数年後・・・
皐月「三日月〜」
三日月「っ、あっ!皐月おねーちゃーん!!(ギュ~」
皐月「よしよ〜し///(ナデナデ」
若狭基地はやっぱりのんびりしてていいな〜。
学校も楽しいし、お父さんも菜お姉ちゃんも優しい。
でも、なんでだろう・・・、この違和感・・・。
私はお父さんの娘のはずなのに・・・、菜お姉ちゃんの妹なのに・・・、なんで、皐月お姉ちゃんの方が私に似てるの?
それに、この、左腕も・・・、なんで時々痛いんだろ・・・、生まれつきなのに・・・。
皐月「・・・き、三日月?」
三日月「っ!な、なに?」
皐月「大丈夫?」
三日月「う、うん、大丈夫・・・」
桐谷「おー、三日月、ここにいたか」
三日月「あっ、おじいちゃん!」
桐谷「おーよしよし、いい子だねー」
三日月「えへへ///」
桐谷「・・・(これでほんとによかったのだろうか、朝潮・・・。これが、この子にとって、幸せなのか?)」
桐谷は、三日月を撫でながら数年前のあの日、朝潮達との会話を思い出した。
朝潮「実は、三日月のことで・・・」
桐谷「三日月がどうした?」
朝潮「その・・・、三日月を、引き取ってほしいのです」
桐谷「なに!?なんで、だ?」
朝潮「三日月は・・・優しすぎるんです・・・」
桐谷「・・・た、確かにそうだが・・・」
朝潮「・・・敵も、殺せないんです・・・」
桐谷「どういうことだ?三日月はちゃんと戦闘をしてる・・・まさか・・・」
朝潮「・・・死んでないんです」
桐谷「・・・なるほどな・・・。だが、三日月にどうやって伝えるんだ?絶対ごねるぞ」
潮「・・・ありますよね?例の薬が・・・」
桐谷「?例のと・・・」
潮「0986の1244」
桐谷「・・・はあ、なんで知ってるんだ」
潮「雫が言ってました」
桐谷「あんやろう・・・」
初霜「なんですか?その例の薬って?」
桐谷「・・・記憶改ざん薬。相手の記憶をいじれる薬だ」
潮「薬液の中に入れる必要があるから寝てないといけない。だから今のうちにやれば」
朝潮「準備は?」
桐谷「明日実験に使う予定だったから、用意してあるが・・・、ほんとにいいのか?記憶は二度と戻らない。違和感をなくすには、君らの存在を消さないといけないんだぞ」
朝潮「はい。わかってます。三日月の記憶から、私達を消してください」
桐谷「・・・ああもうわかった!おい誰か!実験を前倒しだ!メンバーを集めろ!」
世話人「ははっ!」
桐谷「君達は、もういきなさい」
朝潮「はい。それでは」
3人は、桐谷にお辞儀をすると、屋敷を後にした。
三日月「・・・おじいちゃん?」
桐谷「っ!おおなんだ?」
三日月「お父さんが呼んでるよ」
三日月の後ろには、いつの間にか仁助がいた。
仁助「親父、少しいいか?」
桐谷「ああ・・・」
仁助と桐谷は、少し遠くのベンチに座った。
仁助「いつまで三日月は俺の娘だと思わせるんだ?」
桐谷「そおだねー・・・、いつまでも誤魔化られないな・・・」
仁助「朝潮達とも連絡は取れんし、今どうなっ・・・」
桐谷「・・・?どうした?」
仁助「おい、誰だ?」
仁助が指を指した先には、一人の艦娘がいた。
しかし、その艦娘は、この基地にはいなかった。
皐月「っ?誰だろ?」
???「いたぞ・・・。くたばれ」
皐月「っ!あぶな・・・っ・・・」
三日月に銃口を向けられ、皐月はとっさに三日月を庇った。
その艦娘は皐月の上から三日月を撃ち続けた。
???「・・・(バンバンバンバン」
皐月「っ!あっ、ぐっ・・・」
三日月「お姉ちゃん・・・!」
仁助「おいやめろ!」
仁助は艦娘を押さえつけると、その場で射殺した。