痛いのは嫌なのでウルトラバーリアに特化したいと思います 作:まさらのむひと
ウルトラマンメビウスの時系列で原作1話を舞台にお話しを作りました。
完全に思いつきなので、先の展開は殆んど考えていません。ひとまず短編としてお愉しみください。
―――2006年 地球 みやま保育園 うさぎ小屋―――
「こいつらチョコマカと……!」
「うぅ……逃げないでぇ~~ここに居たらあぶないよぉ~!?」
怪獣が現れてピンチなのに、身体を張って小さな命を助けようとする地球人に感動したわたしは、必死になってこの「うさぎ」というすばしっこい生き物を捕まえようと奮闘していた。うさぎも異常事態を感じているのか、とにかく暴れ回って中々この手に納まってくれない。悪戦苦闘している所に、鋭い声が聞こえて来る。
「逃げてください……!!…………怪獣が迫っています! 早く逃げて!!」
精悍な青年の声にみんなが気付くけど、ここに集まっている人達が、このままここを離れる訳がない。
「この子達はみんなで大事に育てているんです……!」
案の定、小さな命を助けようと最初に行動を開始した心優しい女性が必死に青年に訴えかける。どうしたらよいか分からず、立ち尽くす青年に叱咤の声が飛ぶ。
「突っ立ってんなら手伝いな!!」
わたしと違って運動神経が良さそうな男性に言われた青年は……
「はい……!!」
一瞬の躊躇いもなく、肯いたのであった。ふとそこで青年とわたしの視線が交錯する。
(メイプル……!? どうしてここに……?)
(あ、メビウスだ……えっとね……事情は後で説明するから、今は手伝って……!)
(わかった……行こう……!)
(うん、ありがとね、メビウス!)
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「この子で全部です……ありがとうございました……!」
「急げ……!!」
みんなで協力してうさぎを箱に詰め終わると、運動神経のよさそうな男性が急いで逃げる様に促す。怪獣が迫る中、みんなで逃げていると、突然カッコイイ系の女性が立ち止まってしまう。
「どうした……!?」
運動神経がよさそうな男性が振り返って声を掛けると、何かを切り裂くような音が周りに響き……怪獣からかなり離れた場所にあるビルや、空を飛んでいる、あれはへりこぷたーっていうんだっけ?……が無残な姿となってしまっていた。そんな怪獣の攻撃が安全なはずもなく、逃げているわたし達の近くにも着弾する。
「……っ!? 危ない……!!」
運動神経がよさそうな男性が心優しい女性と気弱そうな男性を突き飛ばさなければ確実に犠牲者が出てしまっていただろう。我が身の不甲斐なさに自然と拳が握りこまれる。
「…………早く逃げて……!」
難を逃れ、立ち上がった地球人たちに声をかける青年……もといメビウス……やっぱりメビウスも悔しかったんだね……分かるよその気持ち……決意の表情だ……。
(メビウス……変身するんだよね……)
(メイプル……うん、こんな暴虐……許してはいけない。この怪獣以外にも危険な存在が地球に来ているようだから……この怪獣は……ここで倒す!)
(わかった。わたしも変身したほうがいい?)
(……いや、メイプルはまだ変身しないほうがいいと思う。負ける気はないけど、二人とも同時にやられてしまったら危険だ)
(……わかった……メビウス……! あんなやつ……コテンパンにしてやって……!)
(任せて……! メイプルの分も僕が怪獣に叩き込んであげるよ)
そんなやり取りをしながら見詰め合うわたし達。メビウスの人間態……結構カッコイイなぁ………………
(メイプル……? ぼ~っとしてどうしたの?)
(はっ……!? いや、ななな……なんでもないよ? ちょっと考え事してただけ。それよりも……負けたら承知しないからね!)
(うん。わかった。それじゃあ、行ってくる……!)
(頑張れメビウス! 応援しているよ!)
しばらくすると、暖かい光と共に光の巨人が空から舞い降りてくる。そう、メビウスだ。腰に手を当て、堂々としたその姿は、まさにウルトラマンだ。頑張れ、ウルトラマン・メビウス……!
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宇宙斬鉄怪獣ディノゾールの攻撃力とその手数は脅威だった。防御は危険と判断したメビウスは、何とか回避をし続けることに成功するが、初陣でエネルギーの分配を間違えたのか、早くもカラータイマーが赤になってしまっていた。まだまだ動けるだろうけど、いつ攻撃を受けてしまってもおかしくは無い。あの攻撃は危険だ。わたし以外のウルトラマンが受ければかなりのダメージを受けてしまうだろう。メビウスの動きが鈍くなってきている気がする。
「ああっ……!? メビウスが危ない! 行くよ! 変☆身! メイプル~~~!!!」
ピンチのメビウスを助けるために、わたしは本来の姿であるウルトラウーマンメイプルに変身する。手首に現れた腕輪が発光し、わたしの全身を暖かい光が包み込む。地球人として見ても低身長である人間態からぐんぐん巨大化。体長35メートルもの巨体だ。すごいでしょ? えっへん!
おっとそんなことは今はどうでもいいね。わたしはカラータイマーが点滅しているメビウスの前に立ち塞がって、ウルトラバーリアを展開する。
幼い頃から何度も繰り返して来たウルトラバーリア。今更失敗などするわけがない。他のウルトラマンやウルトラウーマンが使用する光のシールドではなく、わたしの前には、物理的な大盾が展開される。わたしの体長と全く同じ大きさのその大盾は、怪獣の何かよく分からない攻撃を完全にシャットアウトする。うん、やっぱりわたしのウルトラバーリアはすごいね……おっと、メビウスは無事だろうか。
『ふぅ……大丈夫? メビウス……危険そうだったから助太刀にはいったけど……』
『メイプル…………うん、ありがとう。助かったよ……でも後はまかせて!』
『うん、わかった。やっちゃえ~~!』
『よし、いくぞ……! メビウム・シュート!!!』
ここまで御膳立てすれば大丈夫。後は何とかしてくれる。それだけの安心感がメビウスにはある。ほら、メビウスの十八番、メビウム・シュートだ。相変わらず綺麗な光線技だねぇ……お見事! 怪獣を撃破! さすがメビウス! わたしの幼馴染は強いなぁ……。
『やったね! メビウ……』
「バカヤローーーー!!!! 何て下手くそな闘い方だ!!!」
えっ? 何? 何? どしたの? どゆこと?
「周りを見て見やがれ……! それでもウルトラマンかよ……!…………何も護れてねぇじゃねぇか……!………………俺だってそうだ…………!………………何も護れなかった……」
怪獣を倒したメビウスにかけられたのは称賛の声ではなく…………一人の地球人からの罵声だった……怪獣を倒したのに……どうして…………あっ……!? 言われてみればそうかもしれない……見渡す限り瓦礫の山……山……山……これは確かに酷い……さっきの闘いでも、メビウスはビルを盾にしたりしてたしね……その気は無かったんだろうけど、地球人としては看過できないかぁ……あらら……メビウスったら……予想外のお言葉に落ち込んじゃってる。ちょっと可愛い……おっと、そんなことは言ってる場合じゃないね……
『メビウス~~落ち込んでてもしょうがないよ? 悪いことをしたときは……謝らなきゃ』
『メイプル…………確かにそうだね……えっと……地球では……頭を下げるんだっけ?』
『うん、そうだったと思う。エースさんが地球に居た頃……よくやってたらしいよ? 謹慎だ~とか言われて』
『あはは……それは何か違うような……でもここは謝らないといけないかな』
『うん、大丈夫、わたしも一緒に謝ってあげるから』
『えぇっ!? メイプルは街を破壊していないんだから僕だけでいいよ』
『いいの! 一緒に謝ろう?』
『……わかった。ありがとうメイプル。一緒に謝ってくれるかい?』
『うん! それじゃ、謝ろうか』
『ああ』
『『ごめんなさい』』
メビウスとわたしで腰を90度に折り曲げて頭を下げる。言葉は伝わっていないかもしれないけど、行動で誠意を見せる。伝わってくれるといいな。
「お……おぅ……解ればいいんだ…………これから気を付けてもらえばな……(ま……まさかウルトラマンが人間に頭を下げて謝るなんて……予想外過ぎる……それに女のウルトラマン……だと……?)」
『わかってくれたみたいだね……じゃあ、行こうかメビウス』
『そうだね』
『『シュワ!!!』』
ウルトラマンは闘いが終われば何処かに飛び去っていく。私たちもそれに倣い、掛け声とともに飛び上がり、現場から離れることにした。頃合いを見計らって現場に戻る。そこには青年と少女がいた。そう、わたしことメイプルとメビウスの人間態だね。
「ふぅ……改めて……助かったよ、メイプル。あのままだとやられていたかもしれない」
「ふふふ……困ったときはお互い様だよ。護るのは得意だからね。どんどん頼っていいからね! おっと、そういえばこの姿の時はメイプルじゃなくて、カエデって呼んでね? カエデ・ホンジョウ……日本だから本条・楓かな」
「おっと、そうだったね……カエデ……これからもよろしく。僕のことはミライって呼んでほしいな。ヒビノ・ミライ……地球での僕の名前だ」
「うん! わかった。よろしくね! ミライ!」
満面の笑みでミライの名前を呼んであげると、照れくさそうにはにかんだ顔を見せてくるミライ。うっ……何かわたしまで嬉しくなってしまうのはどうしてだろう? 犬みたいな反応で可愛いだけだよね。うん、そうに違いない。
「と……ところでミライはこれからどうするつもりなの?」
「……? そうだね……ここは先輩たちに倣って、地球防衛組織に所属しようと思う。僕の身体能力なら試験に合格できるだろうし、防衛組織からならいちはやく現場で守れそうだから……カエデはどうする?」
「う~ん……ミライと違ってわたしの人間態は身体能力あまり高くないしなぁ……ちょっと考えさせてほしいかも」
「わかった。一緒に働きたかったらいつでも言ってね!」
「うん、ありがとう。地球防衛の任務……頑張ろうね! 一緒に!」
「ああ、もちろんだ! 一緒に頑張ろう!」
メビウスとわたしは、誓いを新たに、地球防衛の任務に邁進すべく行動を開始するのだった。どんな出会いがあるのだろう? どんな任務になるのだろう? 色々不安もあるけど、とても楽しみ。メビウスと一緒なら何だって出来るんだから。サリー、わたし、メビウスと一緒に頑張るよ! 応援しててね! わたしは今もどこかの宇宙で任務にあたっている、もう一人の幼馴染を思う。負けない様に頑張らなきゃ、訓練校の同期として恥ずかしくない様に……。
≪第三者視点≫
メビウスとメイプルが地球で初陣を飾る数日前のことである。どこかの宇宙にて、メイプルとメビウスの幼馴染、ウルトラウーマン・サリーは、一人の男と対峙していた。
「ヒカリさん…………その姿は一体…………どうしたと言うのですか!?」
「…………サリーか……生憎、私はもうウルトラマンでは無い……その名は捨て……復讐のために宇宙を彷徨う……ハンターナイト・ツルギだ……!!」
「復讐……!? 貴方がそんな行為に走るなんて……信じられません……! 一体……何があったと言うのですか……!?」
「………………お前が知る必要はない。これは私の問題なのだ。私がやらなければならないことなのだ……! 邪魔するのならば……お前とて……斬る……!」
「……っ!? このっ……分からず屋……! 無理やりにでも……聞き出してやるんだから……!」
言うや否や、二筋の青い光が交錯する。その閃光はその立ち位置を目まぐるしく変えながら何度も火花を散らす。黄色と青のコントラストはとても美しい軌跡を描いていたが、どこか悲しげであったのは、何故だろうか。
永遠に続くかと思われた剣戟も、終わりが訪れる。サリーが片膝を付いたのである。
「ここまでだ……今のお前の実力では……私を止めることは出来ん……大人しく自分の任務に戻れ」
「くっ……何て強さなの……」
「これが私に託された強さだ……強い念はどこまでも力を増幅させる……だがこの強さは……お前には必要ないものだ……サリーよ……これ以上私に関わってもお前の為にはならん。お前はまだ若いんだ……復讐に囚われた愚かな私になど構う必要はない」
「……っ! ほっておくことなんて…………出来るはずないじゃない……! 貴方は……私の憧れなんだから……! 今回は駄目だったけど……きっと……何とかしてみせるわ……首を洗って待っていなさい……! ウルトラマン・ヒカリ……!!!」
「………………無駄なことだ…………だがサリー……強くなったな……嬉しく思うぞ……」
「……っ! 待ちなさい!………………反応ロスト…………はぁ…………不意打ちしないでよ…………ちょっと嬉しいって……思っちゃったじゃない………………はっ!? 何言っているの私……!? あぁもぅ……今はとにかく報告ね…………えっと……誰がいいかな…………うん、フレデリカにしよう」
サリーは、通信端末を取り出すと、昔から何かと関わり合いになることが多く、懇意にしているウルトラ戦士、ウルトラウーマン・フレデリカに連絡を取る。
『…………あ、フレデリカ? 久しぶり。元気してた? サリーだけど……』
『ちょ……サリー……ノリが軽すぎ……これ結構格式ばった端末なんだけど……まぁいいか……どうしたの? 緊急事態?』
『やばい案件ってわけじゃないけど…………ヒカリ長官を見つけたわ』
『……っ!? 行方不明になっていたヒカリ長官のこと? いつ、どこで、何してたの!? 合流はした!? どうなの! サリー!』
『ちょっ……フレデリカ……ちょっと落ち着きなさいよ。憧れの人が見つかって興奮するのはわかるけど……順を追って説明するから』
『はっ……!?……ふぅ…………わ……わたしとしたことが……取り乱してしまった……それで? 説明してもらえる?』
『うん、実はね……』
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『はぁ…………そんな事になっているなんて……そりゃあ見つからんはずだわ……姿を変えているなんて…………くふふ……この姿も結構カッコイイじゃない……イケメンは何をしてもイケメンってところかねぇ? どう思う? サリー?』
『いや、実際に対峙した身としては、以前の威厳あるスターマークありの姿の方が魅力的だと…………って……何言わせるの!?』
『ふふふ……サリーってば、結構ミーハーだからねぇ……まぁ、それは今はどうでもいいことか……さて、予想以上のパワーアップを果たしていたとはいえ、アンタが何もせず逃がすとは思えない……そこんところどうなのよ?』
『やっぱフレデリカには分かっちゃうか……発信機を付けたわ』
『やっぱりそうか……でもヒカリ長官が見逃すとは思えないけど? 技術開発局のトップだった人よ?』
『ヒカリ長官なら探せば分かるくらいの精度の発信機といっしょに、遅効性の物を付けたから、余程のことが無い限りバレないと思う』
『アンタそりゃまた大胆な……戦闘中に取り付けたんでしょ? よくやるわ……』
『まぁ、それくらいやってのけないと、メイプル世代の訓練校首席を名乗れないからね。それに長官も迷っていたんだと思う……でなきゃあの文武両道の達人にそんな真似できないって』
『それが理解るアンタも大概だっての! しかしまぁ……よくやった。大手柄だね……それはそうと……遅効性って言ってたけど、どれくらいで発信されるか教えてくれない?』
『うん、数日から一週間って所かな』
『なんじゃそりゃ……何でそんなニッチな性能の発信機を創ったんだか……』
『タイミングを曖昧にしておかないとバレそうな気がして怖かったんだよね……』
『アンタそりゃ“バーリアの過剰展開”ってもんでしょうが。やりすぎでしょ』
『そうかなぁ……? 私、メイプルを基準に考えているから……これでも不十分だと思うんだけど……』
『いや……アレを基準にしちゃあイカンでしょ…………あの子の防御力……規格外どころの話じゃないよね!?』
『う…………確かに……訓練校時代に確か……教官全員から放たれたスペシュウム光線を完全無傷で防いだんだっけ……』
『…………は……? それ初耳なんだけど……おかしくない!?』
『あ……これ言っちゃあいけないことだった…………言いふらしちゃ駄目だよ? 信じられない人の方が多そうだけどね』
『うん、私もアンタ達と関わってなきゃ到底信じられないわ……』
『あはは……何人かの教官が辞表を持って人事部に突撃した事件は私たちの中では有名なことなんだけどなぁ……』
『うわぁ……色々な意味で伝説じゃないの……』
『そうなんだよね……まぁ、楽しかったし、色々な事が学べたから充実した毎日だったけどね……』
『ソレを楽しいとか充実しているって言っちゃうアンタも大概なんだけどね……“青い陽炎”さん?』
『うわっ……ここでその名前を出すの……!? 二つ名なんて……恥ずかしいじゃない……』
『メイプルがいろんなところで自慢してたわよ? とっても嬉しそうに』
『あの子はもぅ…………今度会ったらとっちめてやる……』
『アンタ達がやり合ったら永遠に決着が付かないじゃないの……』
『う……確かに……』
『そんなことはどうでもいいか……とにかく、発信機については位置情報を掴んだら連絡するわ……アンタはこれからどうするの?』
『う~ん……私はヒカリ長官が復讐に囚われた理由を探ることにする。惑星アーブが関係していることは間違いないはずだから……』
『そっか……そっちは任せた。アンタの得意分野でしょ?』
『まぁね……強い人と闘うのも好きだけど……未知を既知にするっていうことはもっと好き……私の闘いの糧にもなるし……ヒカリ長官のことはもっと知っておきたいもの……』
『あらあら……熱いねぇ……愛する人のことは自分が一番に理解したいってことかな~?』
『違っ……そんな意味で言ったんじゃ……もぅ……斬るわよ!』
『ちょっ……私が悪かったから落ち着きなさい……端末を斬ろうとすんな!』
『……ふぅ……冗談よ…………というわけだから……現在進行中の私の任務はそっちの誰かが引き継いでくれないかな?』
『……ヒカリ長官については光の国にとって優先順位はかなり高い。わかった。アンタの任務はドレッドあたりに任せるわ』
『ありがと……よろしくね? 勇士司令部特殊部隊“集う聖剣”参謀のフレデリカさん?』
『わかったわかった……とっとと行きなさい特異恒点観測員“青い陽炎”サリーさん?』
お互いに少し恥ずかしい呼び名で呼び合ってから、それぞれの任務に移るのであった。そして通信でやり取りした数日後、丁度メビウスがディノゾールを倒したその頃、ウルトラマン・ヒカリことハンターナイト・ツルギの反応が太陽系周辺で観測されることになる。
「太陽系!? メイプルとメビウスが防衛に行っている場所じゃない…………何か臭うわね……ヒカリさんの反応も第三惑星地球の周辺で途切れたみたいだし……やられてしまったってことは無いだろうから、発信機に気付かれたか……流石はヒカリさん……対応が速いわ……さて……どう動こうかしら……腕の見せ所ってやつですかね……待ってなさいよ、ウルトラマン・ヒカリ……何としてでも……光の道に……連れ戻してあげるんだから!」
役者が集う太陽系第三惑星“地球”……かつて数々の怪獣や侵略者に狙われながらもウルトラマンと地球人の手によって辛くもそれらを退けた奇跡の惑星。かくして物語は動き出す。地球防衛の任を受けたルーキーウルトラ戦士を中心として……メビウスの言う危険な存在とは何なのか、ハンターナイト・ツルギは何故復讐に囚われたのか……どうして男女ペアで防衛任務にあたることになったのか……冗談のような防御能力を持ったウルトラ・ウーマンは何を為すのか、青い陽炎と元技術開発局局長との恋の行方はどうなるのか……それはこれから紡がれていくであろう。頑張れ、ウルトラウーマン・メイプル、ウルトラウーマン・サリー……! 光は君たちを見守っているぞ……!
ウルトラマンメビウス1話にメイプルを絡めてディノゾールを撃破。後半はエンディング後のCパートみたいな感覚でお送りしました。Cパートにしては長めかもしれませんけども……続きが気になる終わりに出来たでしょうか?
好評だったら連載も視野に入れたいですが、R-18の小説も連載しているので、両立は難しいかもしれません。
今回は登場していませんが、メイプル達が訓練校でとあるブームを創りだしています。それはカプセル怪獣ブーム。原作でいうシロップとか朧のような立ち位置のカプセル怪獣をウルトラマン達がよく持つようになったという形になっています。
私が考えているメイプルのカプセル怪獣は、想像できるのではないでしょうか?
感想やご意見お待ちしています。