僕自身がスケベになればいいのでは?   作:PhaseShift

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 遅れてすいません。
 資格勉強してました。


 皆さんの感想、全部読んでます。
 ここすきも評価もめっちゃ嬉しいです。
 ありがとうございます。いやほんとに。





011

 

 

 

 

「峰田君おはよ~」

 

 この世界の5月上旬は青葉の季節、上下ジャージだと朝はまだ肌寒い。いつもなら中にタンクトップとTシャツを着てるんだけど、今日はなんだか朝から体がうずうずしていて、タンクトップ1枚だけでも十分暖かく感じる。

 

「おはよ、葉隠ちゃん」

 

 少し長めで、少し遠回りの道。多少早めに出ないといけない時間でも、いつもなら葉隠ちゃんは元気いっぱいなんだけど……。

 

「眠いぃ」

 

 おめめしぱしぱする葉隠ちゃん、可愛い。

 じゃなくて、……ええと。あー……。

 

「昨日は眠れなかった?」

「うん。緊張しちゃって……」

 

 まあ、雄英体育祭だもんね。僕も毎年3年生だけはリアタイで見るよ。滅茶苦茶見ごたえあるし。ただ今年は声を大にして言いたい。

 1年生を見ろ、と。

 

「今年はネットでも事前情報的に1年生が粒ぞろいってバレてるから、絶対視聴率高いよー」

「寝落ちするまでスマホ弄ってたの? 良くないよ」

「はいブブー。会話のキャッチボール失敗」

 

 えぇ?

 

「今ネットサーフィンの話してないよ! 寝落ちするまでスマホ弄ってたのは事実だけど!」

「あ、そっか。ごめん」

「見聞色使えると会話がニュータイプみたいになるのちょっと面白いね!」

 

 葉隠ちゃんは僕の影響でガンダムも宇宙世紀は劇場版で履修したらしい。オタクとしては会話の選択肢が増えるのでありがたい話である。ちょいちょい変なキャラクター出てるけど大筋は前世のガンダムと一緒だし。

 ……む。

 

「葉隠ちゃん、反対側に寝癖が」

「え、寝癖?」

 

 うん。はい、コンパクト。

 ……あれ、なんで困った顔でこっち見るの?

 

「あはは。私も私が見えない」

「あ、ごめんつい」

「ふふ。ありがとね」

 

 どこにあるの? もうちょっと上。なんて会話をしながら、まったりと並木道を歩く。ここは秋になると紅葉がとっても綺麗になるらしい。今から少し楽しみだ。その頃もまだ、葉隠ちゃんと一緒に登校出来てると嬉しいな。

 

「自分が見えないと大変だ」

「そうだよー! スキンケアしようにも肌に馴染むまで宙に浮いたままだし、朝は特に忙しいかな」

「朝はやる事事前に決めとかないと確実に遅れるよね」

「峰田君は朝どうしてるの?」

 

 あれ? 言ったこと無かったっけ?

 そう答えると葉隠ちゃんはぶんぶんと手を振りながら言った。

 

「めっちゃ食べるとしか!」

「あー」

「スケベ忍者さんのモーニングルーティンをここで一つ。ほらほら有名になったらこういうインタビューめっちゃ来るよ? 会話みたいに私で練習しとこ?」

 

 ええー? そんな高尚なもんじゃないけどなぁ。

 でもそうだな。おかしいとこあったら言ってね。

 

「いいよ。随時言うね」

「ありがと……んー。朝起きて」

「うんうん」

「ばんざい体操する」

ちょっと待ってもらっていい?

 

 えぇ? うん。

 

予想外に可愛いやつ出てきちゃったな……

「ばんざい体操、知ってる?」

「こう……ばんざーいってする体操じゃないの? 気持ちよさそうだよね」

「しかも……背が伸びる!」

ちょっと待ってもらっていい?

 

 えぇ? また?

 

ダメだ笑っちゃだめだ私、忍者は真剣なんだ……

「……おかしい?」

「おかしくないおかしくない! でも私以外に言うのやめよっか! そ、その次は?」

「シャワー浴びる」

「ロングヘアで朝シャン派、珍しいね」

 

 そうなの?

 

「抜け毛とか頭皮?……の油脂がどうこうとか」

「……傷んじゃうのかな」

「診てあげようか?」

 

 頷いた僕は髪留めを外し、お団子頭をストレートに戻した。さわさわと彼女の指が僕の髪を梳く。なんだか宝石でも扱うかのような仕草だった。可愛いとはいえ野郎の髪の毛だからもうちょっと雑でもいいんだけど。ちょっと照れるね。

 

「……」

「葉隠ちゃん?」

「トリートメントは何使ってるの?」

 

 トリートメントとかはよくわかんないけど、髪洗ってる時使ってるのは頭からつま先まで洗える奴だよと答えたら思いっきりお尻を蹴られた。どうして……。

 

「峰田君の個性の根幹だし、すんごく鍛えてるからそんなに黒髪サラサラストレートの大和撫子男子の部日本代表みたいになるのかも」

「なんて?」

「それで、朝シャンした後は?」

 

 朝シャンした後? そりゃ朝ごはんだよね。髪の毛をくるくる纏めながら、最近の朝ごはんを思い出す。気分でバラバラだけど、メニューはだいたい決まってるなぁ。

 

「何食べるの? 軽くちゃんこ鍋?」

「葉隠ちゃん?」

 

 君が僕の事をどう思ってるのか改めて聞きたいんだけど……。

 多分だけど僕、朝ご飯は量も種類も普通だよ?

 

「えーほんと? 例えば?」

「今日は焼いた豚ロース3枚と白いご飯とスクランブルエッグと適当にサラダかな」

「そんなに食べてるの!?」

 

 そのくらい食べないとお昼前にお腹がしくしく泣き始めちゃうんですよね……。

 

「だから冷蔵庫だけは滅茶苦茶大きいかな」

「ふーん……意外としっかりしてるんだ」*1

 

 外で食べるとお会計が大変なことになるから師匠に自炊は仕込まれたんだけど、これが意外とためになってる。お肉が食べたいと思ったら外食に行くよりもスーパーで安いお肉を買って自分好みの味付けをすればもう節約になる。ご飯大盛を200円でお代わりしまくる不毛な生活からおさらばできるのだ。

 

「でも仕込むの面倒だし時間無いからお肉はそのまま塩コショウで焼いてるかな。本当は生姜焼きとか麹焼きとか食べたいんだけど……」

「朝ごはんそれだけ食べないといけないの大変だね。塩味のお肉だけじゃ飽きるでしょ」

「ていうかもう飽きてるかな」

「じゃ、じゃあ私が――」

「君たちすまない! 雄英の生徒だよね?」

 

 む?

 後ろから息を切らした……推定ヒーローが声を掛けてきたので対応する。曰く、正門の位置を知りたいそうだ。僕はこの先は裏門である事、ここから正門までは距離がある事をヒーローさんに伝えると彼は慌てて去っていった。警備がどうこうとか言ってたけど……裏門側はあんまり見かけないな。雄英に近づくとちらほら見えてくるのだろうか?

 

「……そういえば葉隠ちゃん。何話してたっけ?」

「ううん、なんでもない!」

 

 ……裏門が見えてくる。

 警備のヒーローもチラホラと。

 

「ね」

「なーに?」

「体育祭、頑張ろうね!」

 

 ああ。"勝負"だ。

 

「……対戦(・・)だね」

「うん」

「私とも勝負だよ」

「うん」

「お互い本気でね」

「うん」

 

 わくわくしてきた。

 やはり(いくさ)、暴力、BATTLEが一番アガるよね。

 もう滅茶苦茶テンション上がってるよ。

 

「選手宣誓、セリフ考えてきた?」

 

 ……選手宣誓?

 ノーガード戦法で行こうと思います。

 

「ノーガード戦法!?」

「考えるとお腹痛くなってくるから……なんかこう……イイ感じに」

「本当に大丈夫?」

「うん」

「じゃあ、また後でね」

 

 体育祭の観覧に来ているヒーローの波をかき分け、今日は教室ではなく更衣室で着替えてから控室に直行……なんだけど。選手宣誓の事本当にお腹痛くなってきたのでていうかマジで選手宣誓どうしようかな。オールマイトは「こんなチャンスを逃すのはもったいない!」「このシャイボーイめ!」「全然オーソドックスな奴でいいんだぜ!」って言ってたけどもうね。あのスタジアムの中央でやるんでしょ? 無理無理。ええー。どうしようかなぁ。宣誓、我々選手一同は……いや生徒一同は? 日ごろの……あー、日ごろの訓練の成果を十二分に発揮し……対戦よろしくお願いしますって感じで。

 ネットメディアには慣れてるけど、地上波が入る舞台は初めてだ。

 だから緊張している。今後の評価にも関わると思うし。

 よし。

 

「あ、峰田!」

「助かったー!」

「遅かったじゃん!」

「どうしたの? 透ちゃんと一緒に来たって言ってたけど」

「おはよ。ちょっとお手洗いに……?」

 

 控室のドアを開けたらなんか3人がバチってた。凄いな、バチりの中心にみどりゃーが居る。爆豪君はともかく轟君まで……。

 ええと。うーんと。

 

「どうしたの?」

「峰田君」

「お団子」

「峰田」

 

 ……?

 

 

 

 

「「「お前()に勝って優勝する」」」

 

 

 

 

 ……あはっ♡

 

 

 

 


 

 

 

「映ってる?」

「……ん」

 

 

 映ってる

 きちゃ

 ミラー配信だ!

 あれ

 二人だけ?

 なんだこの3人……あれ?

 一人おらん

 メロン担当おる!!!

 フルバスさん話が違うで

 公式垢見ろ

 ジョイジョナは欠席

 お休みだよ~

 

 

「挨拶だけしとこうか。私たちのチャンネルじゃないし」

「……ん」

 

 

「フルーツバスケットゲーム部門所属、キミパことKissMePass(キス・ミー・パス)です」

「……同じくゲーム部門、Sicilia(シチリア)です」

 

 

 いつもの信号機かと思ったけど赤おらんやんけ

 スケベ忍者クラスタ向け解説は必要

 スケベ忍者見ててこいつらわからんはないのでは?

 でも最近ハイウェイちゃんとしか絡んでないし

 そりゃクラスメイトだからな……

 Q.誰? A.VRプロゲーマーです

 SZNコーチとオーロラ姫はお仕事じゃない?

 サザンどこ?

 一番辛口の怖いお姉さんが居ない

 ジョイジョナ欠席悲しい

 そり

 どこや……

 

 

「えー、ブルーベリー担当のSZNコーチとAuroraは都合が合わなくて欠席です」

「……事前に参加が告知されてたジョイジョナは本日欠席。急用が入った」

 

 

 草

 急用は草

 体育祭見ろや

 大事な弟分の晴れ舞台に顔出せないのマジ?

 一部では車で事故ったとかあるけど

 公式発表待とう

 カイワレ

 ¥50,000

 テスト

 ファッ!?

 スパチャできるやんけ……

 これ設定間違えてない?

 やば

 雄英に怒られるぞ!!

 消される! 消される!

 タルタロスチキンレース始まったな

 

 

「あれ!? なんでスパチャできるの!?」

「……ん。これは非常事態」

「そしてシチーちゃん何おっぱじめてんの!?」

 

 

 カシュッ

 おい

 酒飲んでんじゃねえよ!

 早速開けてて草

 ⚠左のまな板も右のデカパイも成人済みです⚠

 ストゼロで草

 asagibban

 ¥1,000

 酒代です

 レモン担当(酒カス)

 無表情でどんどん真っ赤になっていく様をご覧ください

 フルバスのアイアンハートです

 これが欧州で恐れられたIronHeartSicilia...

 ただの酒クズです

 二日酔いで大会に出てフラッシュ決める女

 今日くらいいいんちゃう?

 

 

『どもども~! お二人とも聞こえる~?』

「あ、店長!」

「……店長、遅い」

 

『こんにちはー。天の声でーす』

「フルーツバスケットのオレンジ担当、店長ことレンジでチンは私たちの……この、右前あたりに居ます!」

「……モニター3枚に囲まれて顔見えないけど酒の空き缶は見える」

 

 うわでた

 バアア!!

 あっ店長

 ババアー!!

 ババアスパチャできんだけどどういう事?

 辛辣で草

 ババア(超絶美女)なんだよな……

 ミラー配信でスパチャ出来るのやばない?

 許可取ったんちゃうんか?

 今も死ぬほどスパチャ流れてるけどどうすんの

 さてはお前ヴィランか?

 さらっと飲むな

 進捗どうですか

 設定間違えたのでは

 飲酒配信!?!?!??!?

 喪女の集まりフルーツバスケットです!!

 

 

『えー。今回は特別に、1学年の配信に限り、収入の伴う配信を許可していただきました!』

「え!?」

「……すごい。驚き」

 

『まあうちの子が出るしね! 直近にトラブルあったし、お詫びの気持ちじゃない?』

「あーそういう……」

「……流石フルバス一門の末弟。話題に事欠かない」

 

 

 スケベ忍者の晴れ舞台です

 忍者、ビービー言いながら逃げ回ってそう

 怪我したの忍者と忍者のマブの二人だけだっけ

 SNSで言ってたね

 30人超えのヴィランに襲撃されて生き残ってる1年生、ヤバすぎ

 全員ヤバすぎる

 絶対強いでしょ

 1年A組だっけ

 

 

『じゃあ概要は私から言うね!』

「はーい」

「……はい」

 

『本日は雄英体育祭! 1年生の部に我がフルーツバスケットストリーマー部門所属、ぶどう担当のスケベ忍者くんが出場します! 今回の配信は皆で彼を応援しよう配信です! 拍手~!!』

「いえーい!」

「……わーい」

『えー、本日の会場はフルーツバスケットのオフィスです! いつものとこですね!』

 

 ビービー泣きながら相手にキレてる様子が目に見えます

 どぼじでぞんなごどずるんでずが!?

 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!

 メ ガ ト ン ニ ン ジ ャ

 に゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!

 僕のダイヤは!?

 あのマイクラマジで伝説過ぎる

 草

 草

 なんだこいつら!?

 草

 もう許してやれよ

 YYハンターは草

 いやいやそれがな

 注:めっちゃ強いです

 鉄柱でヴィラン殴り倒してんだぞ……

 良い線行くといいな~

 無傷かつ個性使わずにヴィラン薙ぎ倒してんだよな

 

 

『今回はまったりお酒でも飲みながら、次代のヒーローの卵たちの様子を見ましょうか』

「はい! じゃあ、お酒失礼しま~す」

「……お先」

 

 

 限界OL二人とおばさんの配信です

 草

 忍者クラスタが居るとチクチクするな

 やめたれや

 左から21,23、画面外44です

 実年齢草

 お

 入場だ

 入場?

 峰田ァッ!!

 峰田ァッ!!

 いえーい!!!

 頑張れー!!

 峰田ァッ!! 

 峰田ァッ!!

 峰田ァッ!!

 峰田ァッ!!

 怒涛の峰田コール

 頑張れ峰田!!

 オタクの星!

 俺たちが付いてるぞ!

 早速1-Aからか

 先頭、峰田!w

 ガッチガチじゃね?

 めっちゃきつそう

 

 

『きゃー!! 実ー!! ママがついてるわよー!!』

「……すごい緊張してそう」

「わぁ、初対面の時とおんなじ顔してる」

 

『これ選手宣誓出来る?』

「無理そう」

「……荷が重い」

 

 

 ダメそう

 がんばれ

 むりぽ

 えー、ダメそうです

 こ無ゾ

 プレゼントマイクの紹介が続きます

 マイクw

 マイク緊張煽るなw

 しっかりしろ!!

 あまったれるな

 オールマイトにお願いされちゃったらねえ

 頑張れ峰田!! リスナーが付いてるぞ!!

 これ初戦落ちありますね

 誘われたマルチ鯖の通話で初対面の人がいた時の表情

 """無"""で草

 あ~ドローンカメラ君いいアングルです

 え

 入試1位!?!?!??

 聞いていません(半ギレ)

 は?

 推薦だったのか……

 ぶっちぎり?

 うそつきマイク

 いやマジなのでは

 もしかして:忍者有能

 

 

『主審、ミッドナイトです』

「これ忍者くんの黒歴史増えそうだけど」

「……チッ」

 

『実、視線が……視線がミッドナイトのお胸に』

「忍者くんおっぱい好きだもんね。可愛い……」

「……不服。忍者のくせに生意気。今度会ったら絞める」

 

 

 アッ!!

 これは仕方ない

 見すぎィ!!

 ガン見で草

 階段上がり切ってマイク受け取るまで5秒くらい

 全国ネットです!w

 うーんw

 これはショタガキ

 おっぺぇが見てえんだw

 

 

 

 


 

 

 

 

 鋼の意思で魅惑のおっぱいから視線を切り*2、マイクを受け取った僕は少し震える手を気合で抑え込んだ。ああ、観客席にもヒーローが沢山いる。深呼吸だ。深呼吸。18禁ヒーローだけど高校に居ていい。そうだ。ミッドナイト先生みたいな堂々とした姿を見せようじゃないか。

 

「宣誓。我々、生徒一同は。日ごろの練習の成果を十二分に発揮し。正々堂々戦い抜くことを誓います」

 

 よし、言い切ったぞ。

 皆さん拍手してくれてありがとうございます。ちょっと声震えちゃったかな。大丈夫かな。配信とはまた別の、この場に居るほぼ全員が見てるっていう……状況特有の緊張感が凄いね。

 

「……峰田君?」

『おおっとどうした峰田ボーイ! マイクを掴んで離さない!』

「それはそれとして」

 

 雄英体育祭。オリンピックの代替。

 という事は金メダル。メダリスト。

 置き去りにしてきてしまった、前世の夢。 

 

「今日この場に居る全員の中で最強はこの僕、スケベ忍者です」

 

 絶対に1番になる。

 敗北は無い。

 勝利する。

 優勝だ。

 

 

 

「対戦よろしくお願いします……♡」

 

 

 


 

 

 

 

 やりおった

 死刑宣告出た

 終わりだよ終わり

 草

 草

 対よろ^^

 やば

 草

 草

 草

 草

 マジ?

 対戦よろしくお願いします(お前を殺します)

 忍者クラスタ、SNSでも困惑してます

 お前の対よろは洒落にならないんだ

 本気の合図です

 有言実行しろ

 表彰式が楽しみ

 これにはA組から速攻ブーイング

 ヒーロー科からのブーイングやば

 普通科と経営科が固まっとる

 いつものの忍者なら折れてる

 でもなんか"圧"がヤバくね

 わかる

 現地ヒーローワイ、気圧される

 なんでや

 スケベ学会員来てくれ

 弊学会でも混乱が起きてます

 現地に居ますけど"""霊圧"""ヤバいです

 草

 霊圧!?

 やば

 草

 草

 草

 霊圧は草

 霊圧ww

 

 

『これは本気モードですねぇ。覇気が漏れ出てるぞ~』

「忍者くん大胆!」

「……ん。忍者は昔から勝負事には手を抜かない。ガチでやる。きっとリアルでもそう」

 

『皆さん、今のうちにトイレに行っておいてくださいね。今だから言いますが、うちの実は強いですよ。自慢の弟子です』

「あ、言っていいのそれ?」

「……凄いタイミングでの解禁」

 

『そろそろ大丈夫だと思って』

「ほんと? じゃあビーチで空中歩いた話していい?」

「……店長と忍者はアホだからBLEACHの瞬歩を習得してる」

『おーおー、コメントもスパチャも凄いね。嘘か真かはすぐわかるから、まー見ててよ』

 

 

 


 

 

 

「さぁ! 場も温まった所で第一種目行くわよ!」

 

 プロジェクターが示した第一種目は「障害物競走」だ。ミッドナイト曰く、合計11クラスで総当たりレース。コースはスタジアムの外周約4㎞。コースさえ守れば何をしたってかまわない。何を……え? 何を? ヤバくね? 今なんでもしていいって言った!?

 ミッドナイトの言葉に困惑してたらいつの間にかスタジアムのゲートが重苦しい音と共に開いていく。

 

「さぁさぁ位置に着きまくりなさい!」

 

 ……うーん。

 一番後ろでいいかな。

 

「あ?」

「おん?」

 

 隣には僕と同じ歩調で爆豪君が。

 

「……パクってんじゃねえ!!」

「えぇ!? いや偶然被ったんだよ!」

 

 キレる爆豪君に困惑した。

 多分彼も見たらわかったんだろうな。

 

「オメーもぶっ殺すからな!」

「何ィ!?」

 

 ジョートーだよ限界魔晄中毒者みてーな髪型しやがって!

 掛かってこんかいコラァッ!!

 

『おおっと爆豪と峰田が早くもヒートアップー!!』

『もうスタートしてるぞ』

 

 

 

 

「「……あ゛っ!?」」

 

 

 

 

 

*1
葉隠注:ふーん……そっか……

*2
ミッドナイト注:意外と見られてる側って気付くのよ?  峰田君が知らないはずないけど……緊張してるのかしら。あとでV見た時悶絶するでしょうね……







 次回、頑張れ雄英体育祭!


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