騎士ガンダム様、只今異世界へお出掛け中 作:不死身の機動歩兵隊
皆さんのクエストをお待ちしてます。
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新たな仲間、騎士ガンダムF90Ⅱと共にローデン王国の王都を目指す騎士ガンダム達。一同は順調に進んで行き、王都まで後2日で到着する距離であった。
騎士ガンダム
「後少しで王都か、どんな感じだろうか。」
騎士ガンダムF90Ⅱ
「この世界の人間族の国か。興味はあるな。」
アリアン
「もう、観光に行くんじゃないからね。」
ポンタ
「きゅん。」
そう話しながら進んで行く一行は森を抜け、湖がある開けた街道に出る。するとその湖の上を飛ぶ複数のドラゴンフライが群れに遭遇。森から急に現れた騎士ガンダム達に対してギチギチと顎を鳴らして襲い掛かる。
騎士ガンダム
「ぬおッ!?こっち来んなッ!」
アリアン
「ナイトッ!?そっちじゃないッ!」
騎士ガンダムF90Ⅱ
「やれやれ・・・」
その後、思わず元の素が出た騎士ガンダムは複数のドラゴンフライに追い掛け回されながら電磁スピアを放電させて撃退する。
‐数時間後 とある街・宿屋‐
アリアン
「ナイト、虫は苦手だったのね。」
騎士ガンダム
「幼い頃、顔に向かって虫が飛んできた事があってな・・・」
騎士ガンダムF90Ⅱ
「情けない。それで虫型モンスター・・・ここでは魔獣だったか。それに遭遇したらどうする。」
騎士ガンダム
「何とか克服します・・・」
食事を取りながらそう話し合い、騎士ガンダムと騎士F90Ⅱのやり取りを見てアリアンは小さく笑った後、地図を取り出してテーブルに広げる。
アリアン
「さて、話を戻しましょう。オーラヴに行くには森沿いの街道を馬車で移動するのがいいんだけど、私達はこの森を進んで近道しようと思うの。」
騎士ガンダム
「早く着くに越した事はないしな。」
騎士ガンダムF90Ⅱ
「ここに来るまで大回りをしたからな。」
女将
「あんたら森を突っ切る気かい?やめときな。今あそこは危険だよ。」
すると騎士ガンダム達が頼んだ残りの料理を運んできた女将に忠告される。
騎士ガンダムF90Ⅱ
「女将、その森で何かあったのか?」
女将
「ここ数日で10人以上喰われちまったって話さ。普段は森に出る様な魔獣じゃないんだけどね。確か名前はホーンテッドウルフだったね。」
アリアン
「ホーンテッドウルフの尻尾を使えば・・・」ボソッ
女将は盛大に溜息を吐いて肩を竦ませる。騎士F90Ⅱが詳細を聞くと、街道沿いにまで現れて旅人や商人を襲い、その噂が近隣に流れて街へ訪れる人が徐々に減り始めた。これに領主は冒険者に招集を掛けて討伐依頼を出し、冒険者もその毛皮が高く売れるとあって意気込んでいるらしいが、事は全く上手く運んでいないと聞く。
騎士ガンダム
「成程、教えてもらいありがとうございます。」
女将
「いいって、いいて。はい、チビちゃんの分。」
ポンタ
「きゅん♡」
ポンタの分を貰った後、女将は仕事へ戻って行くのを見計らって騎士ガンダムは何かを呟いたアリアンに声を掛ける。
騎士ガンダム
「アリアン。先程何かを呟いていたが、何か気になる事が?」
アリアン
「あぁ、聞こえてた?実は私、姉がいるんだけど、もうすぐ結婚するらしいの。」
唐突に身内の結婚話が上り、騎士ガンダムと騎士F90Ⅱは眼を見開いて驚く。
アリアン
「だからもしホーンテッドウルフの尻尾の毛が手に入ればベールを作って贈りたいと思って・・・」
騎士ガンダム
「成程、つまり姉君にその作ったベールを贈りたいと。」
アリアン
「うん・・・急がなきゃいけないのは分かってるけど、ダメかしら?」
騎士ガンダムF90Ⅱ
「この世でたった1人の姉への贈り物だろ。それくらい構わない。」
騎士ガンダム
「そう言う事だ。喜んで協力する。」
ポンタ
「きゅん♡」
アリアン
「ありがとう、皆!」
そして夕食を食べ終えた一行はそれぞれの部屋に戻り、明日に備えて早めに就寝する。
‐翌日 麓の森‐
朝食を食べ終え、宿屋を発った騎士ガンダム達は森へと入り暫く進んで行くと先にポンタが反応すると同時に騎士ガンダム達も複数の視線と気配を感じ取る。
ポンタ
「きゅん!」
騎士ガンダム
「来たかッ!」
騎士ガンダムF90Ⅱ
「意外と早い遭遇だな。」
アリアン
「2人共、構えてッ!」
武器を構え、背を合わせて臨戦態勢に入った騎士ガンダム達は周囲を警戒する。そして風が鳴らす葉擦れに紛れて急速に騎士ガンダムへ白い影、ホーンテッドウルフが迫る。それに気付いた騎士ガンダムは電磁スピアで胴体を貫いたと思った瞬間、まるで霞の如く霧散し、その奥から新たなホーンテッドウルフが飛び掛かる。
騎士ガンダム
「幻影ッ!?ぐッ!」
電磁スピアが振れない距離まで詰められ、騎士ガンダムはナイトシールドでその牙を防ぐ。その隙を騎士F90Ⅱのハルバートが仕留める。
騎士ガンダムF90Ⅱ
「話で聞いた通り、これは厄介だな。」
アリアン
「気を付けて!まだ来るわッ!」
倒された1匹を皮切りに茂みや木々の間から一斉にホーンテッドウルフの群れが襲い掛かる。騎士ガンダムは再度突き出すが先程と同様に霧散して消え、空振りに終わる。気を取られた瞬間に電磁スピアを持つ手甲に噛み付かれ、腕を食い千切ろうと身体を滅茶苦茶に捩る。騎士ガンダムは腕を振り上げて遠心力で引き剥がし、空中に放り出された隙でやっと1匹を倒す。
騎士ガンダム
(やっと1匹か。アリアン達はどうだろうか?)
騎士ガンダムは電磁スピアを放電させて牽制しながら後ろに視線を向けるとアリアンは複数の幻と実体の集団にも拘らず、精霊魔法で剣に炎を纏わせて危なげなく戦う。すると1匹が木に登って飛び跳ね、幻を作って頭上から襲おうとするがアリアンは再び精霊魔法で地面から4本の棘を出現させて幻影を含めて本体を貫く。本体が事切れると同時に幻が消える。
一方で騎士F90Ⅱはハルバートで牽制と同時に土埃を立てて近くにいた数匹のホーンテッドウルフの眼を潰し、動きが止まった瞬間に斬り倒す。
騎士ガンダム
(力押しだけの私と違って長年戦士と騎士として実戦を積んできた2人の戦い方はとても精練されている。見習わないければな。)
攻撃を防ぎながら2人の戦いを見ていた騎士ガンダムは現状をどう打開するかを考える。
騎士ガンダム
(現状、範囲系のスキルや魔法は効果や威力がどの程度か不明な以上使用は出来ない。ならばこの群れの長を倒すッ!)
騎士ガンダムは自分達がいる場所を少し離れた位置から見渡せる崖にいる一回り大きい個体、ホーンテッドウルフの長を発見すると同時に【
騎士ガンダム
「(あれはあの時の*1リングッ!)ならばッ!!」
そして騎士ガンダムの背後を取ったホーンテッドウルフの長はその牙で屠ろうと迫るが、牽制で放たれた【
騎士ガンダム
「・・・・・・」
ホーンテッドウルフ(長)
「・・・・・・」
騎士ガンダムと長は数秒見詰めた後、長は群れを率いて木々の中へと消える。そして騎士ガンダムは破壊したリングを拾い上げた時にアリアン達が合流する。
アリアン
「ナイトッ!一体どうなってるの?」
騎士ガンダムF90Ⅱ
「群れの長と戦っていた様だが・・・何かあったのか?」
騎士ガンダム
「少しな・・・これを見てくれ。」
そう言って騎士ガンダムはアリアン達に破壊したリングを見せる。それを見た2人は首を傾げているとリングは消滅する。そして騎士ガンダムは2人と出会う前に今回と同じ事があった事を話す。
アリアン
「ジャイアントバジリスクにもさっきのリングが・・・」
騎士ガンダムF90Ⅱ
「謎のリングか、一体何者の仕業だ?」
騎士ガンダム
「それに関しては分からない、ただこれだけは言える。魔獣を軍事利用しようとする存在がいる事だ。」
騎士ガンダムの言葉に2人は眼を見開くと同時に魔獣を軍事利用しようとする未知の存在への警戒心が上がる。
‐同時刻 ユリアーナside‐
騎士ガンダム達がホーンテッドウルフを退けた頃、藪に覆われて奥を見通す事は出来ないあまり幅の広くない森の中の道を王命を受けたユリアーナと侍女のフェルナを乗せた馬車と護衛部隊が足早に進んでいく。大雨の影響で予定よりも遅れるが、エルフ族と対話の場を設ける為に一路リンドブルト大公国へと目指していた。
ユリアーナ
「ハァ・・・」
フェルナ
「ユリアーナ様、何か御口に入れて落ち着かれてはどうです?」
ユリアーナ
「ありがとう、フェルナ。」
フェルナ
「今回のリンブルト訪問に際して何か気懸りでもあるのですか?」
ユリアーナ
「今回の訪問、内々で進めてここまで来たのに何か胸騒ぎがするのよね・・・(王位継承を狙っているあの2人が動かないなんて・・・)何事もなければいいけど・・・」
胸中に渦巻く言い知れぬ不安を抱えながら独りごちるユリアーナは馬車の窓から今にも泣きだしそうになった空を眺める。そんな時、馬車に衝撃が走るッ!
護衛兵A
「敵襲ーーーッ!!!」
護衛兵長
「敵は魔法師の集団!魔法攻撃を防げッ!!」
護衛兵A
「グワァッ!」
護衛兵B
「守りを固めろッ!」
盗賊?
「防御を食い破れッ!!狙うは王女の命ッ!!!」
護衛兵C
「カハッ!」
護衛兵長
「馬車に近付けさせるなッ!」
護衛兵D
「グハッ!」
それと同時に隊列の最前列から悲鳴と怒号に戦闘音が辺りに響き渡る。護衛兵達はミスリルの盾で魔法攻撃と敵の接近を防ぐ。だが盗賊に扮した第一王子派の暗殺部隊には偶々入手したジャイアントバジリスクの毒を仕込んだ毒矢と凶刃によって1人、また1人と護衛兵達は倒れていく。護衛兵を排除した暗殺部隊は目標がいる馬車に仲間の1人が扉を強引に開ける。
フェルナ
「お逃げ下さいッ!姫様ッ!!」
暗殺者A
「グハっ!?」
暗殺者B
「このクソ
馬車の中から勢いよく突進して来た短剣を構えたフェルナは暗殺者Aを打倒してユリアーナを逃がそうとするが、もう1人の暗殺者の刃に討たれる。
ユリアーナ
「フェルナッ!!」
幼馴染でもあった侍女のフェルナを目の前で殺され、ユリアーナは彼女の血で豪奢なドレスが汚れるのも厭わずに追い縋ろうとした瞬間、背後から剣が突き刺さり、鮮血が飛び散ると同時にユリアーナは事切れる。それを確認した暗殺部隊の指揮官、カエクスは部下に隠蔽工作の指示を飛ばす。そして部下の1人がユリアーナから取った首飾りを持ってくる。
暗殺者C
「カエクス様、ユリアーナ王女殿下の形見で御座います。」
カエクス
「ご苦労。王女の事は実に残念だ・・・こんな災難にあうなんてな・・・ククッ。」
暗殺者C
「うおッ!?」
カエクス
「どうした?」
暗殺者C
「いや、変な動物がッ!」
ポンタ
「ウウウウウウゥ、ウウウウウッ!!」
カエクスや他の暗殺者達が瀬々笑っていた時、暗殺者Cの顔に飛び付き、顔を引掻いくポンタを引っぺがして見せる。
カエクス
「殺しちまえ、そんなもん。」
暗殺者C
「ハハ、そうっすね。」
暗殺者Cがそう言った後、ポンタを掴んでいた右腕が何かに掴まれる。
暗殺者C
「え?」
騎士ガンダム
「何をしている、貴様ら?」
そこには助けたポンタを右腕に抱え、左手で暗殺者Cの右腕を握り潰して放り投げた騎士ガンダムの姿があった。
‐数十分前‐
倒したホーンテッドウルフを騎士ガンダム達は血抜きを行っていた時、木陰で寝ていたポンタは不意に戦闘音が聞こえて目を覚ます。
ポンタ
「きゅんッ!」
騎士ガンダム
「どうかしたか、ポンタ?」
ポンタ
「きゅーーーんッ!!」
何かに反応したポンタに騎士ガンダムは気に掛けるとポンタは一直線にどこかへ向かう。
騎士ガンダム
「ポンタッ!?」
アリアン
「どうしたのかしら?」
騎士ガンダムF90Ⅱ
「何かあったのか?」
騎士ガンダム
「アリアン、騎士F90Ⅱ、すまないが少し待っててくれッ!」
アリアン達と別れ、ポンタを追い掛ける騎士ガンダム。そしてユリアーナの暗殺現場に辿り着く。
‐現在‐
騎士ガンダムは暗殺者Cをカエクス達の方へ放り投げ、事切れたユリアーナの傍にしゃがむ。
暗殺者D
「何だアイツはッ!?」
暗殺者E
「見られたからには殺せッ!【
暗殺者F
「【
暗殺者達から魔法攻撃を背に受けながら騎士ガンダムはユリアーナの状態を見ていた。
騎士ガンダム
(高貴な身形、貴族か。既に事切れているか・・・中級職である司教の【
暗殺者G
「グワァッ!何だコイツらッ!?」
騎士ガンダム
「ッ!?」
ホーンテッドウルフ(長)
「グルルルル・・・」
騎士ガンダム
「お前は、ホーンテッドウルフの長ッ!」
ホーンテッドウルフ(長)
「ガァオオオンッ!!」
相手の悲鳴が聞こえ、騎士ガンダムは振り向くとそこにはついさっき戦ったホーンテッドウルフの長がいた。そして暗殺者Gを仕留めた後、遠吠えで茂みにいる仲間を呼び、暗殺部隊を包囲する。
騎士ガンダム
「連中が気に食わんのは君達も一緒か。」
ホーンテッドウルフ(長)
「ガウッ!」
騎士ガンダム
「では行くぞッ!!」
騎士ガンダムの掛け声と同時に長を含めたホーンテッドウルフ達は暗殺部隊と戦闘を始める。
‐数分後‐
戦闘後、カエクスを含めた生き残った数人の暗殺部隊は逃走した。騎士ガンダムはホーンテッドウルフ達にお礼として燻製肉を渡す。それを受け取ったホーンテッドウルフ達は森へと消えていった。それを見送った騎士ガンダムは亡くなったユリアーナの傍に戻り、蘇生を試みる。
騎士ガンダム
(
騎士ガンダムは念の為に周囲を確認し、横たわるユリアーナに向って手を翳して呪文を唱える。
騎士ガンダム
「【
魔法は問題なく発動し、ユリアーナの身体から黄金の輝きが立ち上ると光が眩く煌めく。すると胸元に付けられた傷が映像の逆再生の様に閉じていく。
騎士ガンダム
「(流石上級職の教皇が持つ魔法だ。欠点として損傷が甚大、または死亡時間が経ち過ぎると失敗するが間に合って良かった。)ポンタ、この娘を見ていてくれ。私は他の者達を蘇生する。」
ポンタ
「きゅい!」
そして騎士ガンダムは他の者達の蘇生を行う。その際に僅かに意識が回復したユリアーナは蘇生を行っている騎士ガンダムの後ろ姿を見る。
ユリアーナ
(あれは・・・黄金の・・・竜・・・?)
その後ろ姿を見ている時、一瞬だけ騎士ガンダムの姿が黄金の竜へと変わった所で再び意識を失う。
‐数分後‐
生き返った大半の護衛兵達にフェルナとユリアーナはこの事態に困惑する。しかし傷は無くとも鎧には真新しい傷と服は血と破れがあるそれは現実だと認識させる。これにユリアーナは神が起こした奇跡を捉えた。そしてフェルナに皆を集める様に頼む。
フェルナ
「護衛の者達よッ!傾聴せよ!ユリアーナ王女殿下の御言葉であるッ!!」
ユリアーナ
「皆さん、此度我らは敵に討たれ死んだ筈でした・・・しかし神々は見捨てなかった。中には神々の思し召しにより天に召され戻らなかった者達もいます。」
ユリアーナの言葉に耳を傾けているのは約30名程の護衛兵達は50名以上いた為、20名近い犠牲が出た事になる。王女の言葉に何人もの護衛兵が涙を堪え、肩を震わせる。
ユリアーナ
「これは奇跡・・・いえ、天啓と言えますッ!!我らは前に進まねばなりません!受けた慈悲に報いなければなりませんッ!今や我らの歩みを止める者はおりません!いざリンブルトへッ!」
護衛兵達
「オォオォオォオォォォォーーーーーーッ!!!!!」
王女の言葉に鬨の声を上げる兵士達。そして一同はリンブルトへ向かう為、荷の整理を行う。それを離れた場所から騎士ガンダムとポンタが見ていた。
騎士ガンダム
「まさか貴族ではなく王族とは・・・冷静に考えれば、死者を復活させる蘇生や復活魔法は迂闊だっただろうか・・・」
そう考えながら騎士ガンダムはその場からアリアン達のいる場所へ戻る。
騎士ガンダム
「間違いなく歴史は動いた・・・出来れば良い未来になる事を祈ろう。」
ポンタ
「きゅん!」
そして騎士ガンダムはアリアン達と合流後、一度【
‐2日後 王都オーラヴ‐
騎士ガンダム
「おーッ!」
ポンタ
「きゅいー!」
騎士ガンダムF90Ⅱ
「これがローデン王国の首都か。大きいな。」
騎士ガンダム達は王都の全体が見える丘におり、その光景を眺めていた。そして一同は入税を支払い、城門の中へ入ると街は人々の賑わいで溢れていた。
騎士ガンダム
「圧巻とはこういうもを言うのだろうな。」
騎士ガンダムF90Ⅱ
「この賑わいを見ると
アリアン
「やっぱり王都となると人が多いわね。」
騎士ガンダム達がそう話していると男が1人吹き飛ばされ、それを騎士ガンダムは受け止める。
男A
「クソガキが、舐めた口をッ!!」
男B
「下手に出てりゃいい気になりやがってッ!」
騎士ガンダム
「喧嘩か?」
アリアン
「全く、野蛮な人達ね・・・」
騎士ガンダムF90Ⅱ
「だがあの様な連中がいれば紛れ込みやすくもある、俺達には好都合だ。」
そう話している間に男達は絡んだ小柄な少年に簡単に倒された。
騎士ガンダム
「おぉ、あっさりと決着が付いたな。ん?」
小柄な少年
「・・・・・・」
騎士ガンダムがそう思っていると小柄な少年は騎士ガンダム達の方を向いて歩いてくる。
騎士ガンダム
「あー、眼を付けられてしまった・・・」
アリアン
「ナイトがジロジロ見てるからよ!」
騎士ガンダムF90Ⅱ
「どうするんだ?」
小柄な少年
「どうも、お久しぶりです。」
騎士ガンダム・アリアン
「え?」
小柄な少年の言葉に騎士ガンダムとアリアンはそう反応し、騎士F90Ⅱは眼を鋭くして警戒する。
小柄な少年
「ディエントでは事が上手く運んだ様で何よりです。」
その言葉にアリアンも警戒するが、その声と気配に騎士ガンダムはある人物を思い出す。
騎士ガンダム
「君はもしや、獣耳くノ一か!!」
こうしてエルフ族捜索を行っていた騎士ガンダムは獣耳くノ一と再び会う事となった。この時に石板と御神体が共鳴し、僅かに発光していた。
第9話END
次回「三つの星が集う時」