4月のアドマイヤグルーヴの誕生日を終え、時はゴールデンウィーク
四宮夫妻は久しぶりのお出かけ…デートに来ていた
先日エアグルーヴが旅行から帰った際にまた2人で旅行に行こう、と約束していた
旅行と言えるほどの旅行は結婚前の温泉旅行くらいしか言ったことがないし、子どもが産まれてからというもの2人で出かけることすら無かった
故に今日と明日はエアの実家にアドマイヤグルーヴと結翔を預け、2人でデートしているのだ
「エアー?どうした?」
『いや、子どもたちが心配でな…』
「まあ、それはそうかもだけど…何かあったらお義母さんから連絡くるんじゃない?」
『そう、だよな…』
やはりエアは子どもが心配なのだろう
もちろん俺もそうなのだが、せっかくなら楽しんで欲しい
「エア、次あっち行こう」テツナギ
『あっ、あぁ』
『そ、その…手』
「うん?」
「あぁ、こっちの方がお好みかな?」コイビトツナギ
『なっ!?///』カオマッカ
「ふふっ、そんなに照れることないじゃん」
恋人繋ぎなんて結婚前ですらほとんどしてこなかったからな、俺も少し気恥ずかしい
もう30代だぞ?おれ
「はぁ」
『!?』
『すっ、すまない、機嫌を損ねてしまったか?嫌だった訳ではないんだぞ?その…恥ずかしい、というか、照れてしまっただけでだな…』ワタワタ
「ふふっ、うん、わかってるよ」ニコニコ
『では…どうして』
「いや、なに、時間の流れというのは早いもんだなと」
「もうさ、エアと出会ってから10年近く経つからさ」
『そうだな…私もすっかり大人と言える年齢になってしまった』
「エアはまだ若いじゃんか、おじさんに対するイヤミか?」
『たわけ、あなただってまだおじさんなんて年でもないだろうに』
「いやいや全然、もうすぐですよ」
「近頃はもう体もあちこちが痛くなるし、物忘れも増えるし…」
『大丈夫だ私がマッサージでもしてやるし、メモを取ったりしておけば問題ないだろう。』
『あなたの健康は私が徹底的に管理してやる。長生きしてもらわねば困るぞ?』
「んなこと言ったってマイもう3歳だよ?もう少しで大人になっちゃうんだ…お父さん嫌いとか…彼氏連れてきたり…結婚!?ムリムリムリムリ!」
『どう考えたって早すぎるだろう、まだ3歳だぞ?』
「んなこと言ったらエアだってこーんなチビっちゃかったろ」
『んな!?そんなに小さいわけあるか!そもそも私の幼少の姿など直接見たことすらないだろう』
そんな話をしながらレストランへ向かいディナーを済ませる
「エアもワインでも飲むか?もう授乳もしなくて良いし」
『そう、だな…では何か飲みやすいものを』
ディナーの最中も他愛のない話をしながら楽しい時間を過ごす
『「ごちそうさまでした」』
『ふぅ、今日は楽しかったぞ、ありがとう』
「うん?何言ってんの?」
『?』
「デートはこれからがホンバンだよ」
『だが…もう帰らねば』
「大丈夫だよ、お義母さんには1泊2日って伝えてるから」
そう、エアには"デートに行こう"としか伝えていないのだ
『どこに行くんだ?』
「ホテル行こ?」
『予約までとっていたのか…』
「ううん」
『?』
「着いてからのお楽しみ」
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そのまま歩くこと20分程
赤やピンクの輝く通りにたどり着き…
『着いたよ』
「ここは?」
『あぁ、来たことないか…ラブホテルだよ』
「なっ!?///」
赤面し落ち着かない妻の手を引いて部屋に入る
かわいいウマ耳もくるくると忙しない
少しくらいリラックスさせてあげようとシャワーを促す
「エア、先にシャワー浴びておいでよ」
『へっ?あっ、あぁ///』
シャワールームを見てさらに赤面し、狼狽える
『なっ、なんだあれは!?透明じゃないか!』
「いいでしょ別に、普段から一緒に入ってるんだし、お互い散々裸見てるんだから」
『…もう、飽きてしまったか?』
「まさか」
「シャワー前に襲われたいか?」
そう言うとしっぽを巻いてシャワールームに駆け込んでいってしまった
エアグルーヴは行為の前にはシャワーを浴びたい派だ
俺が余程強引にコトを進めない限りは必ずシャワーを浴びる
そんなことを考えて頭を落ち着かせようとしているがかなり限界は近い
ガラス越しに恥じらいながらシャワーを浴びる妻を眺めていてムスコはすでに臨戦態勢だ
ガチャ
風呂あがりでしっとりした妻が真っ白なバスローブに身を包んでやってくる
や、ばい
こんなにエロかったっけ?うちの奥さん
普段は着ることのないバスローブ姿、高貴な彼女には似合わない下賎な場所とのコントラスト
もう既にこれ以上はない、と思っていたのにソレはさらに痛いほどに張り詰めている
ごくり…生唾を飲み込んで思い出す
このままでは風邪を引かせてしまう、乾かす時間をあげなくては
そう思い、妻にはドライヤーを促し自分はシャワールームへと足を踏み入れる
少し酔いを醒まして冷静になろう、そう思っていつもより熱いシャワーを浴びるが…
この光景、エアに見られてるかも知れないんだよな…良い年した大人が自分に欲情して情けなくモノをガチガチにしているのを見るだなんてどんな苦行だよ…などと考えるもののエアに見られてるのだと思うと恥ずかしさの中に少し感じるものがある
全身くまなく綺麗に洗って妻に倣いバスローブを着る
スタスタ
ドライヤーを終えた妻の待つベッドへ確かに足を運ぶ
「エア」
「襲われる準備、できた?」
余裕そうにそんな言葉を吐き出すが、"待て"が出来ないのは俺だ
彼女は俺を見上げる形でこちらを向き、綺麗な蒼を隠した
それを了承と受け取り押し倒してキスをする
真っ白なシーツに綺麗な鹿毛を散らして、再び蒼を見せると、一言
『あなたとの…3人目が欲しい…』
ガマンなんて出来るはずもない
目の前の獲物を喰らうかのように妻のカラダにしゃぶりついた