学校テロリストwithバイオハザード 作:ゾンビA
初投稿です。
俺の名前は佐藤…間違えた。コードネーム:レッドゾーン。
婚活パーティーで職業を聞かれたとき、俺は毎回こう答えるようにしている。
「エンターテイメント職です」
俺の職業はテロリストだ。とはいっても、国家反逆を企てたりとかするわけではない。俺の主なテロ先は学校だ。特に中学校。
中学校に俺らが突入すると、
その後、部隊の誰かが生徒に殴られ、学校を救う。そういうシステムだ。
ちなみにこれは、授業中、もしくは給食中に行われる。授業は、体育の後はだめというルール等があるが、一般生徒いわく、授業が潰れて嬉しいらしい。ちなみに、給食時にやったときに一般生徒に感想を聞いたら、揚げパンがオカワリデキナカッタと呪詛を吐かれた。悲しい。
とにかく、俺は学校専門のテロリスト会社に就職し、勤続年数15年を達成している。年数10年くらいで、部隊長も任されるようになり、コードネームもその時にもらった。
レッドゾーン。戦場が敵の血で真っ赤に染まっても生き残ることからつけられた…という設定らしい。
さて、本日侵入するのはOO区XX中学校。現在裏門の前で作戦の確認と道具の調整を行い終えたところだ。
「総員!子どもたちを楽しませるため、心してかかるように!また、弾丸は絶対に当たらないように撃て!殴られたら、子供が避けられる程度の速さで殴りかかれ!絶対に当てるなよ!以上!突撃!」
ちなみに校長からの許可は降りている。侵入したら、一名部隊員を校長室に向かわせる話になっており、校長室から放送室まで行って不審者の避難訓練警報がなるようになっている。
12:00 〜校内〜
「あっ!今日給食当番じゃん!」
「忘れんなよ竹内〜お前班長なんだから!二組はもう配膳終わってたぜ?」
「わりぃわり「動くな!!!」
瞬間、教室が静まり返る。当然だ。初めて聞く声で大声出されたら、だいたい場は静まり返る。
「我々はテロリストだ。少しでも反抗的な態度を取れば射殺する。この銃は実銃だ。撃ってみるか?」
事前に校庭に人がいないことは確認済み。開いてる窓に向かって、H&KMP5A5を撃つ。
乾いた銃声が鳴り響き、状況が現実であることを知らせる。何人か女子生徒が泣き出していた。男子生徒も怯え、配膳中の当番と給食を貰いに行った生徒の手は止まる。
「わかったな?私はレッドゾーン。このテロ部隊を率いてるものだ。そこにいる生徒二人!教室のドアを閉めろ!今から部隊員に連絡を取るがその間動くなよ。」
教室のドアを閉めさせ、状況把握のために他の部隊員に連絡する。
『こちら2-1。応答せよ。教室の占領に成功。そちらはどうだ?』
『こ、こちら2-2!現在、ゾンビ化した生徒に襲われています!』
『1-4!同じ状況です!』
『なに?どういうことだ?説明を頼む』
『教室に入ったら…はぁ、生徒たちの顔色が悪くて…話しかけたら…死んだ魚のように濁った目で、こちらに噛みつこうとしてきました!隊長!発砲許可を!』
『まて!現在どこにいる!本部に報告し、状況を見て判断する!』
『現在南階段のトイレに立てこもってます!』
『1-4は?』
『く、来るな!うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』
1-4担当が悲鳴を上げる。おそらく例のゾンビに噛まれたのだろう。
チャンネルを切り替え、本部に連絡する。
『こちら部隊レッドゾーン。XX中学校強襲中、ゾンビに襲われた模様!発砲許可を求めます!』
『こちら本部。OO区だろう?こちらでニュースになっている。ゾンビが人に襲いかかっていると。発泡を許可する。』
『了解!』
即座に電源を切る
「君たち!よく聞いてくれ!今、ゾンビが人に襲いかかるという異常事態が発生している。我々は、テロリストでなく、その調査に来た人間だ。1-4と2-2がゾンビ現象にあっているらしい。今からそちらに行くが不用意な行動は取らないように!」
生徒たちはざわめくも、気にしている暇などない。2-2救出に向かわねば。
そう杭を刺し、鍵を開けて2-2を見る。
教室は食事中だったのか皿の破片やホコリのついた野菜が床に散乱していた。
『キーンコーンカーンコーン!現在、生徒がゾンビになるという現象が発生しています。教室に入り、鍵を締めておきましょう。』
おそらく2-2が校長室側に連絡したのだろう。少し冷静さを欠いていた。まずは伝達すべきだった。落ち着いていかなければ。
俺は深呼吸をして南階段を降りていった。