IS 蒼き者の生き様   作:妖刀

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昨日、MGのZZとMGのフルアーマーZZを一気に買った妖刀です。塗装しながら組んでいますが、完成が見えない……。
なお塗装色はトリコロールではなく、3~4色のグレーをベースにしたカラーです。


暴走2

雪羅を発射した後、一夏はブルーの後ろに更識姉妹がいることを思い出し顔を青くした。だが雪羅は発射してしまい、当たったところは煙が吹き荒れ何も見えない。これでかわされていたら更識姉妹を殺してしまったことになり、一夏はブルーに雪羅が直撃したことを祈った。

 

 

 

 

 

簪は一夏が雪羅を撃ってきたことに恐怖して楯無と抱き合って目を瞑ってた。

だが何も起きず、疑問に思った簪は恐る恐る目を開けてみると、そこには右手を突き出して雪羅を受け止めたブルーの姿があったのだ。簪は改めてブルーを見てみると絶句した。

ブルーの右手は雪羅を受け止めたせいか掌から肘にかけて溶けかけており、動かすたびに関節部が悲鳴を上げていた

 

「織むラいチ夏……、簪二手を出シたな……。潰ス」

 

ブルーは一夏めがけて突っ込もうとしたが、何かに腕を掴まれてその場にとまった。そして振り向くと、そこには涙を流しながらで腕をつかむ簪がいた。

 

「どうシた、かンざし?」

 

「蒼也……、もう戦いは終わったんだから、もうやめよう?」

 

ブルー、いや蒼也は何も言わなかったが、ただ簪の頭を撫でた。

 

「……すマナい……、織斑は許セなイんだ……」

 

蒼也は簪の頭を撫でるのをやめた後、背を向けて一歩一歩歩き出した。そしてスラスターを噴射して一夏の方へ向かった。

 

「だめ……、行かないで……。行ったら……」

 

簪はただ行ってしまう蒼也を見てるしかできなかった……。

 

 

 

 

 

一夏は煙を目を凝らして見ていた。

 

「いったい中はどうなってるんだよ……」

 

煙の中に入って状況を確かめたかったが、闇討ちを避けている一夏にとってはどうすることもできなかった。

その時だった。煙の一部が盛り上がり、ブルーがシールドで突く形で突っ込んできたのだ。

一夏は雪片弐型を構え、零落白夜を発動させて頭を横薙ぎで狙ったが、シールドによって軌道をそれされ、そのまま喉にシールドが突き刺さり一夏は大きく吹き飛ばされた。

 

「ぐはっ!!がはっがはっ、うぅ……喉を狙ってくるとかありかよ……」

 

一夏はのどを抑えながら言い、ブルーを睨みつけた。

 

「……ッタ」

 

「え?」

 

一夏は何を言ったのか聞き取れず、聞き返した。

 

「何故二人ごト俺を狙ッた!」

 

一夏はこの時何か引っかかるものがあった。この声を聞いたことがあるのだ。

 

「答えなイノか!ならばここで果テロ!」

 

一夏が答えないため無視したと判断したブルーは、拳を握って一夏の元へと向かった。

そして一夏に向かってストレート、フック等を繰り出しダメージを与えて行った。

 

「くっ、くそぉぉぉぉ!」

 

一夏はシールドエネルギーが着々と減っていくことに焦ったのか雪片弐型を横に薙いでブルーを撒こうとしたが、ブルーはしゃがんで回避した。

その時一夏の顎に強い衝撃が走った。ブルーが右手でアッパーをしたのだ。一夏はそのまま宙へと舞い上がり、横腹に左フックを叩き込まれそうになったため雪羅を撃とうとしたが

 

「ジャマだ」

 

ブルーはそのまま左フックをして雪羅にシールドを突き刺した。雪羅は荷電粒子砲を放とうとしてたのか溜まっていたエネルギーが暴走し、大爆発が起きた。

 

「うわぁ!?」

 

一夏は爆風によって飛ばされてアリーナの壁まで飛ばされ、アリーナの壁に着地する要領で体勢を整えた。だが前を見るとブルーが目の前に迫っており、ブルーは左手を突き出して一夏に突っ込んだ。

 

「その攻撃は見切った!」

 

一夏はスラスターを吹かして横に回避した後、ブルーはそのまま壁に突っ込んでしまいシールドが壁に刺さってしまい抜けなくなった。

一夏はそれがチャンスと思い、雪片を大きく振りかぶってブルーを切りに行った。その時目が合った。

一夏はスラスターを使って急いで減速し、ブルーから離れようとした。だがブルーに大きく近づいてしまった。

そしてブルーはこの瞬間を待っていたかのようにシールドを一回格納して、右手に再展開し、そのシールドの先の部分に赤いオーラを一点集中させた。

この時一夏は本気でやばいと思いスラスターをさっきより大きく噴射したが、ブルーの右フックを掠めてしまった。

 

「ぐぁぁ!?」

 

この時ISスーツを切り裂き、一夏の腹から胸にかけて少し抉られたかのような傷ができた。そしてそこから血が吹き出し、一夏は地面に落ちた。

 

「どういうことだ……これ……。絶対防御は……?こんなの可笑しいだろ……。痛てぇ……」

 

一夏は切り裂かれた痛みで考えることがままならなくなっており、胸を抑えるが血は止まらず、そして今の体勢が維持できないのか膝をついて、そして肘をついた。

ブルーはそんな一夏を無視して横腹に蹴りを入れて、うつぶせの状態から仰向けの状態にさせて、そして腹を踏みつけた。

 

「がぁぁぁぁ!?」

 

傷口を直接踏まれたせいで一夏の悲痛な悲鳴が上がるが、ブルーはそれを無視してマシンガンを展開した後に眉間に銃口を至近距離で向けた。

一夏はまだ意識があるのかブルーを睨みつけていたが、痛みのせいで顔を苦痛に染めた。

 

「思い出した……お前蒼也、だな……?」

 

この時引き金を引こうとしたブルーの動きが止まった。

 

「ヤット思いダしたカ。ダが、な二が言イタイ」

 

一夏は痛みでうまくしゃべれないがそれでも口を開いた

 

「なんで、こんなことを……するんだ?」

 

この時ブルーは何も言わずに踏む力を強め、一夏は苦痛の表情を上げた。そして口を開いた。

 

「お前ラニタいする復讐だ。オ前らガイルセいで俺は酷イメにアイツづけた。ソレデケ我をしても一切の謝罪がなシ!そしてISが使エル男だからって研究所に連レテ行かれる時も何が『元気でな』だ!ナニモしラぬ者が!俺はオマエラガニクイ!ダカラここに帰ってキタ!ソレノナニガワルイ!オレノイママデノイタミヲシラヌモノガ!ココデオモイシレ!!」

 

声がどんどんとカタコトになっていき、怒気をはらんだ声がただ響き続けた。

そしてブルー、いや蒼也は引き金を引こうとした。

 

『一夏!(さん!、嫁!)』

 

その時蒼也めがけてレーザーなどが飛んできたため、蒼也は一夏を強く踏みつけて後ろへと下がった。この時一夏は痛みのあまり悲鳴を上げたが、蒼也はそれを無視してそして空を見るとそこには他のアリーナにいた無人機を片づけたのだろう、篠ノ之箒、セシリア・オルコット、鳳鈴音、シャルロット。デュノア、ラウラ・ボーデヴィッヒの五人がいた。

全員は自分の得物を構え、蒼也に向けていた。

 

「キサマラカ……」

 

蒼也はそう呟いて空を見ていた。

 

「貴様、何者だ!」

 

箒はそう叫ぶが、ブルーが何も返事をせずイライラしていた。

 

「……いいだろう。この刀の錆にしてやる!」

 

「ちょっと待ってください箒さん!それより一夏さんの救出を!」

 

箒が突っ込もうとするがセシリアによって止められ少し不満そうな顔をしていた。

 

「うむ、セシリアの言うとおりだ。だから私とセシリアと箒があの蒼いやつの気を引き、シャルロットと鈴は一夏の救出を頼む。いいな?」

 

『わかった!(わかりましたわ!)』

 

ラウラが指示を出して全員が返事をした後、ラウラがレールカノンから砲弾を放ちそれを合図に全員が動き出した。

蒼也は砲弾をシールドを使って逸らした後、箒の方へと向かった。

 

「なっ、私だと!?」

 

箒はいきなり自分が狙われるとは思わず、反応するのに遅れた。だがそれが致命的で、蒼也はマシンガンを連射しながら近づいた後、左手に持ってたビームサーベルで切り抜けようとした。

 

「っ!させませんわ!」

 

セシリアはビットからレーザーを放つが、それをすり抜けるかのようにかわして蒼也は箒にビームサーベルを叩き込もうとした。

 

「くっ……!」

 

ビームサーベルが当たろうとした瞬間、箒は無理やり体を捻らせ回避することには成功したが、背部の展開装甲部のほとんどがこの攻撃で抉られたかのように切り裂かれた切り裂かれてしまい、機動力が大幅にダウンした。

そして蒼也は箒の厄介な機動力を落としたことを確認して、次のターゲットに狙いを定めてスラスターを吹かした。

 

「なっ!?とどめを刺さないとは私に対する侮辱か!?」

 

箒がそう叫んでいたが全く関係のない話であり、蒼也は一夏の元へと向かった。

 

「鈴!一夏を任せた!」

 

「え?シャルロット!?」

 

シャルロットは鈴に一夏の救出を任せた後、蒼也の前に立ちふさがり両手にマシンガンを展開して引き金を引いた。

蒼也はシールドを前に構えてそのまま突っ込んだ。銃弾はシールドに直撃していってるが速度は一向に落ちず、距離が着々と詰まってきていた。

その時だった。蒼也がいきなり離れたのだ。シャルロットはなぜ離れたのが分からなかったが、その一秒後にブルーがいたところに砲弾が撃ち込まれたのだ。

蒼也は離れて空を見るとそこにはラウラがおり、大型のレールカノンを放っていたのだ。

 

「なっ!?あの状態で反応するのか!?」

 

「援護しますわ!」

 

そしてセシリアがビットとレーザーライフルを交えた波状攻撃をするが、シールドでふさぐなり、ビームサーベルで切り払ったりして離れた。

この時一夏を抱えた鈴の前には三人が壁になっており、鈴は「すぐ戻るから」と言って急いでピットに入って行った。そしてアリーナにいるのは篠ノ之箒、セシリア・オルコット、シャルロット、デュノア、ラウラボーデヴィッヒ。そして蒼い死神に乗った蒼也の五人だった。

 

「いったいあなたは何者ですの?」

 

セシリアが問いかけるが何も答えず、ただ右手に持ってたマシンガンをセシリアに向けた。

 

「セシリア、こいつに何も言っても無駄だ。早く倒すぞ」

 

ラウラはそう言ってレールカノンを構えた。

そして蒼也は一瞬でシャルロットの目の前に近づき、そして頭を掴んだ後セシリアめがけてシャルロットを投げた。この時セシリアはまさかシャルロットが飛んでくるとは思わず、どうすればいいのかわからず動けなかった。

 

「うわぁぁぁぁ!?」

 

「きゃあ!?」

 

そして二人は激突し、折り重なった状態で伸びた後、マシンガンをラウラ目掛けて引き金を引いた。

 

「無駄だ!」

 

ラウラは右手を突き出しAICを使って銃弾を止めた。だが

 

「あうっ!」

 

この時ラウラの延髄に途轍も撒く強い衝撃が走りラウラは前に飛ばされた。飛ばされた際ラウラは後ろを見ると、そこにはいつの間にか後ろに回り込んで後ろ回し蹴りを叩き込んだ蒼也がいた。

ラウラは空中で体勢を立て直しレールカノンを数発放つが、かわされるかシールドを使って逸らされてばっかりでいた。

そして蒼也は胸部、頭部バルカンを同時に連射し、ラウラはジグザグに動いてかわして行った。そして弾切れ関係なしにバルカンを連射していることにラウラは疑問に思った

 

「(当たると思ってないのに何故こんなに放つ?……まさか!?)」

 

ラウラはハイパーセンサーで後ろを見ると自分に迫ってきている未発のミサイルがあり、自身が誘導されたことを悟った。

 

「くそぉぉぉ!!」

 

ラウラはワイヤーブレードでミサイルを切り、爆風にのまれたがその時に生じた煙の中に隠れた。

蒼也は躊躇なく煙の中に入り込みラウラを探した。

 

「……、……!?」

 

その時だった。いきなり体が動かなくなったのだ。この時蒼也は理解した。これはAIC。それを使えるのは……。

 

「もらったぞ!」

 

そして後ろからラウラがプラズマ手刀を前に突き出そうという体勢で現れた。そしてラウラは、プラズマ手刀を延髄目掛けて突き出した。

 

 




蒼也がしゃべっているときカタコトが混じってるのはEXAMの影響でそうなってます。少し見にくてすみません。

そしてこれを書いていて思ったのが、最初はブルーで表記されてますが、最初から蒼也にした方がよかったのかな?
これでいいか、最初から蒼也にした方がいいか誰か教えてください。


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