「さて、どうするかのぅ…妲己三姉妹をどうにかするか…?いや、別に好きにさせてても良い気が…」
「それは適当かつ勝手な考えだよ、望ちゃん…」
普賢真人はツッコむ。
「また紂王を利用して、民を苦しませるかもしれないのに…」
「まぁ、そうだが…何だかまたあの三姉妹を相手にするのはダルいのぅ…」
望ちゃんらしい考えだね、と普賢真人は思った。
「でもあれっすよ、多分女媧は三姉妹と協力はしないっすから、そこまで強敵ではないっすよ!」
四不象は言う。
「それはそうだね、四不象」
普賢真人は頷く。
「まぁそうだ、女媧の目的はもう叶わぬ。妲己と分離したというのはそういうことだ…。そう考えると、また紂王が誘惑(テンプテーション)でやられても…やはりだめだ、民に影響が出るな、少なからずとも…」
「じゃあ、また妲己三姉妹と戦うんすか?今のご主人なら元始天尊様の言う通り、仲間がたくさんいるっすから、数の差ではこっちが有利っすよ!」
四不象はどこか勝ち誇った顔で言う。
「でも四不象、王天君や十天君が妲己側についたらどうするの?」
普賢真人は冷静に言う。
「うっ…それはわかんないっす…」
四不象はたじろく。
申公豹が太上老君に言う。
「……太上老君、あなたは実は王天君は妲己側につかないと確信していますね?」
太公望は申公豹と太上老君の方を見る。
(何!?)
太上老君は気だるそうな表情で答える。
「……まぁ、そうだね。王天君は実は妲己を嫌ってるからね…あくまで王天君から見たら妲己は母親代わり。王天君を壊したのは妲己自身だからね…」
(母親代わりなのに憎んでいるのか…どこか矛盾しておるのぅ、いや、それで合っているのか…妲己自身に王天君は壊されていったからのぅ…妲己が王天君を壊した戦犯みたいなものよ…)
太公望は目を細め、考え込む。
「なんか複雑だね、母親代わりなのに憎んでるなんて。僕にはよくわからないけど…」
普賢真人は複雑そうな顔をした。
「だから申公豹、お主はあんな意味深な発言をしたのか?妲己側に王天君や十天君がつかないからと?…いや、例え王天君や十天君がつかなくてもあの三姉妹は強敵だがのぅ…」
申公豹は太公望に言われ、目を瞑ってこう言った。
「…まぁいいでしょう。太公望達、あなた達が妲己三姉妹を相手にしようがしまいが、私と太上老君は見ていますよ…」
また、申公豹による意味深な発言だった。
「また十天君と戦うことになったら、また僕は毛玉君と戦うのかな?」
普賢真人はどこか呑気に言った。
「………知らぬわ」
太公望は言った。
今後どんな封神演義二次創作小説がみたいですか?
-
シリアス
-
ギャグ
-
シリアス&ギャグ
-
面白ければなんでも