とんでもない馬鹿が世界を巡るそうですよ?   作:命 翼

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お疲れ様です。命です。調子がいいので書いている日に二つ書いてる感じです。どうなるかわからないですけど頑張ります。


学校回は続く!本当の事言って何が悪いんだバーカ!

 前回のあらすじ!東大学部は頭が悪い!本当の事だからだ!

 

「東大学部?」

 

「うん…多分気にしたらダメな奴だと思う」

 

 卵に関して数日はかかると推察したジニア。数日の間どこに泊まろうかとキョウスケが考えていた矢先、ハルトからネモに校舎裏に来るようにと言う命令が下され、悪い予感がしたジニア。そして全然関係ない感情を抱きながらキョウスケがついて行く中3人は校舎裏へ。

 

 そこで待っていたのは先程会ったチャンピオンハルトとその連れの2人。ハルトは舌打ちをしながら立ち上がると…

 

「おいネモ。1人で来るように言った筈だが?」

 

「分かるように説明しろ」

 

「話こじれるからちょっと黙ってて」

 

「付いてきたのは自分の独断。…キョウスケさんは知りません」

 

「チャリで来た」

 

 ハルトの目の前でガブリアスがキョウスケの背後に隠れる中、ホゲータとモトトカゲも3人に睨みを効かせるが、ヨクバリスだけはさすがに破った余裕からか顎を突き出してキョウスケとふざけたポーズ。ネモが明らか怯えた表情を見せる中、ハルトは舌打ちをしながらキョウスケにモンスターボールを投げる。

 

「あん?」

 

「いる次いでだ。そのガブリアスはくれてやる。弱い奴に興味はねぇ」

 

「やはりハルト君のガブリアスでしたか。…それで?呼び出した経緯は?」

 

「担任に関係ない事だよ!引っ込んでろ!」

 

「引っ込みまーす!」

 

 ガブリアスのボールを受け取りつつ、修羅場と化す空気を台無しにしそうなキョウスケの謎のダンス。ネモがそれを見て笑みを浮かべる中、空気感を台無しにされたハルトは3回目の舌打ちをしながらこちらに向かってくるとそのまま通り過ぎ…

 

「てめぇがいるとやっぱり調子狂う。また呼び出すぞネモ」

 

「……」

 

「何だアイツ」

 

「ネモさん…」

 

 ハルトが連れの2人と去って行く中、ネモは怯えた表情で黙り込む。キョウスケは通常運転でいた為、何が何だか分からない感じに終わったがネモの落ち込みようを見たジニアは彼女の手を繋ぐと…

 

「キョウスケさん。僕ネモさんを自室に返してあげてきます。えっと…確か泊まる場所がないんでしたよね」

 

「ここをキャンプ地とする!」

 

「いや生徒に迷惑なんでやめてください…確か空いてる部屋があったような…折角なんでそこに…」

 

「空き部屋なんてゴミが溜まってるじゃねぇか。ホテルでも探すよ」

 

「ホテル代なんてあるのか」

 

 ヨクバリスの核心を突くツッコミに思わず石となって固まるキョウスケ。ジニアがため息を吐き、案内するんで先程の生物室で待っていてくださいと告げたと同時にジニアは何も話せなくなったネモを連れてその場から離れて行く。

 

 キョウスケも一度その場を離れようとしたその時。激しい振動と共に大きな声が聞こえた為、文句を言おうと振り返ってみると…

 

「やかましい!急に何だくそったれ…ってわあ…」

 

「ひょえ…」

 

 そこにいたのは2本の尻尾と長い髪と青い身体をしたポケモン。ここまで言えば普通に聞こえるが驚きなのはそのサイズ。キョウスケやヨクバリス、さらにガブリアスなどを軽く超える大きさにキョウスケ達は思わず黙り込む。

 

「何かポケモンの声したー!ってデカぁい!?」

 

「誰だお前は!?」

 

「地獄からの使者!スパイダーマ…じゃなくて通りすがりの生徒です…」

 

 驚くキョウスケ達を前にして校舎裏に突如現れたのは三つ編みの髪をした帽子を被った女子生徒。脅威の対応力を見せながら苦笑いを浮かべたが、そんな事している間にポケモンはさらに声を張り上げる。キョウスケ達が思わず吹き飛ばされそうになる中…

 

「おい女子!」

 

「はい女子です!」

 

「コイツなんなんだよ!?パルデアじゃこんなでけえポケモンがびっくり箱のように出てくるってのか!?」

 

「いやいや知らないですよこんなデカい奴!てか何で誰も来な…」

 

 キョウスケが女子生徒に語りかけたその瞬間、ポケモンが声を張り上げながら水の一撃を放って来てキョウスケ達全員直撃。女子生徒の元にホゲータが戦闘不能の状態で抱き抱えられる中、女子生徒の前まで吹き飛んだキョウスケはふざけたような怒ったような表情を見せ…

 

「やりやがったな貴様!リアルファイトをするなら貴様にガンダムファイトを申し込む!」

 

「ガ、ガンダムファイト!?」

 

「俺のこの手が真っ赤に燃える!貴様を倒せと轟叫ぶ!」

 

「ちょっ!?この人燃え始めたんだけど!?これポケモンの作品だよね!?」

 

「グオオ!」

 

「石破ッ!天驚けぇぇぇん!」

 

 完全にポケモンの世界で出してはいけない程にキョウスケが燃え上がり、そして巨大な波動がポケモンに命中する。あまりの音に驚き生徒達が近くにくる中、爆煙が広がりながらキョウスケは真っ白になりながら倒れ込む。女子生徒は驚きながら…

 

「いや!?何今の!?ポケモンの技!?」

 

「ガンダムの技だ」

 

「いやいや!ポケモンの技を…って喋ったぁ!?」

 

 キョウスケは数秒気絶していたが頭をアフロにしながら立ち上がる。ヨクバリスが喋った事に腰を抜かしている女子生徒を後ろにポケモンに歩み寄って行く。謎の一撃を喰らってポケモンは戦闘不能。ヨクバリスとガブリアスと共にポケモンに近づく。

 

「おい!コイツなんなんだよホントに!」

 

「え…えっと…」

 

「アンタすげえな!今のどうやって出したんだ!?」

 

「ギャグ補正」

 

「ギャグ補正!?」

 

 ざわめきが起きる中、キョウスケに近づいて来たのは目を輝かせた若干寝癖がついている男子生徒。腰を抜かしていた女子生徒と共に近づくと男子生徒がキョウスケに告げる。

 

「コイツは確か…ウネルミナモというポケモンで古代のポケモンらしいぜ」

 

「何で古代のポケモンがここにいるんだよ。てかお前誰」

 

「あ、俺はペパー!たまたま通りすがりの奴なんだけど…最近パルデアでちょくちょく出てきてる奴らしいぜ」

 

「あ、私はアオイ!同じく通りすがり!」

 

 ペパーという男子生徒のデータでこのポケモンがウネルミナモという古代のポケモンというのが判明。何故急に校舎裏に現れたかは不明。女子生徒はアオイと言うらしい。ざわめく生徒達の近くで戻って来たジニアが息を切らしながらキョウスケ達に近づいて来た。

 

「な、何かとんでもない爆発があったんですけど!?」

 

「ギャグ補正だから気にするな」

 

「何でもかんでもギャグ補正にされたら溜まったものじゃないですよ!」

 

 ジニアに次いで様々な先生が顔を出す中、とりあえずここから離れようとジニアが提案。戦闘不能となったウネルミナモを回復しにモンスターボールに入れた後、その場を離れて行く。ジニアが他の先生に事情を説明している間にキョウスケ達は校舎裏から離れてポケモンセンターへ。

 

「え、えっとアナタの大切なポケモン達はみんな元気になりましたよ!」

 

「アンタが戸惑う事はしてないぞ」

 

「いや…凄い見た目のポケモン連れてるなって思って…」

 

「それはガンダムIQが低いと言う事だ」

 

「だからここポケモンの世界だって!」

 

 アオイにキョウスケが突っ込まれている間にボールを受け取ったペパーがウネルミナモのボールからウネルミナモを出す。ウネルミナモは先程とは違く暴れたりせずにキョウスケ達を見つめる。

 

「よお。古代のポケモン。人間に捕まえられる気持ちはどうよ」

 

「グウ?」

 

「分かってないみたいだな」

 

「さっきはもう大暴れだったんですよ!」

 

 アオイが驚きの声を上げる中、キョウスケとペパーが顔を合わせる。キョウスケがウネルミナモに近づくとウネルミナモはキョトンとしながらキョウスケに顔を近づける。ペパーとアオイは一息吐くと…

 

「アンタの名前聞いてなかったな。アンタ名前は?」

 

「キョウスケ」

 

「随分さっぱりちゃんだな…よしキョウスケ。俺の連絡先渡しとくからまた連絡してくれ。コイツについて知りたいしよ」

 

「あ、私も!」

 

 アオイとペパーの連絡先を受け取っている間にウネルミナモが相変わらずキョロキョロする。この後ジニアの案内で空き部屋に案内してもらい、そこでキョウスケは1日を終える事となる…




見てくださりありがとうございます。
何とか書けましたね。良かったです。学校回は後2話ぐらい続くかな?
ウネルミナモ回は急に考えましたw
あんなもん出されたらどちらかは出さないとね!
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