前回のあらすじ!何で俺みたいな文章の奴が人気になって、俺は人気にならないんだぁ!
「うおい!裏の事情を話すんじゃねえよ!」
「ちなみに作者は何とも思ってないそうです」
「何とも思ってないの!?書いてるから思っていてもいいんだよ!?」
「みんな何の話をしているの?」
ミミズズと激戦を繰り広げた地域から離れ再びテーブルシティに戻るために歩き始めたキョウスケ達。マフィティフの一件の後ペパーの母であるオーリムから電話があり山の方にヌシは存在しないため別の方向からヌシ探しを再開した方がいいとのアドバイスを受けた。
ちょうどネモ、アオイ、ペパーの3人が学校で経過報告なる物を書かないと行けないらしくその事情も重なり一旦引き返す事にしたのだ。
「おい!てかあの記者の野郎はどこ行った!情報だけ手に入れて逃亡かこの野郎!」
「ポケモン持ってないって言ってたの本当なのかな…」
「確かそんな事言ってたな。真実なんだろうな」
「あ、見えて来たよハッコウシティ」
引き返すという事は再びハッコウシティ、ボウルタウンと今まで通って来た所を再び訪れるという事。そんな事はどうでも良くキョウスケ達の愚痴の矛先はミミズズの所まで案内して逃げ出したキラに。顎を突き出してキョウスケがキレる中一行は再びハッコウシティに入る。
「あのドラえもんはどうした!」
「教えはどうなってんだ教えは!」
「うおい!急に出てくんなヨクバリス!」
「それってアナタの感想ですよね?」
「ドラえもんじゃなくてナンジャモさん!てかここでふざけないで変な視線喰らうから!」
キョウスケが未だに愚痴る中で急に場に出て来たヨクバリスがキョウスケと共に謎のダンスを踊り始める。アオイに指摘されながらも関係なし。ハッコウシティの住民に変な視線を受けつつ、先程見た景色の為もう一度見つめ直す事なく通り過ぎようと進んでいく。
「進むペース早いよ…ちょっと休憩…」
「どうしたネモ!ポンポン痛いのか!」
「ポンポンって何だよ疲れただけだろ」
「ポンポンはポンポンでポンポン!」
「話が通じないからちゃんと喋って…」
早歩きペースで進んでいたキョウスケ達のペースに体力を切らしたネモを気を遣ってジム事務所がある付近でキョウスケ達は一度休憩を挟む。ネモがその場に一旦座り込む中、ペパーとアオイに対して煽るようなダンスを披露するキョウスケとヨクバリス。
呆れるペパーとアオイの感情を汲み取ってかキョウスケとヨクバリスの間から出て来たガブリアスにキョウスケ達2人はしばかれ一旦気絶する。気絶している間に事務所から出て来たのは…
「テーブルシティにいないと思ったらこんな所にいたのか」
「ん?おい誰か近づいてくるぞ」
「んあ?誰だお前は!」
「名前は教えてないが顔を忘れたとは言わせないぞ」
「分かった!ガラルチャンピオンダンデ!」
「忘れるなとは言ったがそこまで大物にしろとは言ってないぞ」
事務所から出て来て休憩していたキョウスケ達の前に現れたのはハルト…ではなくその傍らにいた男子生徒。ペパーの語りかけで一瞬で目を覚ましたキョウスケはその男子生徒を見るなりダンデと勘違い。サラッとしたツッコミにアオイとペパーが声を殺して笑う中…
ネモは顔を青ざめながらガブリアスも睨みを効かせながら男性を見つめる。
「お山の大将はどうしたよ?テーブルシティでえんえんと泣いているのか?」
「ち、ちょっとキョウスケ…やめた方が…」
「エリアゼロにて特訓していた。お前らと違って入ることを認められた人種だからな」
「エリアゼロで…!?」
「メトロイドのどこがそんなに不気味なんだよ」
「似てる感じしなくないけどエリアゼロだって!」
煽りを入れるキョウスケに対してネモが慌てたような反応を見せる中男子生徒の舌打ちが入る。ネモがさらに男子生徒から目を逸らす中サラッと漏らしたのはエリアゼロという文字。エリアゼロは侵入が禁止と呼ばれた場所であり何人の重傷者が出ているとされる。
ペパーとアオイですら冷や汗を流す中顔色ひとつ変えずにボケるキョウスケに男子生徒はさらに睨みを効かせると…
「そのふざけよう…後悔させてやる。どうせテーブルシティに戻ってくるんだろう。子供を抱えていると大変だなあ?」
「なーに言ってだお前。ネモ達よりお前の方がよっぽどクソガキだっての」
「キョウスケ…!」
「こればかりはキョウスケに賛同する」
「テーブルシティに戻ったらキョウスケがぶっ飛ばしてやるんだから!」
ネモがあたふたする中ペパーとアオイも珍しくキョウスケに加担。2人に加勢され何も言い返せなくなった男子生徒は覚えてろというアニメとかにでもありそうな負け惜しみを言い残してその場から去っていく。その背中を見てドヤ顔を浮かべたのはキョウスケ。
アオイとペパーもしてやったりという顔で笑う中ネモが立ち上がると…
「どうしてあんなに言い返したの…!?相手はチャンピオンなんだよ!?」
「お前だってチャンピオンだったんだろ?じゃあ対等じゃねえか」
「そ、それは…」
「テーブルシティに帰ったらキョウスケに任せようぜ。コテンパンにしてくれるからよ」
慌てた表情で思わず声を張り上げたネモに対してキョウスケがサラッと呟くとそれに加勢するかのようにペパーが呟きアオイが笑顔で頷く。ガブリアスが安心したかのように一息吐く。そんな安心したかのような表情を浮かべる一行を見てネモは若干苦笑いを浮かべる。
「お?ネモお前硬いぞぉ?表情がこれでもかと言わんばかりにヒヤヒヤしたような感じだぞぉ?」
「ネモちゃんリラックスゥ」
「相変わらず煽りの色が強いなお前ら!」
「もう…ヒヤヒヤしたんだからね私!やっぱりその強いメンタルには敵わないや…」
ネモがようやく笑みを浮かべた事で畳み掛けるかのように煽るキョウスケ達。ペパーにツッコミを入れられつつもキョウスケ達は男子生徒が逃げていった方角にへと歩みを再開。テーブルシティにへと進み始めた。そしてハッコウシティでジムの事務所にいた男子生徒。
キョウスケ達から相当離れた場所にてハルトと連絡を取っていた。
「それでジム視察に行った後にキョウスケ達と会って追い返されたと?」
「面目ない話…でもハルトさんがどうにかしてくれるんですよね?」
「結局ハルトさん頼りかよダッサ」
「構わないさ。キョウスケにはプライドをへし折られた借りがある。エリアゼロで手に入れたポケモンと共にぶっ飛ばしてやるよ」
男子生徒がいいようにキョウスケ達に追い返された事についてハルトは怒ったような表情を見せる事なくニヤリとした笑みを浮かべながら反応を見せる。エリアゼロに訪れた事で一度はへし折られたプライドを建て直す事が出来たというハルト。
キョウスケがテーブルシティに戻ってくるという事でリベンジというよりはワクワクしたようなそんな表情を浮かべる中でそんなハルトからキョウスケ達を見つめていた男子生徒に質問が入る。
「おい。ネモも一緒にいるんだろ?どうだった?相変わらずか?」
「ああ…ネモは相変わらず俺たちを怖がったような感じでしたね。ちょっとでも突っついてやればビビるんじゃないですかね?」
「まだびびってるんだアイツ」
「都合がいい。バトルの腕はあるし利用させてもらうか…」
あくまで狙いはキョウスケのみ。ネモにまでその企みが動きそうな事を今のキョウスケ達は知らない。そしてそのキョウスケ達は何も知らないままテーブルシティに帰還して行く事になるのだった…
見てくださりありがとうございます。はい。という事で次回ぐらいからテーブルシティ編に入ります。数話ぐらい帯同するとは思います。
ではお疲れ様でした。