過去のテレビ番組にてバカコンビが無人島生活にロンメルを連れていきたいと言って決まった2泊3日の無人島生活
夏休みに入り、時間的余裕が有るためとバカコンビやロンメル自身の知名度を上げるためにロンメルは断ること無く参加を表明した
対決するのは芸人最強軍団3名
銛師藤浪
元シェフのデビル高城
この番組のヌシサバイバルマスターの高柳
で、番組として成り立つ様にロンメルはバカコンビを呼び出して番組ロケ前に何日か特訓を行った
料理は自炊できるのでバカコンビはある程度大丈夫だが、釣りや銛は全然ダメなのでそこら辺を重点的に教える
こうして夏休み入り、ロケが始まる
2泊3日どちらが楽しい生活を送れているか、どちらと無人島に行きたいか審査員と観客がジャッジして勝敗が決まる
持ち物は銛2本、釣竿1本、工具一式(ノコギリ、釘、トンカチ)、調理道具(鍋2つ、フライパン2つ、包丁、まな板、お玉、菜箸)、ヤカン、トイレットペーパー3ロール、クーラーボックス、籠(取った魚を保存する用)、火起こし機3種類、ウェットスーツ3着、ジャージ上下9着
これらが番組からの支給品で、番組からあとはOKが出た物を事前に渡された箱(大きめのクーラーボックス)に入れば持っていけるとのこと
調味料や食料品(米や小麦粉)は番組内のゲームにクリアーすればもらえるとのこと
とりあえずクーラーボックスにはロンメル特製の釣りエサ、シュノーケル、水中用の懐中電灯とグローブ、ナイフ数本、予備の釣り針、下着類がOKが出たので持っていく
今回生活を行う無人島は沖縄にある南国の島
0.4k㎡となかなかの大きさ
島には自生している木々や漂流物は使用して良いとのこと
蛇(ハブ)やネズミ、蜂、渡り鳥の生息が確認されているのと食べられる木の実が自生しているらしい
ということで芸人軍団にまずは挨拶
カメラの前ではマウント合戦となってバチバチに見せるが
「お互い怪我のないようにしましょう」
「あくまでもテレビ番組だから無茶だけはしないようにね」
「本当に食料に困ったら番組スタッフが栄養食持ってるからそれ貰うようにすると良いよ」
とアドバイスされて各々ボートに乗り込んで無人島生活がスタートする
一応こちらにはカメラスタッフ3名と救護スタッフが1名とロンメル達の7名が上陸
「はい、では始まりました無人島生活……Bチームのベストエンジェル、マスターハリアーとそのトレーナーのロンメルです」
「うち達の要望でロンメルを巻き込んで無人島はして貰います」
「まず今回……テント持ってきてません! ヤバいです!」
「アブや蜂の出る島なのでまずは拠点を作成したいと思います。それは私ことロンメルが行いますのでベストエンジェル先輩とマスターハリアー先輩は食料集めをお願いします」
『お二人の漁の経験は』
「ロンメルに事前に基礎は教えて貰いました」
「とりあえず銛漁を2人でしたいと思います」
「じゃあロンメルお願いします」
「はいよー」
という流れで始まった無人島生活
ロンメルは早速森に行くと触手を振り回して木を木材や燃料に変えていく
自生しているダンチクと呼ばれる植物を集め籠を素早く編むと漁用のトラップを作っていく
『見てください凄まじい速度で編まれていきます! ロンメルトレーナーは触手を持つと噂されていましたが本当でしたか』
「はい、まぁ触手ですね、はい。手の変わりに使ってます」
深くは突っ込まれないのが優しさである
まぁネットではロンメルの触手が何なのか日々議論されているし、研究所等から調査依頼が届くが断っている
約1時間でトラップと建材、燃料を集め、捕えた小動物、小鳥をトラップの中に入れてそれを各所に設置し、ハブがかかるのを待つ
そして釣り用に持ってきたエサで編んだ籠網を放り投げていく
『注意 県や漁業組合に許可を取って行っています』
「はい、では家を建てる前に蒸留装置を作っていきます」
ロンメルは木材を使って幾つものバケツを作ると、鍋とコップ、厚底のフライパンを用意して黙々と装置を作っていく
まず火を起こす
番組が用意した火起こしで一番難しいキリモミ式を選択し、スタッフがタイムを計測する
『よーいスタート』
ジュー
ロンメル開始5秒で火種を作り、藁に10秒で着火に成功
『圧倒的な番組新記録です』
「イエーイ!」
そのまま乾いた木に着火させ火を起こすことはできた
続いて海水を入れた大鍋にコップを真ん中に起き、その上に海水を入れたフライパンを置く
これで鍋に入れられた海水が蒸留され、フライパンの裏底に水滴がつく、それがフライパンの海水で冷やされ水滴が真ん中のコップに落ちる
この落ちた水滴は蒸留されているので飲めるというわけである
この装置を2つ作り飲み水の確保は完了、続いて拠点を作成していく
ロンメルが拠点を作っている間にパッツパツのウェットスーツに身を包んだベストエンジェルとマスターハリアーがシュノーケルを装着し、銛を片手に海に飛び込む
この2人のウェットスーツ姿が出た瞬間の視聴率は20%を超える
皆欲望に忠実である
銛突きを開始早々ベストエンジェルが25センチサイズのヒブダイを一突き
「取ったどー!」
お約束である
そのままベストエンジェルは貝やニセクロホシフエダイ(10センチくらい)を2匹確保
一方マスターハリアーはというと
「おりゃぁぁぁぁ!! ひぇぇぇぇ!」
ウツボと壮絶な格闘を展開していた
刺しても巻き付いて攻撃してくるのでうまく避けながらウツボの頭を掴むとウマ娘の握力で頭を潰した
「ハァハァハァ怖かったぁ」
マスターハリアーはなぜかウツボやタコ、なまこに良く遭遇し約2時間の漁でウツボ2匹、タコ1匹、なまこ4匹を確保した
場面は切り替わり審査員室が映し出される
「いやー、学生連合軍団と最強芸人軍団だと最強芸人軍団の方が圧倒的に有利かと思いましたが、学生連合軍団……特にロンメルトレーナーの動きが見事です」
「あの触手何なんでしょうね? それはそうと2時間の漁で魚3匹、食用貝10個、ウツボ2匹、タコ、なまこ4匹と大漁ですね」
「水の確保や拠点製作の手際の良さ、トラップを仕掛けることでサポートは完璧です。ロンメルトレーナー一体何者なのでしょうか」
審査員3名からは高評価であるが芸人軍団も負けてはおらず、現在だけでは互角ややロンメルの活躍で学生連合有利という見立てだった
「疲れたぁ……プールと海とじゃやっぱり疲れ方が違うね」
「でも大漁だし、ロンメルの料理楽しみだなぁ」
『ベストエンジェルさん、マスターハリアーさん、チャレンジの時間です』
「おっきたきた」
「何すれば良いの?」
『あちらをご覧ください』
スタッフがそう言うと海にいかだが浮いていた
『あのいかだを浜辺まで持ってきてください。制限時間は1時間です』
「よっし! 頑張るよ!」
「でもハリアー、ロンメル呼んできた方が良くない?」
「とりあえずうちらで頑張ってみようよ。失敗したら謝れば良いし」
「OK! じゃあ頑張ろっか」
いかだ運びは結局2人で行った
自慢の脚力に物を言わせて浜辺までなんとか45分で運び込む
『クリアーです! おめでとうございます』
「ふー! 成功!」
「イエーイ」
『成功したので10種類から1つ報酬を選んで貰います』
スタッフが出したのは調味料一式、お米5キロ、小麦粉1キロ、油、飲料水2Lペットボトル6つ、石鹸、ライター、ロープ、魚の餌(追加分)、大型のテント
「大型のテントは魅力的だなぁ」
「でもロンメルの事だから普通に過ごせる拠点作ってそうじゃない?」
「あー、そうなると油、米、調味料かな? ロンメルその事だから火起こしとか水の確保はしてそうだし」
「水12Lあれば人3日で4Lいつもよりも少ないとはいえそれだけあれば十分かな?」
「スタッフさん、とりあえずロンメルのところに行ってから決めても良いですか」
『はい、大丈夫ですよ』
そう言ってロンメルが拠点を作っている場所に移動した
「「な、なんだこりゃ」」
「うーす、作っておいたぞー」
そこには2階建ての見事な家が建てられていた
番組スタッフ含めて絶句である
「とりあえず漁お疲れ様、ひとまず上がりなよ」
そう言われて家の中に入ると広々とした部屋に木で作られたテーブルや椅子、コップや皿等が並べられており、普通に生活できそうである
「流石ロンメル、拠点作成完璧じゃん」
「まぁトレーナーですからこれぐらいはできますよ」
『注意 普通のトレーナーにはできません』
「あ、ロンメル、ミッションクリアーしたんだけど入手できるアイテム何がほしい?」
「調味料が欲しいですね。次に水、米、小麦粉、油、ランプ、という順番ですかね」
「あ、そう言えば水は?」
「とりあえず飲み水はヤカンいっぱいには溜めましたがこれだけでは足りませんので正直ペットボトルは欲しいですが、調味料があれば食事の幅が広がりますので今回は調味料にしましょう」
というロンメルの言葉で調味料に決まった
審査員や観客席ではロンメルの家が映った瞬間に歓声が上がる
「この人無人島に連れてきちゃダメな人だ。一気に難易度が駄々下がりしたぞ」
「1度で良いのでロンメルトレーナーとサバイバルについて話してみたいですね。家建てちゃうか……」
「たぶん長期滞在するなら石鹸を選んだのでしょうが、今回は食事の味の方を優先しましたね」
「いやー、しかし余程の事がないと芸人軍団に勝ち目は無いぞこれ」
とりあえずロンメルは魚を〆て料理を作っていく
「ウツボと魚のなめろう、なまこの酢の物、タコと魚の刺身、ヤコウガイの焼き物、つみれ汁……どうぞ召し上がれ」
食事シーンとなり、ロンメルがドンドン料理を作っていく
「スタッフさんも召し上がれ」
『良いんですか……すみませんいただきます』
ロンメル含めてロンメルが作った箸や器で食事をいただく
「美味しい美味しい」
「なめろうは焼くとさんが焼きになるんだけど、サバやアジでやりたいね……あとやっぱり油と米、小麦粉が欲しいですね、料理の幅を広めたい」
『そしたら次のミッションをクリアーしてください』
ということで食事も終わり次のミッションとなる
『まずはこちらをご覧ください』
そう言ってスタッフはロンメル達に植物の写真を見せる
『この9つの写真の植物を持ってきてください。縦横斜めのラインを1つでも揃えたクリアーです。9種類全て見つけたらアイテムを2種類お渡しします。制限時間は1時間です』
ということで植物探しが始まるが、森を事前に探索していたロンメルは15分で全てを見つけてしまい、速攻でクリアーした
ということで米と油を確保し、ロンメルはついでに取ってきた食べられる野草や木の実をバカコンビに教えていく
スタッフからも感心され幾つか質問される
『ロンメルトレーナーはどこでそんな知識を?』
「昔色々ありまして……深くは言えませんがそこで色々な技術を身につけました」
『料理もプロ級でしたが師匠等はいるのですか?』
「この世にはいませんが居ました。その人からサバイバルも含めて色々教わりました」
等々質問されるがドンドンなんか闇が深くなっていく
夕方となり、仕掛けたトラップを確認するとハブ5匹、魚が20匹近く取れた
ナンヨウブダイみたいな50センチ超えの大物からニセクロホシフエダイみたいな小物まで色々である
日が暮れて夜になったところで更にミッションが始まる
銛突きで規定の大きさの魚を捕えろとのことで今度はロンメルが銛突きをするので2人がお米を炊くことになる
規定は25センチ以上の魚1匹につき1つ、最大2つまでとのこと
ロンメルは銛を片手に早速オジサンことニセクロホシフエダイを突いてきたが、これでは番組が盛り上がらないとして50センチ超えを目指すと発言
これには会場もスタジオざわつくが、ロンメルは泳ぎ出すとスタッフを置いてきぼりにして沖の方に向かう
頭に着けた水中カメラの映像が流れ、ロンメルは見つける……見つけてしまう……カジキの群れを
一匹がロンメルに突っ込んできたため、ロンメルは躱しながら脳天を銛で一突き
暴れまわるカジキに対してロンメルは腕力に物をいわせて岩にカジキを叩きつけた
怯むカジキに銛をグリグリと脳をえぐるとカジキはついに動かなくなる
ロンメルを見失って30分後ロンメルが3メートルのカジキを担いで戻ってきた時に番組は大盛り上がり
瞬間視聴率が25%を超えて伝説となる
そのまま料理に入り、カジキを包丁で捌いていく
血抜きは触手を体内にぶっ刺して吸いとっていき、血を体外に出していく
そのまま包丁で鼻歌を歌いながら捌いて内蔵を取り出し、おろしていく
「米炊けたよロンメル」
「はいよー、ということでミッションは?」
『クリアーです! 何を貰いますか』
「勿論水と小麦粉を貰うね!」
ということで水と小麦粉を貰い、カジキは刺身、ステーキ、照り焼き、煮物、唐揚げ、天ぷらへとドンドン変わっていく
他の魚も刺身や塩焼き、つみれ汁、野草の天ぷら、肉団子の唐揚げ、アブとドンドン料理され、ハブも頭を落として唐揚げへと変わる
カジキは大きい故に食べきらないので味噌漬けや日干しにして明日も食べられるようにする
全30品が並べられスタッフ含めて食べる
「それでは皆さん」
『「「いただきます」」』
翌日、最終日もカジキを食べたりバカコンビの釣り大会、ロンメル、ハブとの格闘等撮れ高バッチリの映像となり、学生連合軍団の圧勝に終わる
最高視聴率は30品が並べられた瞬間の25.9%
平均視聴率でも18.8%と番組史上最高の視聴率を記録した
しかも家はやらせじゃないのかと意見が出そうだった為に番組後半に早送りでロンメル単独で組み立てられる映像が流され伝説となった
バカコンビ、学生連合、ロンメルの知名度ははね上がり、バカコンビとロンメルに放送後番組出演が殺到したが、ロンメルは調整を理由に断り、バカコンビが学生連合の顔として色々な番組に出演した
ロンメルはこの番組により史上最高のトレーナーという渾名が付けられる
間に合わなくて申し訳ない