濱野 五郎が言った。渡辺 綱成は警部補であった。
「吉岡 寛治さんが殺された事件について話をさせていただきます。」
濱野五郎は記者だ。素人に分かるわけがない。だが謎が残されている。嵯峨野トロッコ列車の謎だ。
爆破予告は今、さっき石川に聞いた。爆破予告は偶然にも後、6時間後、22時に爆破される。
濱野 五郎は渡辺に「吉岡さんは石川さんが溌いだコーヒーで死亡したんです。」
すると渡辺は「やはりそうか。コーヒーではなくてコーヒーカップの方に毒を盛られてたんだよ。」と冷静な口調では言うが実際、焦っている。
そりゃそうだ。トロッコ列車が爆破予告されたのだから。実は、警察官の中で渡辺だけ、知っていた。となると渡辺はどんどん推理していくが完全に躓いてしまった。
当たり前なのだ。警察官だから刑事だから日本の国民を守る義務があるのだ。
渡辺は京都アニメーション放火事件の解決に導いた。
どうやら犯罪に肯定的なテロ集団がいるらしい。そもそも日本は平和な国だというが真っ赤な嘘だ。数十年前には、日本人で構成された日本赤軍が外国にいたり、オウム真理教が地下鉄にサリンをばらまいて日本政府に宣戦布告したり、中には個人的な恨みで結成されたテロ集団もいた。
そう思うと2001年の同時多発テロでの事件もアルカイダが手で操ったと考えるとそもそもこの世に悪は存在しない。正義VS正義の戦いなのだ。しかし、渡辺は肝心の爆破予告の犯人は分からなかった。
だから自分達のやることが正義だと思っている犯人を正義の警察官である渡辺が逮捕しなければいけないのだ。こうしているまにも被害者が増えてしまう。
突然、濱野と渡辺の間に一本の電話が入ってきた。相手は京都府警の本部だった。爆破予告事件を起こした犯人からの電話だった。京都府警によると4年前の強盗事件で射殺された犯人からの復讐の内容と宣戦布告という内容だったという。
やはり計画的だ。渡辺は犯人が分からないから関係もなさそうな濱野を東京へ帰す為、解放してあげた。濱野は記者だ。仕事は十分、終わっている。
しかし、渡辺の仕事はまだ終わらないのだ。犯人を捕まえるまでは絶対に!!
渡辺はその間に推理していくが苦戦を強いられた。トロッコ列車爆破予告の時間が迫る中、
竹中と大西が来た。
竹中はトロッコ列車を爆破予告した犯人の友人であり、大西 隼人は嵯峨野トロッコ列車の乗務員だったが今回は嵯峨トロッコ駅にいた。「そうして大西 隼人が言い出す。そう言えば、昔の事だが野村さんが亀島さんと社長である石岡さんに暴行を加えとったな。何か関係あるんかな?」
と言う。渡辺はコレだ。と直感的に言った。「亀島さんはどこや?もう時間がないんや!教えてくだつかぁさい。」
「亀島さんはもう死にました。去年、老衰でポックリと。(逝った)」
「そんなアホな。でも本当そうだ。ちょっくら京都の市街地に怪しい人物に聞き込みを開始しましょか。」
渡辺はそう言うとタクシーで京都の市街地へ向かった。
宛があるわけでも無いのに。