魔法少女リリカルなのは 〜アサルトリリィと呼ばれた男が征く〜   作:岡村優

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7太刀目

とある人物が夜…ビルの上に降り立つ。金髪の少女であった。

 

「管理外世界97…ここにジュエルシードがある。」

 

そう言って消えた。

 

その頃自宅にて百之助は第0近衛航宙艦隊に連絡を取っていた。画面に映っていたのは第0近衛航宙艦隊副旗艦武御雷艦長兼副司令である富田五郎大将である。

 

 

「そちらはどうか?副司令富田五郎大将。」

 

 

「そうですなぁ…静かなもんです。一応監視衛星の類は展開済みです。本当に来るんですかね?管理局の連中。」

 

懐疑的な様子だ。

 

 

「来るさ。あいつらはそういうお人好しだからな。」

 

「違いないですなぁ…それと重ねて報告しておきます。帝政ガルマン・ガミラスの第7空間機甲軍団、バース星公国第1打撃艦隊、帝政ガトランティス第一遠征軍が合流済みです。現在イゼルローン要塞にて待機中。………天の川銀河星間国家連合軍最強の精鋭殴り込み艦隊が再集結しましたなぁ…」

 

 

これには流石の百之助もドン引きである。

 

「おう…まじか…今議長国はガルマン・ガミラスだったな…やることが早いねぇライル・デスラー総統は。」

 

 

「間違いないですな。それに…今回集まった各国司令官は貴方に合わせられる人選です。ガルマン・ガミラスからは疾風の異名を持つフェルト・バーガー上級大将…バースからは猛将ラム・ラ=ジェンドラ大公、ガトランティスからは物量の鬼…ミル王子が来ています。」

 

「おうおうおう!?ちょっと待て!完全に殴り込み人選じゃねえか!?しかもフェルトに至ってはいつ上級大将になったんだよ!?」

 

「本人いわく三日前に昇進したあげく旅団編成から師団編成に…更には天の川銀河北方戦線からこっちに回されたそうで…」

 

「はぁ!?天の川銀河外周部から戦力引き抜いた挙句再編しただとぉ!?あそこディンギルとの激戦区だよなぁ!?」

 

これには開いた口がふさがらない。

 

「それについてはボラー連邦国…本国艦隊のホーキンス大将の第8親衛打撃艦隊を当てたそうです。」

 

「ああ…あいつ…なら問題ないか。抜かれる心配はなさそうだな」

 

「おっしゃる通りですな。まあこれによりわが艦隊は閣下を総司令官とし、第0近衛航宙艦隊、第7空間機甲軍団、第1打撃艦隊、第一遠征軍、4軍からなる12万隻の大艦隊になっております。更にはそれとは別にガルマン・ガミラス及び帝国近衛航宙艦隊の次元潜航連合艦隊…それぞれ合わせて2万隻が別働隊で展開中です。これで探知は早急に可能かと。」

 

 

「…過剰だなぁ…まあ了解した。引き続き警戒を頼む。」

 

「はっ!」

 

通信を切る。

 

「しかしまあ…とんでもねえ戦力だな…第二次ベルカ戦役でもやる気かぁ?しかし…バーガーが大将かぁ…そんなにガルマン・ガミラスは人材不足なのかねぇ…?」

 

そう百之助はぼやく。

 

 

翌日学校にていつも通りの日常を謳歌した後なのはと共に下校していた矢先であった。

 

『ユーノくん聞こえる?』

 

『うん。』

 

『昨日あったジュエルシードのことなんだけど…』

 

『お二人さん!ジュエルシードの反応だぜ!行くぞ!』

 

百之助が走り出す。

 

『待ってよ!百之助くん!』

 

さっさと変身して2人はかっ飛ぶ。

 

その頃…

 

 

見知らぬ金髪の少女が戦っていた。相手は…ジュエルシードを吸収した子猫であった。

 

それを見たなのはは、そのまま突撃を敢行…地面にジュエルシードを吸収した子猫を叩きつける。百之助は傍観を決め込んだ。

 

「ジュエルシード!封印!」

 

ただし身体を変化させそのまま逃げられてしまったが…

 

そこで見知らぬ少女が大鎌でとどめを刺す。

 

「ジュエルシード!封印!」

 

そのままさっさと封印しようとしてた所でなのはが声をかける。

 

「あの!」

 

その少女は戦闘態勢に移行した。

 

『奴さんは話をしたくないみたいだぜ?』

 

「お話ししたいだけなの…」

 

「それ以上ジュエルシードと私に近づかないで」

 

不用意になのはが近づいたので見知らぬ少女は容赦なく魔法をぶっ放す。それを避けた隙を見計らい、百之助は太刀を抜き、斬りかかる。

 

「よう!カーニバルの時間だぜ!」

 

「新手!?」

 

「おう。おれも混ぜてくれよ。」

 

「百之助くん!?」

 

 

その少女は防壁を展開したが魔法の防壁すら両断する太刀である為紙の如く両断される。

 

そのまま鍔迫り合いになる。

 

 

「!?いとも簡単にシールドを破壊されるなんて…」

 

「帝国式の軍刀はあらゆる魔法攻撃を両断する当たり前だろう?」

 

鍔迫り合いをしながらそう答えた。

 

「!?帝国式…まさか…」

 

「帝星大日本帝国軍人を舐めるんじゃないよ!」

 

そのまま蹴り飛ばし地面に叩きつける

 

 

「くっ…」

 

「そちらにも事情があるんだろうからとりあえず話だけでもしてえなぁ…」

 

「なにを…」

 

「この際、このジュエルシードは持ってって構わん。けどその代わり…話してくれや。」

 

「分かった」

 

「なのは、これが交渉って奴だ。」

 

「あはは…」

 

強引すぎる話し合いに絶句するしか無い。

 

 

「とりあえず名前だけでも聞かせてくれよな。戦友?」

 

 

「分かった…私はフェイト・テスタロッサ。母さんがジュエルシードを欲しがってて…」

 

「なるほど?了解。とりあえずこれ持っていけ。」

 

「いいの?」

 

「おうよ。情報もらえただけでもよしとしようぜ。」

 

 

「百之助くん!?」

 

「百之助さん!?」

 

なのはとユーノはこの進言にびっくりする。

 

 

「二人とも一応説明しておくぞ?これは交渉だ。ジュエルシードと引き換えだが十分すぎる情報なんでな。」

 

「では仕方ありませんね。」

 

「わかったなの…」

 

「1つ聞きたい…貴方は…何者?」

 

「さっき言った通り帝国軍人だ。船坂百之助と言う。こっちが高町なのはな?」

 

 

「分かった」

 

 

「また遊ぼうぜ!」

 

 

何も言わずにジュエルシードを持ち去った。

 

 

 

 

 

 

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