世界一幸せなトレーナーとエアグルーヴ   作:たわけ

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第3回女帝夫妻ホームパーティー!!part2

12月24日夜

 

エアグルーヴと春翔は息を殺し、物音1つ立てることないように慎重に寝室にいる愛娘の元へと近づいていた

 

慎重に

 

起こさないように

 

焦らず

 

ゆっくりと

 

あと一歩

 

マイ「んぅー」ゴロン

『「!」』

 

あっぶねぇー

寝がえりをうっただけか…

 

「『はぁ…』」

 

この2人が深夜にこんなことをしている理由

それは、娘のアドマイヤグルーヴに"サンタさんからの"クリスマスプレゼントを置くためだった

 

ゆっくりと娘の頭上に手を伸ばし

 

 

ぽすっ

 

 

よしっ!

そう叫びたいのをどうにか押し込み寝室を後にする

 

 

 

 

ガチャ

 

 

 

「よっし、ミッションクリアー!」

お母様「ふふっ、無事に置けたようね」

『えぇ、途中起きるのではとドキドキさせられましたが』

お母様「すっかり親らしくなったわね」

お父様「そうだな」

お母様「あっ、明日は私たちがアドマイヤちゃんと一緒に寝ても良いかしら?」

『私たちは構いませんが』

「まあ、人見知りもしてないようだし大丈夫だろ」

カーリー「アドマイヤちゃんと寝るの楽しみ!」

リン「ふぁーあ」アクビ

お母様「リンもおねむの様だし私たちもそろそろ寝ましょうか」

「えぇ、そうしましょう」

みんな「『おやすみなさい』」

 

 

[newpage]

12月25日早朝

 

マイ「!」

マイ「おかーさん!」

『むうぅ…』

マイ「おかーさん!!」

『……どうしたんだ…アドマイヤ…今日はいつにも増して早いな…』

マイ「ふれぇじぇーと!さんたさん!」

『あぁ、サンタさんからプレゼントを貰ったのか』

「マイずっといいこにしてたもんなぁ」ナデナデ

マイ「さんたさん、ありがとー」

『お礼も言えて…お前は本当にいいこだな』ナデナデ

「何もらったんだ?」

『開けてみるか?』

マイ「うーーん」

「お父さんが手伝おう」

がさがさ

 

マイ「くっく!」

『そうだな、新しいクックだな』

 

そうマイへの"サンタさんからの"プレゼントはシューズだ

エアと一緒に色々考えた結果ベビー用のランニングシューズをプレゼントすることにした

こんな小さいうちからターフを走るなんて、やはりウマ娘は凄い

 

もちろん小さい蹄鉄も数種類用意してある

 

マイ「おかーさん!はしる!」

『まだ早いだろう…もう少し暖かくなってからでなければケガをしてしまうぞ』

 

「マイ、お父さんとお母さんからもプレゼントがあるんだ」

マイ「!」ピコピコ

『ほら』

『開けても良いぞ』

こっちは簡単な包装なのでマイでも大丈夫だろう

 

マイ「わあぁー!」

マイ「おかーさん!」

「ふふっ、それはお母さんじゃないぞ~」

そこに入っていたのはエアグルーヴとお揃いの…サイズ違いのエプロンだ

『マイはお手伝いが上手だもんな』

『よろしく頼むぞ』ナデナデ

マイ「うん!」

「ん?もう少し入ってそうだな…」

マイ「およーふく?」

あとはジャージとソックスなんかもいれておいた

シューズと一緒に使えるように

 

しばらく寝室でワイワイしているともう日が登っていた

『む、そろそろ良い時間だな…起きるか』

「だな」

 

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カーリー「おはよう」

リン「おはよー!!」

『あぁ、おはよう』

「おはよう、偉いね休み中なのに早起きして」

お母様「それはあなたもでしょう?」

お父様「だな」

「おふたりもおはようございます」

『おはようございます』

『ほら、アドマイヤも』

マイ「おはよーございます!」ペコリ

 

アドマイヤグルーヴは今日も今日とてエアグルーヴの真似に勤しんでいる

 

お母様「あらぁ!偉いわねぇ」ワシャワシャ

マイ「わぁ~!」ブンブン

 

『お母様ほどほどに…』

『アドマイヤ、歯磨きしような』

マイ「うん!」

 

一通り朝の準備を終え、それぞれの家事の時間だ

いつも通り分担して家事を進める

 

『マイ、ちゃんとコートも着ような』

 

お父様「こんな寒い中おでかけか?」

『いえ、庭へ水やりに』

カーリー「いっぱい植わってたもんね」

リン「私も行きたい!」

『構わないが…朝は冷えるからな暖かくしてこいよ』

リ、カ「はーい!」

 

その間俺は洗濯物の回収だ

「ふぅ、流石に多いな…」

 

庭から妻子が戻ってくれば朝ごはんの準備だ

 

バタバタバタバタ

「ん?どこ行くんだ?」

 

ばさぁ

「あぁ、それを着けたかったのか」

「お父さんに貸してごらん」

しゅるしゅる

 

「はいっ、出来たよ」

マイ「ありがとー!」

「お母さんのとこもどろうか」

 

てくてく

お母様「私たちも何か手伝う?」

『いえ、さほど大変なことでもないので…』

マイ「おかーさん!」

『うん?どうしたんd…』

お母様「アドマイヤch…」

お母様「かわいいいぃぃぃぃぃ!!」

お母様「ほら、お父さん!何をボサッとしてるの!!しゃしん!」

「ほら、エアも並んで!」

お揃いのエプロン姿でキッチンに立つ母子

控えめに言っても尊すぎて戦争の1つくらいは終わらせられる

 

 

1通り撮影会が終われば朝食制作の続きだ

 

お母様「お手伝いも出来るのぉ?凄いわねぇ!」

お母様「おばあちゃんからもプレゼントあるからねぇ」

 

 

 

朝からお義母さんはテンションマックスだ

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