ガチャ
「た、ただいまー」
『!』
たったったったったったっ
『おかえりなさい』
「あぁ、起きてたのか…こんな時間まで」
『今日は帰れると言っていたからな』
「すまないな」
『かまわんさ。夕飯にするか?風呂がいいか?』
「じゃあ夕飯で」
『わかった』
『鞄とジャケット預かるぞ』
「ありがとう」
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「『いただきます』」
もぐもぐ
『どうだ?美味しいか?』
「うんっ、やっぱりコンビニとかのちんけな飯より断然エアの手料理のが旨いな」
『それはなによりだ』
「ってそんなことより!」
『?』
「なんでエアも一緒に食べてるの!?」
「もう日付かわる時間だよ?」
『私だってそれは考えたさ』
『だが、久しぶりにあなたと食卓を囲みたかったのだ。それに、今日おなじ時間に食べておけば明日の食事時間の調整も楽だろう?』
「エア…」
「ありがとな、そんなことまで考えてくれて」
「そこまで俺のこと想ってくれて」
『夫婦とはそういうものだろう?』
「それでもだよ」
「他のトレーナーとかでもさ、なかなか帰れなかったり家族との時間とれなくてパートナーと不仲になったとか、別れたとか聞くから」
『…あなたの仕事の大変さや重要さは私もよく知るところだ』
『分かっていて付き合ったし、分かっていて結婚した』
『結局のところ選択したのは私だ。後から文句を言うなんてマネはしないさ』
『さっ、食べ終えたなら風呂に入ろう』
「ん、わかったよ」
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浴室にて
わしゃわしゃ
「あ"ぁー、やっぱりエアのシャンプー気持ちいいー」
『ふふっ、それはよかった』
ジャー
『よし、そろそろあがるか』
「ん」
『春翔さん』
「んー?」
『あがったら、服を着ないでベッドに来てくれ』
「お、おう」
コレは、"そういうこと"なのか…?
最近ご無沙汰だったしな…
…タオルくらいは巻いていった方が良いよな
ブラブラさせてくのもなぁ
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寝室にて
スタスタ
『ん、来たか』
「うん」
『!下着も身に付けずにきたのか?』
「え?だってエアが服は着ないでって」
『まあ、うん、そうだな』
『では、そのままベッドにうつ伏せになってくれ』
「へっ?うつ伏せ?仰向けじゃなくて?」
『?仰向けではできないだろう』
「?そ、そうか?」ウツブセ
『では、始めるぞ』
「あ、あぁ」
ぬるっ
もみもみ
「あ"あー、すっげぇ気持ちいいー」
『ん、すごい凝っているな…お疲れ様だ』
「うー」
『次は腰だ』
「はぁー、さいっこう」ボキボキ
『!』
『すごい音がなっていたが、大丈夫か?』
「んー?きもちーよ?」
『そ、それならいいが…』
『次は足に移るぞ』
「うぉー、なんかっ、すっげぇ、流れてるぅー」
『足もぱんぱんだな』
「あんまり足使わないんだけどなぁ」
『座り仕事で血流が悪くなるからな』
『よし、あまりやり過ぎも良くないからな。今日はここまでだ』
「ありがとう、体すごい楽になった」
『ふふっ、よかった。もう服を着てかまわないぞ』
シュルシュル
『もう遅いし、寝るか』
「うん」
「おやすみエア」
『おやすみなさい』チュッ
ver1及びシリーズ他作品はpixivにて