ピコンっ
『ん?』
「んー?」
『その、お母様や妹たちがな、週末にうちに遊びに来たい、と』
「あぁ、構わないぞ。久しぶりに会いたいしな」
『では連絡しておこう』
「泊まり?送り迎えはいる?」
『少し待ってくれ』
「うん」
『妹たちが泊まりたがっているようだ』
「なら、お義母さんたちの分も寝具とか用意しないとな」
『送迎は無理のない範囲で構わないそうだ』
「折角でかい車買ったし、気を遣わなくて構わないぞ」
『ならそう伝えておこう』
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お泊まり当日
「そろそろ出るか」
『あぁ、買い物の準備もしておいたぞ』
「ありがとう。流石俺の自慢の奥さんだな!」
『なっ、うぅ、急に、ずるいぞ///』
「おっ、もういるな」
『よほど楽しみだったんだな』
ピピーピピー
「こんにちは、お久しぶりです!」
『お久しぶりです、お父様お母様』
「2人も久しぶりだね、元気だった?」
リ、カ「「うん!」」
お母様「久しぶりね!ところで孫はまだかしら?」
『お母様っ!///』
お母様「もうっ、そんなに照れることないじゃない。夫婦なんだもの」
お父様「久しぶりだな、今日からよろしく頼むよ春翔くん」
「ええ、よろしくお願いします」
「まずは家で荷物を置いて昼食を摂ったあとに買い物に行きましょう」
リン「前にお泊まりしに行ったところ?」
『違うぞ、前よりも大きくて広い家だ』
カーリー「ターフあるってホント!?」
「ちっちゃいけどな」
お母様「一体どんな規模で建てたのよ…」
「とうちゃーく!」
「降りるとき足元に気をつけてね」
リ、カ「「わあぁぁー!!」」
お父様「これは…すごいな」
お母様「まあっ、素敵なお家じゃない!」
カーリー「ニンジンだぁー!!」
リン「ピーマンもあるぅ」
『最近始めた家庭菜園だ』
ガチャ
「どうぞー」
リン「ひろーい!!」
「荷物はとりあえずあっちの部屋に…」
『洗面所はこちらです』
『では、私は昼食の準備をしますので』
「じゃあ俺は家の案内でもしようかな」
「この家は地下を含めて4階建てで…」
「ここはトレーニングルーム、隣は防音室…まあ、音楽室みたいなところだな」
「ここら辺は来客用で」
「こっちは俺とエアの寝室」
「あっちが仕事部屋と書斎」
「このフロアは特殊な素材で出来てて、普段は堅いんだけど衝撃を与えると優しく吸収してくれるんだ」
「将来の子供部屋だな」
『できたぞー!!』
「おっと、行こうか」
みんな「『ごちそうさまでした!』」
お母様「エアグルーヴったら、また料理の腕を上げたわね♪」
『いえ、そんなことは…まだまだお母様にはかないません』
食後の片付けとひと休みを終え買い物に行くことに
「とりあえずいつもの大型モールで良いか?」
『構わないぞ』
『2人とも夕飯のリクエストはあるか?』
リン「ニンジンハンバーグがいい!!」
「ふふっ、」
『どうしたんだ急に?』
「いや?エアが初めて家に来た日にも、なに食べたいって聞いたらニンジンハンバーグって言ってたなぁって」
『よくそんなこと覚えてたな…』
「カーリーちゃんもニンジンハンバーグでいいかな?」
カーリー「うん!!」
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女帝夫妻及びトレセン関係者御用達大型モール
「夕飯の材料とお泊まりに必要な物も買っちゃいましょう」
お母様「そうねぇ、何が必要かしら?」
お父様「歯ブラシ、タオル類、寝具などだろうか」
『寝具は既に用意してありますので』
お母様「あらあら、良いのに。ありがとうね」
「こんなもんかな?」
『足りなければまた買いに来れば良いだろう』
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女帝夫妻の愛の巣に帰宅
「まだ夕飯には早いからな、食材はしまっておこう」
『そうだな』
「それまでなにしよっか」
『あの子たちはどうにも外が気になっているようだな』
「エアも走る?」
『当たり前だろう?ウマ娘なんだ』
「じゃ、決まりだな」
『リン!カーリー!走りに行くぞ!』
リ、カ「!行く!!」
お母様「私も久しぶりに走っちゃおうかしら♪」
お父様「…無理はするなよカール」
「じゃあまずはストレッチだな」
「終わったら前と一緒だペース走から始めよう」
お母様「もうムリー」
お父様「…だから言っただろう」
リ、カ「「はあっ、はあっ、」」
カーリー「なんで、お姉ちゃんっ、そんなにっ、余裕なの?」
『普段からトレーニングを怠っていないからな』
「現役だしな」
お母様「うっ」
お母様「若さがほしいわぁ」
お父様「諦めろカール」
「そろそろ終わろうか」
「ストレッチしてシャワー浴びておいで」
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『うん?もう準備を始めていてくれたのか』
「うん」
『すまないな、今日はあなたに任せっきりになってしまって…』
「俺の方こそいつもエアにやってもらってばっかりだから…」
お母様「なによあのバカップルは?」
お父様「俺たちの娘夫婦だろ」
お母様「私も何か手伝えることあるかしら?」
お父様「カール、来る前に何か作って来ていただろう?」
お母様「ああっ、そうだったわ♪」
お母様「はい、これエアグルーヴの好物でしょう?作って来たのよ」
『ありがとうございますお母様!』
「よかったな」
『そろそろ出来るぞー!』
みんな「はーい!」
リ、カ「「わぁー!美味しそう!!」」
「ご覧の通りの絶品だぞ?エアの手料理は」
みんな「『いただきます!』」
「あっ、お義父さん日本酒あるんですがもしよければ…」
お父様「そうなのか、では是非いただこう」
『私たちにもニンジンジュースを用意してあるんだ』
『いま飲むか?』
リン「うん!」
お母様「あらあら、これ美味しいやつじゃない!どこで買ったのかしら?」
「実はそれは農家をやっている友人から結婚祝いにいただいたもので…」
お母様「そうだったのね!」
「とはいっても毎月送られて来るんですが…」
「もしよければたまにお譲りしますよ」
お母様「どうする?2人とも」
カーリー「のみたい!」
お母様「じゃあお願いしても良いかしら」
「もちろんです」
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そうして楽しい時間は過ぎていき
みんな『「おやすみなさい」』
夫婦の寝室(一応防音)
『おやすみなさい、あなた』
「おやすみエア」チュッ
「その、今夜はおあずけ、だよな?」
『さ、流石にな。防音とはいえ隣にウマ娘が3人もいればあまり信用ならない…///』
「じゃあまた明日かぁ」
『っ、そうだな///』