人間殺人兵器だと、世界から恐れられている少女と少年のお話。
―始まり、始まり…
「フォルチェぇえぇー… 休もうよー」
「うるさい。まだまだ歩くよ」
後ろから聞こえた少年の声に、ぶっきらぼうに答える少女。すると、その目に、眩い光が輝いた。
フォルチェとよばれた少女はどこかを睨み付け、日傘を取り出す。
しかめっ面でハァ、と言って後ろの少年に向けて、フォルチェは言った。
「紺、10秒で休め。敵。Aランク、スキルは閃光。ギルドは…【マッズアップ・リンズエヴァー】、マッズエヴァーが何の用だよ。…休んだか?休んだな、来るぞっ」
フォルテが叫ぶと、何もなかった空間から揃いの黒の軍服を着た男が出現した。
「マッズエヴァーさん、カッコいい軍服着て何の用?まさか、勧誘ですかー?しつっこいんだよ。
ま、いいや。すぐ殺してあげるから心配しないでよ。すぐ楽になるからさ?
スキル【フォルテット・キリング】」
気怠そうに言うと、可愛らしい日傘の先から光が発射され、その光は炎をまとった。
光の速度はぎゅんぎゅんと加速し、炎の勢いはもっと強くなった。
並んでいた十人の、真ん中あたりにいた男に、その光と炎が当たった。
「うがぁああぁッ」
という声と共に、その男の体は爆発した。
その火がほかの男たちに移り、みんな爆発してから地面に打ち付けられた。
手や足などは炎に包まれ、赤黒い血も広がっている。
もうピクリともしていないので、死んでいるだろう。
フォルチェはちっと舌打ちし、小さく弱いなと呟いた。
すると、何もなかった空間から、また男、十人が現れた。
そして、また現れた十人を、今度は静かにしていた紺が撃退する。
「悪いが死んでもらう!
スキル【リルキッド・フォーズ】!!」
紺はハサミを取り出し、ぶんっと振った。
風が一瞬にして現れ、その男たちを吹き飛ばした。
「うわあああああああああぁぁああああぁッ」
と男たちは叫びながら、飛んでいった。
最後に、紺は高く飛び、吹き飛んだ男の元へ近づいた。
そして、紺は持っていたハサミをジャギンッッと音を立てて開き、
男たちを一瞬で切った。
切ってから少し遅れて、
「うわああああぁぁああぁッ」
という声が響き、赤黒い血が空の飛び散った。
紺が地上に着地するのと同時に、血はびちゃびちゃびちゃと地面につき、
ドスッという音と共に十人の男は地面に落ちた。
もう、死んでいる。
体が分裂した男もいるようで、バラバラ死体があちこちに広がった。
地面には、血がベットリと染み込んでいる。
紺は、フォルチェの近くへ歩み寄った。そして、何もないところでこけていた。
その可愛らしい少女と、ちょっとマヌケそうな少年の名は、
世界から人間殺人兵器と呼ばれ恐れられている、
フォルチェ・カーリヤと
上白石 紺。
文章センスとか全くない私ですが頑張って書きます(=゚ω゚)ノ
フォルチェと紺・・・恐ろしい。