自分もちょくちょく誤字っていたり文章が長いな、おかしいなと思う面がありましたがかなりマシになるかと思います。
それでもやはり出て来てしまうと思いますので、どうしても気になってしまう方は教えて下さると幸いです。
前回のあらすじ!前回のギャグ路線のネタがとんでもなくグダグダになっていたことを反省しておりまぁす!反省したから金を寄こせ。
「全く持って反省してねぇじゃねぇか!」
「むしろ反省こそ気が狂っていたと思っていたから安心した」
「街に入る会話がこんな感じで大丈夫なの?」
STCのピーニャがいるアジトを通り過ぎ、キョウスケ達一行はカラフシティに差し掛かる。ピーニャが言った通り街は少しだけ静かだがそれ以外は普通そのもの。
だが町の人々がカラフの外にあるロースト砂漠を見る傾向があり、そちらに向かって警戒心を抱いているというのは間違いなさそうだ。
「思っている以上に普通だね」
「だけど何人かロースト砂漠の方を見つめているよ?」
「何!?トースト砂漠だと!?」
「美味しそうな砂漠だな…」
人々は砂漠を極度に気にしている様子で過度な活気と言うのは伝わってこない。だが普通に会話していても大して浮かないような感じだ。
周りをペパーたちが見渡す中でキョウスケは口をパクパクさせながら砂漠の方を見つめている男性の方に近づこうとするが、アオイに首根っこを掴まれその動きを止める。
「な、何をするんだ!許さん!」
「よく見るんだマスター。あれはドラクエの魔王の手下…」
「世界観違う事を平気で言うのやめてくれる?」
「平気ではありません!必要だからふざけるのです!」
「何か分からねえが名セリフが台無しになった気がする…」
周りを見渡しつつ進んでいた一行は特に周りに疎まれることも怪しまれることもされないまま、噴水広場の方に差し掛かる。
キョウスケのボールから平気で飛び出したヨクバリスは後でウネルミナモに尻尾でしばかれペラペラになる中、少しばかりの人気を感じたカラフシティ入り口付近とは対照的に噴水広場からは皆砂漠の方からの襲撃に警戒している影響からか、人が少ないように感じる。
見えるのは出店を開いている男性達のみ。噴水付近はすっからかんだ。
「どういうことだよ…セルクルでももう少し活気があったぞ!?」
「おいおっさん、トースト砂漠で何が起きているんだ?」
「トースト砂漠じゃなくてロースト砂漠!てか何勝手に人に聞いちゃってるの!?」
「砂漠の方ではな魔人アオキと言う人物が猛威を振るっていてな…」
「それただのジムリーダーだって!この空気でとんでもないこと呟いてるよ!」
真面目な顔からのふざけた言葉にキョウスケがネモからしばかれる中でアオイがびっくりしたような様子で声を張り上げる。
少し冗談を効かせた男性から話を聞くと皆砂漠の方からの何かを警戒してか家に閉じこもってしまっているらしい。それが入り口付近にしか人が見当たらなかった大きな理由とも言える。
「おっさん、カラフシティにはハイダイさんと言うジムリーダーがいたと思うんだ。その人はどこにいる?」
「ハイダイさんね…ハイダイさんは空飛ぶタクシーで現在マリナードタウンにいるよ」
「こんな危険な時なのに!?」
「少しでもみんなに筋肉と言う力を…」
「誰かと間違ってるっておっさん!」
「この世の全ては筋肉という事か…」
湖の方では負傷者が出て砂漠の方では人が襲撃される。今の現代においてポケモンが襲撃してくるという事はなかったことだ。
それが影響しているからかジムテストの進行が停止を喰らっており、それどころかカラフに訪れる人すら減少している始末。
そんな現状を見かねたジムリーダーハイダイは少しでも皆に元気になってもらうべく今はマリナードタウンにて新鮮な魚介を探しているという。砂漠の元凶を探すという事だがこちらは手詰まりらしい。
「そのなんだ…海軍本部?」
「所詮キョウスケは人生の敗北者じゃ…」
「取り消せよ…今の言葉!」
「ふざけないで話が進まないから!」
「それじゃ今カラフにハイダイさんは不在という事だな?」
「すぐ戻ってくるとも言っておったみたいだから戻ってくるとは思うぞ」
カラフにはハイダイは不在。話を聞きたかったがこれでは手詰まりだ。すぐ戻ってくるとは言っていたがそれがいつになるか分からない。
不意にボケを入れてくる出店のおじさんにキョウスケとヨクバリスが変顔をしながらからもうとする中でボールから出てきたガブリアスにしばかれ、二人は一旦ペラペラの状態となったが…
不意と立ち上がったキョウスケが砂漠の方を指を差しながら提案する。
「よし!お前ら!今から砂漠に行こう!」
「砂漠に行ってもハイダイさんは…」
「違う!その元凶を退治しに行くんだよ!」
「正気かキョウスケ!?元凶は普通に人間に攻撃してくるんだぞ!?」
「俺のかめはめ波があれば…」
「普通に名前を出すな名前を!」
ハイダイは不在だが話を聞くことは出来た。要するに元凶さえ倒してしまえばカラフを脅かす存在はいなくなる。
そう判断したキョウスケは砂漠の方に行こうと話すが危険の方に行こうとしているため仲間たちは当然猛反対。キョウスケを説得しようとしても本人は唇を尖がらせて話を聞こうともしない。
そんな最中話し合いを続ける一行の前に一人の男性が現れる。
「その話、俺も乗せてくれないか?」
「!?」
「お前はテーブルシティで会った!」
「名前はそうだサンドウィッチ!」
「ハルトだ。話は聞いた。相手が巨大なら戦力が必要なはずだ」
一行の前に現れたのは何とキョウスケとテーブルシティで激闘を繰り広げた元チャンピオンであるハルト。
ネモは一瞬怯えた顔を見せていたがハルトの目から邪念が消えているようなそんな気配がした。いつも隣にいた取り巻きの二人の存在はない。
何か接していた時のハルトと違うそんな気配を感じ取ったキョウスケ達は謹慎処分だったはずのハルトの方に目線を向ける。
「今更協力だなんて信用ならないよ!」
「そうだろうな。そう思われて当然だ。特にネモにとっては印象は最悪だと思う」
「ハルト…」
「協力なら焼き土下座しろ!」
「焼いて根から反省しろ!」
「話が進まねえからお前ら黙ってろ!」
ハルトの目は真剣だった。意思は確かに伝わってきたが確かに本人が言う通りネモから見た彼の印象と言うのは最悪に近い。利用されしかもハルト自身は他のメンバーとつるんだ。
結果的にそれがネモを精神的に追い詰めキョウスケ達と出るまでは不登校の状態だった。アオイが言うのもごもっとも。それは理解している。
キョウスケとヨクバリスが今度はペパーに拳骨を喰らう中でネモがハルトに向かって口を開く。
「オモダカさんは何か言っていたの?」
「覚悟を決めたのなら筋を通しなさいと。それだけだ。俺についてきていた奴らもまた改心しようとボランティアを始めている。俺もそうとは思ったが…」
「迷惑かけた奴に借りを返す。そういう事だな?」
「キョウスケ…」
「そうしないと前に進めないような気がした。俺のわがままだってことも十分理解している」
拳を力強く握りしめている。相当な覚悟でここにやってきたのだろう。迷惑と言う面を掛けてきた張本人でありネモから希望を奪った人物だ。信用に足らないのは当然の事。
ペパーとアオイが睨みを効かせる中でキョウスケはネモの方に視線を向ける。
「お前が決めろネモ」
「え?」
「どっちかというとこいつに関しては俺らは部外者だ。一概の感情でしか語れない。だがこうなるハルトの前の姿を見ていたお前なら今のハルトがどうなのか決断できるんじゃないか?」
「…私は…ハルトを許すことは出来ない」
「ネモ…」
「でもハルトがもう一度私やキョウスケ達と一緒に前を向こうと考えてくれているなら、私はハルトと一緒に前を向きたい」
正直な思いだった。そう思うのは当然だと来たハルトも分かっていたはず。ネモがハルトから視線を背けた後に再度彼の方に視線を向ける。
その決断をネモに委ねたキョウスケは大きく息を吐くとハルトの方に向き、彼に対して語り掛ける。
「お前の行為を見てきたネモがこう言っているんだ。今回だけかどうか知らねえが…背中は預けねえ。少しでも何か変なことを企むなら…分かっているな?」
「肝に銘じておく」
背中は預けない。厳しいかもしれないがそれだけ疑いの目を入れているという事なのだろう。ハルトもそう言われるのは承知の上。
ハルトがロースト砂漠の件についていくことが確定し一行はロースト砂漠に向かって進み始める。その時だった。ペパーが何かの異変を感じ足を止める。
「どうしたのペパー?」
「いや…何でもねえ」
(気のせいか?今俺のモンスターボールが揺れたような気が…)
その足はハイダイがいるカラフからそのカラフの平和を守るためにロースト砂漠に差し向けられる。そのロースト砂漠では確かにカラフを苦しめる元凶が動き始めようとしていた…
見てくださりありがとうございます。
現状一つしか更新してませんが灯火の星が再開するかそれとも他作品が始まった際はこの形式を取ろうかなと思います。
大分余裕がなかったので…
引き続き命をよろしくお願いします。