をへし折るにはどうすれば良いものなのか………………

 

 ……勝ってから考えれば良いか。

 

 

 

「それでは、ゲーム開始ィー!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

「な……なんという事………」

 

「くっ…!強すぎる……!!」

 

「実にあっぱれでした……んぐっ…」

 

 

 

 はい。今俺は机の上に座って足をクロスしたアニメシーンの一瞬みたいなポーズで2人(と自分の横で菓子を勝手に食べている1人)を見ています。

 

 因みにこいつらの敗因は、俺の三半規管の強さが化け物レベルである事を知らなかった事。

 

 幼少期はこの世界が"何かおかしい"って事しか分からなくて、とりあえず身体能力諸々を鍛えていたらこんな風になりました。やったね。

 

 

「さて……約束の時間だなぁ………」

 

「くっ…殺せ!!!」

 

「えっちなのは…駄目って…言いましたよ…?」

 

「したら社会的に死ぬからやらんて。」

 

「社会的に死ななかったらするんですかぁ〜?」

 

()()()()()を命令したかもな。」

 

「っ〜男の人っていつもそうですよね!!」

 

「お前それ言いたいだけだろ分かるぞ」

 

「一生に一度言ってみたかったんですよ」

 

「へー。」

 

 

 

 …いやぁ…ほんと、何を命令すれば良い意趣返しになるのやら…脳内ピンク軍団に響きそうな事…

 

 

 

 

 

 ………………あ………

 

 

 

 

 

 

「じゃあ、今回は特例としよう。命令は唯のクイズに解答してもらう事だ。」

 

「えっちなのは」「駄目だろ知ってる。」

 

 

「………それでは、問題。」

 

 

「「…………(ゴクリ)…」」

 

 

「あっ、このお菓子おいしいですね………」

 

 

 黙ってろシリアスブレイカー。

 

 で、問題は……

 

 

 

「『道端に子猫が入った段ボールが捨てられています。その中には何匹入っているでしょう。』」

 

「………え?それだけ?」

 

「怪しいわ……」

 

「ミサキ君!そんな質問で良いんですか!?」

 

「じゃ、藤原さんもやってみろ。

 ……………"そんな質問"なんだよな?」

 

「えっ………わ、分かりましたよぉ!!!」

 

 

 

 計画通り……!!(ニチャア)

 

 

 

「ほい、まず黒髪の……えー、マッキー。」

 

「先ハイつけてね。

 そうだねぇ………多すぎても飼うのに困るし、

まぁ一匹とか二匹とか、そのくらいかなぁ…」

 

「次、ソフトバンク。」

 

「ギガ子ね〜……。

 うーん…猫は可愛いし、お金にも余裕はあるから…まぁ、五匹くらいじゃないかしら?」

 

「次、アホリボン。」

 

「私はぁー…ってあだ名酷くないですか!?

不治ワラです!!不治ワラ!!!!」

 

 

 ……そのあだ名もどっこいどっこいだと思うが、さらに面倒になりそうなので言わないでおく。

 

 

「っはぁー………………次、不治ワラ。」

 

「私はですねー!一匹だけとかだと、姉と妹と取り合いになっちゃうかもなのでー…三匹とか、六匹とか、九匹とか……三の倍数が良いですね!」

 

 

 ………さて、無事全員の回答が終了したのだが…

 どうすればより屈辱的にこの答えが表す答えを教えられるのかが次なる問題だ。

 できるだけ反応を楽しんでみたい。

 

 

 ……………やってみようか。

 

 

「はい、これで全員の回答終了っと。ほらほら、遊びは終わったんだからさっさと散れ散れ〜。」

 

「え"ぇ"ー!?!?答え言わないんですか!?」

 

「………言ってほしいか?」

 

「そりゃあ、知らなかったらモヤモヤしたままになっちゃいますし………教えてくださいよー!」

 

 

 掛かったな。(確信)

 

 

「うんうん、なら答えて差し上げよう。答えた子猫の数は『将来欲しい子供の数』でしたー!!」

 

「…………ッなっ……」

 

「え、えっちなのは駄目って言ったじゃ」

 

「ん?んん???……“えっちなのは”?」

 

「………へ?…あっ……」

 

「へぇー、ふぅーん。そうなんですかー。

マッ、キー、せーん、ハーイ、もしかしてぇー、

欲しい赤ちゃんの数聞く事をえっちだって言いました?

 

「っ〜〜〜〜〜///」

 

「他の2人もですよ。何で赤面してるんです?

 ねぇ〜、答えてくださいよぉ〜。」

 

 

「ハッハッハッハぁー………」

 

 

 

 

 あっやばい、からかうの楽しい!!

 なんか目覚めそう!!!

 

 今まで散々からかったり仕事のちょっとした邪魔をしてきたりされた相手の揚げ足を取ってからかい尽くすのが楽しくてしょうがねぇや!!!HAHA!!

 

 

 …いやいやいや駄目だ駄目だ、俺は保護者。

 狂人じゃない。ならない。エリかれの保護者。

 正気を取り戻せ。奴らと一緒にはなるな。

 

 

 

 

 ……ふぅ〜……………落ち着いてきた。

 

 

 

 

 

 …………あー………

 

 

 

 

「…………えーっと………ごめんね……?」

 

 

 

「…………先輩のいじわる。」

 

 

 

 ゴハッ(会心の一撃)

 

 い、いや、違う。確かに目元に涙と思われるものを浮かばせてしまったのは俺だが、元々元凶は彼女らのせいであって俺では…俺のせいでは……

 

 

 

 

 【パシャッ】

 

 

 

 

 

 

 …………パシャ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 ギ、ギ、ギ、ギ……

 

 

 錆びついた様に重い首をぎこちなく回した後の視界には、手元にカメラを構えドン引きした目でこちらを見ているエリカとかれんが………

 

 

 

 

 

「………………ギガさん。」

 

「えっ、あっ、私?」

 

「部室から…早めに出て行っといてくださいね。」

 

「あっ……はい………」

 

 

 

 

 そして、俺の高性能な脳はその一瞬で最適な解答を導き出した。

 

 

 

 

「…………待ってくれないかエリかれ?」

 

「待つとお思いですか…?」

 

「ですよね。」

 

 

 

 

 追いかけっこの始まりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

おまけ

 

 その頃一方、エリカとかれんは……

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、そろそろTG部員達帰ったんじゃない?」

 

「そうですわね……」

 

 

 申し訳ないですけど、ミサキには犠牲となって貰いましたわ………合掌。

 

 ………ん?何やら声が聞こえますわね……

 

 

「……まだ帰ってなかったっぽい…どうする?」

 

「…一回だけ、どんな感じか見てみましょう。」

 

 

 なんだかんだ、あの三人が進軍してきた時はミサキが毎回宥めてくれてましたわね………その手腕を外からじっくり見物させてもらいましょう。

 

 一応賄賂のポンデリングも買ってある事ですし、きっと大丈夫ですわ!さて、どんな会話を………

 

 

 …………女子が一人、泣いている……?

 

 ………ミサキが泣かせたのでしょうか……?

 

 

「…………かれん。」

 

「………ええ。分かっておりますわ。」

 

 

 

 【パシャッ】

 

 

 

「!? え、ちょっとかれん!音!音!」

 

「あっ!?消し忘れてまし………あ。」

 

どうしたのかれ………あ。」

 

「……見られてますわよね?」

「うん。完全に。」

 

 

「…………待ってくれないかエリかれ?」

 

 

 ……………

 

 

「待つとお思いですか…?」

 

「ですよね。」

 

 

 

 

 

(追いかけっこの………!!)

 

 

 

(始まりですわ……!!)

 

 

 

 

 

 

 


 

本日の勝敗          

 

ミサキの勝ち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






ミサキ君は親もですけどテンションの上がり下がりの差が激しいです。そこも狂人たる所以か……

狂人同士は惹かれ合う………


エリカとかれんどっちの方が好き?

  • エリカ
  • かれん
  • マス部部長(朝日雫)
  • 知らん。全部だ。
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