「ふむ、」
学園の花壇で水やりをしているエアを見て思う
野菜とかも育てられるのでは?
しかし流石に理事長からの許可は下りないだろう
どうしたものか
家でやれば良いのでは?
そしたら、エアもお花の世話ができて、家庭菜園も出来る
天才だ…!
『それで?』
「庭に畑を設けてお花と野菜を育てよう!」
『構わないが…結構大変なのではないか?』
「まぁ、なんとかなんだろ」
「週末にホームセンター行こうぜ」
『うむ、わかった』
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週末
「エアー?準備できたかー?」
『あぁ、行くぞ』
「まずは土だよな、花はどんなのが合うんだ?」
『育てるものによるが…私が育てたいと思っているのには、コレが適しているな』
「んじゃ、それと…」
「ん、一通り買えたし帰って作業するか」
『その前に昼食も摂ってしまおう』
「作る時間はないな…何が食べたい?」
『和食の気分だな』
「そんじゃ、あの魚屋さんにしよっか」
『いいな、前から少し気になっていたんだ』
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自宅
「よーし!作業するぞー!!」
『なかなかの重労働だが、大丈夫か?』
『力仕事は私がやるか?』
「そんなことされたら俺ただの見学者になっちゃうだろ」
『そ、そうか?』
『土を優しくほぐして…』
『種もあまり深いところに埋める必要は無いからな』
数時間後
「できたー!!」
『ふふっ、お疲れさまだ』
お花は…エアの好きなやつを色々植えてたな
俺はよく分からん
野菜は
まずはニンジン、ピーマン、茄子、大豆、トマトなんかを植えてみた
これからも色々植える予定だ
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それからというもの
エアグルーヴ夫妻の日課に朝の水やりが増えた
天気が悪い日のために保護設備ももちろん用意している
「!」
「エアっ!見てくれ!」
『どうした?』
「花が咲いたぞ!!」
『良かったな、ここからは直ぐに育つぞ』
「楽しみだなぁ…!」
『そう逸るな、たわけ』
「エアだって楽しみだろ?」
『ふんっ、当然だ』
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さらに後日
『春翔さん!来てくれ!』
「んー?どしたー?」
『そろそろピーマンが収穫できるぞ』
「トマトもいけそうかな?」
『真っ赤で美味しそうだな』
『朝ごはんに使うか?』
「うん!」
『どうだ?』
「めっちゃ美味しいよ!自分で育てたんだって思うだけでただのサラダが特別な感じする!」
『ふふっ、なら良かった。これからもっとたくさん収穫出来るからな』
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このシリーズの前作も是非ご覧ください
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