『起きてくれ、朝だぞ』ユサユサ
「ん、んー?」
『おはよう』
「ん、おはようエア」チュッ
『もうすぐ朝ごはんも出来るからな』
「うん、いつもありがとう」
「んじゃ、そろそろ行きますかね」
『あぁ』
ガチャ
『!待ってくれ、いつもの…』
「あぁ、ごめんごめん」
チュッ
「行ってきます」
『行ってらっしゃい、あなた』
「まあ、一緒に家でるんだけどな」
『いいだろう、べつに。様式美というやつだ』
そうして俺たちは毎朝一緒にトレセンへ向かう
エアの卒業後、俺たちは直ぐに籍を入れた
新居も建てそこで寝食を共にしている
俺は変わらずトレーナーとしてエアを支えていて、エアはそのままトレセンの大学に進学した。
もともとレースも学業も優秀なこともあり、URA就職コースという学部に2年間だけ通うことになっている。まあ、将来は専業主婦志望らしいが…。
そこで学びながらドリームトロフィーシリーズを走っているのだ。
もちろん寮に入りながら通うこともできる(むしろみんなそうする)のだが、折角夫婦なのだから一緒に住みたいということでトレセン近郊にかなり広い一軒家を建てたのだ。
---------------------------------------------------------------------------
昼休み
コンコン
『私だ』
「どーぞー」
ガラガラ
「別にノック要らないんだぞ?」
『客人が来ていたら失礼だろう』
「さいですか、お昼食べよ?」
「『いただきます』」
モグモグ
「うんっ、今日もうまいな。卵焼きが俺好みの味付けだ」
『それなら良かった。いつも同じ味で飽きないのか?他にも色々出来るんだぞ?』
「それはそれで魅力的だけど、やっぱりこれが好きだなぁ」
『ふふっ、まったく』
『ほらっ、』アーン
「あーん」
ガラガラッ
後輩A「トレーナー!!」
後輩B「あっ…」
後輩C「すみません、折角2人でお昼ごはん食べてるのに…」
『なっ、いや、これはだなっ///』
「まったくだよ、ノックをしろノックを」
「んで何のようだよ?」
後輩B「決まってるじゃないですか!」
後輩A「今日こそ良いですよね!エアグルーヴ先輩との並走!!」
「えー、やだ」
後輩ABC「なんで!?」
「だって、俺早く家帰って最愛の妻とイチャイチャしなきゃいけないから」
「忙しいんだよ」
後輩C「いやいやいや、トレーニングしててもエアグルーヴ先輩と一緒に居られるじゃん!」
「イチャイチャは出来ないんだよ!!たづなさんに殺されるから」
後輩A「イチャイチャは家でいつでも出来るじゃん!!並走はトレーニングの時しか出来ないんだよ!?」
「えー、でもさー」
『はぁ、いいだろう別に。代わりに週末は久しぶりに家でゴロゴロしよう』
「しょうがないなぁ」
「一本だけだよ?」
後輩ABC「やったー!!」
お察しの通り俺はエアのトレーナーをしながらエアの後輩のチームトレーナーも兼任していた
みんな良い娘だ
後輩B「んじゃ邪魔者は居なくなるから存分にイチャイチャしてて良いよー!」
後輩A「あーん、の続きしてもらいなよー!」
「うるせー、早く行けよ!」
ガラガラ
『賑やかだな』
「むぅ、折角エアと2人だったのに…」
『そう機嫌を損ねるな…今夜いっぱい、な?』
「!いいの!?」
『ふふっ、単純な奴め』
こんな感じで俺たちは最高に幸せでラブラブな新婚生活を送っています