馬鹿に転生した格闘家がスポットライトを浴びたい話   作:鬼爆ボン

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突然の死と、新たな始まり

おはよう、いやこんばんは?

 

そんなことどうでもいい話だが俺はたった今死んでしまった

死因は単純、試合中における興奮のせいで脳の血管が切れてしまったらしい、なぜこんなことを知っているのか?その理由のためには目の前の現状から先に説明しないといけないな。まず俺がいるのはリングの上じゃなく皆が知っているような教室の教卓と…それに全くマッチしない真っ白い空間。そして極着けるように長いあごひげを撫でながら教卓に立つ老人。

 

「本当に俺は死んだのか?」

「ああ死んだともリプレイもあるぞい、見るか?」

「いや結構、常々リングの上で死にたかったと思っている」

 

どうやら本当に死んだらしい、まぁリングの上からこんな空間に来たんじゃ疑う余地もないとは思うけれど。そうか死んだか…思えば7歳から格闘技に携わり死の間際、新進気鋭のルーキーに40も後半と言うのに年甲斐もなく興奮してしまい、そのままプッツンという訳だ。ただ死ぬまでチャンピョンベルトは手放さなかったみたいだし、プロになってからの数十年間無敗で居れたのを誇りに思うとしよう。

 

「それで俺はどうなるんだ?生憎と無神教なものでな、徳は積んでないが…そんな俺が天国に行けるのか、はたまた地獄行きなのか」

「ホホ…そう焦るでないよ、そちの人生はとても素晴らしいものじゃ。数十年研鑽を怠ることなくただひたむきに努力しその圧倒的なまでの強さを手に入れた、我々神々としても久しく忘れておった感動を思い出させてもらったのでな。」

 

と、どうやら知らないうちに神々までも感動させるほどにまでなってしまったらしいみたいだ俺は。

 

「なので特別に記憶を残し別の人間で生まれ変わりその生をまっとうしてもらいたく思う」

「???、どういう事だ?」

「言葉通りの意味じゃ。と言っても今の世界では生き返らせることが出来ぬ、輪廻の理がくずれてしまうのでな、であるからしてこの世界の誰かが作った創作の中に…とはなってしまうがの。さて突然で済まないがあまり時間もないのでな、そちの今までが最大限活かせるようにファンタジーは無し、争いで成り上がれる、そう簡単に死ぬこともない…」

 

おいおいおいおい、ちょっと待てなに言ってんだこの爺さん??

生き返る?この世界じゃなく創作の世界に??訳が分からんぞ

 

「ちょっと待…」

 

「東京卍リベンジャーズとかどうじゃろう?そちも知っておるようじゃしの。そろそろじゃ、願わくば次の世界でも我々に感動を与えてくれることを願おう。さらばだ…」

 

そうして格闘技に人生を捧げた四十数年は幕を閉じ

新たな世界で俺の人生が幕を開けるらしい…

いやまて、東リべって確か登場人物が少年たちばかりなのに人がバンバン死ぬよな!転生ってなんだ??モブにか?それとも登場人物か?

 

「説明が足りねぇんだよぉぉぉ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして俺は目が覚めたら

頭パーの三白眼。

力自慢の旗持ちでおなじみ

【パーちん】こと林田春樹として目覚めていた

 

「え?死亡待ったナシ??」

 

こうして俺が前世の格闘技経験を培い。出番の少ないバカからスポットライトを沢山浴びるバカへと至る物語が始まった。

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