ホシグマのヒーローアカデミア   作:鳥松

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皆さんのお陰で評価の色が赤色に変わりました!ありがとうございます!これからも頑張ります!


ホシグマと反省会

 

 

 

その日の訓練が全て終わり、講評も終わった。オールマイトは大怪我で保健室に治療に行った緑谷に講評を聞かせるため猛スピードで去っていった。

皆着替えるため更衣室に戻っていく。そして教室へと戻る途中で八百万はとにかくへこんでいた。

 

 

「不甲斐ないですわ……」

 

 

八百万がへこんでいる理由は今回の訓練の結果にあった。

八百万とペアになったのは峰田実。頭にある紫色の球体をモギるとそれが物や人にくっつくようになるという、拘束力に長けた個性。というわけで八百万は各階に罠や捕獲テープ、さらに峰田のもぎもぎなどを設置する作戦を実行した。しかし、ここで事件が起こる。

 

峰田が自分たちの作った罠に不幸にもかかってしまったのである。焦った八百万がその捕獲テープを解こうとしている場面で相手である常闇と蛙吹が2人を見つけてしまう。まるでSMプレイ染みた光景に唖然とする常闇であったが、核を回収し、八百万たちは敗北した。

 

 

「ま、まぁまぁ…あれは仕方なかったといいますか…おじょ……八百万さんのミスではありませんし…」

 

 

「だとしてもあんな情けない結果を残してしまうなんて……。勇さんは完勝してましたのに……」

 

 

すかさずホシグマもフォローを入れるが流石の八百万も調子が戻っていない。

 

 

「ドンマイ、ヤオモモ…」

 

 

そして教室に戻ると既に緑谷以外の他の男子生徒は戻ってきており、ホシグマたちが教室に入ると赤髪で怒髪天みたいな髪型の生徒、切島が話し掛けてきた。

 

 

「なあ!放課後は皆で訓練の反省会しねぇか?」

  

 

「あ、それいいじゃん!やろうやろう!」

 

 

「お、いいな。参加するぜ」

 

  

「あ、俺も」

 

 

 下校時間となり皆が帰る準備をする中、切島が大声で呼びかける。すぐに芦戸が手を挙げて参加を表明し、他の多くの生徒も参加する事になった。

  

 

「全員参加か?おーい、爆豪。お前はどうする?」

 

 

 

「……」

 

 

 

 切島が声をかけるも爆豪は無言のまま教室を出て行った。今日の訓練で緑谷に負けた事がよほど響いているのだろうか。二人の様子を見ても何やら因縁があるように見えたし、それに今回の訓練で負けて以降、爆豪は一言も喋らずに押し黙ったままだった。

 

 

 

「おいって!…帰っちまった。まぁいいか、轟はどうすんだ?」

 

 

 

「…すまん、用事があるんだ。帰らせてくれ」

 

 

 

「そうか、引き留めて悪ぃな。じゃあまた明日な」

 

 

 

 また、轟君もそう言って帰った。しかし、残りのクラスメイトは参加するようで、教室に残っていた。

 

 

 

「おーい!八百万はどうだ?」

 

 

「ええ、もちろん参加しますわ」

 

 

「では私も参加しますね」

 

 

八百万が参加を表明し、それに合わせるようにホシグマも参加に同意した。そうして訓練の振り返りがはじまった。

 

 

「それにしても第1試合と第2試合は熱かったよな!」

 

 

「確かに!あの爆豪と緑谷の戦いはすごかったな!」

 

 

「緑谷未だに保健室だけど、大丈夫かな…」

 

 

「確かになー…後でお見舞いに行ってやろうぜ!そんで第2試合も熱かったけど、ホシグマと轟が凄かったよな!」

 

 

「ああ!誰もビルの三階から飛び降りるなんて発想出来ねぇよ!一瞬で相手の二人を無力化しちまったし!」

 

 

「それに轟のあの氷結は半端ねぇな!勝てる気がしねぇ!」

 

 

切島や上鳴、瀬呂はホシグマたちの戦いについて熱く語る。ホシグマも褒められるのは嬉しいが勝てたのは同じチームの葉隠のお陰でもあるので内心ちょっと複雑である。

 

 

「いえ、葉隠さんが居なくては轟さんに凍らされた時点で終わっていました。私だけの力ではありませんよ」

 

 

勝って驕らず、負けて腐らず。これがホシグマの勝負事に対する姿勢である。この信条は多くの人間に認められ、そして多くの人間に好かれる。

こうしてホシグマは他人に信頼され、頼られるようになっていく。

更に頼られたとしても大体二つ返事でやってくれるし、見返りを求めようともしないし、対応も極めて親切で紳士的。こんな要素があってはホシグマが人気者になるのは必然と言えるだろう。

しかも本人はそれを然も当然のように無自覚にやってくる。

つまりホシグマは天然の人たらしなのである。

 

 

「ふふん♪︎」

 

 

褒められた葉隠は嬉しそうに声を出す。透明なので分からないが心なしか顔が赤く見える。

 

 

「それにしても轟はスゲーよな…ホシグマの一撃に反応して防いで更にはあの氷結……エンデヴァーの息子っていう噂は本当なのかもな」

 

 

その噂はクラス内でも結構広がっているようで、他にも頷いている者も多い。

 

 

「にしても、障子は保健室に居なくて大丈夫なのか?」

 

 

ふと、上鳴が障子に疑問を投げ掛ける。ホシグマの攻撃は人間一人を容易く気絶させる一撃だったので障子の身体のことを心配したのだ。

 

 

「ん?ああ、大丈夫だ。安静にしていろとは言われたが全く問題ない」

 

 

障子は淡々と答える。養護教諭のリカバリーガールには生徒たちは頭が上がらない。

その後、ギプスを付けたままの緑谷が戻ってきたが、すぐに爆豪の後を追いかけて出て行ってしまった。その様子を皆が不思議に思っていると、緑谷と爆豪の2人は幼馴染なのだと麗日が教えてくれた。

 

 

 緑谷の無事も分かり、反省会もある程度終えて雑談ばかりとなったところでお開きとなった。そしてホシグマは八百万と共に屋敷へと帰ってゆく。八百万は訓練のことを未だに引き摺っていたがホシグマが必死に慰めたことでなんとか立ち直った。

 

 




やばい、短いぞ今回。書くこと全然浮かばなかった…!せっかく赤色になったと言うのに…!
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