騎士ガンダム様、只今異世界へお出掛け中 作:不死身の機動歩兵隊
「こっちも50人突破したどんッ!!」
アリアン
「この物語を読んでくれて本当にありがとう。」
騎士ガンダム
「私達の冒険はまだまだ続くから楽しみにしてくれ。」
ポンタ
「きゅいきゅい♡」
???
「今回はボクも登場しますよ!」
皆さんのクエストをお待ちしてます。
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‐ディエントの街近辺・ライデル川‐
エルフの森にて、エルフ狩りから子供達とダークエルフの女戦士アリアンを助けた騎士ガンダム。アリアンに雇われた彼はディエントの街にあるエルフ狩りの拠点に囚われたエルフ族を救出する為、【
アリアン
「嘘?あれってライデル川よね?じゃあ、あっちはディエントの街?」
騎士ガンダム
「流石に街中だと目立つから近辺に転移した。」
アリアン
「驚いたわ・・・転移魔法を詠唱無しで使えるなんて。」
騎士ガンダム
「便利な移動手段だが、一度行った場所でしか転移出来ないのが難点ではあるが、役には立てるか?」
アリアン
「それでも助かるわ!仲間の救出には最高の力ね。頼りにしてるわよ!」
騎士ガンダム
「それは何よりだ。日が沈む前に街へ向かおう。アリアンさん。」
アリアン
「えぇ!それと私の事はアリアンで良いわよ。」
騎士ガンダム
「分かった、アリアン。」
街にいるアリアンの仲間と合流する為、騎士ガンダム達は移動する。
‐数十分後 ディエントの街中・広場の隅‐
日が沈まぬ内に街に入った騎士ガンダム達は門を抜けて橋を渡った先にある広場の隅でアリアンの仲間を待つ事にいした。
騎士ガンダム
(アリアンはこれぞ女戦士って感じだったが、仲間のダンカさんはどんな方だろうか?)
???
「待たせたな、アリアン。」
アリアン
「いえ、大丈夫です。ダンカさん。」
騎士ガンダム
「(噂をすれば影。どんな人―――)あッ・・・」
合流したアリアンの仲間がどんな人だろうかと振り返った騎士ガンダム。するとそこには以前出会ったエルフの姿があった。ダンカはアリアンの傍にいる騎士ガンダムを鋭い視線を向ける。
ダンカ
「アリアン、何故その男がいる?」
アリアン
「色々ありまして・・・立ち話も目立つので移動しましょう。」
ダンカ
「・・・そうだな。」
アリアンはそう言って広場から離れて行き、それに騎士ガンダムも続く。その際でもダンカの鋭い視線はまだ続く。
ダンカ
「関わるなと言ったはずだが?」
騎士ガンダム
「(し、視線が痛いッ!)・・・子供達が涙を流し、助けを求めていた。それを見て聞いたら身体が勝手に動いていた。こんな理由ではダメか?」
ダンカ
「・・・まぁいい。後でアリアンから聞く。」
顔を向けてそう言った騎士ガンダムの言葉にダンカは少しだけ眼を見開いてそう言い、アリアンに付いて行く。
‐屋台市‐
広場を抜けて大通り沿いを出た先にある屋台市は飲食を楽しむ客達で賑わっていた。その中にある1つのテーブルに騎士ガンダム達が座っていた。
アリアン
「ナイト、本当に食べなくていいの?」
騎士ガンダム
「私は大丈夫だ。話を聞いた後、戦利品を売り払ってから適当に何か食べるよ(本当は食べたいけど、この姿で食べたら色々と突っ込まれるからな)。」
そう思う騎士ガンダムの目の前のテーブルにはディエント名物、ゴアビーフの串焼きとハニービールが置かれており、その美味しそうな匂いに騎士ガンダムは唾を飲む。
騎士ガンダム
(この世界にMS族がいれば遠慮なく飲み食いが出来たのに、こんなの生殺しだよ。トホホ。)
アリアン
「彼がダンカ・ニール・メープルさん。私と同じエルフ族の戦士で、情報収集してくれていたのよ。ダンカさん、こちら―――「知っている騎士ガンダムだろ。」えっ?はい、そうです。」
ダンカ
「それで、どういった経緯でこいつと会った?」
アリアンは騎士ガンダムと出会った経緯と、今回の救出作戦に協力する為に雇った事を話す。そして騎士ガンダムは気になった事をアリアンに聞く。
騎士ガンダム
「さっきメープルと聞こえたが、アリアンとダンカさんは兄弟なのか?」
アリアン
「違うわ。エルフ族の名前は、自分の名・同性の親の名・所属している集落の名の組み合わせなの。私達はカナダ大森林の森都メープルに所属する者って意味になるの。」
騎士ガンダム
「成程。」
ダンカ
「それよりも、こいつを作戦に協力させるつもりらしいが・・・貴様、転移魔法を使えるというのは本当か?」
話しているアリアンと騎士ガンダムにダンカはそう言い、逸れていた話を戻す。
騎士ガンダム
「多少制約はあるが、問題なく使える。」
ダンカ
「成程。」
そう言ってゴアビーフの串焼きを一口食べ、ハニービールを飲むダンカ。アリアンはポンタに串焼きの肉を与えてモフモフしながら今回判明した拠点に関する質問をする。
アリアン
「それでダンカさん。奴らの拠点は見付かったんですよね。」
ダンカ
「ああ、拐かし共の拠点はこの街の歓楽街の傍だ。しかしあそこは日が暮れて暫くは人通りが多い・・・人通りが少なくなる夜中を待って侵入する。外に見張りもいるし中も結構な人数がいると思われる。」
アリアン
「囚われてる人数は分かりますか?」
ダンカ
「4人らしい。近々追加で運び込まれると言う話だったが・・・」
アリアン
「それを私達が潰したと言う訳ですね。今日は彼の魔法があるから脱出はかなり楽になるはずです。」
ダンカ
「・・・分かった。では時間までこの辺りで待機するか。」
騎士ガンダム
「なら私は用事を済ませて来る。行くぞ、ポンタ。」
ポンタ
「きゅん!」
騎士ガンダムは戦利品を持ち、ポンタと共に武具屋へ向かう。
‐数分後 屋台市・路地裏‐
戦利品を売った騎士ガンダム達はアリアン達と合流する前に屋台で軽食を買い、裏路地で夕食を食べていた。
騎士ガンダム
「ディエント名物。ゴアビーフの串焼き、剣ニジマスの塩焼き、旬の実ピザ!そしてキンキンに冷えたハニービールッ!どれも美味いな!ポンタ!」
ポンタ
「きゅいー♡」
騎士ガンダム達が夕食を摂っている一方、アリアン達は話し合っていた。
‐屋台市‐
ダンカ
「意外だったな。」
アリアン
「何がですか?」
ダンカ
「お前が他者を頼る事がさ。ましてや相手は人族だ。」
アリアン
「私が先走ったせいで子供達が人質に取られたんです・・・彼の加勢してくれなければ、私も捕まっていたかもしれません・・・」
ダンカ
「自分の力を過信したか。それとも焦りか?確かにイビンなら、1人でも危なげなく解決したろうな。」
アリアン
「・・・・・・」
顔を曇らせてそう言うアリアンにダンカは淡々と答え、そこに姉の名を聞いたアリアンは何も言えなかった。
ダンカ
「自身の姉と比べるな。お前はその若さで十分強い。もっと経験を積めば、いずれ彼女とも肩を並べられるだろう。」
アリアン
「はい・・・」
ダンカ
「それにしても、まさか転移魔法を使える者がこの世にいるとはな。奴は本当に人族か?」
アリアン
「顔はまだ見ていません。兜を取る事を少し拒んでいました。」
ダンカ
「お前にも素性を隠しているのか・・・よくそんな怪しげな奴を雇う気になったな。」
アリアン
「綿毛狐が良く懐いていましたし、私自身にも明確な理由は示しませんが、何処か姉と似た雰囲気を感じたんです。」
ダンカ
「・・・この際奴の正体はどうでもいい。一番大事なのは、奴は信用できるか?」
アリアン
「はいッ!」
ダンカの質問に対し、アリアンは真っ直ぐに答える。それを見たダンカは「分かった。」と答える。
‐数時間後 歓楽街‐
騎士ガンダムが合流してから時が経って深夜。一同は怪しい店が軒を連ねる歓楽街にあるエルフ狩りの拠点へ向かう。月光が届かない路地をダンカを先頭に進んで行く騎士ガンダム達。そんな時、ある1つの建物の屋根に降り立つ影があり、その影は拠点へ向かう騎士ガンダム達を見詰める。
騎士ガンダム
「ッ!」
騎士ガンダムは視線を感じ取り、立ち止まって顔を向ける。しかしその屋根には既に影は無かった。気のせいかと首を傾げた騎士ガンダムはすぐにアリアン達を追い掛ける。そして先頭のダンカが不意に止まり、続いていた騎士ガンダム達も止まる。
路地の角から見える騎士ガンダム達の前には石造りの3階建ての建物があった。鉄格子の正門に2人。更に前庭ではランプを持った4人の用心棒が警備に当たっていた。ならば裏口へと向かう一同だが、表口と同様に警備が厳重であった。
ダンカ
「夜間の潜入にその鎧は何とかならなかったのか?音で気付かれるだろ。」
騎士ガンダム
(確かに潜入には向いていない。軽装にするべきだったな。)
アリアン
「気付かれるのが遅いか早いかの違いよ。どうせ仲間を助けたら連中は全員始末するだけ。それよりナイト、あそこに見える小窓まで転移魔法で飛べる?」
そう言われた騎士ガンダムはアリアンが指さした屋根付きの小窓を確認する。
騎士ガンダム
「問題ない。あれなら【
その言葉に驚きつつも、アリアン達は騎士ガンダムの肩を掴む。それを確認した騎士ガンダムはその場から転移する。
‐エルフ狩りの拠点・屋根‐
景色が瞬時に切り替わり、騎士ガンダム達の周囲には月明かりに照らされた家々の屋根が広がっていた。
ダンカ
「素直にすごいな。」
アリアン
「短距離転移魔法まで使えるって・・・本当に何者?」
騎士ガンダム
「アハハ、私の事より囚われた者達の救出が先決だ。」
それから騎士ガンダム達は小窓に移動し、室内をアリアンが安全を確認。中は物置部屋になっており、転移を使って全員入る。
‐エルフ狩りの拠点内‐
無事潜入した騎士ガンダム達は物置部屋から階下へ続く階段を見付け、一同はゆっくりと降りる。すると降りた先に部屋があり、ダンカはそっと部屋を除いた時、何かを見て驚く。続いて騎士ガンダム達が部屋を見る。すると二段ベッドが置かれた部屋には既に事切れたエルフ狩り達の死体があった。
騎士ガンダム
「全員喉の動脈が斬られている。これは一体?」
アリアン
「それにまだ血も乾いてないわ。ダンカさん。」
ダンカ
「俺達以外にも侵入者がいるらしい。一旦三手に別れて捜そう。2人共、気を抜くなよ。」
ダンカの言葉に騎士ガンダム達は頷き、ダンカは右、アリアンが左、騎士ガンダムが中央奥を捜索する事になった。
‐数分後 とある部屋‐
【
騎士ガンダム
「(室内からこっちを警戒する気配を感じる。私達以外の侵入者かもしれん。)鍵穴はあるな。」
鍵穴から部屋を除き、転移で入る。すると室内は暗く、先程見た部屋と同じ有様であった。
騎士ガンダム
「(ここもか。一体何者の―――)ッ!?」
突然暗闇から何かが投擲され、騎士ガンダムは咄嗟に右腕で防ぎ、投擲された何かを見る。
騎士ガンダム
「(あれは、苦無ッ!?だがこれは―――)囮ッ!」
騎士ガンダムは視線を下に向けると、そこには刀を持った全身黒ずくめの人物がいた。黒ずくめから放たれた攻撃をナイトシールドで防ぎ、騎士ガンダムはナイトシールドで黒ずくめを振り払う。黒ずくめは空中で反転し、窓の近くへ着地。窓から差し込む月光で姿がハッキリと見え、騎士ガンダムは眼を見開く。
黒ずくめ
「扉の鍵は閉めてあったのですが、鎧のお兄さんは今どうやって入ってきたのですか?」
騎士ガンダム
「(まさか、異世界で本物を見れるとはな)・・・忍者。いや、獣耳くノ一か。」
騎士ガンダムの呟きを聞いた黒ずくめ、獣耳くノ一は頭に生えた獣耳がピクリと反応する。
獣耳くノ一
「貴方は何故、忍者と言う名を知っているのです?」
騎士ガンダム
(おっと、どう答えるべきかな。)
獣耳くノ一の問いに騎士ガンダムが迷った時、ポンタが騎士ガンダムの頭からひょっこり出てくる。
ポンタ
「きゅい♡」
獣耳くノ一
「・・・・・・」
騎士ガンダム
(あれ?ポンタを見たら眼を開いて固まってしまった。)
騎士ガンダムがそう思っていた時、獣耳くノ一は腰に手を伸ばす。それを見た騎士ガンダムは身構え、ナイトソードに手を掛けた瞬間。獣耳くノ一は木の実を投げた。
騎士ガンダム
「え?木の実?「きゅいーっ!」ポンタッ!?」
投げられた木の実を飛び出したポンタがキャッチ。そのまま着地して木の実をモキュモキュと食べる。獣耳くノ一はそっと近づいてしゃがみ、ポンタを撫でる。その光景に騎士ガンダムは呆気にとられる。
騎士ガンダム
「余り懐かないと言われた精霊獣がたった3秒で・・・さっき殺されかけたのにそれでいいのかポンタ・・・」
獣耳くノ一
「如何やらここの人間ではなさそうですね。先程は失礼しました。ここへは何故?」
騎士ガンダム
(一先ず敵ではないが、迂闊にこちらの事を話す訳にはな。)
獣耳くノ一
「大方エルフ族の救助の為・・・ですか・・・それなら地下牢にいましたよ。」
その言葉に騎士ガンダムは自分達の目的を淀みなく言い当てた事に驚きを隠しきれなかった。その様子を見た獣耳くノ一は騎士ガンダム達の目的を確信して目元を少し細くする。そして懐から書簡を取り出し、それを騎士ガンダムに投げ渡す。
獣耳くノ一
「それと同じ物が奥の机にも6つあります。貴方達には必要かと。」
騎士ガンダム
「・・・君もエルフ族の解放が目的でここに?」
獣耳くノ一
「いえ、ボクの探し物は見付かりませんでした。それと・・・領主城にも2人程エルフ族の方が囚われていますよ。後はお任せします。それではまた。」
窓枠に右足を置き、獣耳くノ一は騎士ガンダムにそう言った後、軽い身のこなしで屋根から屋根へと飛び移りながら月光が照らす夜の街へと消える。
騎士ガンダム
「名を聞く暇も無かったな。しかしポンタ、君は餌を貰えれば誰でもいいのか?」
ポンタ
「きゅん♡」
そう元気に鳴くポンタに騎士ガンダムは苦笑いしながら獣耳くノ一から貰った書簡を開き、内容を見る。
騎士ガンダム
「エルフ族の売買契約書ッ!?」
それを見た騎士ガンダムはすぐにアリアン達と合流する為にその部屋を出る。
‐数分後‐
無事にアリアン達と合流した騎士ガンダムは獣耳くノ一から貰った情報を共有する。
ダンカ
「この契約書は・・・」
騎士ガンダム
「購入者の名前が書かれているから大きな手掛かりになるだろう。囚われたエルフ族はこの拠点の地下牢に監禁されている。更に領主城で2人程エルフ族が囚われている事が分かった。」
ダンカ
「まさか領主まで加担していたとはな・・・ッ!」
騎士ガンダムの情報を聞き、売買契約書を見たダンカは眉根を寄せて重々しく吐き捨てる。
アリアン
「ナイト、その情報は何処から・・・」
騎士ガンダム
「(獣耳くノ一の事は伏せておくか。)ここの幹部らしき人物から白状させた。それで、地下牢にいる囚われた者達を助けた後はどうする?」
アリアン
「地下牢にいる仲間を助けたら領主城にも行くしかないわね。ナイト!」
騎士ガンダム
「乗り掛かった舟だ。最後まで付き合おう。」
アリアン
「・・・ありがとう。本当に変わってるわね、貴方は。」
アリアンの意図を組んだ騎士ガンダムはそう答える。それを聞いたアリアンはそう言って少し微笑む。その時、向こうの廊下からエルフ狩り達の怒鳴り声が聞こえてくる。
騎士ガンダム
「異変に気付いたか。静かに地下牢へ行くのは無理だな。」
ダンカ
「どうする?」
アリアン
「強行突破しましょう。ただし、『炎よ、剣と共に舞い踊れ』ッ!」
エルフ狩りA
「何だテメ、がッ!?」
エルフ狩りB
「ひゃッ!?」
アリアンは低い声でそう唱え、手にした剣身に炎が走る。着地した先に出てきたエルフ狩り2人を斬り、血飛沫をあげると同時に全身を紅蓮の炎が包み込む。
アリアン
「1人残らず消し炭にしながら・・・」
ダンカ
「同感だな。」
騎士ガンダム
「承知したッ!」
そう言ってアリアンが倒した相手の先にいた者達をダンカが斬り、騎士ガンダムがナイトシールドで殴り飛ばす。そのまま一同は迫り来るエルフ狩り達を蹴散らしながら地下牢へ向かう。
‐地下牢‐
牢屋の中で囚われたエルフの子供達は不安と恐怖で今にも泣きそうな時、大きな振動が伝わり、皆で鉄格子の近くへ行くと自分達を攫った者達の声と戦闘音が聞こえてくる。そして扉を勢い良く吹き飛ばした騎士ガンダム達が入る。
アリアン
「アリアン・グレニス・メープル!助けに来たわッ!!」
エルフの女の子
「嘘っ!?メープルの戦士が助けに来てくれた!」
アリアンの名乗りが聞こえたエルフの子供達は鉄格子に取りついて驚きと喜びの声を上げる。
アリアン
「ナイト、お願い。」
騎士ガンダム
「分かった。」
騎士ガンダムは鉄格子をこじ開け、子供達に怖がられながらもアリアンの説明で落ち着いてもらい、【
‐とある丘‐
騎士ガンダム達が脱出した後、エルフ狩りの拠点は騎士ガンダム達が強行突破した際の戦闘で火の手が全体に渡り、燃え盛っていた。
騎士ガンダム
(派手に燃えているな。他所に飛び火しなければいいが・・・ん?)
騎士ガンダムはふと救出したエルフの子供達の首を見ると、全員が喰魔の首輪を付けられていた。騎士ガンダムはアリアンに顔を向けると、アリアンは頷く。
騎士ガンダム
「【
エルフの女の子
「~~~ッ!ありがとうございます!騎士様ッ!」
騎士ガンダムは怖がらせない様にしゃがんでエルフの子供達と目線を合わせ、【
ダンカ
(こうも易々と封印の呪いを解くとは・・・この男、一体・・・)
アリアン
「ダンカさん、子供達をお願いします。」
ダンカ
「あぁ、任せろ。」
アリアン
「ナイト、このまま領主城へ行きましょうッ!」
騎士ガンダム
「あぁ、領主の城はあれだな。では行こうッ!」
そして騎士ガンダムとアリアンは囚われた残りの者達を助け出す為、領主城へ転移する。
第5話END
次回「力の盾と紡がれる絆」