いやあギャグ書くのってやっぱブランクありそうですよね。
頑張ります。
前回のあらすじ!やられたら倍返し?いいえやられたらピッチャー返しとスーパーサイヤ人です!
「お、おう。とりあえず何かを伝えたいのは分かったがそんな鼻息かかる…くっさ!」
「誰が臭いんだコラァ!こちらはホテルでミントだぞ!」
「ホテルの奴は口の中の匂いを消す気だった気がする…」
「誰が歯磨き粉の事を言っ…」
ミミズズを撃破し再びスパイスを見つける為にミミズズがこじ開けた洞穴にへと足を踏み入れたキョウスケ達。屁理屈を言うキョウスケがウネルミナモに地面に叩きつけられる中一行はペパーが先行して洞穴の最深部にへと踏み入れた。声が相変わらず響く。
ペパー達がキョウスケの方を見ながらソワソワする。この状況で一番嫌なのがいきなり叫ばれる事なのだが…
「何をそんなに見つめているのかなッ!?」
「もう!やると思った!うるさいから勘弁してよ!」
「叫ばないとこの作品に合わないだろうが!」
「叫ばないで踊らないで!そもそも足元が見えないんだから!」
案の定叫んだキョウスケにネモとアオイが耳を塞ぐ。してやったりのキョウスケはそのまま気分良く左右に動きながら踊り始める。然も煽るような笑みを浮かべながらで余計にネモ達がイラつく中、ウネルミナモが再度キョウスケを地面に叩きつける。
何て茶番を繰り返している間に先行していたペパーが何かを見つけ前方に向かって走り出した。ペパーのライトが照らす先にあったのは白色に輝いた一つの草。
「おいみんなこっちこっち!ひでん・しおスパイスだぜ!」
「しおだと!?この能力者を殺す気でいると言うのか!」
「うん、キョウスケ多分違う奴思い浮かんでるね」
「それってアナタの感想ですよね?」
「ああもう!今日は喋らないと思ったのに!」
ペパーが見つけた白い草こそ秘伝のスパイス。先程のミミズズが根こそぎ食べたからだろうかガケガニの時もそうだが一つしか残されていない。ペパーが大事にスパイスを取る。アオイ達がヨクバリスとキョウスケに苦しめられている間にペパーは一行に笑みを浮かべる。
「よっしゃ!みんな飯にしようぜ!ミミズズもまだ戻って来ないみたいだしな!」
「飯だ宴だ!俺が全て食う!」
「よくばりちゃんだな!?」
秘伝のスパイスを大事にビンの中に保管しキャンプの準備を始める。アオイ達が回復に専念した為全員元気十分。ただキョウスケには気になった事があった。それは何だと言うとニャオハだった筈のポケモンが立っている。然も目つきも鋭くなっている。
「おいアオイ。ニャオハ進化したな?」
「うげ、バレた。野生と戦った間に…」
「正直言うザマス!ワイは隣のエルレイドも知らんぞゴラ!」
「ソイツを撃退する際に進化したんだよニャローテに」
「そういえばホゲータの進化系はアチゲータというらしいよ」
ニャオハがニャローテにそして先程進化したホゲータがアチゲータという形態に進化したという。キョウスケは元気そうに動くアチゲータを見て静かにへえ…とだけ呟いた。ついでにエルレイドは撃退された際に仲間になったという。全員で準備するもんだから数分で準備完了。
ペパーやアオイが料理している間、妨害するキョウスケと料理があまり得意ではないネモは待つ事に。全員のポケモンが作られようとするサンドイッチを楽しみにしようとする中…
「えっと…」
「おい待てアオイ。その上のパンを下のパンにどうするつもりだ」
「何って…落とすつもり…」
「そんな乱暴な作り方のサンドイッチは知りません!」
「何をそんなに…ってたっか!?」
ガラル出身のキョウスケでもさすがに気になったアオイのサンドイッチの作り方。下のパンに乗せられた具材にパンを落とそうとしたのを止められペパーに任せる事に。そんなペパーが先に一つのサンドイッチを完成させる。モトトカゲの前に置かれた物だからモトトカゲが手を付けようとしたその時…
「あ!それはお前のじゃない!」
「グウ!?」
「ちょっと叫ばないでよびっくりするって!」
「わ、悪い…」
「こんにちは!」
「便乗するなナンジャモ!」
アオイの言葉にキョウスケが変顔を浮かべながら反抗する中、心配そうにしたのはネモ。ペパーがやってしまったかのようにモトトカゲに謝罪を入れるとペパーが自身を落ち着けるかのように一息吐く。あらかた済ませてから話すと呟いた為待つ事数分。
「一緒にいるんだもんな。コイツの事は話さないと行けないな」
「まさかクララか!」
「それは違う作品だよキョウスケ」
「…正直変に空気を変えるんじゃないかって隠すつもりではいたが…」
ペパーがそう口をし場に出したのは一体の黒いポケモン。アオイとネモが固まりキョウスケの表情が真剣になる。黒いポケモンの目は開いておらず体も動かない状況。その場に居続けるのも少し苦しそうに浅く呼吸を繰り返している。
その場にいた全員が黙り込む中ペパーが口を開く。
「コイツはマフィティフ。俺の相棒さ。事故があって今はこんな姿になっちまってる」
「いき…てるんだよね呼吸もしてるし」
「ただすごく苦しそう…」
「ポケセン行ってコレなんだよな」
「ポケモンセンターはこれはダメージと違うから対処出来ないって」
コジオとシェルダーは知っていたようで今この場にいるメンバーよりは暗い表情をしていない。キョウスケの言葉にペパーは少し頷いたがポケモンセンターは何もしてくれなかったと回答した。さっきモトトカゲの元に置いたサンドイッチをちぎって手に取ると…
「ポケモンセンターが何もしてくれないがマフィティフを治したい…そんな時にたどり着いたのがスパイスの存在だったんだ」
「でも効いてるかどうか…」
「危険を冒してまで頼る価値というのがあるの…?」
「言いたいことは分かる。だがガケガニの時マフィティフにサンドイッチを与えたら身体が温かくなったんだ」
「…賭ける価値というのはあるのかもな」
キョウスケの言葉にペパーは頷くと千切ったサンドイッチをマフィティフに与える。マフィティフがサンドイッチを食べる音が当たりに響き渡る中その場には緊張感が走る。確かに食べ飲み込む事は出来ている。だがその反応は非常に薄く今にでも息絶えそうだ。
「だが俺はマフィティフを治したい!だがキョウスケのヨクバリスがやられたみたいにヌシは強力だからよ…1人では無理だと思った」
「ペパー…」
「ん?どしたシェイミ?」
「チュチュ!」
ペパーが話している間にシェイミがマフィティフに近づきキョウスケの方に向かって声を張り上げる。するとマフィティフの瞑っていた目がつぶらで分かりにくいが確かに開いているのが目に入った。ペパーは一瞬信じられなくキョウスケの方を見つめたが…
「おいキョウスケ!シェイミの…!?」
「シェイミにそんなんがあるとでも?マフィティフがスパイスの後押しで目をこじ開けたんだよ」
「…!」
「コイツはまだ生きることを諦めてない。お前が博打をしてまで生きてほしいと思った存在だ。神様ってもんを信じていいんじゃねえか?」
「マフィティフ…!」
「たまにはいい事言うじゃん」
ペパーがマフィティフに近づく中ネモの軽口にキョウスケが軽めにうるせえとだけ反論をする。マフィティフはまだ生きようとしている。ペパーはキョウスケの一言でそう信じ笑みを浮かべると…
「やっぱお前らと旅して良かった!暗くなっちまったけど食べようぜ!これからもよろしくな!」
「都合いいなあ?」
「うるせえやい」
マフィティフにポケモン達が気にかける中キョウスケ達はサンドイッチを食べ始める。確実にペパーとキョウスケ達の溝は縮まった瞬間でもあった…
後半真面目になりましたがこれはちょっとふざけられないなと思って。ヌシまで時間ありますし次回もふざけます。