さすがにハルト戦並みにシリアスではないですが、その余韻が残るような感じにします。よろしくお願いします。
前回のあらすじ!この小説を見る前にしっかりと眼精疲労が無いかを確認してこの小説を見る前に生暖かい目になる事を忘れずにね!
昼にテーブルシティにて勃発したチャンピオンランクのハルトとポケモントレーナーキョウスケのバトルはパルデア内でネットニュースになるほどにとんでもない反響を呼んだ。事態を重く見たポケモンリーグはこの日のうちにアカデミーに相談。
そしてリーグからの発表がパルデア内を騒然させる。それがチャンピオンランクハルトのチャンピオンの解任である。実力では一番手だったハルトの解任はパルデアで一大ニュースと化していく中でキョウスケはオモダカにポケモンリーグに呼び出されるのだった…
「おいおいオモダカさんよ。俺は犯罪者かっての。ガーディも急な呼び出しを食らったら大慌てして吠えちまうよ」
「元々ハルトを解任したらリーグに呼び出す予定ではいました。計画的にアナタを怒る訳じゃないですよ」
「だったら俺は冒険をしたいんだ!冒険させろ冒険!」
「アナタの仲間達の報告書は今日だけでは終わりませんよ」
「どんな量書かせてんだよ!初心者にいきなりメジャーリーガーの球を打てと言ってんのか!」
「誰がベースボールの話をしたんですか」
オモダカはキョウスケを呼び出した今の時間だけはリーグ本部に誰も入らせるなとリーグ関係者に告げており、本部内にあるオモダカの部屋にてキョウスケは唇をとんがらせながらオモダカに話しかける。オモダカは小さく一息を吐くとキョウスケの方をじっと見つめ…
「自分で決断した事とはいえチャンピオンランク1人失わせるのは容易な考えではありませんでした」
「ネモも私もチャンピオンランクだったって言ってたぞ。何だ…パルデアはチャンピオンのバーゲンセールなんか?」
「そう何十人もいませんよ。今話してくれた通りネモさん、ハルトさん共にチャンピオンランク。2人が一気に辞めてしまったので私は困っているのです」
「でわざわざ呼び出して何だよ。俺にチャンピオンになれとでも言うのか?」
「あら?だめでした?」
「チャンピオンの価値ひっくぅ…」
少し困ったような表情をするオモダカに対してキョウスケは苦笑いをしながら呟く。そんな事ないよなと思い呟いた一言が当たってしまいキョウスケは困惑。オモダカがそのキョウスケの口ぶりに笑みを浮かべる中、口を開きかけたその時だった。
オモダカの部屋の扉が急に開いたと思ったら息を切らしながら緑髪の人物が部屋に入ってくるなり声を張り上げる。
「トップ!チャンピオンランクをもう1人無くしたってホンマですか!?」
「耳そばでうっさいなあ!お前誰の側で叫んどんねんコラ!ここは神聖なるオモダカルームやぞ!」
「えらいコッテコテやけどちょくちょく発音がおかしいであんさん!」
「ええ。本当ですよチリ。こちらの中でも容易ではありませんでしたけどね」
「何故解任なんですか!性格最悪でもアイツは実力があったんですよ!」
「まあまあ落ち着けよチリくん。男性が女性に食ってかかるのはらしくないぞ」
オモダカに思い切り詰め寄った後に声を張り上げたチリと言う人物に対してキョウスケはそんな彼の肩を掴みながら呟いた瞬間に「チリくんじゃないチリちゃんや!男性ちゃうで!」とキョウスケの手を振り解きながらのチリの発言にキョウスケは顔を上下させながら…
「女!?発育よくな!壁じゃん!」
「やかましいわ!女性か男性かどうかをおっぱいで判断するんやないで!」
「おっぱいって正直に言ったなポケモンの作品で!この作品が潰れたら裁判起こしたるぞゴラァ!」
「トップ!このチンピラは誰なんですか!?リーグ関係者でもないでしょ!?」
「その人はキョウスケさん。アナタなら知ってるでしょう、ガリュウさんの四十年の連勝記録を止めた張本人です」
「どっかで見たことのある顔やと思ったら…ハルトがあんなに一般人にボコボコにされるのはおかしいと思ってん」
オモダカがニヤリと笑みを浮かべながら発言したその時。チリは一瞬信じられないようなそんな様子で変顔を浮かべながらこちらを見つめているキョウスケに対して一瞬睨みを効かせた後に、もう一度オモダカの方を見つめ直し…
「トップの事です。どうせコイツにチャンピオンランクを任せたいとか言ったんでしょ?」
「折角いてくれるんですからねえ…」
「こっちみんな」
「あらひどい」
「断固として反対ですチリちゃんは!ガリュウさんがいるじゃありませんか!一年のうちに代役のチャンピオンランクなんて生まれます!形だけならガリュウさんが…」
「チャンピオンの価値ってないようなもんなんだな」
チリが声を張り上げて反論した後にキョウスケの代わりに推薦したのはアカデミーの特別顧問として来訪しているガリュウ。1年間の中にチャンピオンランクが生まれる事を見越したチリの言葉に対してオモダカが首を横に振る中、チリに遅れる形でリーグの関係者が部屋に入って来た。
「お取り込み中失礼しますお三方。キョウスケ様ですね。アナタに会いたいと言う方が来ているのですが…」
「何だ忙しい。俺そっちにいくわ」
「待てやあんさん!話はまだ…!」
「いいですチリ。行かせてやりなさい」
「っ…!」
チリが歯を食いしばる中行っても大丈夫と言わんばかりにキョウスケの方に向かって頷いたオモダカ。そんなオモダカを横目で見ながら頷きその場を去っていくキョウスケ。キョウスケはリーグ本部から離れたポケモンセンター辺りにいるという彼と会いたいと言う人物と合流した。
「お久しぶりですキョウスケさん」
「誰だアンタ!」
「クラベルです」
「校長様でしたか…」
「此度はハルト君の一件で無礼を見せてしまいました。申し訳ありませんでした」
「…アンタはどっちに非があると思うんだよ。俺かアイツか」
キョウスケとポケモンセンター辺りで合流したのはアカデミーの校長であるクラベル。深々と頭を下げて来たクラベルを見たキョウスケは頭をかいた後に一つ質問を投げかけた。クラベルの身体がピクッと動く。そして何も言わないまま顔を上げると…
「私はバトルでどうハルト君に不快な思いをさせたかと言うのはアナタに言うつもりはありません。…心に傷を負う者を無理矢理動かせようとした。責任はハルト君にあると思われます」
「そっちを重要視したって事か」
「ただ…昼のテーブルシティでの戦いは過激過ぎた。怖いと感じた人々も多かったと思われます」
「じゃあ謝罪会見でもすっか!」
「そこまでは求めてないです」
「謝罪させろゴラァ!」
「謝罪する人の態度じゃないんですけど…」
クラベルの話し合いの中で相変わらず出てくるキョウスケのキャラにクラベルは困惑させながらもクラベルは堂々と話し合っている中でもふざけ倒すキョウスケに少し呆れながら、一息つきつつ会話を続ける。
「シティやアカデミー的にも時間がいると思います。アナタが一緒にいるアオイさん達がアナタと合流したら、しばらくはアカデミーに顔を見せないでください」
「随分キツイ処罰だな」
「致し方ない処置なのかなとは思います。当分アカデミーから離れると思われますので…」
「…アイツらは?」
「もちろん合流するでしょう。…一つ言いたいのはやった事は間違いではないと言う事。そこだけを了解してくれたらと思います」
「…分かった」
ペパー達が宝探し経過書を書き終えたその次の日。キョウスケと合流を果たしたペパー達はそのキョウスケと共に次のヌシのポケモンの元に向かって突き進もうとしていた…
見てくださりありがとうございます。
次回からマジでふざけにかかるのでよろしくお願いしますー。