とんでもない馬鹿が世界を巡るそうですよ?   作:命 翼

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パソコンでやってるから日に日に文字数が増えているような気がします。と言う訳でタイトルは相変わらずですがまあ中身は普通です。どぞ。


お前はスーパーゴッドなジュラルドン!

 前回のあらすじ!私が負けることなんてあり得ません。何せ自分は100歳まで長生きすると見せかけて死にますからね。

 

「前回真面目な感じで終わったじゃん!何で真面目からすぐにふざけようとするの君!」

 

「うっせえ!この作品はギャグ主体だろうが!ギャグから真面目パートぶっこんでお気に入りが一人減ったんだぞテメエ!」

 

「それはその風潮じゃなくて作者の技量!とんでもない所勘違いしてるよ!」

 

「…いつもこんな感じなのか?」

 

「ん?あ、ああ…大体はこんな感じだなキョウスケは」

 

 マリナードタウンに向かうと言う説明でロースト砂漠前を守っていた警備員に通してもらえたキョウスケ達は前回元凶が見つかったポイントにへと足を向けていた。そのメンバーには先ほど合流したハルトの姿も。

 

 真面目なキョウスケの姿しか見ていなかったハルトは少し驚いたような感じだがネモがキョウスケに突っ込んでいるのを見て少々安心している様子。

 

 そんな軽く微笑むハルトを見てペパーが一言呟く。

 

「お前そんな表情出来たんだな」

 

「俺だって笑うことぐらいできるさ。不気味さが無くなっただけだよ」

 

「じゃあ俺がテメエを全力で笑わせてやる!行くぞかーめ…」

 

「ウェーニバル」

 

 ペパーの一言にそう呟いたハルトに対してキョウスケがすぐハルトの方に視線を向けるとそのまま見慣れたポーズを取ろうとした瞬間にネモのウェーニバルに地面に叩きつけられてぺしゃんこになる。

 

 ハルトは初めての様子で戸惑った様子を見せるがキョウスケはすぐに元通りになる。そして顎を突き出しながらハルトを指さし…

 

「今貴様俺が死んだと思ったな!残念だったな!」

 

「こいつは何しても死なねえから大丈夫なんだよ」

 

「人をサンドバッグみたいに言うなコショウ!」

 

「誰がコショウだ。俺はペパーだっての!」

 

「死んでくれたらよかったのにな」

 

 キョウスケの言葉をフォローするようにペパーが呟いた後にハルトが笑みを浮かべながらそうキョウスケに言い返す。アオイも一瞬笑みをなくしたがネモは何となく冗談と分かっていたため軽く微笑む。

 

 言われたキョウスケはヨクバリスと共にハルトの目の前に迫るが、ハルトはそれをスルーして前の方向に歩き出す。

 

「おいボケを無視するなてめえ!ぶん殴るぞ!」

 

「ぶん殴るのは元凶にしてほしいな。俺は既にお前に殴られた身だからな」

 

「そうだったのキョウスケ!?」

 

「そうだぞアオイちゃん。マスターはこの腐れ外道を…」

 

「確かにしてきた行為はそうだったが直接言われると虫唾が走るな」

 

 ハルトが若干前に出た場所で歩いているとロースト砂漠にて前回集団を襲ったポケモンが発見されたというポイントに差し掛かったキョウスケ達。砂嵐こそずっと巻き上がっているがそれにしては発見されたポイントだけ風が突風並みに吹き付けている。

 

 それも何か境界線でも引かれているのではないかと感じるぐらいにとあるところで風がピタッと止まっている。

 

「ここだな」

 

「いいじゃねえか!この魔王に挑む感じ!よっしゃ!行くぜお前ら!」

 

「ちょっとキョウスケ!あんな風の中に突っ込むと言うの!?」

 

「突っ込まないと元凶は倒せないかもしれない。俺は賛成だ」

 

「ハルトまで!」

 

 突風が吹くエリアに向かってキョウスケ達が歩き始めたその瞬間だった。足を踏み入れた瞬間に鳴り響いた鐘のような音に全員が足を止めた瞬間に突風が光を纏い、その光は瞬く間にキョウスケ達全員を飲み込んだ。

 

 叫ぶ暇もないままペパーとアオイさらにネモが目を開けると目の前に向かって巨大なポケモンが歩いて来た。巨大であるが故か。一歩前に進むたびに地響きが巻き起こる。

 

 ペパーはその姿を見て何かため込んでいた何かが一気に噴出しそうなそんな気持ちになった。牙を蓄え若干ドンファンに似たような赤いポケモン。そのポケモンは3人を見ると…

 

(客人が来たと思えば…お前はマフィティフを連れていた小僧だな?)

 

「何コイツ…直接脳内に…!」

 

「どういうことぺパ…」

 

「イダイナ…キバァ!」

 

 ネモとアオイが困惑している間にペパーはキョジオーンを繰り出し、イダイナキバと言うポケモンに拳を叩きつける。その背中越しでも分かるぐらいにペパーに怒りが満ちていた。

 

 そのイダイナキバに向けられていた目線はまさにこのポケモンを殺そうとするような勢いだった。だがキョジオーンの拳をまともに食らっていてもイダイナキバは平然としている。

 

(ひどいじゃないか小僧。我は喜んでいるのに)

 

「黙れっ!お前だけは…!マフィティフをあんなにしたお前だけはッ!」

 

「それ本当なのペパー!?」

 

「という事はコイツがマフィティフを…!」

 

(では殺すのか?ポケモンである我を)

 

「れいとうパンチ!」

 

 キョジオーンにイダイナキバにぶつけているもう一つの拳の方に冷気を纏わせ、イダイナキバにぶつけるが冷気を浴びても尚イダイナキバは平然とした様子を見せている。

 

 少し呆れたように息を吐くと鼻のような部分でキョジオーンを吹き飛ばし、ペパーたちの前に吹き飛んできたキョジオーンは一撃で戦闘不能に。

 

「キョジオーン!」

 

(お前は何も成長していない。だが仲間を連れているとはな。だが数が増えただけだ)

 

「やるよアオイ!ペパーも!」

 

「う、うん!」

 

「すまねえ…手を借りるぜ…!」

 

イダイナキバを目の前にしてネモはウェーニバル、アオイはマスカーニャ。そしてペパーがパルシェンを繰り出し立ち塞がる脅威に身構えた中、その場にいないキョウスケとハルトは砂嵐の止んだイダイナキバやペパーたちが飛ばされた空間以外の場所に飛ばされており、仲間はいないわ嵐は止むわで途方に暮れていた。

 

「どういうことだ!元凶と言うのは戦闘力を分ける物なのかちくしょう!」

 

「そうだとしたら元凶は強そうな奴を事前に省いたという事になるな。知能はあるみたいだな」

 

「冷静に呟いている場合か!このままだと俺達普通にマリナードタウンに向かわないと行けないぞ!」

 

「そうなるな…突風も止んでるし何の言葉も呟けない」

 

 キョウスケやハルトが踏みしめている場所は間違いなく異空間でペパーたちがイダイナキバと戦っている同じ場所。

 

 然しその当人たちの姿はその場には無い。慌てるキョウスケと冷静に周りを見渡すハルト。困り果てる彼らの前に姿を見せたのは二人の男女だった。

 

「おお!ここにいたのか!ありがとうなお嬢さん!教えてくれて!」

 

「いえいえ当然のことをしたまでです」

 

「お、お前は最近映画で結ばれた奴じゃないか!」

 

「ガンダムのキャラではないですよキョウスケさん」

 

「ハイダイさん!どうしてここに!」

 

「いやあ急にそこのお嬢さんに話しかけられてな。ロースト砂漠に来てほしいと頼まれたんだい」

 

 二人の前に姿を見せたのはジムリーダーハイダイと記者のキラ。キョウスケの言葉にキラが苦笑いを浮かべる中でハルトに尋ねられたハイダイはキラに頼まれてここにやってきたと発言する。

 

 然し現状その元凶らしき姿はなく吹いていたはずの突風も吹いていない。来てくれたのは有難いが二人ですら分からない状況をどう説明しようか。

 

「おい記者!ここに来たという事は対策を知っているんだろうな!」

 

「ええ、何も知りません」

 

「期待を持たせる返答の仕方をするな偽物!」

 

「誰が偽物ですか!」

 

「ここ突風が吹いていたはずなんです。然し今ご覧のありさまで…」

 

「なるほどなあ…確かにここはカラフを苦しめたポケモンが発見された場所だが…」

 

 4人で一斉に周りを見渡すがヒントになりそうな部分は一切存在しない。援軍に来たハイダイ含め全員が困ったような素振りを見せたその瞬間だった。

 

 4人の周りに再び光が発生しその光は瞬く間に4人を覆いつくしていく。光が止み目を開けるとそこにはボロボロになったペパー、ネモ、アオイの3人の姿が。その前方には巨大なイダイナキバが立っていた。

 

(まだ仲間がいたか。呼べば少しは優勢だったかもな)

 

「おい3人共大丈夫か!」

 

「これがカラフの元凶…!」

 

 驚くハイダイやハルトの一歩前で黙り込むキョウスケ。その握りしめられた拳には血がにじむ中で倒れ込むペパーに歩み寄り語り掛ける。

 

「おいペパー。生きているな?」

 

「キョウスケ…アイツ…マフィティフを…!」

 

「…もういい。それ以上は何も言うな」

 

 足音立ててキョウスケの方に迫ってくるイダイナキバに対して駆けつけたハイダイやハルトなどが息を吞む。今回は逃げ出すことなくカメラにそっと手を添えようとしたのはキラ。

 

 キョウスケの目の前に止まり軽く息を吐いたイダイナキバはグッと後ろに体重をやりキョウスケに向かって突進しようとしたその時だった。キョウスケが口笛を鳴らしたその時にキョウスケの前に出たヨクバリスがイダイナキバの突進を食い止める。

 

「食い止めた!?」

 

「ハルト!全員お前らの方に!持ってんだろエスパータイプ!」

 

「分かった!」

 

 ハルトが繰り出したドータクンが一瞬にして念力にて倒れているペパーたちをハイダイたちの方に寄せる中でイダイナキバを弾き飛ばしたヨクバリスとそのイダイナキバに睨みを効かせたキョウスケ。

 

 イダイナキバがもう一度キョウスケ達の方に迫った瞬間にキョウスケが声を張り上げる。

 

「ヨクバリス、カウンター!」

 

(馬鹿めノーマルタイプがかくとうタイプの技を防げるものか!)

 

 ヨクバリスが堂々と身構えているその場所にイダイナキバは思い切りぶつかってきたが少々地面を抉りながら押されたものの、グッと踏ん張りイダイナキバを再度弾き飛ばすとそのままイダイナキバの目の前に出向いたヨクバリスがそのままイダイナキバを殴りつけ殴り飛ばす。

 

 飛ばされたイダイナキバはそのまま近くの岩壁に衝突。壁にひびが入る中でイダイナキバはキョウスケを睨みつける。

 

(馬鹿な…ノーマルタイプの筈…!)

 

「お前がペパーの何でどんなことをしてきたか知らねえけどな。お前だけはぶっ飛ばす。覚悟しろよ…象野郎!」

 

 ハイダイがペパーたちの近くにいてハルトがキョウスケの加勢に向かう。キョウスケが高々とした宣戦布告は舐めたかのように攻撃していたイダイナキバを本気にさせる形となった…




見直し等はさせていただいております。直す文章は自分の中でありませんでしたが…もしここ気になるよと言う事がありましたらコメント欄などでお願いしますね。次からイダイナキバ戦です。
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