緋弾のアリア~閃きの武偵~   作:REKYU

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4th Ballet ~風穴あけるわよ!~

ふう………

一足早く学校に着いた俺は自分の席について先程の出来事を振り替える

さっきの女の子マジスゴかったなー…と

なにが凄いって空から飛び降りてきて2人ともしっかり救助するんだもんなぁ…しかもセグウェイを空飛びながら正確に打つという荒業までやってのけてる。

「ホント…あの子凄いわ」

「なにが凄いのー?」

「!?…なんだ理子か…いきなり話しかけるな…」

「えー?そんな言い方ないじゃーん!クラスのアイドル理子りんがお話に来たんだよ~!ヒーくんだって嬉しいでしょ~?」

「別に嬉しくねえよ」

 

今話しかけて来たのは(自称)クラスのアイドルこと峰 理子(みね りこ)。

金髪でチビ、加えておバカ。探偵科ナンバーワンのおバカだ。いやランクは高いんだけどな?発言はポンコツちゃん。

だが男子からの人気は極めてたかい…顔は綺麗に整ってるし制服は改造してるが可愛く着こなしてる、あとチビなのになかなかの胸をお持ちだ…所謂【ロリ巨乳】ってやつ…だな。

 

「もうつれないなーヒーくん。そんなんじゃ理子の好感度はあがらないんだぞ~?」

「別にあげようと思ってねえって…」

こいつは良く一般人にわからねえ言葉を使う。なんだ好感度って、それ別にあげさげして遊ぶものじゃねえだろ…。

まったく…どうして武偵ってやつはキャラが濃いやつばっかりなんだ…俺が薄いだけか…?

 

ガラララッ

 

 

ドアが開く音がした…ドアの方を見てみると

「…ヒロ……お前なぁ…っ!」

ゲンナリした目をしつつも俺に恨みがましい視線を絶賛送り中の変態(キンジ)さん。意外と早く学校来れたんだな。さすがキンジだ

「んな怒るなよ、いい思いしたんだろ?女の子の胸に顔を埋めるなんて早々ねえよ、お前はホントラッキースケベ多いな。変われってくれよ。お前がやってるのそれなんてエロゲ?」

「俺は苦労してんだよ!変われるなら変わってやりてえよッ!」

キンジ君ご立腹、そんな先に行かれたのが嫌だったのか?

「悪かったって、そろそろHR始まっから席着け?な?ほらそこで聞き耳立ててる理子もだ」

 

理子を「せっかく面白い話聞けてたのにーぶー…」などと言ってるが戻らせつつ。キンジも座らせる、因みにキンジは俺の前の席。

 

「はぁ…死にてえ…」

キンジ、自己嫌悪タイム。暫く帰ってこねえなこれ。まあいいか、俺も騒動で疲れたし始まるまで寝ますかね…

 

「先生、あたしアイツの隣に座りたい」

……?なんかどっかで聞いたような声が…前から…………ってんなぁぁぁぁ!?

 

さっき助けて貰った空とぶ女の子が立ってる…しかもキンジを指さして…っ!

同時にクラスから「「「「わぁーーーー!」」」」

っと大歓声が上がる。いやお前ら五月蝿い…

 

「おいキンジどうなってんだこれ?」

「……………………」

返事がない、ただの屍の…違うな、ただ絶句してるようだ。こいつダメだなー。

仕方なくまた前に視線を戻すと黒板に

 

神崎・H・アリア

 

と、書かれていた。ふむ、さっきキンジがアリアを守るとか言ってたから名前はわかってたが…神崎ってことはハーフなのか?しかしこの子も可愛いよな…理子と同じで小さいがこちらも整った顔立ちしてる、でも胸はペッタン!目は若干ツリ目っぽいが勝ち気な雰囲気マンマンでいかにも出来るって感じのオーラ。

 

などと改めてアリアのことを見てると

「な…なんでだよ…っ」

ようやくキンジが声を出した、いやキンジお前フリーズ長すぎだろ…

 

「良かったなキンジ!よくわかんねえけどお前にも春が来たみたいだぜ!先生!オレ転入生さんと席代わりますよっ!」

 

まるで自分のことみたいに喜んでキンジの隣を譲る五月蝿いのがここにも……てかお前武藤か。

武藤剛気(むとう ごうき)

身長は190くらいで頭がツンツンな男。こいつは車輌科(ロジ)の優等生で乗り物と名のつくものなら何でも運転可能な凄いやつ、ただしヘンタイでこいつもおバカだけどな!

 

そうこうやってるうちにアリアが武藤が譲った席に近づいてきた。やっぱ小さいなーこの子も。

「キンジ、これさっきのベルト」

アリアはキンジにベルトを放り投げる。

ベルト……だと…っ!?キンジ……ついに越えてはいけない一線を…っ!などと俺が思ってると

 

「理子わかった!わかっちゃった!これ!フラグばっきばきに立ってるよ!」

先ほどのロリ巨乳こと理子が席を立って元気よく話始めた。だから五月蝿いってお前ら…

「キーくんはベルトしてない!そしてそのベルトは転入生のツインテールさんが持ってた!これ謎でしょ!?でも理子にはわかっちゃった!推理できちゃった!!キーくんは彼女の前でベルトをとるような行為をした!そして彼女の部屋にベルトを忘れてきた!つまり2人はあっつい恋愛の真っ最中!」

……理子がおバカな推理をぶちまいた。ねえねえ…キンジにそんなこと出来るわけねえんだ…。

しかしここは武偵高。バカだらけでおなじみ武偵高。理子の迷推理を聞いて真に受けて大盛り上がり

「キ、キンジがこんな可愛い子といつの間に!?」

「影の薄いやつだと思ってたのに!」

「私ヒロキンが本当なんだって思ってたのに!!」

まーやんややんやの大混乱。あと最後のやつお前はなに気持ち悪いこと言ってやがる!俺はそんな趣味は一切ない!

 

「まったく…五月蝿いぞお前r」

――――ズギュンズギュン!!

俺の言葉は最後まで話せなかった…そして空気は一瞬で凍る。びっくりしたぁ…っ!

「れ、恋愛だなんて…くっっっだらない!!!」

前を見るとアリアが真っ赤な顔で2丁拳銃をぶっぱなしていた…。おい壁に穴開けるな。

 

「全員覚えておきなさい!そーゆーバカなことを言うやつらは…」

 

 

 

「―――風穴あけるわよっっっっ!」

真っ赤なアリアが武偵高の皆に発した最初のセリフであった…。

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