ドドメコンビ 普賢真人の物語   作:るんrun

20 / 20
戦う?戦わない?

「さて、どうするかのぅ…妲己三姉妹をどうにかするか…?いや、別に好きにさせてても良い気が…」

 

「それは適当かつ勝手な考えだよ、望ちゃん…」

普賢真人はツッコむ。

「また紂王を利用して、民を苦しませるかもしれないのに…」

「まぁ、そうだが…何だかまたあの三姉妹を相手にするのはダルいのぅ…」

望ちゃんらしい考えだね、と普賢真人は思った。

 

「でもあれっすよ、多分女媧は三姉妹と協力はしないっすから、そこまで強敵ではないっすよ!」

四不象は言う。

「それはそうだね、四不象」

普賢真人は頷く。

 

「まぁそうだ、女媧の目的はもう叶わぬ。妲己と分離したというのはそういうことだ…。そう考えると、また紂王が誘惑(テンプテーション)でやられても…やはりだめだ、民に影響が出るな、少なからずとも…」

 

「じゃあ、また妲己三姉妹と戦うんすか?今のご主人なら元始天尊様の言う通り、仲間がたくさんいるっすから、数の差ではこっちが有利っすよ!」

四不象はどこか勝ち誇った顔で言う。

 

「でも四不象、王天君や十天君が妲己側についたらどうするの?」

普賢真人は冷静に言う。

 

「うっ…それはわかんないっす…」

四不象はたじろく。

 

申公豹が太上老君に言う。

「……太上老君、あなたは実は王天君は妲己側につかないと確信していますね?」

 

太公望は申公豹と太上老君の方を見る。

 

(何!?)

 

太上老君は気だるそうな表情で答える。

「……まぁ、そうだね。王天君は実は妲己を嫌ってるからね…あくまで王天君から見たら妲己は母親代わり。王天君を壊したのは妲己自身だからね…」

 

(母親代わりなのに憎んでいるのか…どこか矛盾しておるのぅ、いや、それで合っているのか…妲己自身に王天君は壊されていったからのぅ…妲己が王天君を壊した戦犯みたいなものよ…)

太公望は目を細め、考え込む。

 

「なんか複雑だね、母親代わりなのに憎んでるなんて。僕にはよくわからないけど…」

普賢真人は複雑そうな顔をした。

 

「だから申公豹、お主はあんな意味深な発言をしたのか?妲己側に王天君や十天君がつかないからと?…いや、例え王天君や十天君がつかなくてもあの三姉妹は強敵だがのぅ…」

 

申公豹は太公望に言われ、目を瞑ってこう言った。

 

「…まぁいいでしょう。太公望達、あなた達が妲己三姉妹を相手にしようがしまいが、私と太上老君は見ていますよ…」

 

また、申公豹による意味深な発言だった。

 

「また十天君と戦うことになったら、また僕は毛玉君と戦うのかな?」

普賢真人はどこか呑気に言った。

 

「………知らぬわ」

太公望は言った。

今後どんな封神演義二次創作小説がみたいですか?

  • シリアス
  • ギャグ
  • シリアス&ギャグ
  • 面白ければなんでも
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。