世界一幸せなトレーナーとエアグルーヴ   作:たわけ

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ママなエアグルーヴさんとパパなたわけ

あれから後産を終えて、昼頃までは病院で休んでいくことになった

一応著名なウマ娘であることもあって個室を使わせて貰っている

疲れきったエアグルーヴが寝ているベッドの隣小さなウマ耳と短いしっぽを携えた小さなウマ娘

頭上のプレートには"アドマイヤグルーヴ"と書かれている

先ほど産まれてきた愛しい我が子だ

4月30日

この子が産まれてきた大切な日だ

 

「ふふっ、かわいいなぁ」

俺も疲れてはいるのだが興奮してなかなか眠れずにいた

「!そうだ」

2人がぐっすりと眠っているのを確認して、ラウンジへと足を運ぶ

 

プルルルルル プルルルルル

「あっ、朝早くにすみませんお義母さん」

お母様「いいのよ、何かあったの?」

「実は先ほどアドマイヤが産まれまして…」

お母様「へぇー、えっっ!!!!」

お母様「産まれたの!?」

「はい」

お母様「今どこ!?あっ、今行ったら迷惑かしら」

「今はウマ娘メディカルセンターにいます。エアは眠っているので家に帰ってからの方が助かります」

お母様「そうよね、とにかくおめでとう」

お母様「また行くときに連絡するわね」

「はい、ありがとうございます」

「それでは…」

 

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病室

 

もうすっかり日が昇ったな

マイ「うぅー!」オギャーオギャー

「!」

『んんっ?』

「マイ?どうしたー?お腹減っちゃったか?」ダッコ

マイ「ぁ~!」オギャー

『んう、おはよう、あなた』

「あぁ、起きちゃったな、おはようエア」

『アドマイヤ、こっちにおいで』ダッコ 

『お乳か?』

シュル

マイ「っ」ゴクゴク

「やっぱりお腹減ってたんだな…」

「美味しいか~?」

『ふふっ、愛らしいものだな』ツンツン

マイ「ぁぅぅ」

『もう良いのか?』

とん とん とん

マイ「ぅっ」

『ん、いいこだ』

『もういっかい寝ような』トントン

マイ「ぅぅ~」

 

 

マイ「すぅー」zzz

「はやいな」

『まだ産まれたばかりだしな』

「俺、ベッドに戻してこようか?エアももう少し休みな」

『ありがとう。そうさせてもらう』

「ほら、おいでマイ、お父さんだよ~」ダッコ

『すっかりデレデレだな』

「だってかわいいんだもん」

「ねぇ?」

マイ「ぅー」

「あ、起きちゃった」

『大丈夫か?』

「俺が抱っこしとくからエアは休んでていいよ」

『助かる』

 

 

 

『んんっ』

「おはよう」

『おはよう…アドマイヤは大丈夫だったか?』

「うん、いいこに寝てるよ」

「そろそろ帰る準備しよっか」

「とは言っても着替えるくらいしかやることないけど」

『ありがとう』

 

 

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『「ありがとうございました」』

女医「また検診にいらしてくださいね!」

 

 

 

ブロロロロロ

 

 

 

ガチャ

 

「ただいまー」

『久しぶりな気がするな』

「1日も離れてないんだけどね」

『今日からここがお前の家だぞ、アドマイヤ』

「家のことは俺がやっとくからマイと休んでて」

『何から何まですまないな』

「エアの方が大変だったんだし気にすんな」

『ありがとう』

『では寝室に行ってても構わないか?』

「あぁ」

「あっ!ベビーベッド組み立てなきゃ」

「ちょっと待っててね、エアと一緒に寝かせてても良いけど…」

『組み立てが終わるまでは一緒に眠ることにする』

「わかったよー」

 

がたがた

「うっし、できたよー」

「って、寝ちゃったか」

 

 

「『すぅー、すぅー』」

「かわいいなぁ2人とも…」チュッ

 

パシャッ

「ふふっ、良いのが撮れた」

 

早速スマホのホーム画に設定した

 

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ガチャガチャ

「ん、こんなところかな」

一通りの家事を終え、ふと時計を見るともう正午を過ぎていたことに気がつく

 

「お昼…食べるかな」

軽めの昼食を作り寝室へ行くことにする

 

 

ガチャ

「!」

「起きてたか」

『あぁ、もうぐっすり眠ったからな』

「マイもご飯中だし、俺らもお昼にしよっか?軽く作ったんだけど」

『わかった、アドマイヤのご飯が終わったらいただく』

「あぁ、いっぱい飲んで大きくなれよーマイ」ツンツン

 

 

 

 

「『いただきます』」

「食べれそうか?」

『あぁ、実はもうお腹ペコペコなんだ』

「それなら良かったよ、おかわりもあるからな」

「つっても、夕飯まで時間ないけど」

 

 

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「夕飯も済んだし、風呂入ろっか」

『あぁ』

 

ガラガラ

「どうしよっか、交代で洗ってその後マイ?」

『そうだな』

「じゃあエア先どうぞ?俺はマイを見てるから」

『ありがとう。頼んだぞ?』

「あぁ」

 

 

ガラガラ

『もう良いぞー』

「んじゃマイのことよろしくな、すぐ済ませるから」

 

 

「お待たせ~」

『それでは入ろうかアドマイヤ』

 

マイ「ぁぅー」

「大丈夫だそー、怖くないからなー」

優しくゆっくりと沐浴させる

 

『ふぅー、大人しくしていてくれて助かったな』

「俺らもかなり緊張したからな」

『慣れるまでの辛抱だな』

 

『拭くのは優しくだぞ?』

「あぁ」

 

『しっぽと髪はドライヤーが必要だな』

 

ぶぉぉぉぉ

マイ「うぅー!」オギャー

『あぁ、びっくりしたなぁ、大丈夫だぞ?』

『私がいるからな、怖くないぞー』

 

「なんとか終わったな」

『もう寝ようか』

「だな」

 

 

 

 

「おやすみ」チュッ

『おやすみなさい』

「マイもおやすみ」チュッ

『おやすみ』チュッ

 

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