世界一幸せなトレーナーとエアグルーヴ   作:たわけ

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ママグルーヴの多忙な1日(新生児ver)

マイ「うぅー!」オギャー

「んん?」

「どうしたー?ご飯か?」ダッコ

「よしよし、ちょっとまっててな」ダッコ

『んぅ、あどまいや?ミルクか?』

「たぶんな」

『ふぅ、おいで』ダッコ

マイ「んく」ゴクゴク

 

『うん?もう良いのか?』トントン

「俺が寝かしつけるからエアも寝ちゃいな」

『頼んだぞ。ありがとう』

 

「よしよしいいこだな、そのまま寝るんだぞ」スッ

マイ「ぅぅ」グスッ

「あぁー、ごめんごめん」ダッコ

 

やっぱりかぁ

抱っこなら寝ててくれるんだけどなぁ

どうにもベビーベッドでは寝たくないようだおいた瞬間に目が覚めてぐずってしまう

 

育児初日からかなりヘビーだ

一度起きたらなかなか寝付いてくれないし、ミルクのためにヒトの子よりも高頻度で起きる

 

 

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翌朝

『…おはよう』

「おはよう…」チュッ

 

結局、ずっとマイを抱っこしていてほとんど眠れなかった

エアはエアでおっぱいをあげるのに1、2時間おきに起きていたため寝不足だ

初日でコレはとてもキツイ

この先どうなるのだろうか

 

 

プルルルルル プルルルルル

「ん?」

「もしもし」

お母様「おはよう春翔くん!これからアドマイヤちゃんに会いに行くわねー♪それじゃっ」

ピッ

『どうしたんだ?』

「その、お義母さんがこれからマイに会いにくると…」

『…これから?』

「これから」

『い、急いで準備せねばっ!』

ピーンポーン ピーンポーン

「『なっ!?』」

 

『はい』

ガチャ

お母様「おはようエアグルーヴ!あら、お腹ちっちゃくなってる、ホントに産まれたのねぇ!」

『その、すみませんお母様。まだ寝起きでして…もてなす準備など、まったく整っていなくて…』

お母様「いいのよぉ、そんなことは!」

お母様「アドマイヤちゃんに会いに来たついでにお手伝いでもしようと思ってね」

お父様「はぁっ、はぁっ、カール、早すぎだ…」

『お父様まで…』

お父様「おはようエアグルーヴ、それからおめでとう」

『ありがとうございます』

お母様「あがっちゃって良いかしら?良いわね!」

『あっ、』

 

すたすた

 

お母様「春翔くんも、おはよう!」

お父様「おはよう」

「お、おはようございます」

お母様「早速2人揃って寝不足みたいね」

「ええ」

お母様「アドマイヤちゃんは私とお父さんで見ておくからあなたたちは休んでなさい」

『ですが…』

お父様「まずは体力を回復せねば何も成せないだろう」

お母様「一応育児経験者だし大丈夫よ」

「ではお言葉に甘えて…行こうエア」

『お願いしますお母様お父様』

お母様「よーしよしアドマイヤちゃん、おばあちゃんでちゅよー」

お母様「うーん、いいこねぇ人見知りしなくて」チュッ

「あっ、マイなんですけど、粉ミルクは飲んでくれなくて…」

お母様「よくあることよ、エアグルーヴ」

『え、えぇ』

お母様「これを使いなさい」

『これは?』

お母様「これに母乳を貯めておけばわざわざおっぱいあげなくても済むわよ」

「そんなものが…」

お母様「まあ出る量は人それぞれだけど…あんたなら大丈夫でしょ」

とエアのたわわをガン見して言うお義母さん

お母様「1人だと難しいなら春翔くんに手伝って貰いなさい」

お母様「それじゃアドマイヤちゃんは預かるわね~」

 

 

「こう…か?」

『い、いたい!力が強すぎだ!』

「ご、ごめん…」

 

 

『お母様、出来ました』

お母様「これだけあれば大丈夫ね、おやすみー!」

『おやすみなさい』

 

 

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数時間後

 

『「おはようございます」』

お母様、お父様「おはよう」

お母様「お昼ごはん作っといたわよ、歯磨きして食べちゃいましょ」

「『ありがとうございます』」

 

 

 

お母様「アドマイヤちゃんいいこにしてたわよ、ねぇ?」

お父様「あぁ、あまり泣かないし大人しい子だな」

 

 

 

 

お母様「それじゃ、迷惑にならないうちに帰るわね」

お母様「いくつか作り置きもしておいたから夕飯にでも食べて」

お父様「何かあればすぐに連絡するんだぞ?」

「『ありがとうございました』」

お母様「じゃあねーアドマイヤちゃん♪また会いに来るわねぇ❤」

 

 

 

 

「ふぅ、なんとか助かったね」

『あぁ、かなり身体が休まった』

 

「ねえ、エア」

『うん?』

「俺さ、育休取ろうと思うんだけど」

『っ!』

『それはっ!』

「よく、考えたよ」

「俺がいなくなれば今見ている娘たちはどうなるんだろうとか…」

「でも、考えたうえで育休とってアドマイヤの成長を見守りたいし、エアを支えたいって思ったんだ」

「それに、フェアじゃないだろ?エアに任せっぱなしってのも。せっかく夫婦なのに、マイは俺の娘でもあるのに」

「エアの方こそよく考えてみて?初日であんなに大変だったんだよ?2人でアレだったのに、俺が仕事でいない間1人で出来る?」

『…わかった』

『それじゃあよろしく頼む』

「やった!これでマイとエアと一緒に居られる!!」

『貴様それが目的だろう、たわけ!!』

 

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