まぁ領域だの神域だの、異世界の魂のとの接触だのというスピリチュアル的な物があるのだから不可思議なことが起こっても仕方がないかと思う今日この頃
ロンメルは次なる一手を発動させようとしていた
「「「ドバイ計画?」」」
「そう、今回はドバイ遠征組と高松宮記念と大阪杯組に別れることになる。私は今回ドバイ遠征組に加わるから国内組は武内サブトレーナーの指示にしたがってもらうよ」
「よろしくお願いします」
「では遠征メンバーと出るレースの確認だ……ドバイゴールドカップ……ミッションタイマー先輩」
「おう!」
「アルクォズスプリント……ユラン先輩」
「はい!」
「ドバイゴールデンシャヒーン……サクセス」
「はい!」
「ドバイターフ……マスターハリアー先輩」
「はい!」
「ドバイシーマクラシック ベストエンジェル先輩」
「はい」
「ドバイワールドカップ……スカイプラザ先輩」
「……はい」
「以上6名と私の7名がドバイ組となります。続きまして国内組……マーチステークス……コアランタン先輩」
「はい」
「高松宮記念……タカタノソラ先輩、フェンリル」
「「はい!」」
「そして大阪杯……ヤクルトガッツ先輩」
「はーい」
「今回名前の呼ばれていないファッションカラー先輩は京王杯スプリングカップから安田記念のルートに、カラスマーチ先輩はかきつばた記念後は一旦休みに入り、テレ玉杯オーバルスプリントからJBCスプリントのルートで行きましょう」
「「はい!」」
「なるべくレースの共食いは避けますが、可能性があるのや希望はガンガン聞きます! サウジは我々が占領しましたので次はドバイを占領しましょう!」
「「「おう!」」」
ドバイ占領計画……しかし、次はアメリカや欧州からも本気のウマ娘達が出場してくる
出場登録を済ませ、いざドバイへ
ドバイ……世界の金持ちが集まる都市である
アラブ首長国連邦の構成国であるドバイは石油が発見されたことにより一港町だったのが急速に拡大
更にアフリカ、中東、インドの3つのエリアの中間に有ることで貿易都市としても栄え、金融、流通、観光の3本を柱にした経済の多角化に成功
世界中から様々な会社が集まり金持ちの国のイメージが定着した
更にウマ娘の産業への組み込みも成功しており、自国のウマ娘や世界のアイドルウマ娘を定住させ、定期的にパフォーマンスを行うことで観光を活性化させると共に、自国のウマ娘の強化にも余念が無く、中東では他の追随を許さないウマ娘強国でも知られる
ドバイカップデーも近年はアメリカ、ドバイの完全二強体制となっており、日本のウマ娘も昔のようには勝てなくなっていた
そんな国にロンメル達は春休みが始まるとすぐに乗り込んでいった
空港からメイダンレース場のホテルに移動したロンメル達はドバイのレース関係者の許可を取り、レース事前にコースで軽く練習させてもらえることとなった
ドバイのダートは日本の砂やサウジアラビアのふかふかのダートとは違い、どちらかと言えばアメリカの硬めのダートに近い
まぁ本場のアメリカよりはこれでも柔らかいのだが……
メイダンレース場は左回りの芝が1周2400メートルの外回り、フルゲートで16人、ダートが1周1750メートルでフルゲートが14人とダートの方が人数が狭められる
日本からは学生連合の他に4名がエントリーしているが日本での予想だとサウジで無双した学生連合が本命という見方が広がっていた
ただ今回は懸念事項が複数ある
まずアルクォズスプリントに出場するユランのライバルに香港の短距離王のセンカイとオーストラリアのG1 5勝ウマ娘のダーウィンがエントリーしており、ユランは伏兵扱いである
ドバイゴールデンシャヒーンはドバイの出身のドバイミレニアムの子孫ドバイプレミア、アメリカのグッドルッキング、シンガポールのヴィガーがエントリー
ドバイターフはドイツの秘密兵器レオパルド
ドバイシーマクラシックにはイタリアのシスターマルコ-にイギリスの至宝メアリー等G1ウマ娘が7人も出る凄まじい高レベルなレースとなったが、ドバイワールドカップに比べると前座である
アメリカダートG1 10勝のサジタリウス
アメリカ昨年二冠ウマ娘 サウスカロライナ
ドバイ現役最強ブループラネット
そしてスカイプラザの4強を形成
他にも日本から昨年のJBCクラシックの勝者スターズバーナー、バーレーンのディルムン、アメリカのミスガトリング、サイバーポール、タイムアウトと有力ウマ娘がズラリ
ダート世界最強決定戦の様相をみせていた
[へい! あなたがスカイプラザさんですか? ]
英語でいきなり話しかけられたスカイプラザは振り向いて答える
[はい、うちがスカイプラザだけど]
[oh! 私はサジタリウスです! ]
[アメリカ最強の!? ]
[ノンノン、世界最強です! 今日はあなたに宣戦布告しに来ました]
[うちにですか]
[はい! サウジのレースは素晴らしい物でした! だけどあなたはまだ一流とは対決していませーん! ……本物の違いを見せつけますよ! ]
[なら私が勝って最強の座を奪い取ることにしようかな! ]
[せいぜい頑張ってください! 私は玉座の前で待ってまーす]
サジタリウスはどこかに行ってしまった
すると別のウマ娘が話しかけてきた
[サジタリウスさんに気安く話すなイエローモンキーが……勝つのは私達アメリカ勢だ]
[ちっちっち! ドバイ最強のブループラネット様が勝利をいただくね! スカイプラザさん、一緒にアメリカのデカイ女達を倒そうぜ]
侮辱してきたのがサウスカロライナでなんか協力しようと言ってきたのがブループラネット
[いや、うちは新しい世界の先を探究するだけ……スタートラインにすら立ってない2人に侮辱されたり協力を求められても困るだけなんだけど]
[[なんだと! ]]
[まぁレースは楽しくいこうよ! 楽しんだ者が勝ちだよ! ほーらニコニコして]
[触るな! 気色悪い! ふん! せいぜいペースメーカーだけやってくれれば良いんだよ]
[勝つのはブループラネットだからね! ]
宣戦布告されたり侮辱されたり……なんだったんだろう
「ヌルフフフ、なんだかんだ世界から一流のウマ娘と認定されたのですよ」
「ロンメル」
「大丈夫です。ミッションタイマー先輩とスカイプラザ先輩はまず勝ちは揺るぎません。正直他のメンバーは厳しいかもしれませんがねぇ」
「……うちが一流かぁ」
「さて、どうですかドバイのダートは?」
「正直走りにくいけど神域に入れれば大丈夫だと思う」
「ええ、スカイプラザ先輩はアメリカのダートには向きません。ドバイのダートが適正ギリギリでしょう。オールウェザーは逆に適正◎ですが……っとまぁその話しは良いとして、ドバイが終われば国内専念になると思います。来年は私が走るので勝利は難しいと思いますがねぇヌルフフフ」
「言ってくれるねロンメル、今回も私が勝って、来年も私が勝つからね」
「楽しみにしていますよ」
『電脳アイドル律の雑談』
{待ってました}
{律ちゃんのゲームすごい売れてない? }
{学園物の暗殺教室が25万ダウンロード突破おめでとう}
『懐かしいですね昨年の6月に出したゲーム暗殺教室が25万ダウンロードですか』
{律ちゃんがサポートキャラで出てくるからね}
{いやー、勉強にもなるし、凄いゲームだよ}
{1本2500円なのもありがたい}
{同人ゲームで10GBは笑った}
『すみません結構力作なのでデータが膨らんでしまって』
{追加パッチとか出さないの}
『追加パッチですか……マップの追加やライバルの種類が増える、初期ステータスのカスタマイズは出しましょうかね』
{初期ステータスカスタマイズありがたい! }
{ライバルキャラ追加は嬉しい}
{いつ出すの? }
『そうですねぇ4月中には出しましょうか!』
{早すぎ! }
{でも嬉しい}
{バグもほぼないから安心して遊べる}
『皆さんが購入してくれると私も新しくゲームを作ったり歌が作れたり、広告を出せるので嬉しいです! 本当にありがとうございます』
{いえいえ}
{どういたしまして}
{次はどんなゲームを作るの? }
『そうですね、学生連合の皆さんを育成するゲームを作っています。ロンメルさんからの要望で』
{有能}
{そういえば今回はドバイには行ってないの? }
{置いてかれた? }
『あ、いえドバイには居ますよ。ただ今回はロンメルトレーナーと一緒に解説はできそうにないので現地実況を1人でお送りすることになりそうです。いや、撮影スタッフが今回居ないので無理かも……そしたらターフチャンネルと同時実況になるかもしれません』
{残念}
{置いてかれてなかった}
{高松宮記念はどうするの? }
『そっちは撮影スタッフが居るのでいつものように現地映像をお届けできます』
{やった! }
{でも本人はドバイの模様}
・
・
・