とんでもない馬鹿が世界を巡るそうですよ?   作:命 翼

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1話の閑話休題が本日となります。久しぶりにふざけ倒すぞー!!


僕パン!腹パンパンのアンパン!

 前回のあらすじ!うおおおお!何だこれ美味すぎる!混ぜるな危険…え?何の話をしてるかは前回に…

 

「前回に引き込もうとするなするな!」

 

「こちとらシリアスシーンが多すぎてマンネリ化しとるんじゃい!一個ぐらいしてもいいだろ!」

 

「そのシリアスの話に投入しようとしているんだろうが!」

 

「仲良いなお前さん達!」

 

「いやこのやり取りをあいつがやれって!」

 

 イダイナキバを破りついに最後のスパイスにたどり着くことに成功したキョウスケ達。

 

そのスパイスを手に入れた彼らはカラフシティにてカラフが平和になったという事でパーティを開催することに。主催はこの一件に関わっていたハイダイ。

 

カラフシティに戻ったキョウスケ達は手に入れたひでん・すぱスパイスを使った料理をご馳走になることになったのだが当然名前にすぱが入るためかなり酸っぱい。

 

「流石にすぱスパイスなだけに出てくる料理全部すっぱいね…」

 

「根を上げるな!そんなもので根を上げていてはマネードクターになれないぞ!」

 

「それただの保険!料理と種類が全然関係ない種類だってば!」

 

「ふっ…良くマネードクターが保険だと見抜いたな。キョウスケは四天王の中でも最弱」

 

「んだとこのくそリスがァ!」

 

「喧嘩しないで騒がしいな!」

 

 当然カラフに平和をもたらしたキョウスケ達に輪が集まる訳だが、それを関係なしにキョウスケ対ヨクバリスのレスリングが始まろうとした瞬間に、ボールからガブリアスが出てきてキョウスケ達を叩きつけ地面に埋める。

 

 先ほどとは違い過ぎるキョウスケの雰囲気にハルトが終始圧倒される中で市民達は大満足の様子。その中でコントを見せられているのかと勘違いした子供がよみがえったキョウスケに…

 

「ねえねえお兄ちゃん!ものボケやってみてよ!バットを使って!」

 

「ああん!?やる訳ないだろ俺は芸人の類じゃ…」

 

「……」

 

「やってやろうじゃねえかよ!」

 

「おいキョウスケ、ヒダリデウテヤ」

 

「それもやってやろうじゃねえかよ!」

 

 キョウスケの言葉に敢えて無言でやり返した子供にネモ達が驚きを見せる中で子供から渡されたバットを使って、ものボケを披露しようとしたキョウスケの顔面にヨクバリスがそこら辺の石ころをぶつける。

 

キョウスケは一撃でノックアウトし気絶した。勝ち誇るヨクバリスに対してボールから出てきたウネルミナモが尾で叩きこちらも気絶。

 

まさかの相打ちに市民達が大満足する中でキラは遠くからその光景を見て笑みを浮かべている。先ほど涙も浮かべた彼女だが、何か満足げだった。

 

 そんなキラの後ろにどこからかキョウスケが近寄り…

 

「僕はハゲです」

 

「わああ!?いつの間に!?」

 

「かかったな!キョウスケワールドはすべてを支配する!」

 

「ある意味無敵じゃないですか」

 

「お兄ちゃんがいたところに…!かかしが置いている!」

 

「いや忍者かアイツ」

 

 ペパーの冷静なツッコミが入る中で再び市民達がキョウスケ達の方に向かって歩いてくる。

 

一斉に来るものだからキラはかなり焦った様子だがさらに焦ったのはヨクバリスの行動でヨクバリスがジャンプするとキョウスケに向かってパンチしようとしてくる。キラがよける中でキョウスケは拳を握りしめ…

 

「見よ!」

 

「東方は!」

 

「何かするから皆離れて!」

 

「そんな危険なのかあれって!?」

 

「「紅く燃えているっ!」」

 

 謎の拳のぶつかり合いにより謎の衝撃波が発生しそれを知っているペパーやアオイが呆れた表情を見せる中で、ネモとハルトは危ないとばかりにため息を吐いている様子。

 

それを知らずにどや顔をしているキョウスケとヨクバリスに対して先ほどの子供が近寄り、二人の頬を思い切り殴りつけ星の彼方まで吹き飛ばした。全員が声を出して驚く中でさらに驚いたのは二人が地面の中から出てきたこと。

 

「何が起きたぁ!?」

 

「あー…いつもの事なんで大丈夫です」

 

「はやい…!お兄ちゃんが戻ってくるまでに2秒もかからなかった!」

 

「ふっ。その程度か。貴様はどうやら四天王の中でも雑魚みたいだな」

 

「さっきから何の対決しているんだこいつら…」

 

「完全に私たちの子供があの世界に毒されている!」

 

 地面から出てきたキョウスケとヨクバリスが子供と対する。

 

 謎のポーズを取り合った両者は謎に今にでもブチ切れるぞと言わんばかりに表情を険しくしており、その対決を見たペパーたちに呆れられているほど。その誰も近づけないような空間にハイダイが無言で近づいていく。

 

「は、ハイダイさん!?危ないですよ!」

 

「そんな血気盛んなお前さん達にわしの寿司をご馳走しよう」

 

「何!?寿司!?世界が滅びる前兆か!?」

 

「どんだけ物騒な世界観になっているんだよ!」

 

「ではその寿司を懸けて勝負だお兄ちゃん」

 

「いいだろう。かかってこい」

 

 止めようと近づいたハイダイを無視して子供とキョウスケ達は再びポーズを取り直して謎の今にでも戦いますよという雰囲気を出していく中で、ハイダイの後ろからウネルミナモとガブリアスがキョウスケと子供をしばき気絶させる。子供の父親はキレそうな雰囲気だったが母親が父親を止め…

 

「今は何か…大丈夫な気がする」

 

「何が大丈夫なんだ!あの子のワールドに汚染され過ぎだ!」

 

「このような攻撃で我の7で立ち上がる攻撃を防げると思ったかハンバーグめが!」

 

「ほら普通に立ち上がった!てかハンバーグって何!」

 

「ここは現実世界!」

 

「ずっと現実なんだよなぁ…」

 

 再び顔を合わせた子供とキョウスケがポーズを取り合おうとしたその瞬間だった。

 

 待機していたラウドボーンが炎を浴びせキョウスケと子供はアフロの状態に。これで逆に焼けている筈だが頭が冷えた両者はお互いに握手をし、何も解決していないながらも満面の笑みで…

 

「良き戦いだった。次回は負けないぞ」

 

「こちらこそ次回も負けないぞ」

 

「今の決着ついていたの!?何も分からなかったけど!」

 

「恐らく7の地点で立ち上がれなかったキョウスケの…」

 

「何でハルトは今の奴に関して解説できるの」

 

 キョウスケとヨクバリスさらに子供とのやり取りに市民達から笑いと拍手が出てくる中で、ネモは解説しようとしたハルトに若干呆れたような表情。

 

 そんな楽しげに進んでいく雰囲気の中でその中に近づいていく一人の人物が。たまたま近くにいたキラがその人物に対応する。

 

「何や何や大将から様子見に行けと言われたから来たのにピンピンどころか元気になっとるやんけ」

 

「先ほどその正体を倒しましてねキョウスケさん達が」

 

「ほお…あのチンピラみたいな奴がなあ…で、アンタ記者やろ何やってんねん」

 

「それは私の方から話をしよう」

 

「出たなチンピラ大将。今度は何してんアンタ」

 

「うっせえぞまな板」

 

 そこに現れた緑髪の人物はチリ。

 

 オモダカの言い伝えでカラフシティにまでやってきていた彼女にキラが対応していたがチリに対して一旦輪から抜けたキョウスケの一言によって、チリは怒りが混じったため息を一回思い切り吐いてそこから笑顔でもう一度呟き直す。

 

「今度は何してんねんアンタ。さっきのは聞いてやらんことにするわ」

 

「まな板は魚とかのまな板じゃないか!何を勘違いしているのかな!?」

 

「そうさ!まな板は決して胸とかの事ではないぞ!」

 

「どっから現れたリス公。あーあ残念やなあ。折角新しい情報渡したろと思ったんやけどなぁ」

 

「何!?貴様フルーツパフェを食べたのか!」

 

「そんな下らん情報な訳あるかい。もっと重要な奴や」

 

 一旦輪から離れたキョウスケはヨクバリスと共に輪に近づいて来ようとしたチリと話すことになったが、驚いたような表情で語るキョウスケに対してチリは呆れたようなそんな表情でつぶやき返す。キラが真剣な表情でチリに尋ね直すと…

 

「その新しい情報って…」

 

「さっきアカデミーを人型のポケモンが襲って来よってな。ガリュウさんが追い払ってくれてん」

 

「人型!?」

 

「まさかスタンド系列の奴か!」

 

「そうそう、背後から人型の…って違うわ。スタンドってなんやねん。アニメ見過ぎとちゃうかアンタ」

 

 チリの一言にキラから笑みが消えた。正体も分からないままでキョウスケは変な立ち方しながらチリの呆れを招いているその時だった。

 

楽しげな雰囲気の中にいたハイダイがキョウスケ達の方に近づいてくる。笑みも交じりもどこか今から話される情報について勘付いているような気配にも見える。

 

ハイダイに気づいたキョウスケ達がハイダイの方に振り向く。キラの近くにいたチリがハイダイの近くに歩み寄る。

 

「ポケモンリーグの者がわざわざ近くに来るとは珍しいなあ」

 

「総大将からなカラフに寄れと言われてな。で…そこの記者は何でビビったような表情浮かべとるんや?」

 

「お前あれだろキラ。トイレ行ってないだろ行って来いよ」

 

「そうですねトイレにってその青ざめじゃないんですけど」

 

「何で今の流れからそのツッコミが出来んねん。逆に恐ろしいわ」

 

 チリからハイダイに改めてガリュウがアカデミーを襲ったという人型のポケモンを追い払ったという情報が伝えられる。

 

 キラの青ざめ具合がキョウスケの一言で一気に無くなったその時にチリがポケットから鍵のようなものをキョウスケに渡す。

 

「なんだこれ。タカラトミーのカギか!」

 

「タカラトミーってなんやねん。総大将から渡せと言われていたエリアゼロの鍵や。どうやらあの人はお前に賭けたいらしい」

 

「タカラトミーを?」

 

「一回タカラトミーから離れろアンタ。アンタが行かないならチリちゃん達が行くだけやし。そこはアンタに任せる。その人型のポケモンはエリアゼロに逃げ込んだという情報が流れとるからな」

 

「それはダメだぞお前。ギアスを使えばどうとにでもなるだろ」

 

「このヨクバリスが命じる!貴様は踊れ!」

 

 チリから渡されたのはエリアゼロのカギだった。オモダカがエリアゼロに正式に出向いてほしいとキョウスケに言ってきた様子だった。

 

ヨクバリスがどや顔で叫ぶと何故かハイダイが踊り出す。

 

 チリがハイダイの方に向いた瞬間にハイダイは踊るのをやめたが、今度はキョウスケとヨクバリスが変な踊りを披露していく。その様子に呆れたチリがキョウスケ達に背を向けると…

 

「エリアゼロというのは本来誰も向かってはアカン場所や。それを代表が行って欲しいと言っている意味分かっているやろうな」

 

「キョウスケさん…」

 

「オモダカに伝えろ。この1件終わらせたら腹いっぱいハイダイの寿司奢れって」

 

「幾らでもわしは…」

 

「ハイダイさん今言う場面じゃないです」

 

「そんなもんチリちゃんでも奢ったるわ。ほな…任せたで」

 

 チリは退散するかのようにその場から去っていく。ペパーたちがその存在に気付いたのキョウスケ達がチリの背中を見送った後だった。カギを見つめるキョウスケにキラが話しかける。

 

「エリアゼロに行くのですか?」

 

「あの元凶にはこんなことをした責任とアンタがやられた妹の分の責任を取ってもらわなくちゃならねえ」

 

 キョウスケの言葉にキラは息を吞んだ。カギを見つめながら呟いたその一言にキラは唇を一瞬噛みしめた。何かを呟こうとしたその時だった。ペパーたちがキョウスケに歩み寄り…

 

「まさかここまで来て連れて行かないと言わないよなキョウスケ」

 

「未踏の地らしいが?」

 

「関係ない。友達がエリアゼロに行くというなら最後までついて行く。意見は関係ない」

 

「エリアゼロにどんなポケモンがいるのか楽しみだから私も行く!」

 

「本気ですか!?未踏の地ですよ!?」

 

「俺も行く。乗りかかった船だ。これを解決させてくれ」

 

 驚くキラを無視するかのようにペパーとネモさらにアオイとハルトが声を上げる。

 

 イダイナキバまで付き合って今更という思いが強かったのだろう。その表情からは決意のようなものを強く感じた。キョウスケが顔を上げてペパーにカギを投げる。

 

「お前の父ちゃんがいるって噂だ。そこへの道はお前が開いてくれ」

 

「父ちゃんが!?」

 

「どこ情報?」

 

「たった今キラから聞いた」

 

「言ってませんけど!?」

 

 少しこみ上げる物が出ていたキラだったがキョウスケのたった一言で一気に消える。ペパーは改めてカギをグッと握りしめるとキラの方に少し近寄り…

 

「キョウスケに俺の父ちゃんがエリアゼロにいるって話本当に言ったのか?」

 

「正式にはオーリムさんから。このカラフに戻る直前に連絡があったそうで」

 

「そんなこと一言も言ってなかったじゃんキョウスケ!」

 

「言ってもフリーザがベジータに自分の攻略法を伝えるみたいなもんだろ」

 

「言っていることが全然分からない!」

 

 ペパーの表情が一瞬暗くなったその時でのキョウスケの発言に一同がガクッとくる中で、ハイダイが主催してくれたカラフシティでのパーティが終焉に向かっていく。

 

チリから人型のポケモンがエリアゼロに逃げ込んだ情報を得たキョウスケ達はエリアゼロに向かうためにチャンプルタウンにへと向かう事に。その話し合いを聞いていたキラはとある決意をするのだった…




さすがに全部ふざけたら胃もたれすると思うので次回に向けたパートをちょっと入れました。ガリュウさんの奴は次回…いやもしくはそのまますっ飛ばすかもしれませんね。
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