という事で水曜どうでしょう少しハマりました。という事でやっていきます。
前回のあらすじを右ストレートでぶっ飛ばす!パイ生地にゴロゴロさせてひとまず練ってからぶっ飛ばす!そこから160キロ出してやる!
「今のネタ色々混ざり過ぎて逆に頭痛くなるわ」
「何でパイ生地のネタが出てきたのかなと思った」
「さっきまでとあるドラマ見ていたからまた影響されたなコイツ…」
12番道路を抜け13番道路にたどり着いたキョウスケ達。そんな彼らの足取りは当初のリャフレの目的である実りの遺跡に通じるハイナ砂漠にへと向いていたわけだが、ハイナ砂漠の入り口付近にニョロゾと女性が立っている。
そこに近づいたキョウスケ達だったがその手前で女性に止められた。
「待った。ここから先は迷い人が出ていると噂のハイナ砂漠よ。島めぐり者かしらアナタ達」
「僕の名前はトランクス」
「名前は聞いていない」
「島めぐりなんてものはしてないんだボカァ」
「どこの方言やねん」
真剣な目つきで話してくる女性に対してキョウスケは顔を無駄に引き締めたりそして頭をボサボサにしたりして対処しようとしたが女性が真顔でツッコミ返し、そのストレートすぎるツッコミに思わずレイカが拍手を送る。
その傍らにいたニシノが女性に少しばかり事情を説明する。
「そこの小さな子がな島めぐり体験者でな。島めぐりするならここにも通っておけと言われてるんや」
「ホントに?アナタ歳幾つ?」
「10」
「島めぐりは11からだけど…」
「何!?イナズマイレブン!?」
「数字言ってるだけじゃ黙っとれ」
「ツッコミ鋭いなあ…」
ニシノの言葉に思わず女性がリャフレに尋ねるとリャフレは正直に10歳だと答えた。女性は首を傾げながらニシノに問いかけ直したがニシノがちょっと困ったようなタイミングでキョウスケが声を張り上げ、女性が再び真顔でツッコミ返す。
レイカはここまで感心してばかりで何も言えていない。レイカは女性の対応を見て正直なことを話そうと彼女に近づき…
「ちょっとこっち来てもらっていいですか。正直なことを話したいので」
「え?ああ…うん、アンタ達。私が帰ってくるまで何もしないでよ!」
「分かった分かった何もしない」
「その流れは何かする流れやんけとりあえず黙っとけ」
「今日皆俺に冷たくないか!主人公だぞボカァ!」
「ボカァって何…」
レイカが女性を連れて端っこの方に歩いて行く中でレイカが戻ってくるまで待機となったキョウスケ達。
リャフレを謎に肩車するキョウスケに対してそんなキョウスケに目もくれずにレイカの方を見つめているニシノ。然しふと息を吐きながらキョウスケの方に振り返ると真顔ながら二度見した後に…
「何してんねん」
「何って肩車だよ」
「何でこのタイミングで肩車やねんよう引き受けたな嬢ちゃんも」
「何か楽しくなってきたからつい」
「楽しくなる要素無かったやん今」
「そうか…だったらお前のパン生地をオーブンで炊いてやる!」
「まーた影響されたからに…」
何も出来ない中で急に叫び散らかすキョウスケに対して溜息を吐くニシノ。リャフレは真顔だがまんざらでもなさそうな表情をしている。レイカと女性の話し合いがちょっと解決の方に向き始めたその時だった。
入口の後方にある湖の場所から急に泡立ち始めたかと思いきや水しぶきを上げて出てきたのはただのコイキング。キョウスケの前をピチピチと活きが良く跳ねている。
キョウスケが真顔でそれを見つめる中で疑問を抱くリャフレとキョウスケの表情を見て笑いをこらえているニシノ。思わずリャフレを下ろしコイキングを持ち上げ…
「喧嘩売ってんのかぁ!」
「ぶん投げたぁ!?」
キョウスケが思い切りコイキングを海の方にぶん投げる。すると湖の方で釣りをしていた男性がこちらにやってくると…
「すいません。そっちにコイキング行ったと思うんですけど…」
「おじさんのだったの!?」
「おいコラジジイ!」
「ジ…ジジイ!?」
「俺の前にコイキングをぶん投げるとはどういう了見だ!」
「勢いよくやり過ぎて…例の取ったどーをやろうとしたら…」
「どんだけ活きがいいんだよそのコイキング!」
平謝りの男性に対してレイカと女性が戻ってきた中だった。海の方から再び水しぶきが上がったかと思いきやリャフレが白目となりニシノが思わず口が駄々開きになる中でキョウス達より遥かにデカいサイズでコイキングが姿を見せ、13番道路にいる人々はパニック状態に。キョウスケも思わず白目になる中で…
「でっかぁ!?」
「さっき普通のサイズやったやんけ!何が起きてん!」
「知らないよ僕!」
「ココココ」
「な、なんて?」
「湖と海の水ってえらい違うんだぞ。覚悟の準備をしてください。裁判を起こします…」
「何でその構文をポケモンが話せるの!」
ほぼ全員が物陰に隠れる中でリャフレの言葉に思わずツッコミを入れるキョウスケ。
レイカが裁判て…と呟きながら笑いをこらえているとコイキングが吹いた水がキョウスケの体に命中しキョウスケがその場に倒れ込む。コイキングは凄い物音を立てながらこちらに近づいてくる。
「目がぁ!目がぁ!アー!」
「目どころやないやんけ!どうすんねんここで全滅か!?」
「ここであのコイキングに骨まで食われて…」
「今アナタ恐ろしい事言ってる!全年齢対象にしてない言葉言ってるって!」
コイキングが再びレイカ達に攻撃しようとしたその瞬間だった。コイキングの片腹に直撃したとある攻撃によりコイキングが元のサイズに戻っていきそのままそこにいた湖に落ちて行った。
全員がホッとした印象をしている中で立ち上がったキョウスケが攻撃の方向を見つめると…
その攻撃を行った対象は空中にいた。鼻輪とカウベルを付けたポケモン。女性が驚く。
「嘘!?何で!?」
「え?どうしたんですか?」
「カプ・ブルル…ウラウラ島の守り神や」
「カプゥブルル!」
「リャフレに危険が近づいていたから攻撃した…」
カプ・ブルルはキョウスケ達の前に降り立つとまずリャフレの方に視線を送る。レイカがそっとリャフレの背中を押すとリャフレがゆっくり前へ。
リャフレが手を差し伸べるとカプ・ブルルはリャフレの手を握りしめる。女性はかなり驚いていた。温厚かつ他のポケモンに一切手を出さないブルルがこんなに人間を見つめるとは思ってなかったからだ。
「ポケモンの子というのは本当なのね…」
「親は分かってないみたいやけどな。これで明らかなったやろ。この嬢ちゃんはカプの血を継いでいる」
「争いを好まない守り神なんだけど…何か信じられない光景を目にしてるわ」
「…え?キョウスケが気になるって?」
「ははーん。もしや俺のこの才能が天才だと気が付いたな!」
「いらん事言ってないではよ行け!」
「いらん事とはなんだ!」
何だかんだ前に突き飛ばされたキョウスケがカプ・ブルルの方を向くとブルルはキョウスケに念力を送り…
「人間よ。我が子リャフレを守ってくれたことを感謝する」
「これは念力!は!まさか貴様は念力使い!」
「皆使えるよ?」
「なるほど…コケコ、テテフが貴殿の事を話していたが中々に奇天烈…そして誰よりも優しい心を持っている」
「やめろ!営業妨害だぞお前!」
興味があるかのようにジッとブルルがこちらを見つめてくる中でコイキングの脅威が無くなった人々がブルルの方を見つめる。キョウスケが少し照れだからか顔を赤くする中でブルルは少しおかしそうに笑い声がその言葉から含まれると…
「おかしな男だ。普通は優しいと言われたら人間は自慢するのだが…貴殿にはそれがない」
「だ、だから何だってんだよ…」
「お主、私と手合わせしないか。お主のポケモン達に色々確かめたい」
「い、いいの!?」
「私自身が興味が湧いた」
バトルしてもらえることとなったというのをレイカ達に告げると全員がびっくりしたような反応。ブルルに連れられ13番道路から全員は広々とした空間がある旧スーパー・メガやすに場所を移す。
全員が変な緊張した気持ちを貫く中でキョウスケもブルルと向き合い、息を吞む。興味があるとハイナ砂漠の前にいた女性もついてきた中で…
「あのブルルが人間に興味を示すなんてあの人は一体何者なの?」
「俺に知りたかったんや。あんなにポケモンを惹きつける人間はおらん気がする。アイツは一体…」
「ただの人間だよ。大体見たまんんま。それ以上でもそれ以下でもないと思っている」
「レイカ…」
「折角守り神とやり合えるんだ。全力で行くぜ!ヨクバリス!」
キョウスケが繰り出したのはヨクバリス。彼のエースであるポケモンだ。準備は良いなという問いかけに対して冷や汗を流しながら頷いたキョウスケ。ブルルが目を瞑り目を開けると同時に手を叩いたその瞬間だった。その手の音が響き渡る中でグラスフィールドが展開されていく。
ブルルが手を握りしめたその瞬間。その場から水しぶきだけ散らしてヨクバリスに向かって行ったブルル。
とんでもない速さだ。見ている人は誰一人として目でその姿を追えなかった。だがキョウスケは一息吐くと…
「あぶねえ…何とか防御指示を出せたぜ」
「ほう…やるな」
「カウンター!」
ヨクバリスは受け止めたブルルの角を前の方に引っ張るとそのままブルルの体を思い切りぶん殴る。そのまま殴りぬかれたブルルは水面の目の前で空中に戻り、そして目を光らせる。するとヨクバリスの体が突如として爆発しそして少しばかりのダメージを負っていた。
「何やあれ!」
「しぜんのいかり…!相手のポケモンの体力を半分にする!」
「嘘!?そんな技あるの!?」
「まだまだ行くぞ!」
「10まんばりき!」
空中から風切り音だけが響き渡る中でブルルがヨクバリスに向かって落下していく中でヨクバリスが地面を叩きつけ岩の壁を作り出すと、ブルルはそのままヨクバリスの岩壁を粉砕しながらヨクバリスの方に突撃。
然しそこにヨクバリスの姿はない。全員が驚く中でその傍らからヨクバリスが姿を見せ…
「ギガインパクトッ!」
「そう来たか!」
ブルルは向かってきたヨクバリスにすら何やら楽しげにしている中でヨクバリスの特攻を食い止める。だが流石の守り神でもギガインパクトの勢いを止めるのは容易ではなく、激しい風圧と共に近くの海が激しく揺れ動く。
相打ちとなった両者はブルルが水面でヨクバリスが壁付近まで吹き飛ばされる。
だが少しのダメージを負っても尚グラスフィールドの効果なのかブルルの体から傷が消えている始末。キョウスケがニヤリと笑った中でブルルは一息吐き…
「なるほど…思った通りだ。どこか君にはかつてここを通ったチャンピオンたちの幻影が付いている」
「は?」
「もう少し楽しませてもらうぞ…この感覚久々なのでな!」
ブルルは拳を再度握りしめそして角にオーラを纏ってからヨクバリスに向かって突撃していく。そんなブルルを見てキョウスケは…
「ここで仕留めるぞヨクバリス!カウンター!」
「ヨクバ!」
「まさかあの一撃を耐えきる気!?」
「守り神の一撃やぞ…」
キョウスケは自信満々にブルルに対してその作戦を取ろうとしている。それに対して全員が驚く中でブルルも正々堂々の気持ちを感じ取り笑みを浮かべる。そして角に纏わせたオーラを体全体に纏わせてヨクバリスに向かって行く中で、ヨクバリスはカウンターの構え。
激しい火花を散らしそして大きな爆発と共に水しぶきがこれでもかと舞い上がる中で、ヨクバリスは角を抑えながらブルルの攻撃を耐えきった。
「嘘!?耐えきった!?」
「カウンターッ!」
ブルルの角を放しその握りしめた渾身の拳をブルルの腹部に叩き込む。そのまま殴りぬかれたブルルは再び水面付近かと思えば地面を抉りながら踏ん張った。全員が息を吞む中でキョウスケがブルルに語り掛ける。
「どうした。まだやるか。アンタが持ちかけてきた勝負だ。アンタに権限がある」
「…成程よくわかった。もうよそう。ここから先は恐らく私でもやられてはいただろう」
「潔いな」
「ここまで食らいつける人間はまれでな」
「へえそうかい」
「ブルルさん!」
「ちょっとリャフレ!」
勝負ありという感じが出された所でヨクバリスをボールに戻したキョウスケ。その中で遠くでこのバトルを見守っていたリャフレがブルルに近づいてくる。リャフレがヨクバリスも出してという事なので一度戻したヨクバリスも繰り出したが…リャフレは自分の念で両者の傷を治した。
「どういうつもりだ」
「どうもないよ…!急にどうして勝負だなんて…」
「…そなた名前は」
「キョウスケだ」
「キョウスケか…気に入った。私を捕まえるがいい。仲間になってやる」
「えぇ!?」
全員が驚く中でこの後ブルルを捕まえることとなったキョウスケ。そしてその道のりは遂にリナたちがいるとされている場所にへと向いて行くこととなった…
次回ぐらいから重要な回になりそうです。
また頑張ります。よろしくお願いします。