世界一幸せなトレーナーとエアグルーヴ   作:たわけ

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ママグルーヴと育休中のたわけ3

マイ「すぅー、すぅー」zzz

マイ「すぅー、すぅー」バタバタ

「!」

「ねえ、エア」コソコソ

「これって」

『あぁ、恐らくな』

 

 

「がんばれー」コソコソ

『もうちょっとだぞ』コソコソ

 

『そうだ』コソコソ

「もうちょい勢いつけて」コソコソ

マイ「すぅー、すぅー」ゴロン

 

「『!』」

「よっしゃっ」コソコソ

『やったな』コソコソ

 

2人がお昼寝中の愛娘を見守る理由、それは

アドマイヤグルーヴの寝返りを見るためだった

 

『動画は録れたか?』

「バッチリだよ」

『ではお父様とお母様にも送ろう』

「あぁ」

 

ぴくっ ぴくっ

「ふふっ、いったいどんな夢見てるんだろうな」

「しっぽピクピクしてる」

 

ぴーんっ

「ははっ!」ニコニコ

『忙しいな』ニコニコ

 

 

 

そんなこんなでアドマイヤグルーヴを見守ること2ヶ月ほど

 

首も座り耳もしっぽも手足もよく動かすようになってきた

 

そんなある日

 

「ほら、お父さんもお母さんもこっちにいるぞ」

『がんばれアドマイヤ』

 

愛娘と両親の間には1メートルほどの空間がある

アドマイヤグルーヴはうつ伏せになり頑張ってハイハイに挑戦しているようだ

 

2週間ほど前から両親の助けを借りて練習しているが、1人での挑戦はこの日が初めてだった

 

「がんばれ!マイ!」

『そうだ!上手だぞ!』

 

 

マイ「ぁ~!」

『そのままこっちへ来るんだ!』

マイ「ぅ~、ぁ~!」テチテチ

 

「上手だよマイ!もうちょっと!もうちょっとで抱っこだぞ!」

 

マイ「ぅぅ~!」タッチ

『よしよし、よく来たなアドマイヤ!』ダッコ

「凄いじゃないか、流石だなマイ~!」ナデナデ

マイ「ぁ~!」ブンブン

「ふふっ、嬉しいのかぁ?しっぽ凄いぞ?」ナデナデ

 

 

毎日両親の元へハイハイで向かい、移動手段を確固たるものにしていたアドマイヤグルーヴ

 

プルルルル プルルルル

ピッ

『はい』

お母様「こんにちはエアグルーヴ!」

『お久しぶりですお母様』

お母様「アドマイヤちゃんは元気?」

『はい、もうハイハイも上手になって…』

お母様「あらあら、すっかり親バカになりつつあるわね」

『私で親バカなら彼はいったい何なんですか…』

お母様「ふふふっ、良いことじゃない」

『それでお母様、ご用件は』

お母様「あっ、そうそう、カーリーたちがねそろそろあんたたちとアドマイヤちゃんに会いたいって騒いでて」

お母様「近いうち会いに行っても大丈夫かしら?」

『えぇ、構いませんよ』

お母様「ありがと!それじゃあね~!」ピッ

 

 

「どした?」

『カーリーたちがアドマイヤに会いたいと』

「良いんじゃね?」

『あぁ、そうお母様に返事しておいた』

『よかったなアドマイヤ!おばあ様がお前に会いに来て下さるぞ!』ダッコ

 

 

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数日後

 

ピンポーン

 

「はーい」

ガチャ

 

みんな「こんにちは」

「お久しぶりです」

「2人もこんにちは」

リ、カ「こんにちは」

「どうぞ、あがってください」

みんな「お邪魔します」

お母様「2人とも、先に手洗いうがいするのよ!」

リ、カ「はーい」

 

 

 

スタスタ

『お久しぶりですお母様お父様』

お母様お父様「久しぶり」

『お前たちも久しぶりだな、元気だったか?』

リ、カ「久しぶり!」

リン「元気だったよ!」

カーリー「ねえ、ねえ!赤ちゃんは!?」

『ふふっ、そう慌てるな』

 

『ほら、この子がアドマイヤグルーヴだ』ダッコ

マイ「ぅ~」ギュッ

『大丈夫だぞ?緊張してるのか?』ダッコ

 

「はい、お茶淹れたので良ければどうぞ」

お父様「ありがとう」

 

「マイ?お母さんのぬいぐるみいるか~?」フリフリ

マイ「ぁ~」グー

ギュッ

 

みんな「かわいい~!」デレデレ

 

マイ「ぅ~」ヌイグルミギュッ

『ほら、お父さんのところへ行っておいで』

マイ「ぁ~」テチテチ

「こっちだよー、おいで~」パチパチ

マイ「ぁぃっ!」タッチ

「よしよし、よく来たな~、すごいぞ~!」ダッコ

 

お母様「凄いじゃない」

お父様「賢い子だな」

「おばあちゃんのとこ行くか?」

マイ「ぅ~」

お母様「おいで~アドマイヤちゃん♪」

 

『ハイハイで行けるか?』

お母様「こっちですよー♪」パチパチ

「ほら、あっちだぞーマイ」

マイ「ぁ~、ぅ~」テチテチ

お母様「凄いわね~、おばあちゃんですよ~」

お父様「覚えてるか?おじいちゃんだぞ~」

マイ「ぅ~!」ギュッ

リン「いいなぁ2人とも」

お母様「って言ってもねぇ、さすがに抱っこは危ないから」

お父様「膝の上に座らせてやるくらいなら良いんじゃないか?」

お母様「そうねぇ、良いかしら?」

『一応首は座っているので…支えてあげながらなら』

 

カーリー「うあっ!結構重たいんだね」ギュッ

「もう体重は結構落ち着いてきたんだけどね」

お母様「あらぁ、可愛いじゃない!」パシャパシャ

 

リン「んもぉっ!お姉ちゃんばっかりズルい!」

『そう慌てるな、アドマイヤもびっくりしてしまうだろう』

 

お母様「じゃあ次はリンね」

マイ「ぅ~」ギュッ

リン「わあっ」ギュッ

お母様「かわいい~!!」パシャパシャ

 

 

お母様「さて、あんまり構いすぎてアドマイヤちゃんのストレスになっちゃ悪いからそろそろ終わりね」ダッコ

お母様「おつかれさま~、ありがとうねアドマイヤちゃん♪」

マイ「ぁ~!」テチテチ

『おおっ、速いな』ダッコ

「おかえり~マイ」

 

 

 

お母様「それじゃ、また来るわね!」

お父様「お土産も置いてくからな」

「ありがとうございます」

みんな「ばいばーい」

 

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