「シィ!!
ラン!!
スー!!
ただちに撤収します!!」
と叫ぶ
その時、レーダーが、左から接近してくる3つの機影を捉えた。
識別コードは連合地球軍だが
認識コードはUNKNOWN
となっていた。
(認識コードはUNKNOWN…!?
新型…!?)
と考えるレイナ。
すでに、3人の新型装甲服を装着したMS娘の姿は、肉眼で視認できるほどの距離にまで接近してきていた。
(赤い装甲服…!?)
3人の新型装甲服を装着したMS娘の内、1人は
赤い装甲服)
を装着していた。
〈アミットフォースのナンバー2レイナとお見受けする。》
という通信が入った。
「いかにも…!!」
と答えるレイナ。
〈私は、連合地球軍第13特別機甲師団の戦闘隊長のジーナ。
いざ、参る!!》
と、赤い装甲服を装着したMS娘が、右手に持つビームライフルを撃ってきた。
(あの、赤い装甲服がジーナ…!?)
と、赤い装甲服を装着したMS娘からの攻撃を回避する
だが、回避したのも束の間、赤い装甲服と同型の、緑の装甲服を装着したMS娘がビームライフルを撃ってきた。
「くっ…!?」
と、かろうじて回避する
1対3は、さすがに分が悪い…。
しかも、ドートレス・フライヤーではない、新型の装甲服だ。
(くっ…
フラッシュシステムが、完全に機能していれば…!!)
と、悔やむレイナ…。
不利を悟った
◆
「隊長!!
追いましょう!!」
と進言するポリィ。
「その必要は無い。
それよりも、味方の援護にまわる!!
続け!!」
と言うジーナ。
「「了解!!」」
と、ジーナに続く、ポリィとロヴェール―。
◇
《「シィ!!
ラン!!
スー!!
ただちに撤収します!!〉
と、
(撤収って言われても…!!)
と、
その時!!
『ゼロシステム起動』
という電子音声が聞こえた。
(えっ?
何…!?)
と、困惑しるシィ。
だが…!!
(・・・・・・!?)
脳内に情報が流入する―。
『安全に撤退するのなら、ビームサーベルとハイコールドショーテルをぶつけ、意図的に水蒸気爆発を起こして、その隙に撤退する。』
(な…なるほど…。)
と、納得するシィ。
そして、迫りくる
ビームサーベルの高熱とハイコールドショーテルの絶対零度の刀身が触れ合った瞬間、水蒸気爆発が起きた!!
「学習能力の無ぇ野郎だなッ☆」
と、水蒸気爆発の爆煙の中、ハイコールドショーテルを振るう
しかし、手応えが無い…。
爆煙が晴れると、そこには
(どこ行きやがった…ッ!?)
とレーダーを見れば…
(野郎…ッ!!)
すでに、離脱したあとだった…。
(水蒸気爆発の爆煙にまぎれて逃げるとは…
拍子抜けだな…。)
と、
◇
プリズム粒子コーティングによる光学迷彩により、姿を見ることができない
幸いにも、レーダーには反応するので、レーダーサイトを
しかし、目に見えない敵と戦うというのは、精神的にも肉体的にも、大きな負担だった…。
それでも、敵の特徴がつかめてきた。
どうやら、
射撃武器を持っていない
ようなのだ。
それだけではない。
ガディールに乗っていることから
ようだ。
(レイナから撤退命令がきてるんだ…!!
アイツを
と、
ガディールを破壊された
「やっりぃッ☆
今のうちに…☆」
と、撤退する
なお、墜落した
◇
装甲表面に耐光熱処理が施されているせいで、ビーム兵器が通用しない
一方、
ガンダムエアマスターの強固な装甲のおかげでダメージはうけずに済んでいるが、命中時の衝撃を緩和しきれず、命中時の衝撃が、スーの身体を痛めつけた…。
(ビームが効かねぇ…。
かといって、バズーカみたいな気の利いた武器も無ぇ…。
どうする…!?)
と、考えるスー。
(バズーカ…
実弾…!?)
と、閃くスー。
(そうだよ…☆
ビームが効かねぇんだったら、実弾をブチ込め
ばいいぢゃねぇか☆)
と、閃くスー。
そして―
「くらいやがれえぇゑぇッ!!」
と、全速力で
「ぶげゑッ!!」
と、口から血を吐いて吹き飛ぶ
(撤収って言ってたな…。
あばよ☆)
と、撤退していく
◆
《隊長。
アミットフォースが撤退していきます!!〉
と、ジーナに報せる
《どういうことでしょうか?〉
と訊いてくる
「どうやら、アミットフォースとネオタリバンが同盟を結んだというのは、本当のようね。
しかし、たった4人で、これだけの大部隊に攻撃をしかけること事体、異常な事よ。
しかも、ナンバー2のレイナもいた。
これが意味することは何?」
と言う
《アミットフォースが、ネオタリバンの指揮下に入っているということでしょうか?〉
と言う
「そんなはずはないわ。
でも、だからこそ、たった4人で攻撃をしかけてきた意図が読めないのよ…。」
と言う
そこに
が来た。
「すまねぇ…。
逃げられちまった…。」
と、
「問題無いわ。
それよりも、これより、ネオタリバンの本拠地に総攻撃をかけるわよ!!
貴女達の活躍に期待しているわよ!!」
と、発破をかける
「まかせとけ…ッ☆」
と、自信満々に答える