機動戦士ガンダムこれくしょんX   作:星龜

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レイナの真意①


 

「シィ!!

ラン!!

スー!!

ただちに撤収します!!」

と叫ぶベルテ([レイナ])ィゴ。

 

その時、レーダーが、左から接近してくる3つの機影を捉えた。

 

識別コードは連合地球軍だが

認識コードはUNKNOWN

となっていた。

 

(認識コードはUNKNOWN…!?

新型…!?)

と考えるレイナ。

 

ベルテ([レイナ])ィゴは、左から接近してくる新型装甲服を装着したMS娘に向けてビームライフルを撃ったが、回避された。

 

すでに、3人の新型装甲服を装着したMS娘の姿は、肉眼で視認できるほどの距離にまで接近してきていた。

 

赤い装甲服…!?

 

3人の新型装甲服を装着したMS娘の内、1人は

赤い装甲服

を装着していた。

 

〈アミットフォースのナンバー2レイナとお見受けする。》

という通信が入った。

 

「いかにも…!!」

と答えるレイナ。

 

〈私は、連合地球軍第13特別機甲師団の戦闘隊長のジーナ。

いざ、参る!!》

と、赤い装甲服を装着したMS娘が、右手に持つビームライフルを撃ってきた。

 

(あの、赤い装甲服がジーナ…!?)

と、赤い装甲服を装着したMS娘からの攻撃を回避するベルテ([レイナ])ィゴ。

 

だが、回避したのも束の間、赤い装甲服と同型の、緑の装甲服を装着したMS娘がビームライフルを撃ってきた。

 

「くっ…!?」

と、かろうじて回避するベルテ([レイナ])ィゴ。

 

1対3は、さすがに分が悪い…。

 

しかも、ドートレス・フライヤーではない、新型の装甲服だ。

 

(くっ…

フラッシュシステムが、完全に機能していれば…!!

と、悔やむレイナ…。

 

不利を悟ったベルテ([レイナ])ィゴは逃走した…。

 

 

「隊長!!

追いましょう!!」

と進言するポリィ。

 

「その必要は無い。

それよりも、味方の援護にまわる!!

続け!!」

と言うジーナ。

 

「「了解!!」」

と、ジーナに続く、ポリィとロヴェール―。

 

 

《「シィ!!

ラン!!

スー!!

ただちに撤収します!!〉

と、ベルテ([レイナ])ィゴからの通信が入った。

 

(撤収って言われても…!!)

と、ガン([トゥ])ダムサンドレオンが、周囲の気温との温度差で蒸気を噴出させているハイコールドショーテルで斬りかかってきていた。

 

その時!!

 

『ゼロシステム起動』

という電子音声が聞こえた。

 

(えっ?

何…!?)

と、困惑しるシィ。

 

だが…!!

 

(・・・・・・!?)

 

脳内に情報が流入する―。

 

『安全に撤退するのなら、ビームサーベルとハイコールドショーテルをぶつけ、意図的に水蒸気爆発を起こして、その隙に撤退する。』

 

(な…なるほど…。)

と、納得するシィ。

 

 

ウイ([シィ])ングガンダムセラフィムは、体勢を立て直すと、右手にビームサーベルを持った。

 

そして、迫りくるガン([トゥ])ダムサンドレオンの右手首のハイコールドショーテルの刀身に、ビームサーベルを当てた―!!

 

ビームサーベルの高熱とハイコールドショーテルの絶対零度の刀身が触れ合った瞬間、水蒸気爆発が起きた!!

 

「学習能力の無ぇ野郎だなッ☆」

と、水蒸気爆発の爆煙の中、ハイコールドショーテルを振るうガン([トゥ])ダムサンドレオン。

 

しかし、手応えが無い…。

 

爆煙が晴れると、そこにはウイ([シィ])ングガンダムセラフィムの姿は無かった…。

 

(どこ行きやがった…ッ!?)

とレーダーを見れば…

 

(野郎…ッ!!)

 

すでに、離脱したあとだった…。

 

(水蒸気爆発の爆煙にまぎれて逃げるとは…

拍子抜けだな…。)

と、ガン([トゥ])ダムサンドレオンはガディールに乗った…。

 

 

プリズム粒子コーティングによる光学迷彩により、姿を見ることができないガンダ([キララ])ムデスサイズギルティ。

 

幸いにも、レーダーには反応するので、レーダーサイトをガンダ([キララ])ムデスサイズギルティにロックするとこで、姿を見ることができなくても、どうにか戦うガン([ラン])ダムエックスディバイダー。

 

しかし、目に見えない敵と戦うというのは、精神的にも肉体的にも、大きな負担だった…。

 

それでも、敵の特徴がつかめてきた。

 

どうやら、ガンダ([キララ])ムデスサイズギルティは

射撃武器を持っていない

ようなのだ。

 

それだけではない。

 

ガディールに乗っていることから

ガンダ([キララ])ムデスサイズギルティは空を飛べない

ようだ。

 

(レイナから撤退命令がきてるんだ…!!

アイツを撃墜する(落とす)んじゃなくて墜落させ(落とし)てやる…ッ!!)

と、ガン([ラン])ダムエックスディバイダーはビームマシンガンで、ガディールを撃った。

 

ガン([ラン])ダムエックスディバイダーの射撃は、見事、ガディールに命中した。

 

ガディールを破壊されたガンダ([キララ])ムデスサイズギルティは墜落していく…。

 

やっりぃッ☆

今のうちに…☆」

と、撤退するガン([ラン])ダムエックスディバイダー―。

 

 

なお、墜落したガンダ([キララ])ムデスサイズギルティだったが、ドートレス・フライヤーに救出された―。

 

 

装甲表面に耐光熱処理が施されているせいで、ビーム兵器が通用しないティ([ノゥ])エンロンガンダムに苦戦するガン([スー])ダムエアマスター…。

 

一方、ガン([スー])ダムエアマスターは、ティ([ノゥ])エンロンガンダムの武器であるドラゴンハングによる攻撃をくらっていた。

 

ガンダムエアマスターの強固な装甲のおかげでダメージはうけずに済んでいるが、命中時の衝撃を緩和しきれず、命中時の衝撃が、スーの身体を痛めつけた…。

 

(ビームが効かねぇ…。

かといって、バズーカみたいな気の利いた武器も無ぇ…。

どうする…!?)

と、考えるスー。

 

(バズーカ…

実弾…!?)

と、閃くスー。

 

(そうだよ…☆

ビームが効かねぇんだったら、実弾をブチ込め

ばいいぢゃねぇか☆)

と、閃くスー。

 

 

ガン([スー])ダムエアマスターは、ドラゴンハングをかわすと、飛行形態に変形する。

 

そして―

 

くらいやがれえぇゑぇッ!!

と、全速力でティ([ノゥ])エンロンガンダムに体当たりをした―!!

 

ぶげゑッ!!

と、口から血を吐いて吹き飛ぶティ([ノゥ])エンロンガンダム…。

 

 

(撤収って言ってたな…。

あばよ☆)

と、撤退していくガン([スー])ダムエアマスター―。

 

 

《隊長。

アミットフォースが撤退していきます!!〉

と、ジーナに報せるバリエント([ロヴェール])

 

《どういうことでしょうか?〉

と訊いてくるバリエ([ポリィ])ント。

 

「どうやら、アミットフォースとネオタリバンが同盟を結んだというのは、本当のようね。

しかし、たった4人で、これだけの大部隊に攻撃をしかけること事体、異常な事よ。

しかも、ナンバー2のレイナもいた。

これが意味することは何?」

と言うバリエ([ジーナ])ント。

 

《アミットフォースが、ネオタリバンの指揮下に入っているということでしょうか?〉

と言うバリエント([ロヴェール])

 

「そんなはずはないわ。

でも、だからこそ、たった4人で攻撃をしかけてきた意図が読めないのよ…。」

と言うバリエ([ジーナ])ント。

 

そこに

ガン([トゥ])ダムサンドレオン

ガンダ([キララ])ムデスサイズギルティ

ティ([ノゥ])エンロンガンダム

が来た。

 

「すまねぇ…。

逃げられちまった…。」

と、バリエ([ジーナ)ントに謝るガン([トゥ])ダムサンドレオン。

 

「問題無いわ。

それよりも、これより、ネオタリバンの本拠地に総攻撃をかけるわよ!!

貴女達の活躍に期待しているわよ!!」

と、発破をかけるバリエ([ジーナ])ント。

 

まかせとけ…ッ☆

と、自信満々に答えるガン([トゥ])ダムサンドレオン―。

 

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