魔法少女リリカルなのは 〜アサルトリリィと呼ばれた男が征く〜 作:岡村優
百之助は学校を2日間すっぽかしイゼルローン要塞に来ていた。
「……相変わらず良くもまあこんなもんを作ったもんだ」
ここでイゼルローン要塞について説明しよう。月と同サイズの要塞で火星の衛星軌道上を公転している。表面は流体金属装甲で覆われており、中には艦艇を収容することのできるドック兼宇宙港を有し、最大300万隻を収容可能である。更には娯楽施設を含む民間施設、更には居住区画が完備されており軍民合わせて八百億人が生活できるだけの規模を有する。当然要塞であるので多数の陽電子衝撃砲塔、更には帝国最大口径の要塞砲2000メートル拡散波動砲を装備し敵艦隊の侵攻に備えている。当然波動エンジン(推進する目的ではなくエネルギー供給用として)を400基近く搭載しているため速射も可能である。更にはアルテミスの首飾りと呼ばれる戦闘衛星を周りに10基配備しており、拡散波動砲及び波動防壁を搭載している為万が一でもないかぎりほぼ難攻不落の要塞となっている。
当然今いる場所は宇宙港である為沢山の艦艇が入港していた。
アーコフ級強襲戦艦1番艦ラ=ジェンドラ改、大和型宇宙戦艦1番艦大和、武御雷級広域破壊戦用重戦艦1番艦武御雷、アンドロメダ級TypeG(空母型)ノイ・バルグレイ、カイゼガン兵器群カルクルム改級1番艦ゼムリア、ゼルグート改級などの旗艦級戦戦艦などがずらりと並んだうえで各国の主力艦がずらりと並ぶ圧巻の光景であった。
「我が艦隊ながら寄せ集め感が全くないほど壮観な艦隊だなぁ…」
因みにだがこの艦隊には自動報復システム搭載艦アンドロメダ級BBB戦艦群がいない為帝国軍の十八番、機動波動砲戦は使用できない。その代わり鍛え抜かれた将兵たちによる艦隊機動戦を主体とした拡散・集束波動砲戦が可能な為殲滅力は他文明を圧倒する。まあ、管理外世界97番における文明圏の艦隊は他の次元世界から見ると過剰なまでの艦隊戦力である。
「……過剰戦力だな…時空管理局が可哀想に思えてきた。」
「閣下、お迎えにあがりました。」
そこには鍛え抜かれた老兵…第0近衛艦隊副司令官富田五郎大将が護衛を引き連れて立っていた。
「すまないな。」
「いえいえ、それはそうと各艦隊司令官がお待ちです。」
「了解した。では行こうか。」
「はい。」
会議室に行くと司令官たちが席についていた。早速声をかけてきたのは第7空間機甲軍団司令官フェルトバーガー上級大将。
「おう。親父!久しぶりだな!」
「元気そうだなバーガー」
「あたぼうよ!ようやく親父と肩を並べて戦えるんだ。腕が鳴るってもんよ!」
ガルマン・ガミラス最年少20歳での上級大将であるフェルトはやや興奮気味だ。それに対して釘を差したのはバース公国の誇る猛将、ラム・ラ=ジェンドラ大公だ
「バーガー君、少し落ち着いたらどうだね?」
「そういう大公もノリノリなの隠せてねーぞ?」
そう指摘されてバツが悪そうである
「1本取られたな」
「まあ…私も似たようなものですが」
そうぼやくのは帝星ガトランティス皇太子ミルだ。フェルトは話題を変えた。
「所で親父ぃ…第136機動打撃群ってのは味気ねぇ。部隊名決めてくれよ。」
「確かにな…」
百之助は考え込んだ。
「……『菊水航宙艦隊』でどうだ?いざとなればミッドチルダに殴り込むわけだし。」
「なるほど、決死部隊だしな。」
「異論はありませんな」
「私もです。」
全員が納得したので部隊名が決まった。
「じゃ、部隊名を決めた所で本題に入ろうか。ミッドチルダの時空管理局が来た時にどう対応するか。各司令官に聞こうかね。どう思う?」
「沈めちまえばいいじゃねーか?」
「おいおいフェルト、戦争になっちまうぞ?」
「胆略的すぎますね。」
「いきなりはまずいでしょうしな」
「出来れば拿捕したいな」
「拿捕…ねぇ…難易度高くないか親父ぃ?」
「そらそうだがね。ちゃんと理由があるはずだし。な?」
「確かにな。じゃそういうことにしようぜ。」
話し合いは纏ったようである。
艦隊編成
第136機動打撃群『菊水航宙艦隊』
艦隊総旗艦
大和型恒星間航行用超弩級戦艦1番艦大和
艦隊総旗艦直衛艦隊
帝星大日本帝国近衛軍第0近衛艦隊
副旗艦
SFBB級武御雷級広域破壊戦用重戦艦1番艦武御雷
以下
大和型宇宙戦艦 七隻
AAA級アンドロメダ級航宙戦艦 八隻
BBD1級ドレットノート級主力航宙戦艦フライト3改 八千隻
ABBV級アンドロメダ級航宙航空戦艦 二隻
BBVD1級ドレットノート改級日向型戦闘空母 二千隻
FBBY級アリゾナ級高速航宙戦艦 二十隻
高雄型航宙防空重巡洋艦 六千隻
秋月型航宙防空駆逐艦 一万四千隻
左翼
第一遠征打撃群
旗艦
カイゼガン兵器群・カラクルム改級大戦艦1番艦ゼムリア
副旗艦
カイゼガン兵器群・アポカリプス級航宙母艦1番艦アポカリプス
以下
カイゼガン兵器群・カルクルム級大戦艦 1万隻
カイゼガン兵器群・アポカリプス級航宙空母 千隻
ククルカン級襲撃型駆逐艦 一万九千隻
右翼
第七空間機甲軍団
旗艦
ABBV級アンドロメダ級TypeG、1番艦ノイ・バルグレイ
副旗艦
ゼルグート改級一等航宙戦闘艦100番艦ヴォルネ
以下
ゼルグート改級一等航宙戦闘艦 二十隻
ガイデロール改級二等航宙戦艦(デスラー砲装備型) 七千隻
ガイペロン級多層式航宙母艦(重武装ユニット装備) 三千隻
メルトリア改級二等航宙装甲艦 二千隻
デストリア改級一等航宙巡洋装甲艦 三千隻
ケルカピア級二等航宙巡洋装甲艦 四千隻
クリピテラ級一等航宙駆逐艦 一万千隻
前衛
第一打撃艦隊
旗艦 アーコフ型強襲戦艦1番艦ラ=ジェンドラ改
副旗艦アーコフ型強襲戦艦2番艦ラム
以下
ガノンダ型航宙母艦 五千隻
クロトガ型標準戦艦 一万隻
アマンガ型ミサイル戦艦 五千隻
BBD1Bドレットノート級主力航宙戦艦(バース公国仕様)五千隻
以上、約十二万隻。
艦艇諸元
大和型恒星間航行用超弩級戦艦
全長 333メートル
同型艦 9隻
搭載兵装
200サンチ次元波動爆縮放射器 1門
12式45口径48サンチ3連装超高圧縮式衝撃波砲 3基9門
20式50口径20サンチ3連装超高圧縮式衝撃波砲 2基6門
煙突ミサイル発射管 8セル
両舷魚雷発射管 10セル
艦首魚雷発射管 6門
後部魚雷発射管 4門
ほか、対空兵装多数。
防御シールド
波動防壁
クラインフィールド
ガミラス戦役から数多の戦場を駆け続けてきた帝国の象徵にしてイスカンダルの罪と罰を背負い、縁を紡ぐ戦艦。幾多の改良を施され、火力がインフレし続けている第97番世界でも全く遜色なく、通用する火力と重装甲をかねそろえる。現在はベルカ戦役での反省を生かし超硬テクタイト装甲から物理、魔法による攻撃を無力化するため対魔導複合装甲に換装されている。また、補助エンジンであったインパルスエンジン2基から重力子エンジン2基に換装され、補助エンジンだけでワープが可能になり、波動エンジンにスーパーターボチャーチャーを装着し、6連の大波動炉心を装備、これにより地球規模の惑星を一撃で破壊できる波動砲を6連発発射でき、1番艦大和のみイスカンダル式波動コアを搭載しており、完全能力解放された為、最大6回の平行次元世界の仮想体を展開することができこれを取り込むことで波動エネルギーの急速補充が可能になり、より隙がなくなった。更には波動防壁の稼働時間が大幅に延長され、カレル163の状況下で4時間以上の耐圧限界を獲得。更には補助エンジンが重力子エンジンに換装されたことで(重力子防壁)クラインフィールドを展開可能。これにより、波動防壁と多重展開することでドレットノート級の波動砲を1発であれば防御できるほどの防御力を獲得した。
SFBB級武御雷級広域破壊戦用重戦艦
全長 666メートル
同型艦 12隻(内4隻は建造中)
搭載兵装
6連装クラスター波動砲
55口径56サンチ4連装超高圧縮型陽電子衝撃砲 6基24門
55口径41サンチ4連装超高圧縮型陽電子衝撃砲 5基20門
55口径20サンチ連装超高圧縮型陽電子衝撃砲 4基8門
雷装多数
対空兵装多数
この艦級は帝国の艦隊総旗艦級の戦艦で銀河大戦や、帝星ガトランティスの戦訓を生かし建造された。前級の春蘭級に比べ大型化し、圧倒的多数の攻撃兵装を搭載された本級はたとえ単艦でもガネル星雲最奥部に陣取っていたデザリアム軍の自動惑星ゴルバ2基有する中間補給基地、「ディガブラス」を撃破できるよう設計されたため、一回の波動砲発射だけで位相光を纏った状態のゴルバを真正面から粉砕し、かつ複数の波動機関を有するため波動防壁を展開しながら波動砲を速射(最大6回)しながら主砲を撃つことができる。まさに敵からすると化け物と言わざるおえない。余談ながら、ベルカ戦役時に100万隻もの大艦隊を単艦で撃破し、ベルカ側を戦慄させたことでも知られる。尚、波動砲は拡散・集束を選択可能であり、集束時には文字通り木星レベルの大きさの惑星を消滅させるレベルの破壊力を有する。
他の艦艇については随時、設定するものとする。