とんでもない馬鹿が世界を巡るそうですよ?   作:命 翼

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お疲れ様です。バトル回に入らせる予定なんでギャグは少なめになると思います。よろしくお願いします。


でっけえ岩…え!?カニなんすか!?

 前回のあらすじ!マイクワゾウスキー?マイクワゾウスキー!

 

「お前のボケに対応する奴いませぇぇん!」

 

「んだとコラァ!」

 

 キョウスケとヨクバリスを襲おうとしたカニのようなポケモン達が二人のオーラによって気絶させられる中、二人は無意識に倒れた音を聞くと何もなかったかのようにその場から通り過ぎる。相変わらず他の人、ポケモンが見当たらない中キョウスケは…

 

「おいどうなってんだ!パルデア地方ってのは世紀末の場所なのか!」

 

「グオオ!」

 

「うっさいハゲって言ってますね」

 

「絶対違う事だろうが!然も俺ハゲてねぇし!」

 

 こんだけボケとツッコミを繰り返していたらポケモン達の耳に聞こえてくるのも致し方ない事。カニのようなポケモン達が一斉にキョウスケ達の前に現れる。モトトカゲが威嚇の声を張り上げる中キョウスケとヨクバリスがカニ達の前に出ると…

 

「その目はガンダムファイトの目だな!」

 

「よおし!貴様にガンダムファイトを申し込む!」

 

 二人の身体が光り始めたその時。カニ達は恐怖を感じたのかその場から逃走。キョウスケ達は物足りなさを感じつつ、身体を光らせるのをやめるとコジオとモトトカゲそしてヨクバリスと共にカニ達が必死に守ろうとしている場所に向かって行く。

 

 目を輝かせながらキョウスケ達が向かったのは一つの壁が聳え立つ場所。そこには大量のカニがいてこちらに振り向いて来る。キョウスケが変な踊りをしながらカニ達に向かって行くとまたしても恐怖したカニ達がキョウスケから逃走。

 

 ちなみにキョウスケが謎の踊りでカニ達を追い回している間はコジオをヨクバリスが持っていた。そんな謎の踊りをしているキョウスケ達の元に聞こえてきたのは一つの咆哮。

 

「な、何だぁ!?空襲か!」

 

「グオ!」

 

「くたばれハゲと言ってます」

 

「おいヨクバリス!さっきからてめぇの私見が入ってんだろうが!」

 

「ンガァァニ!!」

 

 カニ達が慌ててその場から離れる中、キョウスケも物音を感じ取りその場から離れる。砂埃と地響きを鳴らしながらキョウスケの目の前に落下してきたのはカニ達と同じ姿をした巨大なポケモン。

 

「デカい岩…」

 

「ンガァァニ!」

 

「オメエポケモンかよぉ!?」

 

「ンガァニ!」

 

「その返事はいらんピ!」

 

 キョウスケの前に姿を現したポケモンはキョウスケに急接近すると手のはさみをキョウスケに叩きつけようとしてくる。キョウスケが口笛を鳴らすと先程までコジオを抱えていたヨクバリスが目の前へ。そのヨクバリスがカニのポケモンの攻撃を食い止め…

 

「タイミングはもっと早い方が助かりますよマスター」

 

「すまない。お前なら対応すると思ってな。カウンター!」

 

 腹でハサミを受け止めたヨクバリスはそのカニのハサミを掴むとハンマー投げのように振り回してカニを壁に叩きつける。カニは身体の砂埃を取るとすぐにキョウスケ達の方にへと振り向くとこちらに向かって来たキョウスケに対し地面を叩きつける。

 

 叩きつけられた地面から岩の突起物のような物がキョウスケ達に向かってくる中、ここでキョウスケはガブリアスを場に出し…

 

「手を借りるぜ!ガブリアス、メタルクロー!」

 

「グオ!」

 

 腕の刃で向かって来た岩の突起物を粉砕。そのままキョウスケはガブリアスに指示を出す。

 

「ドラゴンクロー!」

 

 ガブリアスは地面を蹴り出すと道中突き出た突起物を回避しながら巨大なカニに向かって飛び掛かると、手の刃を思い切り振り下ろす。対するカニは身体を鉄にして刃衝突時の衝撃を減らすと、身体を振り回しガブリアスを近くから吹き飛ばす。

 

「グオ!」

 

「てっぺきに…あの技はストーンエッジか…中々ガチってるなありゃ…モトトカゲ!コジオをそのまま頼むぜ…!」

 

「グオ!?」

 

「コジ!」

 

 コジオはモトトカゲの手からスルッと抜けるとカニが向かってくる中でまきびしを撒き散らす。カニはまきびしに怯ませられながら動きを中断。まきびしを吹き飛ばして行く。

 

「まきびし!?お前エグい技覚えてんな…!」

 

「コジ!」

 

「ンガァニ!」

 

「ガブリアス、だいちのちから!」

 

 ガブリアスが地面を叩きつけるとひび割れた場所が一気に火のような形でカニに放出。しかし見た目は鈍重そうに見えるカニだが動きは過敏。ひょいとかわすとそのまま地面を叩きつけ、岩の突起物を再びキョウスケに向かわせてくる。

 

「ヨクバ…」

 

「グオ!」

 

「おいモトトカゲ!」 

 

 こちらに向かって何回か突出してくる岩の突起物に対してキョウスケの指示関係なく向かっていったモトトカゲは自慢の爪で岩を粉砕した。キョウスケが感心していたその時。その粉砕された岩の後ろにいたカニがハサミでモトトカゲを吹き飛ばす。

 

「モトトカゲ!」

 

「ンガァニ!」

 

「ヨクバリス!じだんだ!ガブリアスは…」

 

「ンガニ!」

 

「数で攻めて来やがって…!」

 

 ヨクバリスがさらに向かってこようとしたカニのハサミを土の壁を作り出して防ぐ中、ガブリアスが吹き飛ばされたモトトカゲに近寄る。この巨大カニはこのカニ達の親分なのだろうか。群がってくるカニ達に対してキョウスケは全員を出し全員に指示を送る。

 

「みんな周りにいるカニを頼む!このでけえのは俺たちがどうにかする!」

 

「グオ!」

 

「ホゲワ!」

 

「チュチュ!」

 

「ンガァニ!」

 

 ガブリアスがキョウスケの付近にモトトカゲを置いて帰って来た中、ウネルミナモ達が必死に群がってくるカニ達を応戦。どうにか吹き飛ばして行く中で再び近づいてこようとした巨大カニの前に出るコジオ。当然叩きつけられるが、どうにかバリアを張り込み防ぐ。

 

「まもるか…!やるじゃねえか…!ヨクバリス、ボディプレス!吹き飛ばしてやれ!」

 

「ヨクバ!」

 

 少し驚いたカニにヨクバリスは足元を勢いよく蹴り出し一気にカニに接近すると、そのままタックルを喰らわしカニを再び吹き飛ばすが地面を抉りながらもとある壁前で踏ん張る。少しふらついたようなそんな動きを見せたカニだが、とある壁の方に振り返る。

 

「…?」

 

 カニは壁を破壊するとそこからこぼれ落ちた草のような物を拾い上げるとそのままムシャムシャと食べる音を響かせる。どんどんとオーラを纏って行く中、カニ達を蹴散らしながらどうにかその場にペパー達が合流。キョウスケに駆け寄る。

 

「キョウスケ!大丈夫か!」

 

「遅いぜお前ら。俺一人でどうにかなると思ったよ」

 

「どういう状況?」

 

「とりあえず第二形態って感じだな。とりあえず気合い入れろよ!」

 

 ペパーがシェルダーを場にネモがウェーニバルを出す。アオイはニャオハを出す。そう構えているとカニがこちらに振り返り、オーラを出しながら咆哮を上げる。

 

「ところでコイツら何なんだよ?カニなのは分かるが…!」

 

「ガケガニだ。いわタイプ。見る限り奴が大将みたいだな!」

 

「周りにいるガケガニは?」

 

「知らん。オマケみたいなもんだろ」

 

「ンガァニ!」

 

 目を赤くしながら咆哮を上げるガケガニ。気絶していたモトトカゲが目を覚ますと若干遠くにいたコジオとホゲータさらにシェイミが歩み寄る。励ますように3体が声を上げる中、モトトカゲは少し悔しそうに背後のガケガニ達を見据える。

 

「お前シェルダーなんてどこで捕まえたんだよ?」

 

「今聞く事じゃねえだろ。来るぜ!」

 

「ンガァニ!」

 

 ペパーにシェルダーについて質問する中、キョウスケがニヤリを笑みを浮かべながら巨大なガケガニを見据える。ガケガニは声を張り上げるとそのままキョウスケ達に向かって来る。

 

 その中でアオイがニャオハに指示を出す。

 

「ニャオハ!このは!」

 

「ニャ!」

 

 ニャオハが葉を飛ばす中、ガケガニが葉を粉砕。ニャオハにそのままガケガニが体当たりをかまし、ニャオハを吹き飛ばすとそのままニャオハは戦闘不能。アオイが驚く中全員がガケガニから離れて再び見据える。その中キョウスケは苦笑いを浮かべていた…




見てくださりありがとうございます。また次回も頑張りますー。
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