世界一幸せなトレーナーとエアグルーヴ   作:たわけ

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大学生主婦なエアグルーヴさんの1日(平日)

エアグルーヴの朝は夫を起こすことから始まる

 

エアグルーヴを妻として娶ることができた幸福な男、四宮春翔は自分の意識が無いうちにエアグルーヴが居なくなるのを極度に嫌がっていた

 

故に彼女は夫が覚醒するまでは彼の腕の中だ

 

『ん、春翔さん、朝だぞ、起きてくれ』ユサユサ

「んぅー」

『ほら、起きないと…イタズラしてしまうかもしれないぞ』コソコソ

「!いいよぉ、いたずら」

『うーん、では今日はキス禁止か?』

「!?だめっ!おきるから!!」チュッ

『ふふっ、やっと起きたな』

「うぅ、あんまりイジワルしないでよ」

『イタズラして良いと言ったのはあなただろう?』

「そーだけどさぁ」

『ほら、朝ごはんにするぞ』

 

甘えたな夫を起こしたあとは洗顔と歯磨き、そして朝食の準備だ

夫の起床まで待たなくてはならないため朝は作る時間がない。前日の夜に下ごしらえを済ませておき後は本調理と盛り付けだけにしている弁当もだ。

その間に夫はシーツなどの洗濯物を回収して洗濯機を回してくれる

 

2人で朝食を摂ったあとは共に洗い物をして夫は洗濯物を干し、私は身だしなみを整える着替えてメイクを施し耳飾りとネックレスをつける。

髪としっぽは夫が手入れをしてくれる

 

各々の作業が終われば今度は交代だ

私が掃除機をかけ、夫は身だしなみを整える。スーツに着替え髪をセットする

ネクタイは青と黄色、シルバーの物を私が結ぶ

乙女の夢だろう?愛する男のネクタイを結ぶのは

 

そして

玄関で行ってきますと行ってらっしゃいのキスをして共に家を出る

学園の近くまで手を繋いで行き校舎の前で一旦お別れだ

 

 

 

一通り午前の授業を終えたら急いでトレーナー室へ行き共に昼食を摂る

基本的には誰にも邪魔されず彼と2人でイチャイチャ出来るので気に入ってる時間の一つだ

まあ、たまに邪魔は入るのだが…

 

 

 

午後の授業も終えれば早々に着替えてトレーニングだ。

今は彼は私の専属トレーナーだけでなく私の後輩のチームトレーナーもしていて多忙だ

 

 

 

トレーニングやシャワー、ミーティングを終えれば彼と共に家路に着く…前に今日は少し買い物がしたい

夕飯と明日の弁当の材料が不足している

 

「エア、そろそろ帰ろっか」

『すまない、今日はスーパーに寄っても良いか?』

「もちろん」

 

2人で談笑をしながら買い物を済ませる

途中で友人や後輩に会って

「ラブラブですね」

なんて持て囃されることもあるが、悪い気はしないな、うん

 

 

 

高校卒業前に比べて夫からのスキンシップがかなり激しくなったように思う

ずっと"担当とトレーナー"の関係を遵守してたのに、外で堂々と手を繋いだり愛を叫んだり、あからさまな愛情表現がある

それを彼に問い詰めれば

「だって、大学には男も居るだろ?エアが他の奴に目移りしたり、手を出されたりしないか心配なんだ」

「前にエアもやってただろ?マーキングみたいなもんだよ」

なんて返事が帰ってくるのだ

 

 

買い物を終えて家に帰ると

まずは手洗いうがいを共に済ませる

お帰りとただいまのキスも忘れない

そのあとは家着に衣装チェンジして私はエプロンも身につける

彼は洗濯物を片付けて風呂掃除

私は夕飯の準備を開始する

うむ、今日も良い出来だな、彼も喜んでくれるだろう

 

 

「『ごちそうさまでした』」

 

夕飯後の片付けは彼に一任し私は大好きな掃除の時間だ

8時頃になると彼が止めてくれる

 

そのあとは…

共に、入浴を済ませる

まだタオル無しは恥ずかしいが少しずつ慣れているはずだ、うん

 

互いに背中を流し合い、私は彼のシャンプーもする

彼は「ウマ耳に泡とか水入っちゃいそうでこわい」などと言って私にはしてくれないのだが

子供がウマ娘だったらそんなこと言ってられないんだぞ、たわけ

 

 

あがったら彼は私の髪としっぽの手入れをする

付き合う前からの習慣だ

 

 

入浴を終えたら自由時間だ

とはいっても彼は仕事、私は課題や勉強がメインなのだが…

 

1日のタスクを全て終えしだい就寝だ

彼は直ぐに無理をするからな

日付けが変わる前にはベッドに入る約束だ

 

「エア、そろそろ寝ようか?」

『あぁ』

 

家中の戸締まりと消灯を済ませ床に入る

おやすみのキスを欠かしたことは1度もない

 

まぁ、結婚してからはソレだけで済んではいないのだが…

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