機動戦士ガンダムこれくしょんX   作:星龜

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遭遇①


 

インド・ニューデリーにある、連合地球軍インド駐留軍司令部―。

 

 

滑走路から、次々と輸送機が離陸していく。

 

その数、じつに24機。

 

インド駐留軍と第13特別機甲師団による、アミットフォースとネオタリバンの討伐部隊である―。

 

 

アミットフォースの母艦フリーデンの艦橋では―。

 

 

「偵察衛星からの通信です!!

連合地球軍が出撃しました!!」

と報告するオペレーターA。

 

「戦力は、どのくらいですか?」

と訊くレイナに

 

「輸送機24機を確認!!」

と答えるオペレーターA。

 

「ちょっと、予想以上の戦力ですね…。」

と、顔をしかめるレイナ。

 

「どうするの?」

と、やや不安そうな面持ちで訊いてくるアミールに

 

「ご心配なく。

少々、予想以上の戦力ですが、戦場で想定外の事態はつきものです。

ある程度しかけたら、切り上げてきます。」

と言うレイナ。

 

その時

「ネオタリバンより通信です。」

と言う、オペレーターB。

 

「内容は?」

と訊くレイナに

 

「奇襲の増援を送るそうです。」

と答えるオペレーターB。

 

断って

ください。

今から来られても困ります。」

と言うレイナ。

 

「了解。」

と、オペレーターBは、増援拒否をネオタリバンに伝えた―。

 

 

ネオタリバンの戦闘指揮所では―。

 

 

「司令!!

アミットフォースが、当方の増援を拒否しました!!」

と、オペレーターがアブドラに報せた。

 

なんだと…!?

と、驚くアブドラ。

 

「やはり、クロでしたか…。

いかがなさいますか?」

と訊いてくる副官に

 

「今は、連合地球軍を迎撃することだけを考えろ…!!」

と言うアブドラ。

 

「了解!!」

と、副官は敬礼して、戦闘指揮所から出ていった。

 

(レイナ…

本当に裏切ったのか…!?)

と、疑心暗鬼になるアブドラ…。

 

 

アミットフォースの母艦フリーデンの発進デッキでは

ウイ([シィ])ングガンダムセラフィム

ガン([ラン])ダムエックスディバイダー

ガン([スー])ダムエアマスター

が、ベルテ([レイナ])ィゴから発進前の訓示をうけていた。

 

「これより、私達はネオタリバンの本拠地に向かっている、連合地球軍の部隊に奇襲をかけます。

とはいえ、たった4人でできることなど、たかが知れています。

ある程度、戦ったら撤収します。」

と言うベルテ([レイナ])ィゴ。

 

「本当に…

それでいいんですか?」

と訊くウイ([シィ])ングガンダムセラフィムに

 

「はい。

あまり長居し過ぎると、殺されてしまいますよ?」

と言うベルテ([レイナ])ィゴ。

 

「とはいえ

ネオタリバンの連中に気づかれないよう

ある程度の損害はあたえないとな…。」

と言うガン([スー])ダムエアマスター。

 

「あまり、無理をなさらずに。

損害をあたえることよりも

奇襲をかけることができたかどうか

が重要です。」

と言うベルテ([レイナ])ィゴ。

 

「なるほどね☆

こっちはちゃんと約束は果たしたんだから、むこうから、あれこれ言われる筋合いは無いね☆」

と言うガン([ラン])ダムエックスディバイダー。

 

「その通りです。

しかし、私達にとっても、インド駐留軍は目障りなので、ある程度のダメージはあたえたいですね。

では、行きましょうか。」

と言うベルテ([レイナ])ィゴを先頭に、発艦デッキから発進していく

ウイ([シィ])ングガンダムセラフィム

ガン([ラン])ダムエックスディバイダー

ガン([スー])ダムエアマスター

 

 

ネオタリバンの本拠地に向かう、連合地球軍の輸送機の編隊の、第13特別機甲師団に所属する輸送機の長機には、ジーナ達が乗っていた―。

 

 

ブリーフィングルームで、ジーナが今回の作戦の概要を説明していた。

 

「以上が、今回の作戦の概要だ。

質問は無いか?」

と訊くジーナ。

 

「おい、サングラス★

本当にアミットフォースは出てくるのか?」

と言うトゥを

 

「だから、ジーナ大尉のことをサングラスと呼ぶのはやめなさい!!」

と叱るノゥ。

 

だが、ジーナは気にすることなく

「ネオタリバンとアミットフォースが同盟を結んだという可能性は高い。

おそらく、ネオタリバンの本拠地にアミットフォースもいるだろう。」

と言う。

 

「ヘッヘッヘッ☆

ゲリラの討伐だけだなんて、つまらないからな☆」

と、喜ぶトゥ。

 

「ゲリラも、一撃で殺せば、痛くないよね?」

と言うキララに

 

「もちろんだ☆

痛くないように、一撃で殺すんだ☆」

と、キララの肩を抱くトゥ。

 

「うん…☆」

と喜ぶキララ。

 

その時、警報が鳴り響いた。

 

「どうした?」

と、艦橋に連絡を入れるジーナ。

 

《未確認物体が接近してきます!!〉

と答えるオペレーター。

 

ざわめきだす、ブリーフィングルーム内。

 

「おい、サングラス☆

そいつは

だな!?」

と言うトゥに

 

「まだ、そうと決まったわけではない。」

と言うジーナ。

 

「だからといって、鳥を敵と見間違えるような、バカなオペレーターなんて、いないだろう★

行くぜ、キララ、ノゥ☆」

と、ブリーフィングルームから出ていこうとするトゥ。

 

「トゥ!!

待ちなさい!!」

と、トゥを呼び止めるノゥ。

 

「たしかに…

未確認物体が民間機の可能性も低いな…。」

と、トゥの行動に、ため息をつきつつも、トゥの発言に納得するジーナ。

 

そして

「現在、接近中の未確認物体は、敵であると認識する!!

総員、出撃!!」

と、下令した。

 

「「了解!!」」

と立ち上がる人工MS娘達。

 

「さっすがサングラス☆

話がわかるじゃねぇか☆

よし☆

行こうぜ、キララ、ノゥ☆」

と喜び勇んでブリーフィングルームから出ていくトゥについて行くキララと、ため息まじりについて行くノゥ―。

 

 

編隊も、接近してくる未確認物体が敵であると認識したようだ。

 

発進デッキでは、コンバットドローン・ガディールの発進準備が進められていた。

 

そこに

ガン([トゥ])ダムサンドレオン

ガンダ([キララ])ムデスサイズギルティ

ティ([ノゥ])エンロンガンダム

が来た。

 

「おい!!

何をしている!?」

と怒鳴る整備士を無視して

 

「おいッ!!

ガディール借りるぞッ!!」

と、ガディールに飛び乗るガン([トゥ])ダムサンドレオン。

 

そして、ガディールの機体上部のハッチを開けて、右足から出したコントロールケーブルを差す。

 

ガンダ([キララ])ムデスサイズギルティとティ([ノゥ])エンロンガンダムも、ガン([トゥ])ダムサンドレオンと同じように、ガディールの機体上部のハッチを開けて、右足から出したコントロールケーブルを差す。

 

これにより、ガディールは、空を飛べない

ガン([トゥ])ダムサンドレオン

ガンダ([キララ])ムデスサイズギルティ

ティ([ノゥ])エンロンガンダム

のサブフライトシステムと化す。

 

トゥッ!!

ガンダムサンドレオンッ!!

いくぜぇッ!!

 

「キララ…

ガンダムデスサイズギルティ…

行ってきます…!!」

 

「ノゥ。

ティエンロンガンダム、出ます!!」

 

と、出撃する

ガン([トゥ])ダムサンドレオン

ガンダ([キララ])ムデスサイズギルティ

ティ([ノゥ])エンロンガンダム

 

 

連合地球軍の輸送機の編隊に近づく、未確認物体―。

 

それは

ベルテ([レイナ])ィゴ

ウイ([シィ])ングガンダムセラフィム

ガン([ラン])ダムエックスディバイダー

ガン([スー])ダムエアマスター

だった。

 

「うわぁ…☆

来た来たぁ☆」

と、輸送機から次々と発進するドートレス・フライヤーやガディールを見て、歓喜するガン([ラン])ダムエックスディバイダー。

 

「やっぱり、バレちゃいましたね…。」

と言うウイ([シィ])ングガンダムセラフィムに

 

「当たりめぇだろッ★

バレねぇとでも思ったのか!?」

とツッコむガン([スー])ダムエアマスター。

 

「では、手筈通り、ある程度暴れたら、撤収しますよ。」

と言うベルテ([レイナ])ィゴ。

 

「「了解!!」」

と、ベルテ([レイナ])ィゴを先頭に

ウイ([シィ])ングガンダムセラフィム

ガン([ラン])ダムエックスディバイダー

ガン([スー])ダムエアマスター

が、連合地球軍の大部隊に突入していった―。

 

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