1ヶ月後・・・
三日月と初霜は無事、意識を取り戻し、傷も癒えた。
しかし、佐渡基地攻略は失敗、全国では反乱分子である人形艦隊が、朝潮達の捜索を行っていた。
そんな中、四人は、仁助に連れられ、あるところに向かっていた。
・・・???・・・
仁助「ようこそ。秘密基地へ」
朝潮「ひ、秘密基地・・・」
仁助「ここには装備が豊富だ。さて、ここに呼んだのは、話があるからだ。率直に言う、佐渡は後回しにしろ。先に他を黙らせないといけん」
潮「他と言えば、私達を殺すために探してる連中ですか?」
仁助「そうだ。本来なら俺も動きたいところだが、まあ、知っての通りうちは小さい基地に、僅かなオリジナル型の艦娘を任されてるに過ぎん・・・」
潮「それで私達に・・・」
仁助「ああ。そうだ。任せてもいいか?」
朝潮「・・・ふふ。そんなの」
初霜「決まってる」
三日月「じゃないですか!」
潮「もちろん」
朝潮、潮、初霜、三日月「やらせていただきます!」
仁助「・・・ありがとう」
潮「出発は?」
仁助「いつでも」
朝潮「じゃあ、一時間後、出発する。それまでに準備を」
潮、初霜、三日月「了解!」
朝潮達は急いで支度をした。
一時間後・・・
菜「元気でね・・・(ギュゥゥゥ」
三日月「うぅ、な、菜さんのギュウは、いつも苦しいです・・・」
初霜「ふふ、そうね」
仁助「ほら菜、そろそろ」
菜「うん・・・」
三日月から菜が離れると、仁助は話始めた。
仁助「今お前らは全国から狙われてる。しかし、それは人形艦隊を指揮する連中のみ。オリジナル、そして初期建造型の艦隊は問題ないはずだ。ここにリストがある。これを見て進んでくれ」
朝潮「はい!」
仁助「とりあえず、東京に行け。そして、桐谷という者に会え。協力してくれるはずだ」
潮「はい!」
仁助「・・・では、気をつけて」
全員「行ってきます!」
朝潮達は敬礼をしてから、若狭基地を出発した。
しかし、前回と違うのは、2人増えたことだ。
朝潮達の護衛として、吹雪と綾波が仁助に選ばれ派遣された。
この2人はどちらもオリジナル型のため、潮とは、一応姉妹であった。
若狭を出た六人は、危険海域をできる限り迂回し、人形艦隊と接敵した時は、若狭基地所属の艦隊としてやり過ごした。
しかし、一同が秋田沖に着いた時、問題が起きた。
???「止まれ!」
朝潮「っ!・・・なにか?」
後ろから声をかけられ、振り替えると、近くの基地に所属している人形艦隊がいた。
長門(人形)「どこの所属だ?」
吹雪「私達は若狭基地の第37護衛戦隊です。護衛対象のところに向かってますので、これで」
長門(人形)「お前ではない。その後ろの奴らだ」
吹雪「私と同じ・・・っ」
長門(人形)「お前に聞いてない!」
突然、長門は刀で吹雪を切りつけた。
朝潮「なっ・・・」
三日月「吹雪さん!」
吹雪「だ、大丈夫・・・、ちょっとかすっただけ・・・」
潮「っ・・・(カチャ」
綾波「・・・なんで・・・切った?(カチャ」
長門(人形)「こいつらは敵だ!殺せー!」
朝潮「っ、くそ。皆応戦して!三日月は吹雪を連れて下がって!」
三日月「は、はい!」
十数mの距離での撃ち合いが始まった。
先に攻撃を行ったのは人形艦隊だったが、なんとか交わし、朝潮達も負けじと小銃と艤装で対抗した。
最初こそは互角の戦いだったが、次々と人形艦隊の援軍が到着し、朝潮達は徐々に劣勢になっていった。
朝潮「はあはあ・・・、きりがない・・・っ、もう次、が・・・」
疲れきった朝潮の前に現れたのは、満潮だった。
もちろん、この満潮は人形だが、疲弊しきってる朝潮は、そのことを忘れ、近付いた。
朝潮「満、潮・・・無事でよか・・・っ」
潮「朝潮さん!気をしっかり!これはあなたの妹ではないんです!」
満潮に触れそうになった瞬間、潮が満潮を撃ち殺した。
そして、朝潮の頬を叩いた。
朝潮「うし、お・・・。っ、うん、そうだね」
なんとか朝潮は正気を取り戻した。
潮「人形艦隊は大方倒しました。このまま基地の制圧を」
朝潮「うん!よし、皆!このまま基地の占領に向かうよ!」
全員「おー!」
ただ直進的に相手に突っ込む人形艦娘の動きは単純で、慣れてしまえば簡単に倒すことができた。
その結果、襲ってきた艦隊のほとんどをほぼ損害なしで倒すことができた。
基地に着くと、慌てて逃げる敵司令官の姿があった。
それを、初霜がライフルで足を撃ち抜いた。
司令官「いで!(バタッ」
朝潮「動かないで!」
倒れたところを、四人で囲んだ。
司令官「ひ、ひぃぃぃ、こ、殺さないでー」
綾波「殺しませんよ、もちろん」
司令官「ほ、ほんとうか!」
綾波「死より苦しい思いさせますので」
そう言って、ニコッと笑った。
朝潮、潮、初霜「・・・(こっわ・・・)」
綾波「朝潮さん達は基地内の制圧を」
朝潮「わ、分かった」
朝潮達3人は、別れて制圧に向かった。