【9級フィクサー必見!】特色式トレーニング!教えちゃいます!   作:道を失った乗客

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深夜一発書きでいく


外郭サバイバル編2

「####…?#?#…?#?##?##…?##?#…##?##?#…?##?#?#…」

「-##-#…##-##-#…-##-###…-#-#…###-##…##-##」

 

「####…-#-#…-#-##-##…-##-#…##-##-#…##-#…-#-##…-##-#-#…-##…」

 

「#!#!#…!#!#…!#!##…###!#…!#!##…##!#!##…!#!##!#!#…!#!#!##…#!###!#…」

 

掃除屋の奇っ怪な言語が響き渡る外郭の夜。

没L社ニキことディバは瓦礫の中で静かに夜が明けるのを待っていた。

 

が、唐突に送られてきた個人メール...?のようなもので掲示板の無礼者がこっちにやってくるとか言い出したので落ち着かない。

 

そもそのこちらの場所を教えてないのに来るというのもおかしな話だ。

 

特異点で相手の場所を把握することのできるものが存在するかもしれないが、掲示板の内容を見るに路地裏住みらしいのでまぁ当てずっぽうなのだろう。

 

そもそも来たところでなにをするのかという疑問は抱いてはいけない。

 

(なんだか掃除屋が騒がしいな)

 

なにかヤバいモノに出くわしたのだろうか?明らかに動揺しているようで強烈な殴打音も聞こえる。

 

 

「ケェー!!!」

 

掃除屋の声ではないが明らかに人の声でもない。これが人だったらおかしいだろう。ディバがそう思うほどその声はまさしく獣であった。

 

掃除屋は単体の戦闘力はそこまでだが、その数としぶとさで戦うのは避けたい部類の生物なのでそれに単身で挑ぬ人間がいるとすれば人生死ぬほど暇で職に就いていない人間だろう

 

「##?###…###…##?#?##…?#?##?#?#…#?#?##…##?##?#…?#?#…」

 

「-##-#-#…###-#…-#-#…-#-#-##…-#-##-##…-##-#…##-###…###…##-#-##…-#-##-#-#…-#-##-#-#…-##…-#-##…」

 

「-##-#…-#-#-#…##-#-##…-#-##-#-#…-##-#-#…」

 

 

掃除屋がなにか言ってる。

やはりさっぱり分からないがまぁ多分錯乱?しているのだろう。

 

そしてガレキをどかして外を見たディバが見たものは...!!

 

「クェェッ!クェックェッ!このゴミカススカベンジ野郎どもざまぁないわぁ!路地裏ホームレスなめんなぁ!クェ!」

 

精神状態が明らかにマズイ人だった

 

・・・

「ハハァ、つまりンンン、アンタァが!ボツゥLシャァ!兄貴ってコト!?いやぁこんちわっすねぇ~~~~」

 

(なんだコイツ...)

 

ディバはちょっと声をかけようとした数秒前の自分を殴りたいと思い、拳が力む。

 

「あ、マァそっすね...」

 

ガンギマった目とやつれた顔でケタケタしながら話しかけてくるのでその圧に押され、何とも言えない返ししかできない。

まさかコイツが例の掲示板で無礼者という汚名を背負った人間?であるとは...流石に哀れみを覚えてしまう。

 

なぜ無礼者はここまで狂っているのだろうか!

 

その答えは明白である。W列車トレーニングのせいである。

 

普通の人間が1億いやそれ以上の年月を、マトモに過ごせるはずが無い。おかしいのは受講した上で精神を保ってるヤツの方である。

普通は精神が崩壊する。当たり前である。

 

なまじ常人よりも耐性がすこしばかり強かったために壊れかけの状態でもかろうじて正気を保てていた無礼者は、路地裏で残り少ない精神をすり減らしながら生きているのである!

 

彼の生存本能がそうさせるのか、はたまたまだ残る数少ない正気の抵抗なのか彼は旧ネットから大量のネットミームと語録を取り込み、それを自分の中で再生、使用することでギリ喋れる状態を維持しているのだ。

 

なので狂っているように見えるがこれはギリ正常なのだ。ヤクチュウのような風貌と言動でも彼はギリ正常なのだ。

 

「どうですかぁ!外郭の生活わぁ!」

 

「いやまだ一日なんですけど」

 

「そりゃぁかなcことですわぞよ!にしてもヒザシが強いンゴぉ!」

 

「晴れてないしなんなら夜だぞ大丈夫か!」

 

大丈夫じゃないが彼は大丈夫である。ギリ大丈夫。

なんなら一年以上不眠だが大丈夫である。いや正確に言えばw列車の分合わせて1億年以上不眠である。

それに加え毎日掃除屋と生死を賭けた過酷な争いしてるが多分大丈夫である。

 

「オヤァ!L社ニキぃにはあのサンサンパワーで輝く黄金の星々が見えないと申すか!それは困ったコマッタタマゲタケwwwwwwwwww」

 

「一回寝ろ!」

 

おっとディバニキによる強烈なフルスイングが無礼者の頭を直撃!

 

「おオ!突如夜にナッタ!不思議不思議マカ不思.,.....議.....」

 

どさりと倒れこむ無礼者。死んだように倒れこみ、その場で多分寝始めたのだ。

前代未聞の頭のダーメージによりやっとこさの休息を得たのだ。

 

「ハァ...ハァ...そういやコイツの名前聞くの忘れたな...つーかなんでコイツここに来たんだよ...それはそれとして」

 

腹減ったなぁ...心の中でそうコダマした。

 

「...よく見たらクッソ汚れてしボロッボロだけど身なりは整ってるなコイツ...」

 

死んだように眠る無礼者のスーツを見ると、ボロボロの服装は汚れているながらも一定の艶を保っている。

これだけ損傷しているのにも関わらず、まだその防御性能の低下を感じさせないスーツ。

 

ポケットを探ると薄汚れたバッヂが入っている。

 

「並ぶ7...セブン教会のバッヂ?」

 

・・・

夢を見ている気がする...

 

ここはそこだ...?

 

そもそも俺ってなんだっけなぁ

 

w列車に乗ってたのは覚えてる気がするぞ...?

 

事故ったんだっけか?

 

そんでそのあと路地裏で掃除屋殺しながら生活してたんだよな。アレ...?

 

遠くに誰かいるぞ?

 

ずいぶんと身なりの整った服装をしてる男と女だなぁ

 

掲示板とかやってたんよな俺

 

なんか思い出せそうなんだよな

 

でも発狂するの楽しいしまぁいいか...

 

・・・

「ここは...?」

 

「お前が勝手に来て倒れたんだぞ。覚えてないとは言わせねぇぞ」

 

突然倒れた無礼者を介抱しながら夜を明かしたディバはキレぎみであった。

当然といえば当然である。

 

「あんたセブン協会のヤツだったんだな」

 

セブン協会のバッジを取り出し見せる。が、無礼者には特に覚えがない。いや、正確には思いだそうとしたが諦めたというか。

 

「セブン...協会?なんそれ?」

 

記憶の大部分が消失しているような状態だ。無理もない。

 

「名前は?」

 

「なんだと思います?私もわからん」

 

久しぶりの睡眠によりかなりマシな言動となったが記憶は戻らなかったようだ。

ただ本人はとても晴れやかな顔をしているので多分よいのだろう。

 

「じゃぁ私帰りますわ」

 

「は?」

 

 

言動はマシになったがクソ度が上がったかもしれない。

 




◯没L社ニキ/ディバ
突然来て、突然倒れられ、介抱したら帰られた人。
結局彼は外郭に取り残されているままである。

◯無礼者/名称不明
常人がW列車で特色式トレーニン(笑)をして失敗した姿
セブン協会時代のこと思い出せそうだったけどそんなことはなかったぜ!

なんやこの回...
ノリで書いてたら謎の回が捻り出されましたが次回は全うにサバイバルすると思います(予定)
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