【完結】どうやら悪の組織に怪人改造されたらしいが、そんなことより俺には〆切がある。   作:家葉 テイク

3 / 13
第三話「伏線は人知れず」

 で、まぁ戦うことになったんだけども。

 

 ……正確には、戦いにはならなかった。

 というのも、あまりにも俺が強すぎたのだ。腕を振れば敵が吹っ飛び、地面を蹴れば一瞬で敵に肉薄し、掴んで投げたら人間ボウリング。怪人態になったら体表温度は摂氏四〇〇〇度になるとか、隆起して元の身体よりも巨大化するとか、そういう《性質》を使うまでもなく、素の身体能力でボッコボコだった。

 

 ただ、問題はあった。

 何せ、数が多すぎる。あたりは暗闇だし木々も生い茂っているし。気配を探ればどのへんにいるかは察知(ワカ)るが、正確な位置座標まで分かるような感覚じゃない。

 一人敵を潰し、敵を探して走り、そしてまた一人敵を潰し……を繰り返していくうちに、俺はいつの間にか────森の中で、迷子になっていた。

 

 

「くそっ! 此処どこだ!?」

 

 

 まさかこれも敵の作戦か!?

 さっきからどうも敵の気配が見つからないし……このままだと、俺の敵対行動が十分じゃないって判断されてしまうんじゃないか!?!? それはまずい! なんとか……なんとかしないと!!

 

 

 

 ──なお。

 この時の俺は、知らなかったんだ。

 

 俺を包囲していた敵は、とっくのとうに俺が全員倒しちゃっていて……俺は、無人の山を必死に駆け巡っていたってことを。

 ……ゲームだったら、全員倒したらクリアって表示が出るのにねぇ!!

 

 

 


 

 

 

 一方その頃。

 ドロシー=クラッターバックは山頂上空に浮かぶ箒の上で、そんなスグルの奮闘を見下ろしていた。

 山頂には、既にメリーはいない。彼女はその【異能】を使って一足先に『ナーサリーテイル』の本拠地に帰還している。

 

 

「う~ん、見た感じ特に忌避感もなく怪人を()()()()()()()わね~……。まぁ、このへんは個人差もあるから断定はできないかな~?」

 

 

 そこは、現実感が消え失せた地獄だった。

 灼熱により焼け落ちた木々の傍らには、戦闘員()()()()()のバラバラになった四肢が飛び散っている。現実感が消え失せたというのは、四肢が飛び散っているにも拘らずその『中身』にあたる血飛沫が一滴たりとも飛び散っていないという部分にあった。

 だが、これ自体に大したトリックがあるわけではない。

 単純な話。

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 もちろん、柏原スグルという少年に特別な背景など存在しない。

 彼はどこにでもいる普通の文学少年だったし、その背景に怪異めいたものは一切関与していない。だが、それでも柏原スグルは()()()()()()()。──そこに、『怪人改造』という異常を結びつけないでいるのはあまりにも楽観的すぎではないか。

 

 

「ま、今は様子見で~」

 

 

 とはいえ、あの戦闘力は魅力的──というのが『上』の判断であり、ドロシーもまたその判断を支持する立場だった。明確に『UAN』に対して敵対行動を取ることができるというのならば、戦闘に対する忌避感の薄さも含めて利用価値がある。

 そうやって、ドロシーがあくまでも冷徹にスグルのことを観察していると──

 

 

 ボッ!! と。

 山頂からの凶弾が彼女の身体を貫いた。

 

 

「   」

 

 

 突然の攻撃に箒ごとよろめきながら、ドロシーは茫然と自らの身体に視線を落とす。

 彼女の細い右腕は──肘から先が消えていて、残滓のようにぽたたっと赤い血潮が飛び散るのみだった。遅れて、遥か下方の地面で()()()()と何かが落下した音がする。それは、泣き別れになった彼女の右肘から先が山肌に落ちて潰れた音だった。今も真っ黒なドレスグローブに覆われている。そしてその右手の先に、鴉のような頭部をした怪人が佇んでいた。

 

 体長は、二・五メートルほどか。

 鴉そのものの頭部の下には、ところどころに鴉にも似た漆黒の羽毛の装飾があるものの、概ね筋骨隆々な成人男性そのものの肉体がある。唯一異なる点があるとするならば、両腕全域にかけて真っ黒な羽毛がまるで翼のような具合で伸びていることくらいか。

 

 

『……オカシイナ』

 

 

 鴉の怪人はそう言って、ドロシーを見遣る。

 

 

『確カニ、腕ヲ撃チ落トシタハズダガ』

 

 

 そんなことを言う鴉の怪人を前にして、すい──とドロシーを乗せた箒が山頂付近まで高度を落とす。自ら近づいて来たドロシーを見て、鴉の怪人は嘲るように笑った。

 

 

『オヤ、随分ト悠長ダナ。見タトコロ近距離戦ハ苦手ノヨウダガ?』

 

「どうしてここが~?」

 

『無視カ……。マァイイ』

 

 

 地面に降り立ち、鴉の怪人を一〇メートル程の位置で迎え撃つ構図に至ってなお、ドロシーは平然としていた。

 まるで世間話をするかのような自然さで、

 

 

「スグル君はともかく、私は一応隠れていたつもりなんだけどな~。探知系の《性質》の怪人でもいるの~? なら潰したいんだけどな~」

 

『フン。我々ヲナメルナヨ。夜目ノ鋭サクライハ標準デ搭載サレテイル』

 

 

 鴉の怪人は鼻で笑って、

 

 

『ソシテ……貴様ガ此処ニ陣取ルコトハ最初カラ分カッテイタ。《Dragon009》ノコトヲ完璧ニ信頼デキナイ以上、ソノ働キブリヲ観察スル必要ガアルカラナ』

 

 

 ス……と鴉の怪人は右腕を前に突き出し、そしてその上に左手を翳した。

 翳した左手の中にはフタの開いた瓶があり──その中には、何かの液体が入っている。

 

 

「それがさっきの攻撃の正体かしら~?」

 

『教エルト、思ウカ?』

 

 

 瓶から、液体が数滴ほど零れ落ちる。

 それが鴉の怪人の手の甲に触れた瞬間──ヒュドッッ!!!! と、水滴が高速でドロシー目掛けて()()()

 銃弾にも匹敵しそうな速度で放たれたそれは、しかしドロシーの命を絶つことはなく、ドロシーのすぐ横の空を貫いた。──否、水滴が逸れたのではなかった。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 ただし、ドロシーも無傷という訳にはいなかった。

 左肩。その肉が数センチほど、抉り取られている。──回避が間に合わなかったのだ。

 

 

「……、」

 

『フム……。高速移動ニ、負傷ノ治癒。……イヤ、ソモソモ飛行モカ。果タシテイカナルたねガアルノヤラ……』

 

「う~ん、やっぱりわたしが狙いなのね~」

 

『ソウナル』

 

 

 抉れた左肩を抑えながらのドロシーの問いかけに、鴉の怪人は得意そうに頷いた。

 ──ドロシーが『ナーサリーテイル』のエージェントならば、鴉の怪人もまた『UAN』のエージェント。扱う異能は違えど、戦うステージは同じ。

 即ち──この場においては、対等にどちらも命を落とす可能性がある。その前提を持ち込んだ上で、鴉の怪人は事も無げに言う。

 

 

『《Dragon009》ハコチラトシテモ有用ダ。何セ現行運用しりーずノ中デハ最強ノ個体。ナルベク殺シタクハナイ。ソシテコノたいみんぐデヤツガ最モ信頼シテイル貴様ヲ始末スレバ、《Dragon009》の「なーさりーている」ニ対スル帰属心モ向上シヅラクナリ、()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 確かに、《Dragon009》への洗脳手術は未遂に終わった。それゆえに、柏原スグルは怪人改造を施されておきながら自由意志のもとに行動をすることができている。

 だが、それは別に彼が『UAN』から解放されたということにはならない。そして、『UAN』が地球に対して害を成す侵略国家ということは、それと敵対する『ナーサリーテイル』が善の組織であるということを保証する訳でもない。

 

 

『貴様トイウ「既知」ガ消エレバ、《Dragon009》ハ早晩「なーさりーている」ノキナクササニ嫌気ガ差スダロウヨ』

 

「………………じゃあ、なおさら死ぬわけにはいかないわね~」

 

『デキルカ?』

 

 

 鴉の怪人は、再び両腕を構えて言う。

 

 

『移動ニ治癒。最低限戦エルヨウデハアルガ、貴様ニハ攻撃力ガナイ。先程カラ防戦一方ナノガソノ証拠ヨ。ソシテ頭ヲ一撃デ消シ飛バセバ、治療ヲスル余地モナクナル!!』

 

 

 鴉の怪人が垂らした水滴がその腕に触れた瞬間、やはり水滴が猛烈な勢いでドロシーへと跳ねていく。

 相対したドロシーの左肩からは既に負傷は消えていたが──今度の狙いは頭部、それも一滴ではなく数滴だ。いかに謎の治療技術とはいえ、即死すればそれで終わり。人類世界の裏側に潜む怪異の『正体』と言えど、殺されれば死ぬのだから──。

 

 と。

 

 ぱぱんっ!! と軽い音を立てて、水滴たちは中空であっさり飛散してしまった。

 

 

『…………、』

 

 

 その様子を見て、鴉の怪人の動きが止まる。

 

 

「ん~、なるほど。()()()()()()()()()()()()()

 

 

 まるで、誰かからの説明に相槌を打っているかのように、だった。

 ドロシーは片手を耳に当てて、うんうんと朗らかに頷いた。

 

 

『先程別レタおぺれーたーノ入レ知恵カ……。抜カッタワ』

 

 

 怪人は、名を《Raven093》と言った。

 地球の生物をモチーフに開発された《適応型》の中でも後発で、カワガラスと呼ばれる鴉の羽に備わっている『撥水性』を強化再現した《性質》を持っている。

 撥水性、それは即ち、水を弾く性質だ。油まみれのフライパンに水をかけても馴染まず弾かれてしまうように、撥水性の高い物質は水を弾く性質を持つ。通常であれば『弾く』と言ってもそれは『濡れない』という程度の意味しか持たないが──『UAN』によって強化再現された《性質》は、その常識を凌駕する。

 水を垂らせば、その水滴が時速四五〇〇キロで弾かれる──そんな異形の物理法則を成立させることが、できるのだ。

 

 

『ダガ解セヌナ。貴様ノ手札ハ既ニ見タハズダガ……?』

 

「……だから~、『手札』とか『証拠』とか、そういう考え方がそもそも根っこからズレてるのよね~、アナタ達って~……」

 

 

 ひたり、と。

 ドロシーはゆったりとした動きで、《Raven093》の方へと歩を進める。

 

 

「わたしは、ジェラルド=ガードナーが現代魔女宗(ウイッカ)の箔付けに利用した──()()()()()()()()魔女の『正体』。因果も真偽も無視して、()()()()()()()にする【異能】を持つ怪異」

 

 

 ズ……と。

 ドロシーの身体から、異様な『何か』が噴き出す。それは決して物質的なモノではなく、感覚に訴えかけるような──そんな不確かなモノだったが、しかし《Raven093》にもはっきりと感知できた。

 『不条理(オカルト)』。

 人間達が、そう呼ぶ存在の実感を。

 

 

「因果論なんてモノは最初から機能していない。腕が千切れようと『躱した』ことにすれば腕は元通りに戻るし……『石を前以て投げた』ことにすれば、お得意の水も途中でぶつかって弾け飛んでしまうわよね~?」

 

 

 そして。

 

 

「ありがとう~。こちらを追い詰めていると思い込んでくれれば、勝手にそちらの内情をペラペラ喋ってくれると思っていたわ~。お陰で、思ってたよりも簡単にスグル君の疑いを晴らすことができちゃった~」

 

「……? 何を言っているんだ。お前の【異能】が過去改変だったとして、それですべてが決まるわけでは、」

 

 

 言葉を返す《Raven093》だが、そこでふと違和感に気付いた。

 

 ──体躯が、縮んでいる。

 いや、それだけではなかった。顔も体も、手足に至るまで──生い茂るように生えていた漆黒の羽毛は全て剥げ落ち、そしてペイルオレンジの地肌が外気に晒されている。

 端的に言って──《Raven093》の姿は、人間のそれに変わっていた。

 

 

「ば、馬鹿な!? これは……いったい、どういう!?」

 

「……あら~、アナタ()元々人間だったの。手間が省けたわ~」

 

 

 ドロシーは答えない。

 動揺している《Raven093》だった男の方を朗らかに見つめているだけだ。そして、

 

 

「はい。それじゃあ、これで終わり~」

 

 

 ドロシーが箒を振るう。

 その直後、どちゃっ、という生々しい水音と共に、《Raven093》だった男の首から上は血煙となって消し飛んだ。

 

 

「……『改造手術に失敗した』。そういう経歴を捏造しちゃえば、アナタは怪人じゃなくなっちゃうのよね~。………………ま、()()()()()、だから殺さなくちゃいけないのには変わりないんだけど~」

 

 

 


 

 

 

 ──夜の森を歩くこと数十分。

 

 そろそろ泣きたくなってきたという頃合いで、俺は山頂に到着した。

 ……いやね、あまりにも敵が出てこないもんだから、皆逃げたんじゃないかぁ?と思いまして。しらみつぶしに木とかへし折ろうかと思ったけど、騒ぎを起こしたら怒られるかなぁという計算も働き、とりあえずやれるだけやりましたという報告をすることにしたのだった。

 

 

「あ、やっと来た~」

 

 

 山頂の展望台のようなところに腰かけていたクラッターバック先輩は、そう言って展望台を飛び降り(地味に五、六メートルは高さがある)、俺の近くに着地した。

 

 

「スグル君、遅かったんじゃないの~?」

 

 

 クラッターバック先輩は少し不満げに口を尖らせて俺に文句を言う。この寒空の下、この格好で数十分も待たせたら文句の一つも言いたくなるか……。先輩に普通の寒さが効くかどうか全く分からないけども。

 ……じゃなくて!

 

 

「す、すみません……。頑張って倒してたんですけど、逃げられちゃったのか途中から全然敵が見つからなくって」

 

「あら? だったらすぐ上に来てくれればよかったのに~。別に全滅させろなんて言ってないんだし~」

 

「ゑ?!」

 

 

 それ、アリだったの!? お、俺が頑張って残党探しに明け暮れていた意味って……。

 

 

「ま、どんまいどんまいってことで~。わたしはスグル君のそういう真面目なところ、好きよ~?」

 

 

 取り越し苦労。その言葉に脳内を支配される。

 思わず肩を落として落ち込んでいた俺にクラッターバック先輩は種明かしをするみたいな調子で笑いかけた。

 

 

「でも、勤務態度(そういうの)を見るっていう意味もあったのよ~。実は、上がうるさくってね~。スグル君が戦っている姿を観察して、信用できるかどうか確認しろって~。だから山頂から観察しちゃった~。そういう試みをしないと許してくれないのよ~」

 

「そ、そうだったんですか……」

 

 

 いや、考えてみれば当然のことだったな。

 俺はあんまり意識してなかったけれども、ちゃんと真面目にやってるかどうかは随時チェックしないと分からないわけだし。クラッターバック先輩がその監督役というのは当たり前の成り行きだ。

 

 

「……して、判断結果の方は……?」

 

「もちろん、文句なしの合格よ~! まぁ、対価として『ナーサリーテイル』の一員になって一緒に戦ってもらう必要はあるんだけど~。……そっちについても、今日の戦いを見た感じは大丈夫そうね~」

 

 

 確認するようなクラッターバック先輩に、俺は力強く頷いた。

 いや、自分でもどうかな~って思ってたんだけど、思ったよりも俺って戦闘が得意というか。あと純粋に想像以上に身体能力が高かった。そう考えると、『UAN』と戦うっていうのも悪くないのかもしれない。

 ……俺みたいな人をこれ以上増やしたくもないしな。

 

 

「良い返事ね~。……じゃ、彼の【異能】を使ってもらおうかしら~。……うん、うん。よろしくね~」

 

 

 クラッターバック先輩が耳につけたインカムで何かしらの通話のやりとりをした直後だった。

 何か……うだるような夏の日みたいな暑さに塗り替えられたような不快感が俺の周囲にまとわりついて来た。

 

 

「警戒しなくていいわ~。それもウチのコの【異能】だから。……え~と、鏡を見てもらえば分かるかしら~?」

 

 

 そう言いながら、クラッターバック先輩はどこからともなく手鏡を取り出してこちらに見せてくる。そこには──

 

 

「う、嘘だろ……!」

 

 

 ──黒髪黒目。中肉中背。

 ごくごく平均的な体格をした学ラン姿の少年──見紛うことなき『柏原スグル』の姿が、しっかりと映っていた。

 

 

「お、おれだ!!」

 

 

 視界の端に映る金髪や、視線の高さは今までと変わっていない。

 口から出てくる声も、親しみのあるものよりずっと高いものだ。だが──鏡に映っている姿は紛れもなく俺そのもの。

 

 

「自意識は変わらないけれど、他者からの認識は変わっているはずよ~。まぁ、わたしには効かないから、スグル君は今も可愛い女の子のままだけど~」

 

 

 そう言いながら、クラッターバック先輩は子犬でも愛でるみたいにして俺の頭を撫でた。……クラッターバック先輩、だいぶ俺のこと可愛くて小さい子の認識で上書きされてねぇか?

 俺はクラッターバック先輩のなでなで攻勢から逃れながら、

 

 

「……ともかくっ、ありがとうございました。色々と……」

 

「いえいえ~。一応、失踪のこととかも組織(こっち)の方で融通しておくわね~。じゃないとスグル君も大変そうだし~」

 

「あ、ハイ。ほんと色々ありがとうございます……」

 

 

 すごいね、『ナーサリーテイル』。『UAN』の科学力も大概なんでもありじゃんと思ってたけど、こっちもこっちでなんでもありだな……。

 まぁでも、本当に助かった。

 

 

「お陰で、原稿が書けます!!」

 

「結局そこなのね~」

 

 

 一番大事なのはそこだからね。

 

 ……いや~、それにしても助かった。

 『ナーサリーテイル』、正直不気味だし良く分からない組織ではあるけど……。クラッターバック先輩がいて、本当によかったな!

 

 

 


 

 

 

第三話「伏線は人知れず」

ただし、親切は暗躍と共に

 

 

 

 




■今まで登場した人達のかんたん能力説明

《Dragon009》:怪人化の《性質》。皮が剥がれた痕からマグマのように赤熱した怪人の肉体が隆起する。怪人化は完全に完了すると全長三メートルほどの巨大な龍人型の怪人となる。

【電話の少女人形】:訪問連絡の【異能】。通話をかけた相手の『足取り』を追う形で瞬間移動できる。相手が出る前に通話を切れば、過去の位置のみ知ることも可能。それとは別に相手を呪い殺す攻撃も扱う。

《Raven093》:撥水性の《性質》。体表の羽毛は水をよく弾く。弾き方は調節することができて、最大で時速四五〇〇キロの高速で弾くこともできる。

【黒猫の魔女】:捏造の【異能】。認識して会話を一定回数交わした相手の過去にある程度好きな事実を捏造できる。自分も対象に設定可能。それとは別に『魔女の軟膏』という空を飛ぶ為の薬剤も扱う。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。