戦争が急に終わったせいで無職になった元兵士の女の子が路頭に迷ってしまった話   作:エルカス

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70悪魔との取引

「それで、君達は一体何者なんだね?毒ガスによって重度に汚染された地域を渡って来たが、向こうにいる監視員ではない」

 

 

数人の質問者とそれと同じぐらいの武器を持った警備に囲まれた数人の集団。

見ようによっては彼らは窮地に立たされている筈なのに全員が余裕を持って堂々としている。

待ってましたと言わんばかりに集団の中から少女は満足気な笑みを浮かべて宣言した。

 

 

「大層な歓迎に心から感謝を、先ずは我々に敵意がない事を先に明言しよう」

 

「申し訳ないが、君達が所持していた荷物を見るととても『敵意』がないようには思えない」

 

「それは至極当然の事です、我々の『敵意』は貴方方には向いていない、貴方方が向ける方々に向いているのですから」

 

「・・・・・・・連邦に?君達は一体何者かを明かして欲しい、見た所、全員『兵士』に思えるが」

 

「その通り、我々は全ての巨悪に立ち向かう人民の味方となり後ろ盾となる革命の戦士、私はその役柄を拝命した代表者だ」

 

「山岳共和・・・・・」

 

「おっと皆まで言わないで欲しい!・・・・理解頂けますか?」

 

「・・・・私とて元官僚だ、君達の事は多少勉強している、・・・・ローン・パーペンだ、よろしく頼む」

 

「こちらはアズトナーシャ・ドニェだ、よろしく頼む同志パーペン」

 

「同志・・・・・それで、君達は私達の支援をしたく接触して来たという訳か」

 

「まさしくその通り、最も戦争だけでなく日常生活も足りない部分を助けてきたつもりだ」

 

「各居住地であまり加工品の欠乏が起きなかったのは君達が糸を引いていたという事か」

 

「いえいえ、皆さまが倹約家なだけですよ、私達は少しマッチ棒を配っただけです」

 

 

終始、集団を代表して喋っている少女だが、内心は緊張一色であった。

何故ならば彼女らはこの居住地域の住民と早期から接触していたのにも関わらず関係構築のパイプラインが進まずに、今日、不審者の補足に派遣された警備隊に連行されたから。

もしやあまり歓迎されないのではと憂慮してばかりだったので、素性を明かし受け入れられた今でも緊張が抜けきっていないのである。

 

 

「それで早い話、君達の親分はどれだけ私達に支援が出来るのだ?」

 

「十分な時間があれば小銃は10万丁、火砲は1000門、人は100人」

 

「銃を10万丁・・・?」

 

「冗談ではないのか?」

 

「戦争が終わって銃だけは余っているんだ、我々の調査によれば同志、随分とお困りに見えます」

 

「・・・・」

 

「先ずは私達が所持している500丁を提供しましょう、戦力は多い方が良いでしょう?これからも良い関係を築けることを願います」

 

「対価には何を望むんだ?」

 

「対価?・・・・対価はえ~っと・・・・そ、そうだ仲間だ、我々は同志を欲す、この戦争が終わった暁には今まで以上に親密で両国の発展を視野に入れた交流をする事を所望する」

 

 

訝し気な目で見る質問者の集団。

だは、彼らにとってみれば100万丁の武器は喉から手が出る程に欲しい。

この提案を断り、腹で何を考えているか分からない他国の人間を排斥したい気持ちこそあったが、損得勘定がその決断を遠ざける。

 

 

「どうだろう、お互いに悪い提案ではないと私は個人的にも考えている、同志パーペン殿?」

 

 

支援の見返りに口では奇麗事を言っているものの、果たして何を奪い取られるのか。

内心気が気でない彼らには、手を差し出して握手を求める少女が悪魔に見える事だろう。

その手を取る事はつまり悪魔との契約、年少の頃から悪魔の考え方と口酸っぱく言われていた共産主義者と手を取る事になるのだ。

平等を掲げているくせに損得でこちらを揺さぶる交渉手法はまさしく悪魔だなと誰かが思った。

 

 

「この件は一先ず預からせてもらいたい、代表者で慎重な議論を交わした末に再度、返事をする事は構わないか?」

 

「っむ、断るのか?」

 

「そう言う訳ではない、ただここにいる者の一存で決められないだけで――――――――――」

 

「た、大変です!」

 

「またか!今度は何だ!」

 

「連邦政府が派遣した師団と交戦が開始しました!戦況はこちらの劣勢です!」

 

「ついに始まったのか!」

 

「具体的にはどうなっている?」

 

「確かな情報とは言えませんが敵は分散して進撃をしており、一部の部隊が後方の陣地に侵入して我々の統制が混乱しています!」

 

「後ろに回り込まれるのはかなり不味いのでは?」

 

「最悪戦力が瓦解して何もかも終わりに・・・・・」

 

「「「・・・・・・」」」

 

「お困りの様だな、・・・ここにも戦力はいますよ、同志パーペン、貴方方がこの手を取れば共に戦いましょう」

 

「き、貴様ら足元を見て・・・・ッ!」

 

「議長!絶対この者共には腹に秘めた何かがあります!手をお取りになってはいけません!」

 

 

再び差し出された手に狼狽える質問者の一人、ローン・パーペン議長。

奇しくも、集団全体を統括し管理する彼らは今、その役割を果たさず、頭の中ではただ一人の個人の事を考えていた。

彼が気にかけ、彼の多くの助けになり、今の彼を形作る一人の少女の事を・・・・。

 

 

「ッ」

 

「議長!」

 

「なりません!」

 

「我々には・・・・何もかもが足りていないのだ・・・・ッ!・・・・・生きるか死ぬかの窮地を脱する為なら、私はこの魂を悪魔に売り渡そう」

 

 

質問者達は交渉を有利に運び望む状況を作り出した一団を凝視する。

彼らが素直に喜んで笑っているのか、腹に抱えた野望の実現に一歩前進した事に微笑んでいるのか。

不敵な笑みとも見て取れる笑顔をして腕を差し出しているアズトナーシャに、整然とした面持ちで手を差し出すパーペン議長。

 

 

「ギュ」

 

「交渉成立、だな」

 

議長は堂々と、そして屈さずにはっきりと言い放った。

 

「皆を、助けてくれ」

 

「おう任された。野郎共出撃だ!1か月のキャンプ生活で腕が鈍ってねえだろうな!」

 

 

先程まで顔色一つ変えていなかった集団がアズトナーシャの号令一つで奇麗に整列し、出撃をする為の準備に取り掛かった。

断れない状況に追い込まれ手を組むことを強要された(と思っている)質問者達は呆然と立ち尽くす事しか出来なかった。

彼らに力はなく、圧倒的な暴力に対抗する手段を持ち合わせていなかったから。

 

 

「・・・・カフカちゃん、無事で・・・・」

 

 

パーペンはただ大切な人の無事を祈るだけだった。

第四次バルカン戦争の転換点となる戦いが始まる。

 

 

 

 

ドナウ戦線が激動する中、後方の兵士居住地域で小さな反乱が発生したという説明を受け、我々第14師団は主戦場から遠ざかり連邦の僻地まで遠路はるばる足を運んだ。

部隊内の声を聞くと、殉職の可能性が高い戦場から遠ざかるのは運が良い事だと安堵する者もいれば、歴史の重要な局面で大して重要でもない雑用をやらされていると不満げな者もいる。

意外な事にも後者の方が彼らの言う雑用にかなり乗り気でいたのだ。

 

 

「そうは言ってもよ、相手は兵士だぜ?銃を持っていなかったとしてもあいつらには鬼に金棒、そこら辺にある物だって何でも武器にしちまう、例えば俺の持ってるこのスプーンでだって人を殺しちまう」

 

「距離を保って頭を撃ち抜けば全員普通の人間と相違ないだろう、スプーンや石を投げてくるとしても限度がある、いくらあいつらでもボールを1km先には投げられまい」

 

「それにこんなド田舎の居住地に住んでいる兵士はな、大抵お子ちゃまかそのお連れの普通の家族だ、本当に制御の効かねえトチ狂った兵士は今も連邦のあちこちで暴れている」

 

 

火を囲んでいる彼らの雑談に耳を傾ける。

確かに居住地での生活は酷いと聞く、後方で治安維持を担っている戦友から聞いた話では・・・正確にはその戦友が逮捕した、ならず者兵士がした話なのだが。

まず何よりも物がなく、屋根がある家一つすらない、今日を食いつなぐ食事も与えられる事が無いので自分たちで動物を狩って食べるそうだが、同じ仲間内で取り合いになるらしい。

不和が続き、そのならず者兵士は居住地を逃げ出し俺達に対して盗みを働き始めたという流れだ。

 

原則全ての兵士は居住地への移住が強制されているが、政府は手をこまねいているように見える。

最初こそ大人しく言う事を聞き移住命令に従う兵士たちは多かった、その多くは年齢的に幼い者達や穏健な思想を持った者達だったのだろう。

今では国家再定住委員会・・・だったか、そこの組織がどこかの兵士集団コミュニティと衝突して血祭りにあげられている始末だ。

棍棒で尻を叩いて追い出していたが側がいつのまにか尻を叩かれて虐げられる側に回っているのは笑い話だ。

 

いやこれが全くの笑い話ではないのだ。

強制移住の命令に背く兵士たちは社会規範から逸脱し中世以前の恐るべき盗賊集団の様な変貌を見せた。

徒党を組んで彼らは何処から奪ってきたのか銃などで武装し、村・・・町一つに対して大胆な略奪をするようになってきたのだ。

幸いにも兵士は人口の10%前後で絶対数が少ないため、致命的な問題にはなっていないものの、市民はすっかり『盗賊と化した兵士集団』に恐怖している。

 

少し話が脱線したがそんな新進気鋭で有り余る若さが暴走した盗賊兵士集団ならいざ知らず、争う事が苦手で子供の集まりである居住地の兵士など遅るるに足りないと考えている者がいるという事だ。

余談だが盗賊兵士集団は自分たちの事をフライコープスと自称しているらしい、意味は自由な軍団とまあ何とも気取っている、盗賊の癖に。

 

 

「兵士のお子ちゃまか・・・・是非とも味見してえな、あいつら女も戦場に出るんだろう?」

 

「俺は御免だね、俺達の小銃をケツだけで捩じ切るぐらいに激しいんだってよ、こう締め付けて抜けなくするんだ、うっ血したあそこが・・・ボキッと折るんだと」

 

「眉唾物だな、・・・・いや作り話でも冷えるな、寒い寒い」

 

「だがよ、あいつら力強いんだろ?俺達じゃ抑えきれないぜ、ヤるにしても」

 

「そこは簡単だ、手なんか切り落としちまえばいい」

 

「おいおい・・・・」

 

「良いだろどうせ生えてくるんだから、あいつらは人外じみた生き物なんだからよ」

 

 

士官学校の座学の一つで足だか手を欠損した兵士の療養記録を写真付きで見た事があるが、奴らは本当に手足がなくなっても生えてくるのだ。

いやだからと言って部隊に逸脱した行動をさせるつもりはないが、個人的にも彼らの生態には少し興味がある。

生意気な捕虜を何人か取って知的好奇心を充足させたりするのも悪くは―――――――

 

 

「ロニス師団長殿」

 

「・・・・何だどうした?」

 

「先行していた第三大隊付きの第一中隊が奇襲を受け壊滅しました」

 

「第三大隊と我々より10km先行している、敵は撃って出たのか?」

 

「いいえ師団長殿、どうやら第一中隊が先行し孤立している所を各個撃破されたようです、彼らは当初の進撃地点まで到達してしまったようで」

 

「馬鹿者共が・・・・っ」

 

 

まさかあの兵士共が進んでこちらを叩いてくるとは思わなかった。

第一中隊が孤立している事は連絡を受けていたが、敵の居住地までまだ距離があるから大事とは考えなかったのが仇となった。

 

 

「どうされますか師団長殿、敵は我々の想定よりも精強であるならば戦力の追加投入を待った方が・・・・・」

 

「慌てるな、その必要はない」

 

「・・・・・必要の有無を慌てずに考えた方がよろしいのでは?断定するのは早計に思われます」

 

「口が過ぎるぞ副官の分際で」

 

「し、失礼しました大佐」

 

「・・・・いいか、敵が思ったより強いので増援をくださいと乞うてもみろ。あの人殺しの引き金が軽い首相に役立たずとこき下ろされて俺は銃殺刑だ、今ある戦力以上は望めないんだっ・・・」

 

 

副官の何気ない一言が自身にとっては図星で紛れもない事実であった。その通り、副官の言う通り俺は慌てている。

敵が想定よりも強く、我々では太刀打ちが出来ないのではないかと。

 

 

「何事も情報だ、情報戦を制し正しい行動を選択できたのならば勝利は容易い、潰走した第一中隊から敵の装備や人員を聞き出せ」

 

「了解であります」

 

 

先程までは明日に備えた睡眠でも取ろうかと考えていたのに徹夜が決定した瞬間だった。

師団の中で夜目が利く人員から捜索隊を編成して潰走した第一中隊の残党を探索させた。

 

 

「や、奴ら急に現れるんだ、光も持たずに闇の中から・・・まるで全部を見通して、げほっ、・・・お、ぉ・・・恐ろしい」

 

「落ち着け、コーヒー飲むか?温まるぞ?」

 

「あ、ありがとう・・・ああ、温かい・・・・っ!」

 

 

一番最初に合流に成功した第一中隊の生存者はタトラ・アエロサンに搭乗して敗走した二人組だった。

真っ暗闇の中の逃避行で道に迷い、こちらの発見が遅れれば話を聞く事は出来なかったのだろう。

誰かが渡したコーヒーに一口つけた生存者は再び語り始めた、コーヒーカップを持つ手は未だ震えていた。

 

 

「や、奴らは暗闇に潜む、俺達は寒さとかで炎が必要なのに奴らにはいらないんだ、位置はまるわかりで一方的に狙い撃ちにされる」

 

「やり返さなかったのか?」

 

「そ、そりゃあ腕利きはやり返そうとしたさ、でも奴らはスコープなんて付けないし寒くても目立つ吐息は吐かない、たまに見えるマズルフラッシュが頼りじゃあ・・・分が悪過ぎる」

 

「吐息を吐かないって・・・分からねえな、どういう事だ?奴らは息をしねえのか?」

 

「す、するさ!でも俺達みたいに口の中は暖かくねえのか雪でも入れて消してるのか知らねえけど・・・・いや、もしかしたらあいつらは本当に息なんてしてないのかしれない、とても人間じゃないからな」

 

「とするとお前らは遠くからチマチマ撃たれて負けたのか?」

 

「いいや・・・・狙撃で死んだのは20人、もっといたかもしれないが・・・一番は奴らが音なしの歩みで近づいてきて・・・一気に突撃して来た事だ」

 

「はぁ・・・」

 

「ほ、本当に恐ろしいんだ!まるでスキー板を履いたようなスピードで深雪を移動して、身動きが取れない仲間を殺していった・・・身動きが段違いなんだ・・・環境さえ整えば俺達には敵いようがない・・・・・ッ!」

 

「詰まる所、見えない敵にいいように貴族様の狩りよろしく的撃ちにされて雄たけび上げて突撃したのに驚いて逃げてきた、で良いんだな?」

 

「違う!・・・違う・・・・・そんな、そんな情けない負け方なんて・・・・ッ!」

 

「何だよ、もっと腕が四本あったとか四足歩行で獣みたいに皆食いちぎられたとか、腕で心臓を貫かれたとかを期待してたのに、ただ良いように奇襲されただけじゃないか!」

 

 

敵による身の毛もよだつ残虐非道な蹂躙を期待していた、ある意味マゾヒストの部下の一人が酷く落胆して大袈裟にがっかりする。

だが『ただ奇襲が上手』と掃いて捨てられる程に現実は甘くない、この話を聞いた時、明るい陣地の外を思わず警戒した。

全く見通せないこの夜闇の中に敵が潜んでいるのではないのか、我々も第一中隊と同じく蹂躙されるのではという恐怖に駆られた。

 

 

「・・・・・方針は固まる、これだけでも」

 

 

まだ一人二人からしか敵の情報を得ていないが、この情報が大きく間違っていると判断し、これからの師団の戦術的行動の指針を固める。

先ず以て避けるべきなのは夜戦、寒く暗い戦いは普通の人間には不利だと分かる、ならば極力戦いを明るいうちに行うのが良い。

 

 

「明るい内に戦って短期的に決着を付けられれば良い、だが長引いた際には開けた場所、他より高い場所で尚且つ簡易的な塹壕を作成した布陣が出来れば敵の脅威を大きく削げるだろう」

 

「各部隊に周知させます」

 

「それと分散した進撃は可能な限り避けさせるように、我々の一人と奴らの一人では軍配が上がるのは奴らだ」

 

「分散は非推奨・・・」

 

「他には、そうだな・・・恐らく敵には凡夫レベルのブレーンがいると見る」

 

「と言いますと?」

 

「当初、敵として想定したのは雑多な火器で武装した寄せ集め集団だったが部隊単位で行動し前衛後衛を分担した攻撃を見せている事から指揮系統が存在する可能性が非常に高い」

 

「ただの怒れる農民集団ではないと言う事ですね」

 

「恐らくHQに相当する機能が後方にある筈だ、そこを叩けば敵は大きく弱体化する、暴徒相手に浸透して後方を襲撃させるのは少し癪だが・・・」

 

「ではその任務部隊も編成をするという事で?」

 

「そうだ、武装は短機関銃を比率多めで、偶発遭遇による近接戦闘が大多数だから取り回しにくく瞬間火力が乏しいライフルは不適任だ」

 

「了解です」

 

 

師団長としての大方のするべき仕事を一先ず片付け息をつく。

無秩序に暴れる猪の集まりかと思ったが、相手は群れる事を覚え集団で狩りをする狼だったとは。

困難な試練が降って来たと思う反面、一つの戦争の行く末をこの手の中で好きなように動かしている感覚は他では得られなかっただろう。

 

ドナウ戦線ではどれだけ頑張ってもたどり着けない上座の指示を受けてしか動けなかったが、こんな僻地では大佐という矮小な階級でも何から何まで思うがままだ。

戦場で指揮棒を振る司令官とはこれ程までに万能感に酔うのかと恍惚とする。

だが呆けているだけではいけない、勝ってこその戦争だ。

 

 

「明日、運命はどう転ぶか・・・・・楽しみだ」

 

 

口では勝敗は分からないように言っているが、勝つことは確信していた。

幾ら敵を評価しようとも、相手は学校すら禄に行った事のない・・・彼らの言葉で何と言えば、ウンターメッシュ。

そんな文盲と、士官学校を出てある程度出世した自身、知恵比べをしたらどちらが勝つかは明白だろう。

 

もちろん頭がウンターメッシュと言いつつも肉体は一流だ、十分に鍛えられた我々の兵隊でももしかすると叶わないかもしれない。

だがそれでも、銃という文明の利器を以てすれば些末な違いだ。

スレッシャーであろうと、ノーマルであろうと、無数の銃弾に貫かれれば死ぬのだから。




ローンおじさんとかの上の世代はガッツリ反共教育されてるので疑心暗鬼メーター全開です。
だけど兵士とかカフカちゃんみたいな人達はまともな教育を受けてないので共産主義者だろうと同じ人間として仲良くできたんですね。
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