IS 蒼き者の生き様   作:妖刀

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ゲーセンに置いてあった一回200円のISのガチャを2000円分したら更識姉妹が出たから嬉しいが、それ以外全部がラウラってどういうことだ!?

おっと、関係ない話は置いといて、蒼也に何があったのか……、どうぞ!


今まで
始まり


時は大きく戻り四月のIS学園。

ここ、一年一組の教室は異常なほど静かであった。

 

「はい、私がここの副担任をします山田真耶です。よろしくお願いします」

 

教卓では副担任である真耶が挨拶をしていたが誰も返事をせず、真耶は涙目になっていた。まあ無理はないだろう。この教室にいる二人の男子に全員の目が言っていたのだから。

そのIS男性搭乗者の片割れこと黒城蒼也は暇そうな目で真耶を見ていた。

 

「で、では出席番号順で挨拶おねがいします……」

 

そして出席番号順に自己紹介に入っていた。蒼也は自分の番が先のため、少し眠くなってきたのか少しうつらうつらとしていた

 

「では次は織斑君お願いします」

 

そして蒼也は眠ってしまうのであった。

 

 

パァァァァン

 

 

「ほへぇっ!?」

 

その時だった。いきなりすごい音がしたため蒼也は勢いよく目を覚まして周りを見渡すと、教卓の方で一夏と千冬が何かを言っていたのであった

千冬は溜息を吐いた後、前を向いて生徒全員を視界に入れた後、口を開いた。

 

「諸君、私が織斑千冬だ。私の仕事は諸君を一年で使い物にすることだ。私の言うことはよく聴き、よく理解しろ。できないものはできるまで指導してやる。そして逆らってもいいが、私の言うことは聞け。以上だ。」

 

「軍隊かよ」

 

蒼也はボソッとそう呟いた。この時、千冬に睨まれたため蒼也は一瞬で目を逸らした。

そして黄色い悲鳴がいきなりなったため蒼也は耳を塞いだ。収まった後周りにいた女子はいろいろ危ないことを言っており、蒼也はめんどくさそうな目でその光景を見ていた。

 

「では次、黒城蒼也」

 

「はーいっと」

 

千冬に呼ばれたため、蒼也は少しめんどくさそうに返事をし、教卓の近くに立った。

髪は黒色で鎖骨ぐらいに延ばされているが途中で糸で縛られており、若干吊り目で固まった血の色に近い瞳、そして一夏ほどではないが、まあ整った容姿をしていた。首からは二つのドッグタグがぶら下がっており、小さくチャラチャラと音を鳴らしていた。

 

「俺の名前は黒城蒼也。いろいろあってここに入学することになってしまった。趣味はプラモデル製作、特技は特にない。まあISを使える男子だからって何かと期待しないでくれ。以上だ」

 

この時女子達が何か微妙な顔をしたが、おそらくプラモ製作で少し引いたのだろうと思って席に戻っていくのだった。

だが問屋は幕を下ろさなかった。

 

「いっつあ!?」

 

いきなり頭を出席簿で叩かれたのだ。蒼也は怒り心頭で千冬の方を振り向いた。

 

「何をするんですか!?」

 

「そんなつまらない自己紹介をしたから叩いたまでだ」

 

「はぁ!?んなもん知りませんよ!そもそもつまらんじぃ!?」

 

その時、たま頭に出席簿が叩き込まれた。

 

「余計な口出しするな。そして戻れ」

 

蒼也は千冬を睨みながら、小さく舌打ちをして席に戻って行ったのであった。

 

 

 

 

 

それから休み時間、蒼也は廊下にいる女子達を無視しながら小説を読んでいた。

 

「ちょっといいか?」

 

「あ?」

 

蒼也は本にしおりを挟んで閉じた。そして声のした方を向いたら、そこには一夏がいた。

 

「俺は織斑一夏っていうんだけど、黒城蒼也だよな?お互い男子同士、仲良くしていこうぜ」

 

一夏はそう言ってさを差し出した。恐らく握手をしようってことなのだろう。

 

「あっそ。ま、よろしく」

 

蒼也はそう言って手を差し出して握手をした。この時周りから黄色い悲鳴が聞こえたが、蒼也は無視を続けた。

 

「それにしても何を読んでたんだ?」

 

一夏は蒼也が持ってる小説を指さして聞いた。小説はブックカバーで表紙が隠されており、何の小説かわからなくなっていた。

 

「これ?ガンダム系の小説だな」

 

「ガンダムって……、たしか数年前に終わったロボットものだったっけ?俺、エヴァのほうが好きだからさ……」

 

一夏は苦笑いをし、蒼也はそんな一夏を軽く睨みつけていた。

その時だった

 

「ちょっといいか?」

 

そこにいたのは、黒髪をロングに伸ばしてポニーテールにした、一人の女子だった。

 

「箒……か?」

 

一夏がそう言った後、蒼也は小説を開いて二人を無視する方針で行った。

そして二人は屋上へと消えて行き、安心して本を読み始めたが再び人影が見えたため本を閉じてその人を見た。

 

「おぉ~、そーそー、久しぶり~」

 

「お、本音か。久しぶりだな」

 

そして二人は軽くハイタッチをした後、本音は蒼也の前の席に座って鬼一の方を向いた。

 

「それにしても~、すごい自己紹介だったね~」

 

「まあな」

 

蒼也はそう言って少し笑みを浮かべた後、

 

「後ね~、かんちゃんがガンプラを買ったから~、一緒に作ろうだって~」

 

「よくガンプラが売ってる店があったな」

 

蒼也は苦笑いをした。

この時チャイムが鳴ったため、本音は自分の席に戻り、蒼也も教科書類々を出して授業に備えた。

そして千冬と真耶が入ってきて授業が始まろうとした。

 

「だぁぁぁぁ!!」

 

扉から一夏と箒が飛び込んできたのだ。二人は息が上がっており、肩を上下に揺らしてたが、彫琢にいる人物を見て一気に固まった。

 

「遅い!」

 

そして二人の頭に出席簿が叩き込まれ、二人はフラフラになりながら席に戻って行ったのであった。

 

 

 

 

 

「~であるからにして、~というわけですね」

 

真耶が電子黒板に書かれたことを説明してる時、蒼也は板書してわからないところを赤ペンでチェックしていた。この分からないところは後で誰かに教えてもらおうと思い、そして板書の続きをした。

 

「では、ここまででわからないところはありますか?」

 

この時蒼也はチラッと一夏の方を見た。一夏は異常なほどに挙動不審な動きをしており、少し気持ち悪く見えた。

 

「織斑君、どこかわからないところでもありましたか?」

 

「山田先生……。ほとんどわかりません」

 

「え……」

 

この時真耶は固まった。蒼也も板書していた腕の動きが止まり、チラリと一夏の方を見た。分からないからなのか異様にすがすがしい顔をしており、誰かが小さくため息を吐いた。

そしていろいろ何かを話していたが蒼也は板書をすることに集中することにした。

途中で出席簿で音がしたが、気にしないことにした。

 

「ISは機動性、攻撃力と過去の兵器を凌ぐ。そういった『兵器』を深く知らず使えば必ず事故は起こる。そうしないための知識と訓練だ。理解できなくとも覚えろ。そして守れ。規則というものはそういうものだ」

 

この時蒼也は一瞬だけ書くのを止めた。

まあ間違ってない。だが蒼也は自身の意志で来たわけでもないのにこんなに難しい勉強をするのは若干うんざりしていた。まあ来なかったらさっさと研究所に連れて行かれて実験動物(モルモット)になっていただろう。

だが、ここに来ても研究所に行くのが先延ばしされただけなのだ。それを回避するにはここで何か成果を残さなければならない。だがそれができるのだろうか?蒼也は顎に手を当てて考えた。

そして考えてる時に一つ思い出したことがあった。それは昔にしたことがあるゲームで、実験部隊ともいえる隊でその中に一機だけ蒼い機体がいた。あの機体はかっこよかった。確か名前は……。

 

「勉強に集中しろ」

 

この時頭を叩かれたため、蒼也は痛みで頭を抱えながらも千冬を睨んだ。

 

「俺が何をしてたってんだよ」

 

「下らんことを考えてる暇があったら、板書ぐらいしたらどうだ」

 

千冬は電子黒板を指さしたが、蒼也が書いていた所から2~3行ほどしか進んでおらず、蒼也は誰にの聞こえないように小さく舌打ちをするのであった。

 

 

 

 

 

「蒼也、教えてくれ!」

 

「やだ」

 

「そこを頼む!」

 

休み時間、蒼也の所に一夏が勉強を教えてくれと頼み込んできた、蒼也はとてもめんどくさそうな顔をしており、とりあえず小説を一回閉じて一夏の方を向いた。

 

「あのさ、俺だって分からないところがまだあるんだ。それで教えても共倒れで終わるだけなんだよ。わかるか?」

 

「お、おう。すまなかった」

 

蒼也は少しイライラしながら言い、一夏はイラつきを感じ取ったのかおとなしく引き下がることにした。

 

「ちょっとよろしくて?」

 

「は?」

 

「ん?」

 

その時だった。二人の間に一人の女子が入ってきた。髪は金髪でロールにしており、耳に青のイヤーカフスを付けていた。そして二人を若干見下したかのような目線で見ており、蒼也はこの女子が何を考えてるか一瞬で思いついたのだった。

 

「何の用だ?」

 

蒼也は

 

「まあ何ですの!?このイギリスの代表候補生、セシリア・オルコットに向けてそのような言葉は!」

 

金髪の女子、セシリアは二人を非難するかのような仕草を取り、蒼也は眉間がピクリと動いた。

 

「あ、ちょっといいか?」

 

その時一夏が手を上げて待ったをかけた。

 

「ふん!下の者の質問に答えるのも貴族の務めですわ。よろしくてよ」

 

セシリアは何か偉そうなポーズをとって見下した。

 

「代表候補生って、何だ……?」

 

その時、空気が一瞬で固まった。周りにいた聞き耳を立てていた女子達も固まってしまい、セシリアは唖然としたままだった。蒼也は小さくため息をついた後、小説を取り出し、続きを読むことにした。

そして周りがうるさかったが、蒼也は無視することにしたのであった。

 

「ちょっと!話を聞きなさいですわ!!」

 

その時だった。セシリアが蒼也の机を強く叩いて身を乗り出してきたのだ。蒼也は小説の続きを読みたいのに、それを邪魔するセシリアが鬱陶しく見えた。

 

「全く人の話を聞かないとかどういうことですの!?」

 

「ああ、すまんな」

 

「全くこれだから男は嫌いなのですわ」

 

その時、チャイムが鳴った。

 

「では、また来ますわ」

 

蒼也は『来るな』と舌打ちする代わりに首を動かしてゴキゴキッと鳴らし、そして次の授業に備えたのであった。




これからそれなりの急展開になる予定です。まあ、待っていてください。
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